Sちゃんとは幼稚園から高校までずっと一緒の学校だった。可愛くて性格がいい。でも、幼なじみによくあるパターンと違って、「ずっと想っていた」訳ではない。小学校の高学年から高校生の頃まで、妙な反発心のようなものがあって、疎遠になっていたくらいだ。

原因はいろいろある。小学校の頃、交通量が多いために自転車で通行するのを学校から禁止されていた県道で、僕が自転車に乗っていたのを偶然見た彼女が、先生に告げ口したことを根に持ったとか、小学校に入った頃はEちゃんが好きになったとか、田舎の学校なので女子と仲良くすると冷やかされたとか、中高では勉強ばかりしていた(させられていた)とか、僕が内気だったとかだ。

高校を卒業して、何度かクラス会のような時に会ったのだが、それでも余り気にならなかった。そこが幼なじみなんだろうか。その頃は、大学とか趣味で忙しかったせいもある。

彼女の良さに改めて気付いたのが去年の高校の同窓会だったので、全く遅過ぎだ。「何十年寝かせてたんだよ」って感じだ。でもまあ、昔と違って、今では会えば親しくしゃべれるようになったのだから、悪くない。先日の中学の同窓会でだって結構話せたし。その時も聞きそびれたのだが、今度は連絡先を聞こう。いつか二人で飲みたい気がするが、そんな機会はあるかな。上に書いたように、ずっと想っていた訳じゃないから、ドラマのように告白することはないけど、逆にそういうことを話すのもいいかも知れない。あと、友達が少ないから、定年になったら遊びに行きたいが、どうだろうな。

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