ちょっとでも人に期待されると、調子に乗ってやりたくなる性格なので、少し前にHaruさんにソ連旅行のこと(特に鉄道)が読みたいと言われて、書きたくなった。ただ、1989年とかなり昔のことだし、長期間(といっても10日間程度)の旅行だったので、まじめに書くと長くなりそうだ。それを一気に書くのはかなりの気力が要るので難しい。そこで、いくつかに分割し、写真を中心にコメントを書いていく形態にしたいと思う。

以降、以下の構成で書きたい。順序は入れ替わるかも知れない。

  1. 発端・手配・準備
  2. 出発
  3. ハバロフスクからイルクーツク・バイカル湖 (シベリア鉄道)
  4. 中央アジアの国々
  5. 帰路とその後

今日は、おまけとして、旅行中に集めた角砂糖やミネラルウォーターのラベル、お酒の瓶や、近年「発見」した旅程表を。

シベリア鉄道の中では、お茶(チャイ)が飲み放題だった。いや、本当は1杯ずつ車掌さんにお金(硬貨)を渡して飲むのだが、何度も飲んでいるうちに、お互いに面倒になったのか、払わなくても済むようになった。僕はお茶やコーヒーに砂糖を入れないので、その時や飛行機内でもらったのを溜めて、持って帰って来た。アエロフロートのは行きと帰りに、4枚目(カザフ共和国)のは帰りのタシケントからハバロフスクまでの機内だったと思う。(今見ると、1枚目もお酒やアシガバードと同じ共和国名だ。だから、それらは全部、ロシアかトルクメン共和国のようだ → 実際はPS, PS2を参照)

角砂糖は、薄い直方体のが2個横並びで包装されていた。幅は4cmくらいだったか(スキャンしたPDFを表示すると、画面上での幅は6cmくらいだが、そんなに大きくはなかった気がする)。

ソ連の水は飲めないと(「地球の歩き方」に)言われていたので、ミネラルウォーターを飲んでいた。でも、(学生としては)高いので(アシガバードのには「10コペイカ」とある。当時のレートは不明だが、100円くらいのイメージか)、ホテルではお湯(無料)を水筒に入れてもらって飲んでいた。

お酒は、自分で飲むおみやげに、ウォッカかと思って買ったのだが、今調べたら、「バリザム」という種類(「ナストイカ」ともいうらしい)らしい。とても強そうなので、結局飲まず仕舞いだった。どこで買ったのかはもう分からず(中央アジアだったと思っていたが)、ラベルを見ても共和国名が読めないが、"RUSSIAN"と書いてあるし、調べるとロシア産のようだ。でも、ラベルの共和国名はアシガバード(当時は「アシハバード」)の角砂糖と同じだし、ラベルの雰囲気からも、やっぱりトルクメン共和国のような気がする。(→ 実際はPS, PS2を参照)

どのラベルも素朴でなかなかいい感じだし、地方色が出ている気がする。文字を解読すれば、もっと詳しいことが分かるのだが、残念ながら、ロシア語はできない(ただ、地名とか「水」とかは、当時の記憶が残っていて、まだ何となく読める)。今は検索すれば大抵のことは分かるのだが、それでも文字の解読と入力(キリル文字のOCRがあれば・・・)にとても時間が掛かるので、今は止めておく。

旅程表は、どうしてか、高校まで使っていた勉強部屋で12年前に発掘した。実家に送ったもの(丁寧にも、地名の読みがなを振ってある)を、(その頃その部屋に篭っていた)父がそこに置いたままにしたようだ。見ると、期間は1989/3/10から3/24とある。意外に長く行っていたようだ。新潟空港の発着だった。あの旅行社は今もあるのだろうか?

