音楽配信サービスのGoogle play music(以下、GPM)とSpotifyのどちらにするかという問題が決着しそうだ。昨日から今日に掛けて、収録内容の幅広さ(バリエーションの多さ)を比べようと、(僕の聴きそうな範囲での)収録アルバム数を比較した。

音楽を楽しむのに、曲数の多さは本質ではないが、僕は(特定の曲については)さまざまな人の演奏を比べたいし、知らない曲をいろいろ聴きたいから、その可能性が高くなるという点で重要だ。その時、「*千万曲」という全体の数は余り意味がなく、自分の聴きそうな曲の数を推測する必要がある。

具体的には、以下の2種類を比べた。

  • 曲名によるアルバムの収録数
  • アーティストのアルバムの収録数
    • メジャーなアーティスト
    • マイナーなアーティスト

本当は重複を排除した曲数を調べたかったのだが、GPMでは曲数を取得することが困難だったし、どちらのサービスでも、検索結果をリストのように外部に取り出すことができなかったので、アルバム数を数えた。

また、全体的な曲数は関係ない可能性があったので、一部についてAmazon prime music(以下、APM)でも調べた。

その結果、GPMのアルバム数がSpotifyより多い場合がその逆の4倍以上と、断然多かった。つまり、何かの曲を聴こうとした時、GPMの方がSpotifyより多くの種類の演奏を聴ける可能性が高いということだ。

再発盤などによる重複があるので、アルバム数と収録曲の多さは同じではないが、ここまで違うと、Spotifyは完敗としか言いようがない(さすがに、GPMの多い分が全部重複とは思えない)。更に、GPMにはいろいろなメリットや将来性がある一方、Spotifyにはさまざまな欠点(主に技術的なもの)があることを考えると、GPMを選ばない理由はなさそうだ。

なお、APMのアルバム数はGPMの1/10程度と致命的に少なく、候補にすらならないことが分かった。個人的には、音源はあるのだから、出し惜しみしなければ、かなり魅力的でいい商売になると思うのだが、あくまでもプライムの「おまけ」とかダウンロード販売の販促物の扱いなのだろうか? 僕だったら、APMで聴いて良ければそのままダウンロードで買うかも知れないだろうけど(なぜか、Googleのダウンロード販売は少し高いので、買うならAmazonにしたい)、聴けなかったら買わないだろう。もったいない。

以下に、比較結果(抜粋)を書く。

曲名にて検索

  • ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 (検索文字列: "rachmaninoff piano concerto 3"、以下同)
    • Spotify (以下、S): 82
    • GPM (以下、G): 100
    • APM (以下、A): 1
  • モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 ("mozart piano concerto 23")
    • S: 61
    • G: 100
    • A: 4
  • モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番 ("mozart piano concerto 20")
    • S: 85
    • G: 100
    • A: 9
  • バッハ ゴルトベルク変奏曲 ("goldberg variations")
    • S: 82
    • G: 99
    • A: 18
  • バッハ 平均律 ("well tempered clavier")
    • S: 223
    • G: 100
  • ショパン ピアノ協奏曲 第2番 ("chopin piano concerto 2")
    • S: 131
    • G: 100
    • A: 12
  • ベートーヴェン ピアノソナタ 「悲愴」 ("beethoven piano sonata pathetique")
    • S: 31
    • G: 62

メジャーなアーティストのアルバム数

  • The Beatles
    • S: 14
    • G: 38
    • A: 12
  • The Cars
    • S: 9
    • G: 21
    • A: 3
  • Queen
    • S: 41
    • G: 54
    • A: 5
  • Electric Light Orchestra
    • S: 21 (コンピレーション込み)
    • G: 26
  •  森高千里
    • S: 32 (シングル込み)
    • G: 32 (シングル込み)
    • A: 11
  • グールド
    • S: 138 (コンピ込み)
    • G: 100
  • グールドのベートーヴェンの曲 ("gould beethoven")
    • S: 40
    • G: 87
    • A: 5
  • 内田光子
    • S: 56
    • G: 66
  • ゼルキン
    • S: 86 (シングル込み)
    • G: 100
  • ゼルキンのモーツァルトの曲 ("serkin mozart")
    • S: 34
    • G: 66

マイナーなアーティストのアルバム数

  • 猪俣猛
    • S: 1曲
    • G: 5曲
  • フアンホ・ドミンゲス
    • S: 8
    • G: 17
  • 伊藤栄麻
    • S: 0
    • G: 0
  • 高橋アキ
    • S: 8
    • G: 7
  • 小林道夫 (他者との共作を含む)
    • S: 4
    • G: 5
  • 井上直幸
    • S: 1
    • G: 5 (他者のアルバムへの収録分も含む)
  • Sugar (「ウエディング・ベル」のグループ)
    • S: 0
    • G: 1 (同名のアーティストに混ざっていた)
全体の比較結果 (多かった項目の数)
  • Spotify: 7
  • GPM: 31
  • 同じ: 3

なお、GPMでアルバム数が100になっていることが多いのは、最大表示数が制限されているからではないかと推測する(グールドのベートーヴェンやゼルキンのモーツァルトのアルバム数の多さを見れば分かる)が、確証はない。そうであれば、GPMの収録数は更に多いことになる。

また、APMの検索は柔軟でなく、作曲者名の綴りが微妙に違う(例: "rachmaninoff"と"rachmaninov")だけで出ない。

 

PS. 今思っている、GPMの要改良点(何とかしたい・して欲しい点)を以下に書く。

  • 音量の正規化(再生ゲイン)のサポート (特にラジオでは必要)
    • どこかにDBがあれば、それを使って調整できるようにしたい。
  • 初出年表示の改良 (特に再発盤: 間違ってはいないが、有益でない)、Copyrightの表示(レーベルが知りたい)。
  • 曲情報(タグ)の追加
  • 英語と日本語の検索結果の統合
  • [GPMDP] 機能の貧弱なミニプレーヤー (ないよりはマシだが)
    • カスタマイズ可能?
  • [GPMDP] 「この曲の後に停止」が効かない。 (暫定手順でしのいでいる)
    • 更新を待つ?
  • [iPhone] 「この曲の後に停止」がない。 (暫定手順でしのいでいる)
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