覚えている方はまず居ないと思うが、数年前から続いている、右奥歯の治療。しばらく小康状態だったのだが、年末くらいから、噛むと痛むし、冷たいものもしみるようになった。それで歯科に行ったのだが、相変わらず原因が分からないようで、清掃をしたり、何とかの一つ覚えのように歯茎に消毒薬を塗って誤魔化していた。さすがに

だめだこりゃ

になって(論理的に考えれば、仮に歯茎だったら、噛まなくたって痛むはずじゃないか? それに、歯茎はほぼ垂直で、噛むのも垂直方向だから、噛んだって力は加わらないはずで、痛む契機にならない。だから全く信用できない)、CTのある歯科を探した。近くに何軒かあるのだが、大抵は「インプラント」を標榜している(僕はする気はないし、そういうのは金目当てだと思う)ところで、全然行く気がしない。ただ、少し遠い(車で約30分)ところに、そうでないところがあった。

そこはwebで問い合わせもできるので、症状や経緯を書いて、CTを使うなどして原因を調べることは可能か聞いたら、若干つっけんどんな印象ではあったが、ちゃんと院長から回答が来た。原因となる可能性を列挙し、希望すればCTも可能ということだった。それで、本当に「インプラント」と書いてないか下見に行ったところ、「一般歯科」が先頭に書いてあって「イ」の字もなかったので、予約して今日行って来た。

総合的な印象は、「ちょっと気になるところはあるが、今までのところよりはずっといい」である。

一番嫌だったのは、騒がしいのと慌ただしいところだ。子どもが大声で叫びながら走り回るとかでなく、音楽が少しうるさかった。クラシック音楽で、K. 545なんてのも掛かって(でも第1楽章だけ)、それなりに乗れたのだが、音量が少し大きい。おそらく、治療や会話の音を隠すためか、院長が音楽にあまり関心がないのだろう。あと、何となく院内が慌ただしかった。患者が多くて、忙しいのだろう。

Webには「個室で診察」と書かれていて、保険診療でそれができるとは信じられなかったのだが、実際には背の高いパーティションだった。だから、それに期待しなかったのは正解だった。

でも、それ以外は、ちゃんとしている印象だ。例えば、スタッフの一覧があり、歯科医と歯科衛生士が何人も居る。更に、技工士まで居る。もちろん、CTがあるのはポイントが高い。

それで、診察もちゃんとしていた。担当の歯科医によれば、レントゲンを見る限り、歯の根の膿みや根管治療が不十分な可能性は少なく、神経が残っている可能性も低く(心配する人が多いが、それが問題になったことはまずないとのこと)、歯根膜炎(長く被せ物をしておらず、その歯が余り使われなかったため、膜が噛んだ時の刺激に弱くなっている可能性がある)か、歯の割れの可能性があるとのこと。

今までのところとは偉い違いだ。今までの所では、上のような可能性すら提示されなかった。痛みが続いていた時、一度「大学病院に行けば、根を切り開いて云々(でんでんじゃないよw)」などと言っていたが、その後はひたすら、根管の薬の入れ替えや歯茎への薬の塗布に徹していた。そういうことを言われたら、こっちも大学病院でとは言い出しにくい。

今度のところだって、まだレントゲンしか見ていないので確定はできないが、こっちは、まずは痛みの原因を知りたいので、いろいろな可能性の説明を受ければ、少しは納得できる。

それで、CTを撮れば原因はすぐに分かるとのことで、撮ってもらった。意外だったのは、すぐに撮影はされずに結構待ったことと、その日には結果が分からないことで、来週、説明を聞きに行く。それを見てから治療方針を考えましょうとのことで、とても安心できて、納得いく対応だった。

あと、CTは保険が効かないだろうから、今日は2万円くらい掛かるのかと思って身構えていたのだが、全部で3千円程度だったので拍子抜けした。もしかしたら、次回に払うのかも知れないが、そんなことをしたら払わないで止めてしまう人もいるだろうし、「保険は効きません」とは言ってなかったので、まず大丈夫だろう。

