Amazonに注文していた、もう一冊のバブル本が届いた。外形は意外にコンパクトだが、紙が上質で写真が綺麗だ。やっぱり、眼鏡を外して目を近づけてぱらぱらと見ると、昨日届いた「バブル80’Sという時代」と内容がほとんど重複していないのがいい。もちろん、お決まりの「ジュリアナ」と「ボディコン」はどちらにも載っている。が、こちらは、どちらかと言えばアダルト(大人)な方面が多い感じだ。

結構知らなかったことも多い。例えば、「チバリーヒルズ」なんてちょっと聞いたことしかなく、実際には何だったのか知らなかったのだが、説明を読んで驚いた。あと、金塊とかボジョレーとかオープンハートとかNTT株とか、あったなあ。まったくあだ花としか言いようがないが、やっぱり懐かしい。

一億円の金塊を展示しているところ(静の里公園)には、今までにツアーを引率して来たバスガイドさんのポラロイド写真がずらっと貼ってあるそうで、ちょっと見に行きたくなったのだが、場所は淡路島(兵庫県)だそうで、かなり遠い。それに、まだあるのだろうか? → 調べたら、残念なことに金塊は2010年に返還してしまって、今はレプリカが展示してあるそうだ。何で「返還」なのかと調べたら、一億円を担保にレンタルしていたそうだ。先見の明があったのか? いや、相場に合わせて金の量が増減しても担保は同額なのだから、損はしない代わりに得もしない。バブル期の企画にしては、妙に堅実だったようだ。僕だったら絶対買うっ! (だから一億円くれ)

気に入ったので、あとがきの最後を引用してみる。

カネを稼ぐのは保身だろうが、カネをスるのは快楽である。「この好況がいつまでも続くと信じた見通しの甘さ」がバブルを招いたとは良く言われることだが(中略)、ほんとにそれだけだったのだろうか。この先には崖が待っているとわかっていながら、さらにアクセルを踏んでしまう。その快楽の純度こそが、バブルを踊ったよろこびの根源にあったとは言えまいか。

そうなんだよ。カーブの先に何があるか分からないけど(まずいことがあると、うすうす感じてはいるのだが)、構わずアクセルを踏む快感! あの頃はみんな踏んでいた。でも、今は、みんな小利口になってしまって、「小さな幸せ」で満足しているようだ。だから景気が良くならないのだ。(溜息)

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2件のコメント

  1. h.tak:

    バブルというと、当時は株も不動産も持っていなかったし、自分には関係ないと思っていたけれど、バブル期の空気感とか社会風俗みたいなものも含めると、大きく影響を受けていたんだなあと、改めて思い直しました。
    今では無くなり、バブル前も無かったような、高揚感、根拠のない期待感のようなものが懐かしいです。
    ちょうど、社会人になりたてで、東京でひとり暮らしをはじめたこと、若かったことなども重なっていたけど、時代の影響も大きかったなあ。いろいろ思い出してきました。

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  2. PiuLento:

    ●そうなんです。僕も当時は株とかやってなかったので、別世界の気がしていたんですが、今は結構影響があったように思います。

    そう、「高揚感」とか「根拠のない期待感」はぴったりの表現です。h.takくんは僕より早く社会人になったと記憶していますし、都内に住んだということですから、僕よりずっとバブルの雰囲気を感じられたんでしょうね。ちょっとうらやましいです。(でも、実は当時はバブルといっても楽しいことばかりでなく、大変なこともあったというのはありますよね)

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