かなり前から、CDなどのブックレットなどに買った日を記入している(柄や紙質の関係で書けない場合は、ポストイットに書いて貼っている)。大学の友人Wがそんなことをしているのを見てなるほどと思ったので、それから何年か後に始めた記憶がある。まあ、一般的には些細な情報なのだが、後で見ると、「へえ」と思うことがあるし、聴きながら、「いつ頃の曲だっけ」は良くあるが、たまに「いつ頃買ったんだっけ?」と思って見ることもある(近頃は、ブックレットを押入れ収納ケースの中に積み重ねて収納しているので、それは困難になってしまったが)。

ところが、先日、CDからの脱却を決意したので、ダウンロード購入の曲には当然ブックレットなどがないから書く場所もなく、どうやって購入日を記録するか考えていた。もちろん、曲のファイルのタイムスタンプを見れば分かるが、コピーや変換した時に変わってしまう可能性があるので、万全ではない。

それで、少し考えて、ファイルと同じディレクトリに購入日などを記録したテキストファイルを置くという案にし掛けたのだが、それもちょっと面倒なので、曲のファイルのカスタムタグ(名前は"Purchased"にした)に、以下のような書式で購入日と購入元を記録することにした。

年/月/日 (購入元)

例: 2016/8/2 (OTOTOY)

ただ、実際の運用を考えると、ダウンロード購入を頻繁にするようになったら、購入日の設定(記録)を忘れてしまいそうだ。どうにかして自動的に設定できるようにしてみたい気がする。

(以下は、MusicBeeの使い方の話題となる。)

MusicBeeのカスタムタグを曲のファイル内に保存する方法

MusicBeeでは、カスタムタグを定義するのは簡単だ(「設定」→「タグ(1)」の「カスタムタグ」)。ただ、普通にそうしただけでは、タグの情報はMusicBeeのデータベースにしか記録されないので、MusicBeeが使えなくなった場合に失われてしまう。それで、音楽ファイル内に記録する方法を考えた。

問題は、音楽ファイルにはMP3やFLACなど、いろいろな種類があるので、それぞれに対応した記録方法にする必要があることだ。幸い、MusicBeeはそれを容易にする手段を提供している。カスタムタグの定義機能だ。

(以下、MusicBee 2.5の場合)

上で開いた設定ウインドウの、「カスタムタグ」の領域の右下の「新しいタグを定義する」ボタンを押すと、新しい(ファイル内に記録する)カスタムタグを定義することができる。そのウインドウの「識別子」は、そのタグのMusicBee内での名前で、その右の5つの欄には、各ファイル形式(MP3, FLAC・OGG, WV・MPC, AAC・M4A, WMA)でのタグ名を書く。

カスタムタグのタグ名は、基本的には任意の文字列でいいようだ。ただし、MP3では大文字にするのが一般的なようだ。また、WMAでは希望するタグ名の前に"WM/"を付ける必要があるようだ。実際には付けなくてもいいのかも知れないが、付けないと、外部のタグ表示プログラムでは表示されなかった。

細かい話: MP3では、カスタムタグはTXXXタグを使って記述するのが一般的なようだが、MusicBeeは自動的にそうするので、意識しなくて良い。

なお、WAVフォーマットのファイルにはカスタムタグは付けられなさそうだ(WAVに使えるタグはとても限られているので)。

※タグの仕様や内容については、それぞれのファイル形式の仕様を熟知していないので、あくまでも、実際のファイルやプログラムの動作からの推測である。

次は購入日("Purchased")のカスタムタグを定義した例である。

mb-custom-tag-def

基本的には、「識別子」の欄に定義したいカスタムタグの名前を記入すると、右側の各欄が自動的に記入されるので、WMAのところにだけ"WM/"を前に付けて「保存」ボタンを押せば良い。

次に、定義したカスタムタグをMusicBeeから操作(表示・設定)できるようにする。設定の「タグ(1)」の「カスタムタグ」の一覧をスクロールし、未使用のタグを探す(私は「カスタム 7」="Custom7"を使った)。その「表示名」の欄に、MusicBeeでそのタグを表示する際の名前を入れる(タグ名と同じ"Purchased"としたが、「購入日」でも良い)。次に、その右のプルダウンメニューで、先ほど定義したカスタムタグ名を選択する(ここも"Purchased"となる)。

mb-custom-tag-assign

これで「保存」ボタンを押すと、MusicBeeに反映される(この後、ライブラリ内の各ファイルをスキャンする処理がバックグラウンドで実行される)。

音楽ファイルへのカスタムタグ(この場合は購入日)の設定(記録)方法は、以下の手順である。

  1. 設定したい曲を選択し、右クリック→「編集」を選択する。
  2. 「タグ(2)」のタブを選択すると、上で定義したカスタムタグの欄(この場合は"Purchased")があるので、そこにタグに設定する値(この場合は購入日と購入元)を書きこんで、「保存」ボタンを押せば、設定される。

mb-custom-tag-set

設定したタグの表示は、通常と同様に、曲一覧の画面のフィールド名の行を右クリックし、「表示するフィールドのカスタマイズ...」を選択し、先ほど定義したカスタムタグ(ここでは"Purchased")を表示するように設定すれば良い。

mb-custom-tag-show

カスタムタグが本当にファイルに記録されているかは、他のタグ表示プログラムで見ればよい。TagScannerでは、"Advanced"のタブに表示される。Mp3tagでは、ファイルを右クリックして「タグを編集」を選択すると、表示される。

TagScannerでの表示例:

mb-custom-tag-tag-scanner-2

カスタムタグの記録は、曲のファイルをバイナリエディタでダンプしても確認できる。ただし、WMAだけは容易には文字列が見つからない。文字列がUnicode (UTF-16LE)で格納されているためである。

MP3のダンプ例(上とは別の曲、TXXXタグが使われている):

mb-custom-tag-dump-mp3

WMAのダンプ例(MP3と同じ曲、UTF-16LEで記述されている):

mb-custom-tag-dump-wma

(8/2 5:57 WMAのタグの内容について修正、ダンプ例を追加、段落の構成を少し修正、タグについての補足を記載、細かい補足を追加; 8/2 6:07 ファイルに記録する書式と例を追加、若干修正; 8/2 19:06 わずかに加筆)

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