回避はしたようだが、ビットコインが「分裂」しそうになって、一時的に、多くの取引所が、一斉に取引停止する予定を発表した。しかも、終わりは「未定」だった。なんだかなあである。以前も書いたが、仮想通貨といっても、結局、現実の取引所がなければ取り引きできなってしまうではないか。それでいいのだろうか? それで仮想なのか?

あと、今回の騒ぎの発端となった、取引量の増加に伴う処理の遅延は今後もどんどん起こるだろうし、回避しようとして、別の問題も起こるだろう。それでまた、今回のようなことが起こりそうだ。中心になる人なり団体がないので、いくらでも分裂する可能性はあるだろう。その抑止力は、当事者が通貨を持っていて、価値が下がるのを望まないことか。じゃあ、通貨を持っていない(あるいは、巧妙に売り抜ける: 特定の法に縛られないのでインサイダー規制はないのだろう)プロが参入したら、どうなるか・・・

仮想通貨は、特定の権力の支配なり後ろ盾がないのがメリットなのだろうが、それがデメリットでもあることが露呈した気がする。

あと、上と同じことではあるが、マイニングの泥臭さ、あるいは、リソース馬鹿食い問題を看過していいのかと思う。多くの人が、わずかな見返りのために、膨大な計算パワー(= エネルギー)を消費している。これも、将来問題になるのではないか。それから、みんながマイニングに疲れたり飽きてしまったらどうするのか、あるいは、ものすごい方法で独り占めする人が出ないか? それから、マルウェアのように、不正なマイニングソフトが蔓延して、通貨が成り立たなくなることはないのか?

単なるイメージだが、エントロピーの法則から、仮想通貨の取りまとめ(マイニング)に掛かる労力は、将来的には無限大になって、いつか、処理できなくなるのではないのだろうか? (それなら、独り占めは不可能だ)

PS. なぜか、日頃、仮想通貨の騰落のニュースを載せているIT関係のまとめサイトに、今回の分裂騒ぎが載っていなかったが、「察し」か。

(7/23 2:58 少し加筆)

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