この連休は天気が悪かったので、部屋に籠ってLinuxいじりに明け暮れてしまった。いろいろ得る物はあったのだが、思わぬことに驚き、腹が立った。

ごく普通にできると思っていた、LinuxでのDVD VideoやBlu-ray Disc(BD)の再生。信じられないことに手こずった。まず、普通のDVDをMaui Linux標準のプレーヤー(VLC)で再生したらエラーになってしまって、「えっ?!」と思った。別のプレーヤーTotemとSMPlayerでも試したが、駄目だった。当然ながら、BDも駄目だった。愕然とした。

ドライブのリージョンが設定されていないのかと思ったのだが、調べると、著作権保護の関係でそのままの状態では再生できないとのこと。それで、DVD再生に必要なパッケージ(libdvd-pkg)を追加した。(→ 参考) そうしたら、ようやく"Back to the future I"が再生できた。

でも、やっぱりBDは再生できなかった。更にしつこく調べたり試したりしたのだが、DVDほど簡単にはできないようで、以下の方法が考えられた。

  1. 諦める。→ しのびない。
  2. 市販のLinux用BD/DVDプレーヤーソフトを買う。→ 全くなし。
  3. WineにWindows用有料プレーヤをインストールする。→ インストールはできたが、再生できず。
  4. VirtualBox上のWindows 7に有料プレーヤをインストールする。→ 再生できず(VirtualBoxの仮想ディスプレイが著作権保護に非対応だからのようだ)。
  5. MakeMKVという変換ソフト(のベータ)とVLCを使う。ちょっと面倒。(→ 参考) → 再生できた。
  6. AnyDVD HDやDVDFabなどで事前にリッピングしておく。: ディスクを食うし、違法。

MakeMKVを使って何とかQueenのブダペストライブのBDが再生できたものの、手軽ではない。有料の再生ソフトだってあれば買うのに、全くないのはどういうことなのかと思った。

コピーは違法だと主張してガチガチのプロテクトを掛けておきながら、今ですらLinuxで合法に再生する手段を提供しない(もちろん、メディアの製作者が再生ソフトを作る訳ではないが、作りやすいように協力するなどのことはできるはずだ)というのは、全くやる気が感じられない。アホかバカかと! そんな態度だからソフトが売れず、YouTubeで済ませる人が多くなってしまったのではないか。海外のメーカーですら出していないということは、需要がないとか、面倒で割に合わないいうことなのかも知れない。

余談: おそらく誰でも考えることだろうが、現代では、PCに買ったメディア(DVDやBD)を挿入しておけば、ネット経由で観られるようにすればいいのではないかと思う。

それで、参考に調べたら、手持ちのBDはたった4枚しかないことが分かったので、以下のいずれかの手段を採ろうかと思っている。

  1. 諦める。(記憶を頼りに、脳内で再生する)
  2. 中古のDVDを買う。(誰か交換してくれる人でもいればいいが…)
  3. 観たくなったらYouTubeなどを探して観る。(ダウンロードしなければ違法ではない)
  4. その他 (詳細は略w)

まあ、移行まで時間があるから、のんびり考えよう。それにしても、BDを沢山買わなくて良かったよ! そして、これからは絶対に買わないことにしよう!

PS. タイトルは、Boomtown ratsの大好きな曲、"I don't like Mondays"より。

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8件のコメント

  1. naoki:

    思わぬところで不便なものですね。
    私は,ScanSnapがクリアできれば良いのですが,メーカーはWindowsとMacしか相手にしてないですね。

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  2. h.tak:

    本題でなくすみません。
    通勤中に"I don't like Mondays"
    リンク先から聴きました。

    高校生以来初めてですが、相変わらずの美しいメロディ!
    そして連休明け、雨の火曜日の朝の心情にぴったりの
    選曲でした。

    MondayじゃなくMondaysだったんだね。
    知らなかった。

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  3. PiuLento:

    ●naokiさん、そうなんです。Linuxはそういうのがゴロゴロしてて、楽しめる人はいいですが、まだまだ普通の人には推奨できない感じです。

    ScanSnap、残念ですね。ただ、他社も同様なので、いち早く対応してくれれば買うのですが。きっと、面倒(作れる人が居ない)なんでしょうね・・・

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  4. PiuLento:

    ●h.takくん、楽しんでくれて良かったです! あの曲、本当にいいですよね。中学校の頃でしたね。学校の合唱か何かで歌った気がします。ピアノが好きです。もちろん、ゲルドフの歌も。

    僕も、昨夜は「明日はちょっとだるいなあ」と思いつつ書いたこともあったので、こういう題にしてみました。

    そう、"Mondays"なんです。確かなことは分からないですが、特定の日じゃないから複数形なのかなあと思ってます。

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  5. wataru@example.com:

    家人需要で、BDが再生できる専用機を買ってしまったので、BDを増やすことは抵抗がなくなってしまったのですが、BDから次のメディアに移ったときには、同じような悩みを持つことになりそうです・・・
    音楽/映像メディアは専用再生機とセットって感じです・・・(特許の塊かと・・・)
    mp3ですら、特許の塊みたい、mp3関係のパッケージを入れるのについて悩んでいたdistributionも結構あったようです・・・
    例) https://lwn.net/Articles/178285/

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  6. PiuLento:

    ●たしかに、BDの次は更に大変そうですね。そう、売る側としてはセットありきなんでしょうが、今となっては理解できません。

    そう、MP3は、Ubuntuも(MP3だけとは書いてないですが)入れるかどうか選べますね。でも、入れた場合、特許料はどうなっているんでしょうね。まあ、いいかw

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  7. wataru@example.com:

    freeのlinux勢もただ手をこまねいているわけではないようで、いろいろ法的に対応してdistributionにいれているところもあるようです。
    例) https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Blu-ray
    ubuntuもなんらか、そこを法的に突破しているようには思います。(合法な形でソース&ライブラリをユーザに取得してbuildさせるとか。過去にもどこぞのdistributionでapt-getするとbuildが走ってインストールとかあったような・・・)
    大手のdistributionをやっているとこは弁護士がいたりするみたいです。
    redhatやその他の商用distributionの場合は、ライセンス料を払って、もしくは類似の手段をとって、なのだとは思います。
    組み込みだと、普通に商用のプログラムがありそうですね。BD専用機とかはイマドキ中身がlinux組み込みのような感じですし・・・

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  8. PiuLento:

    ●ええ、小型機器なんかでは、結構Linuxが使われているでしょうね。リソースがそこそこ使えて、特別なリアルタイム性が必要なければ、開発が楽です。

    それで、BDプレーヤーなんて、起動時間が遅いのかも知れませんね。

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