グライコで音を補正することで(補正した以外に)音が変わるのか、具体的にはひずみが増えるのかが気になったので、RMAAで測定してみた。スピーカーからの出力をマイクで測定した。本来はグライコのライン出力を測るべきなのだが、PCに光入力がないので、スピーカーの出力を測定した。その方が実際に聞こえるひずみが測れるだろう。ただし、環境雑音に影響されるので充分静かにしていなければならず、エアコンや冷蔵庫を止めて測定した。

(と、ここまで書いて、グライコやDACのライン出力が使えそうな気がしてきた。あとで測ってみよう。→ 測定して気付いた。グライコはスピーカーでの出力や部屋の特性を想定して補正しているので、ライン出力の結果には意味がない。同様に、スピーカーでグライコoffの場合も意味がないので、取り消し線を掛けた。)

測定内容は、THD(全高調波ひずみ率)とIMD(相互変調/混変調ひずみ率)だ。RMAAではそれぞれ2種類表示されるのだが、最初の方が標準的な測定方法なので、それらを採用した。

結論としては、グライコの補正量が多いほど、ひずみが増す。以下に結果のまとめを示す。

THD:

  • グライコoff: 0.098%
  • グライコon(補正小): 0.109%
  • グライコon(補正大): 0.134%

IMD:

  • グライコoff: 8.229%
  • グライコon(補正小): 9.108%
  • グライコon(補正大):12.607%

※「補正小」は最新のOW2-1-TW-7-S、「補正大」は低域をカットしているOW2-1-TW-5-Sである。

補正の大小によるひずみの増加率を求めると、以下のようになる。

  • THD: 補正大/小= +23.0%
  • IMD: 補正大/小= +38.4%

にわかには信じられないのだが、補正が多いと、少ない場合の23%とか40%近くもひずみが増えるのだ。8/3に「この音は「問題」だと感じている。」や「慣れないと疲れる。」とか、8/4に「更に音源の良し悪しが明確に出るようになった。」と書いたのは、実は、ひずみが増えて良くない音を聞いていてたせいだったのかも知れない。なかなか難しい。。。

  •   0
  •   0

コメントを書く

名前    

メール 

URL