この話を聞かされたのは、幼稚園の頃だったと思う。何とも後味が悪いので、好きではない。山形の温泉に行ったら、作者の記念館があって、久しぶりに思い出した。それで、さっき、もしこれが、ハッピーエンドの明るい話だったら、どうなるんだろうと考えた。

まず、タイトルからして違う。絶対に、「笑った赤鬼」だろう。

結末は、赤鬼と青鬼が、村のみんなと楽しくパーティーをする場面だ。

冒頭は変わらず、人の好きな赤鬼が、村人から怖がられて、毎日悲しんでいる場面だ。

で、途中をどうするかが問題である。やっぱり、お笑いか? 赤鬼と青鬼がコンビでコメディアンになるのを、青鬼が提案するのはどうだろうか。田舎的な、U字工事みたいなイメージがいいかな(ここは、彼らの芸を実際に見たことがないので、あてずっぽうで書いている)。赤鬼と青鬼が、毎日、村の広場で漫才を繰り広げるのだ。きっと、鬼ならではの「鬼ネタ」が十八番になるのだろう。

そうして芸を続けるうちに、次第に村人は鬼を怖がらなくなるのではないか。あ、そうこうしているうちに、「鬼のお笑い芸人」として、TVで有名になり、演芸大賞みたいなのをもらうという話もいい。そうして、受賞記念に鬼の家でパーティーが催されるだろうし、そこに村人もきっと来るだろう。最後に、赤鬼は、発案者の青鬼を感謝するのだ。

これなら、誰も悲しい思いをしない。全部楽しい話になる。幼稚園児に悲しい思い出を植え付けるよりも、ずっといい。

ラテン系万歳!

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