PCのHDDをSeagateに交換して見事に失敗した件。その後、今まで問題なかったから暫定的に使うことにしたものの、「壊れる」という悪評が余りにも高くていつ壊れるか分からないSeagate ST3000DM001を使い続けるのは気分が悪いのと、会社関係で溜まったストレス解消を兼ねて(多くの人が、当座は必要でない物を買ってしまうのは、こういう気分なのかと想像する)、最初の候補だった、HGSTの3TB HDD 0S03663 (HDN724030ALE640)を試すことにした。

このドライブは全然値動きがなく、ちょっと期待していた年度末の安売りもなく、ずっと約1.4万円のままだった。前にも書いたが、Amazonは梱包が良くないという評判なので、ツクモに注文した(もちろん、梱包はちゃんとしていた)。売れているようで、2016年11月製造の物が届いた。届いた昨夜から作業を始め、今日の昼前に終わった。不良チェックに約6時間、約1.8TBのデータの移行(コピー)に約4時間掛かった。

交換する際、元々使っていたWDの3TB HDDとWindowsの時に使っていた東芝の256GB SSDを外し、主要なドライブ(ADataのSSDと今回交換したHGST)の配線が短くなるように、配置を改善した(相変わらず配線は雑然としているが、僕には解決は難しい。逆に、曲線を描く銀色のケーブルは、自動車の排気管のようでかっこいいではないかw)。ケース内、特にドライブ周辺には埃がたくさんだった。フィルタがあっても余り効果がないのか、フィルタがあるからあれだけで済んでいるのか。

HGSTは(元々IBMのストレージ部門だったから)いいイメージも評判も経験もあったのだが、数年前にWDに吸収されてしまったし、この製品は一部にうるさいとか発熱するとか言われていたので心配はあったが、今のところ問題はない。WDに吸収されても、独立した部門として頑張っているのだろうか。

動作音は全く問題ない。静かで、回転音もシーク音(ヘッドが動く音)も聞こえない。当然だが、Seagateの問題だった「ビープ音」は、起動時にも平常時にもしない。だから、一番重要な、音楽を聴くのに全く問題はない(もちろん、音楽再生に何も問題はなかった)。

アイドル時の温度は、古いHGST (HDS5C3030ALA630)より1-2℃高め(室温が22.4℃の時、32℃。この時、古いHGSTは30℃)で、高負荷時は、元のSeagate ST3000DM001より5-6℃程度高い42℃(室温22.5℃)程度だった(一時的にファンの風が当たらない位置に置いていたので、より高くなったのかも知れない)。どちらも大きな問題ではない。

(4/11 6:58追記) しばらく使った時点でアイドル時の温度を比較すると、古いHGSTより大体2℃くらい高いことが分かった。下図は過去24時間の温度変化である。 /dev/sdbが今回交換したHGST、/dev/sdcが古いHGSTである。また、/dev/sdaはADataのSSDである。

今回交換したHGSTの平均温度(Avg.)は、古いHGSTより2.2℃ほど高い。なお、古いHGSTに比べて温度変化が少ないのは、温度センサの時間・温度分解能の違いによるのかも知れない。

アクセス速度はなぜか遅目だった。書き込み速度は約100MB/sで、古いHGSTの半分、返品したSeagate ST3000VX002と同程度だった。実用には全く問題ないが、古いHGSTはかなり優秀だったのだろうか、何か設定があるのか、ファイルシステムの違い(ext4とNTFS)が関係しているのだろうか。読み出し速度はキャッシュの影響か、測定不能だった(数GB/sと、異常に高い値が出た)。なお、Seagateと違って、書き込み速度測定中に音飛びは起こらなかったので、感心した。

これから何が起こるかは分からないが、今のところは、最初の無難な案にしておけば、Seagateでの失敗はなかったということになる。世の中はこういうことが多いから、「おもしろくないこと」や「定番」が蔓延するのだろうが、ここはみんなに挑戦心を持って欲しい。

これで、メインのHDDは数年間は安心だろう。あとは、ビデオを入れている古いHGST(6年物!)がいつ壊れるかだが、まあ、当面は問題ないだろう(これは「神風」のように全く非論理的な期待で、我ながら馬鹿かと思うw)。

 

余談: HDDの箱にクラウドバックアップの広告が入っていたのだが、「3GB無料」という売り文句には目を疑った。3TBのドライブを買った人に3GB(1000分の1!!)のバックアップって、悪い冗談だろうか。一体、何を入れろというのだ。最初は"3TB"かと思ったくらいだ。せめて1TBくらいにすればいいものを、やる気がないのだろうか。

  •   0
  •   0

コメントを書く

名前    

メール 

URL