(おまけのつもりだったのに、つい書き過ぎてしまったな)

PS. 共和国名の件、気になったので調べた。同じと思っていた単語("Г"で始まる)は共和国名ではないようで、"РСФСР"(ロシア共和国)などのように略語で示しているようだ。それで、最初の角砂糖とお酒は、確かにロシア共和国だった。(8:59)

PS2. 執念で、問題の共通単語"ГOCАГРOПРOМ"を翻訳したら、"state agricultural committee"だった。ソ連の各共和国内の農林省(今は農水省か)のようなものだろうか。(9:52)

PS3. バリザム(ナストイカ)について写真から分かったこと: アルコール分は40%、容量は500ml、値段(定価)は9ルーブル。今となっては、キャップに貼られた販売価格のシールも写しておけば良かった。ところで、9ルーブルって、仮に10コペイカが100円だったとしたら9千円だったのか。すごく高かったんだな。。。(10:09)

PS4. 当時お世話になった旅行社(日ソツーリストビューロー)は、社名は変わったものの、今も継続しているようだ。それにしても、今は何でも検索できて、本当に便利だ。(10:06)

(15:50 旅程表の明るさを改善, 16:50 ラベルの画像のサイズを統一)

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6件のコメント

  1. Haru maro goro:

    わぁ、本当に旅行記をお書きになられるのですね!
    いつかは書いていただきたいと思いましたが、こんなに早くとは…とても楽しみにしています。
    ゆっくりとれんと様のペースでお進みくださいね。

    それから、角砂糖について、ひとこと。
    シベリア鉄道の包みはいいですね。
    れんと様がソ連にいらっしゃる少し前の時期に、姉がヨーロッパに旅行したのですが、モスクワ経由の飛行機に乗りました。
    それで、モスクワの空港で待機した際のチョコレートと角砂糖を幾つか持ち帰ってきてくれました。チョコレートがストレートな甘さでザラザラした感じだったのと、角砂糖の精製が荒く、形もいびつだったのを思い出しました。

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  2. PiuLento:

    ●ははは、乗りやすいもので^^ それ以外に、この後すぐに就職したので、自分でもまとめたことがなかったので、丁度いい機会だと思います。のんびり書こうと思いますので、どうぞ、お読み下さい。

    へえ、お姉さんもエアロフロート体験者だったのですね。おもしろいです。

    そして、チョコレート! 実は、帰りの機内だったか、ソ連の方にもらったのですが、祖父にあげてしまいました。その頃はデジカメもなく、気軽に撮影することもなくて、写真がないのです。たしか、クリスマスっぽい水色のパッケージだったと思います。

    チョコは自分では食べたことがないはずですが、ザラザラ感は記憶にあります。もしかしたら、2個もらって1個食べたのか、アメリカのハーシーと混同しているのかも知れません。

    角砂糖は全く食べず、実家の砂糖入れにまとめて入れた気がします。ちょっとは食べれば良かったかも^^

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  3. Haru maro goro:

    姉が搭乗した飛行機はアエロフロートではなかったのです。ブリディッシュ・カレドニアン航空です。消滅してブリディッシュ・エアウエイズに吸収合併されたはずです。

    角砂糖を見た時は、秘密のベールの向こう側が微かに見えたようで感動してしまいました。

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  4. PiuLento:

    ●へえ、そういうこともあるんですね。意外です。そう、若気の至りで「秘密のベールの向こう側」に行ったんです^^

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  5. h.tak:

    ソ連旅行記、僕も楽しみにしています。

    ソ連とは、かなりレアですね。
    文化、習慣など興味がわきます。
    車窓の景色は素晴らしかった事でしょうね。

    それ以外の記事も引き続き楽しみにしています。
    今年もよろしく。
    また飲みに行きましょう!

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  6. PiuLento:

    ●ありがとう。そう、実はそれ程の思い入れなく行ったんです。その経緯も書く予定です。文化などは、ちょっと触れた程度ですが、やっぱり変わってましたよ。

    車窓からの景色ですが、実は、、、詳しくは写真をご覧下さい。お楽しみに^^

    そうだね、間違って年賀状に書いた(出す前に気付きましたw)のですが、是非飲みましょう!

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