前回の仮説は、出力のXLRコネクタ直前のコンデンサ(100pF)を通して左右の音が漏れるというものだった。今回はその一部を実証した。

コンデンサはGNDに接続されているので、それを通して左右の音漏れが生じるなら、GNDの電位も変動するはずである。そこで、GNDの電位の変動を測定してみた。

構成:

PC (WaveGeneで右チャネルに-3dBの音を生成) → DEQ2496 → (左出力のGND → +, ケース左側のネジ → GND) → PC (WaveSpectraでスペクトラムを観察)

結果:

  • 生成した音=1kHz → 1kHzに約-111dBの山
  • 生成した音=20kHz → 20kHzに約-109dBの山

本当にわずかではあるが、GNDに音が漏れていることが確認できた。これは、GNDの電位が変動することを示している。また、漏れは高域で大きくなることが分かった。

ただし、コンデンサは沢山あるし、配線の浮遊容量の影響も考えられるし、電源電圧の変動が影響している可能性もあるので、高域でのクロストークの悪化の原因が例のコンデンサなのかは、まだ確定できない。

代理店に問い合わせたところ、メーカーから「仕様の範囲内」との回答が来たとのこと。原因は分からないが、まあ諦めよう。実用上は全く問題ないのだから。(9/3 19:12)

  •   0
  •   0

コメントを書く

名前    

メール 

URL