よく、政治家などが、「丁寧な説明をして、住民の理解を得たい」とか言うが、それは全くいいことではなく、傲慢な本心の現れだと思う。

「丁寧な説明」が必要になった背景は、反対が多かったからなのだが、それにも関わらず、本人は自分の考えを変える気持ちは毛頭ないので、「説明」をして人の考えを変えるか、「十分説明をした」というアリバイを作って、とにかく自分のやりたいことを進めようとしているのだ。

今、地元の市でもそういう案件があり、市長が(危うく落選しそうになったせいか、)上のようなことを言っているのだが、全く溜息を吐くしかない。他にもっとお金を掛けるところはあるだろうに。。。まあ、あと10-20年もすれば、誰が正しかったかは分かるだろう。でも、その時は、本人も議員も引退して知らん顔(あるいは、「(実施後に)想定外の変化があった」とか言って言い訳する)を決め込むだろうし、実施した役人は指示されたとおりにしただけだとか言って責任を取らないのだろうから、全くいい気なものだ。

(以下、後で地元での具体的な話を書きたい)

ここ宇都宮市には、「都市づくりのために」LRTとかいう簡易電車あるいは路面電車を敷設する計画がある。それが、先日の市長選で意外に多くの反対票が投じられたので、現職が慌てているようだ。それで「丁寧な説明」をしたり、(それが済むまで?)着工を延期したりするようだ。

その計画がいかに無駄かについて書きたいのだが、それには、計画をちゃんと調べる必要があるし、他のローカル鉄道を作った自治体(横浜、名古屋、仙台など)との違いを調べる必要もあるのだが、面倒なので調べていない。

だから、まだ単なる印象しか書けないが、まあ「無駄」としか思えない。たった一本の線路(それも、駅と街外れの工業団地をつなぐだけ)を敷いて、なぜそれで街が発展するのか。将来は網の目にするとかいう壮大な構想はないのか? なぜバスじゃ駄目なのか。確かに公共交通は大切だしエコだが、現実には車中心の地方都市なのだから、道を広げたり橋を増やすなど、道路を良くした方がいいのではないかと思う。

例として具体的なことを書くと、宇都宮は、住宅地の至るところに、行き止まりや車がすれ違えない道がある。すれ違えない道でも交通量が多いので、他人の駐車場が勝手に退避場所に使われている有様だ。ある駐車場は、毎日多くの車が通るものだから、砂利の路面が荒れて凸凹になってしまい、水たまりすらできている。そういうのを市長は知らないのか? 見たことがないのか? 見ても何も感じないのか? 僕にしてみれば、そういうのをコツコツと改善した方が、ずっと住みやすい街になると思う。

ただ、そういう工事にはお金が掛かる。道を広げる時に、1軒の家を動かすのにいくら掛かるか知らないが、仮に1千万円としたら、LRTの予算(約500億円)では、5千軒しか対応できない(宇都宮の世帯数は約22万)。でも、何もしないとか、余計なことをして将来に渡って無駄金を出し続けるよりは、ずっとましなのではないだろうか。(12/8 7:49)

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