プログラミングが義務教育に!政府の成長戦略素案に盛り込まれたプログラミング教育の内容とは

またしても、政府の低レベルな考えだ。この考えで行くと、「音楽家を増やすために、ピアノを義務教育で」「F1ドライバーを増やすために、カートを義務教育で」になるのか? そのうちに、「投資家を増やすために、株を義務教育で」とか本当に言い出しそうだ。義務教育で国語をやってるが、それでいい文筆家が増えたとは思えないし、中学校(今は小学?)から英語をやっているが、それでいい通訳や翻訳家が増えたとは思えない。

まず、すべての小中学生が理系ではないし、理系だってプログラミングが必要とは限らないのに、プログラミングを押し付けたら、ますます理系進学者が減って、エンジニアの質・量が低下する・減るのではないだろうか。

そもそも、前にも書いたが、本当にプログラマに必要なのは、「プログラミング」と表現されるような狭い能力ではないのだ。そんな物は、やる気になればすぐにでも身に付く。身に付かない人は、プログラマになってはいけない。

理系的なことで、義務教育で教えるべきなのは、物作りの楽しさとか難しさといったことなのではないだろうか。まず、子供に何かを作る気を起こす。それと同時に、何を作るべきか考えることも重要だ。そして、どうすればそれを実現できるかを調べる、実現する手順を考える、必要な物を調べる、金・物・リソースの調達方法、グループで物作りをする時に、どうやって進めるか・意見をまとめるか、といったことを教えることの方が重要だと思う。

あと、「いい物」と「悪い物」の区別の仕方も、結構重要かも知れないな。何かを作るとしたら、(結果はどうなっても)「いい物」を目指させなければいけない。そのためには、子どもに沢山の「いい物」を見せる必要がある。

少しだけプログラミングに近いことを教えるとすれば、デモとかプロトタイピングだろうか。目指している物の存在価値やあり方や課題を確認する・調べるため、早期から「動く物」を作ってみる。そういうやり方を教えるのは、価値があると思う。

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