ちょっとした欠点はあるが、いいところだと思う。そもそも、まともな歯科でCTがあるところは少ないのだから、贅沢は言ってられない。もっと早く調べれば良かった。昼休み後、今日行く予定だった、前の歯科をキャンセルしよう。

それで、ようやく言いたかったことになる。前の歯科医は、きっと、原因が分からず、どうしたものかと思って困っていたのだろう。それならば、さっさと別の所を紹介して自分の手から離して楽になれば、お互いに気分がいいのに、人がいいからできなかったのではないか。まあ、人がいいと言うよりは、優柔不断というのが適切だ。こういう時って、いくら人が良くたって全然意味がないと思う。しかも、長期間漫然と意味のない治療を続けるのでは、ヤブ医者としか言いようがない。技術(腕)は悪くないのに、もったいないと思う。診断に必要な機器がないのは仕方ないのだから、あるところを紹介して欲しかった。

もう少し書くと、21世紀の日本でも、まだ竹槍戦法なんだなということだ。精神力や勘では何も解決しないのが分かっていても、なぜか、少しでもいい(確実な)方法を試そうとせず、なかったことにして安穏としている。全く理解不能でイライラする。

最後に、前のところに幻滅したことがもう一個ある。医者や衛生士(、おそらく助手も)は、感染防止にゴム手袋をしているのだが、患者ごとに替えていないのだ。前回、偶然、タオルでちょっと拭いて済ませているのを見てしまった。やっぱりお金の問題なのだろうが、単なるポーズだけの手袋なんて、論外だ。何のためにするのか、誰も考えていないのだろう。今度のところもどうかは分からないが、まあ、あれよりひどくはないだろう。

 

PS. 最初に歯の状態を診てくれた、ぶすっとした女性が医者かと思ったら、衛生士さんだった。名乗りもしなかったので、「うーむ」と思っていたら、その後に、本物の先生が来た。歯を清掃してくれた衛生士さんは、綺麗だけどちょっと冷たい感じだった。親知らずの奥は磨きにくいので、閉じ気味にした口の横から歯ブラシを入れて磨く必要があるそうだ。あと、歯垢が溜まっているので、フロスや歯間ブラシを使うようにとのこと。良く言われることで、「はい」とは言ったが、面倒だ・・・

PS2. 帰宅したら、今度越してくる家の奥さんが、駐車場で挨拶してくれた。随分丁寧でにこやかで、「小さいこどもが居るからうるさいかも」とか言っていたので、「やっぱり田舎のいいところかな」と、なんか気分が良くなった。前に住んでいたDQNぽい家族とは偉い違いだ。あと、ヨドバシで物を買ったのだが、形状(厚さ)から、本当に郵便受けに入るのかなと思いつつ、ゆうメールにしたのだが、やっぱり入らなかったようだ。まあ、今夜受け取るから問題ない。

(20:46 若干加筆)

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2件のコメント

  1. エイコ:

    こんばんは。患者ごとに手袋をかえないなんて論外です。そんなところはその理由だけでやめて正解です!うち(施設)だって口腔ケアの時、利用者さんごとに手袋かえますよ。ましてや口腔内で出血している可能性の高い歯科ですもん、何が感染するかわかりません。
    医療介護の世界では、自分たちがサービス業であるという認識の高い所で診てもらうのが良いですね。
    痛みが根治出来る、あるいは納得のいく答えが得られますように。

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  2. PiuLento:

    ●こんばんは。全くそうですよね。本当にいい加減なところでした。今まで良く大丈夫だったと思います。

    今度こそ原因が分かって、治療法が分かることを期待しています。ただ、中で折れていた場合、抜歯の可能性が高いので、ちょっと不安です。でも、痛いままでは不自由なので、仕方ないですね。

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