(昨日の続き) PCに取り込んだ曲に購入日を記録したら、取り込んでいないアルバムが見つかったので、取り込んで聴いてみた。取り込んでいない曲は、ショパンが多かった。それから、ラヴェルやストラヴィンスキーだった。他に、シェーンベルクやバルトークなどもあったが、そこら辺は聴く気がしなさそうなので、取り込まなかった。

まずは、20年以上前に新潟で買って、持っていることを忘れていた、アラウのショパンのピアノ協奏曲 第1番(1972)。掛けてすぐに、ピアノもオケも少しわざとらしく(「とてもロマンチック」とか「分かりやすい」とか「癖がある」とも言える)感じた。聴き続けたら慣れたが、わざとらしさは消えなかった。前にもわざとらしいと思った人が居て、それがアラウかと思ったが、別人のようだった。ピアノもオケも技術はすごいと思うのだが、好みではない。といっても、途中で止める気にもならないので、全く気に入らないのではなく、それなりにいいとは思った。

慣れたせいか、同じアルバムの第2番は、第1番よりは良さそうに感じた。

次は、ピレシュのショパンの前奏曲(1994)を聴いた。大胆・ダイナミックで、いかにも平凡ではなく、いろいとなところで「ハッ」とした。それがいいと思った。ただ、当時(アシュケナージを好んでいた)は、この普通でないところが気に入らなくて聴かなくなったのかも知れない。

その後、アルゲリッチのショパンのピアノ協奏曲 第1番(1968)を聴いてみた。聴く前から(彼女の凄さに)身構え、かつ、僕のこの曲のイメージとは違うので期待もしていなかったのだが、とても意外なことに、素直で良かった。そして、さすがに、アルゲリッチの演奏は見事だった。ショパンコンクールのすぐ後なのに(だから?)、技術はもちろん、音がすごく綺麗だった。

ちなみに、このCDは、確か、別の同じ曲のCD(ラローチャ他のもの(1972, 1974))が、当時使っていたDVDプレーヤーで再生エラー(音飛びだったか)が起こるので、メーカーに問い合わせたら、いろいろ調査してもらい、最終的にそのCDに問題(記録エラーだったか)があるせいだということが分かり、親切なことに、調査結果と一緒に「代わりに」送ってもらったものだ(もちろん、問題のCDをその会社から買っていた訳ではない)。

ちゃんと調査してくれただけでも充分なうえに、その気持ちはとてもありがたかったのだが、クラシックでは、同じ曲でも演奏者が違ったら「同じ」とは言えず(実際はそうでもないことも多いか)、特に、アルゲリッチはこの曲とはイメージが違っていたので、ずっと聴かずに居た。それが20年くらい経って日の目を見たのだ。なお、問題のCDは、しばらくは我慢し、その後PCで聴くようにした時に取り込めたので実害はなかったのだが、十年くらい後に同じアルバム(ただし、品番やジャケットは変わっていた)を買い直した。

ちなみに、その親切な会社は、先日オーディオについて貶した、パナソニックである。製品の方向性の良し悪しや技術力はともかく、パナの製品を使っていると、ユーザーの立場に立とうとしていることは分かるので、日本の家電メーカーが次々と没落している中で、最後の砦になって欲しい。とはいえ、もちろん、いい製品・メーカーがあれば使うだけで、パナに執着することはないが。

第2番(1978)も同様に良かった。僕のアルゲリッチのイメージは「普通でない」で、そこがいいのだが、そのせいで長らく敬遠していた。また試すのもいいと思った。あと、前奏曲(1977)も聴いたはずだが、いろいろ聴いたせいか、余り記憶にない。

ラヴェルは何枚か聴いた。まず、スラットキンの(1980)とマゼールの(1984)のボレロを聴いた。スラットキンのは普通だったが、マゼールのはなかなか音が聞こえず、ボリュームを少し上げても聞こえず、4分経っても音が聞こえなかったので、「随分すごいクレッシェンドだなあ」と思っていたら、アンプがOffだった。。。 Onにしたら、最初からちゃんと聞こえた。マゼールは分かりやすい系なので、ものすごいクレッシェンドなんてする訳がないのだ。

同じマゼールのアルバム中のラヴェルの管弦楽曲(1984)は、(僕には)やっぱり退屈だったので、途中で止めた。やっぱり、ラヴェルなどは苦手だ。。。

更に、アシュケナージのショパンの前奏曲(1961-1997)まで聴き出したら、さすがに飽きたので、途中で"Get The Knack"(1979)に切り替えたら、とてもしっくり来て、「これだよ!」となったw

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