自分は外から見たら「プロのプログラマー」なのだろうと思っているし、実際仕事にしているのだからそうなのだが、まだまだ行き届かないことが多く、本当に「プロ」と言えるのかと、時々不安になる。それで、「プロフェッショナル」の意味を調べてみると、

専門家。本職。職業的、専門的であるさま。

とのことなので、まあ、(レベルを問わなければ)外れてはいなさそうだ。

ただ、プログラマーにはいろいろな資格はあるものの、医師などのように、「これを取らないと成れない」という資格はない。あるいは、音楽家のように、有名な賞を取る必要もない。なので、何を持って自分が「専門家」と言えるのか、難しいところがある。実際にはいくつか資格は持っているが、上に書いたように、必須のものではないからだ。

自分なりに考えると、それを生業にしていることは当然だが、どんな仕事でも引き受けたら最低の線(60点とか)を保持できることなのかなと思う。例えば、初めて受ける、何だか分からない仕事だって、納期や予算を守ってちゃんとした形にできるとかだ。だから、絶対に無理なことは受けないという判断力も必要だろう。ここがアマチュアとの違いのような気がする。アマチュアには納期はないし、予算もない。最低線は個人のやり方によるだろう。あと、「最低の線」とは書いたが、形式だけでは駄目だ。いくら要求された仕様を満たしていたって、使う人が「こりゃ駄目だ」と思うものを作ってはいけない。

それが、近頃、プロの立場なのにプロの仕事をせずに平気な顔をして(高給を貪って)いるプロもどきが多いので、とても嘆かわしい。例えば、オリンピックの会場を設計する時に、聖火台のことを考えなかったとか。それが一人のミスじゃなくて、何人もの役人だの政治家が雁首揃えて、誰も気付かなかったなんて、あり得ない。それから、児童虐待通報用の電話(189)が、繋がるまでのアナウンスが長すぎて途中で切る人が多いとか。そんなの、ちょっと使ってみれば(いや、作った時点で)分かる話だ。発注した方も作った方も、馬鹿揃いだと思う。しかも、それを迅速に直す気がないのもプロとして失格だ。

言われたことだけやって終わりにするのは、プロじゃないと思う。プロには美学が必要なのだと思う。

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2件のコメント

  1. naoki:

    美学という言葉に心打たれました。
    ああ、最近の自分にはそれがなかった。

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  2. PiuLento:

    ●ありがとうございます。いやあ、書いた本人の僕もどうだか。。。まあ、お互い努力しましょう。

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