かなりのお金を掛けて随分長く研究されて来ていると思うのだが、数年前に「地震予知はできない」と明言されている。数十秒前の「緊急地震速報」が関の山だ。そして、今回の九州のように、とりたてて危ないと思われていなかった地域ですら、あんなことになってしまった。「ハザードマップ」は役に立たないようだ。結局、日本はいつどこで大地震が起こってもおかしくないのだろう。

→ 「地震予知はムダ。いますぐやめたほうがいい」東大物理学者の警告

ということは、原発の地震に対する安全性は、何を根拠に証明なり保証なり確認されているのかという疑問が生じる。まあ、国は何か起こるまで、見て見ぬふりをするつもりなのだろうな。駝鳥が首を砂に埋めて危機から逃れているつもりの光景が目に浮かぶ。

PS. これを杞憂と笑う人は居るだろうが、まあ、杞憂なら大変ありがたいことだ。「科学的でない」と書いた池田某などには、「とりあえず原発の近所に住んで、同じことを言って下さい」と言いたい。真面目に反論すれば、以下が思い付く。

  • 気象庁や地震学者が先を読めないと言っているのに、「想定外の」地震が起こらないという、科学的な根拠は?
  • 原発の自動停止機能で何も問題が起こらないなら、何で311の時は駄目だったの?
  • 停電て、電力が足りないからじゃなくて、単に電線が切れてるからじゃないの??

(4/21 19:26)

PS2. 「池田信夫」を調べてみたら、文系(経済)出身の人のようだ。じゃあ、独学で物理学や原子力工学や地震学などを勉強されたんだな。これはすごい。というのは、「科学」という言葉を使うのであれば、その分野では一人前の知識や経験を持っていることが前提だからだ。仮に、そういうのなしで言ってるのであれば、単なる「素人の非科学的な妄言」であって、彼が貶している相手と同じレベルだ。

もう少し書くと、もしどっちも同じ素人だったら、「停めろ」という人と「動かせ」という人と、どっちがまともなのだろうか? 科学(それ以前に常識)的には「停めろ」だ。安全性の確認されてない薬を市販するとか、停まるかどうか分からない車を売るとか考えれば、ごく当たり前のことだ。そして、上に書いたように、専門家が「分からない」と言っているのだから、今の段階では停めるほうが科学的だ。

最後に、「科学的」を「(文系・理系は関係ない)論理的な考え方」と捉えることも可能だ。でも、それでも彼は科学的でない。僕が上に挙げた疑問に対する根拠を示していないからだ。(4/21 20:13)

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