帰省した時に、母が実家の勉強部屋を片付けて発掘した古い物(主に写真)をデジタル化するため、整理して引き取って来た。さまざまな懐かしい物があった。すっかり忘れていた物も多かった。中学時代の作文もいくつか出て来て、ちょっと読むと、その頃から考え方や文体が余り変わっていない感じなので、この数十年は何だったのかと、ちょっと衝撃を受けた。そこら辺は改めて書きたいが、今日は思わぬ物について書く。

発掘された物の中に、どういう訳か「育児記録」という小さい冊子があった。母が出産した病院からもらったもののようで、僕が生まれた直後から1年間くらいの記録が書いてあった(その後も書くスペースはあったが、忙しくなったのか、記入されていなかった)。これが勉強部屋にある訳はないのだが、どさくさに紛らせたのだろうか。

「育児記録」(1964年頃, ぼかしてあります)

少し読むと、最初の子だったせいもあるのか、僕の生まれる前の家庭のことや、生まれてからの経過など、いろいろなことが几帳面に書いてあった。詳細に読むと、例によって涙が出てくるので、ぱらぱら見ただけだ。

自分の親はもちろん、世の中の親御さんには深く感心するとしかいいようがない。全部の方がこうではないのかも知れないが、多くはこうだと信じたい。そして、その多くの親が、きっかけはさまざまだろうが、いろいろな思いや期待を持って、自分のいろいろなことを犠牲にして、子どもを産んで育てる毎日が過ぎていくことが、すごいことだと思う。日々、道端やスーパーなどで見る親子は、そういう偉大な日々の瞬間なのだ。

そして、自分も含めて、親の深い思いに応えられない人がほとんどであろうが、子とはそういうものだと達観した気分でいる自分は、果たしてそれでいいのか、ちょっとだけ自問している。

うまく書けないが、子どもを生んで育てるのは、自分には出来ない、とてつもないことだという思いを新たにした。

今丁度掛かった、森高の「秋の空」がいい感じだ。(リンク先はセルフカバーなので、今ひとつ)

PS. こんなのを見ると、明日会社に行きたくなくなるのだが、まあ、それはいろいろ面倒なので、我慢して行きたい。。。

PS2. 中に、「電気に関心が強いようで、よく冷蔵庫のコンセントを抜いて喜ぶ」などど書いてあって、三つ子どころか一つ子の魂百までのようだ。

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6件のコメント

  1. Haru:

    拝読して、涙が出てきてしまいました。
    私自身と両親の事、そして間もなく子育て終了を迎える息子と私の事、両方重なって…。

    泣けてしまいました。

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  2. PiuLento:

    ●そうですよね・・・

    僕も、おそらく、Haruさんの気持ちに近いものを感じていると思います。

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  3. h.tak:

    綺麗な育児記録!
    お母さんの愛情と、子供の頃の情報が得られる事の両方が羨ましいです。

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  4. PiuLento:

    ●ありがとう。僕が見ても、かなりすごいと思います。そういう、「親の愛情の証拠」のようなものを見つけてしまうと、なかなか複雑な気分になります。

    あと、そう、自分の赤ちゃん時代の情報は、なんか貴重だね。

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  5. j:

    今年もよろしく。
    コンセントを抜いて喜ぶ、に吹き出しました。
    とてもよいブログ日記でした。

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  6. PiuLento:

    ●ありがとう。こちらこそよろしく。

    電気関係のいたずらは、自分で覚えているのも、いろいろあるよw

    電球のソケットに指を突っ込んで感電したり、同じく電球のソケットに豆電球を無理に入れて、電気を通して破裂させたり。。。

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