今朝から、ヘッドフォンのボリュームを大きくすると、右から少し雑音(ラジオのような「ザー」っという音)がするようになった。ヘッドフォンを繋いでいる、グライコ(DEQ2496)のAUX出力(のコンデンサ?)が劣化したのか、壊れ掛けているようだ。

早速、対処策を考えた。いろいろな案が出たのだが、PCのオーディオ出力のサラウンド用リアスピーカー端子につないだら音が出たので、とりあえず、そこにボリュームを介して繋ぐことにした。グライコに繋いだ時より少し音が小さい気がするので、もし駄目なら、別の手(例: 外部にヘッドフォンアンプを繋ぐ)を考えよう。

ヘッドフォンを繋ぐのは、(サラウンド用でなく、)通常の出力(ライン端子)でもヘッドフォン出力でも良かった(全部、同じ音量だった)のだが、ヘッドフォン出力だと、PCの前面にいつもケーブルが繋がっていて見苦しいし、足をぶつけてプラグを折る可能性が高いので止めた。一方、サラウンド用端子なら、ヘッドフォンを繋いだまま、ライン出力を別の用途(例: 特性測定用信号出力)にも使えるので、採用した。

このPCを組み立てる時は、ヘッドフォン出力なんて使わないと思って配線してなかったので、音量を確認する時に接続したのだが、基板に繋ぐケーブルがストレージベイの奥(背面)でとぐろになって固定されていて伸ばせなかったのだが、そんなことは忘れているから結構苦労した。しかも、お約束で、いつの間にか左手の甲を切っていたw

なぜ雑音が出るようになったかだが、AUX出力はヘッドフォンのような低インピーダンスの負荷は想定していないから常に過負荷(AUXが繋がる機器の入力インピーダンスは50kΩ程度なのに対してヘッドフォンは数十Ωなので、計算上は約千倍)になっていたせいなのか、単に寿命が来た(今年で4年目)のではないかと思う。

過負荷について考えてみた: 使われているオペアンプ、4580の仕様書(TIと日本無線のもの)にはヘッドフォンアンプにも使えるように書いてあるので、実際には問題ないのかも知れないし、回路構成をヘッドフォン向けにしてないから駄目なのかも知れない。

いずれにしても、オペアンプではなく、コンデンサが駄目になったのではないかと思う。電源のコンデンサかと思ったが、いくつかのオペアンプに共通になっている(もちろん左右共通でもある)のでそうではなく、信号線に並列に繋がっているものやオペアンプのフィードバックに並列になっているものが怪しい。ただ、容量は数十〜百pFなので、そういう小さいの(セラミックかマイラ?)が壊れるものだろうか?

良く考えると、コンデンサの故障は耐圧を超えた場合に起こることが多いのだが、回路を設計する時点で、そこに掛かる可能性のある電圧(=電源電圧)以上のものを使っているはずだから、いくら大音量で再生しても超えることはないはずだ。また、高負荷の場合には電流が増大するのだが、電流とコンデンサの故障は無関係なはずだ(直列接続なら関係ありそうだが、それにしても、電源電圧は大幅に超えない)。とすると、たまたまその部品の質が悪くて早く劣化しただけなのかも知れない。

もし前者(過負荷)なら、PCのライン用出力にヘッドフォンを繋いでいたら、いつか壊れるだろう。その点、サラウンド用出力はまず本来の目的に使うあてがないから、壊れても大丈夫だ。

もし後者(寿命)なら、グライコ自体の寿命が近いということなので、そのうちにスピーカーの音にも雑音が入ったり出なくなったりする可能性がある(補正処理自体はプロセッサ(DSP)で行っているのでまだ大丈夫だろうが、音にするのにグライコの内蔵DACを使っているので、そのアナログ回路が壊れる可能性がある)。その時は、以下のように、外部のグライコを使わないようにすることを考えている。

  • (以前試した、)JACKのグライコソフト(実際にはPEQ)を使って、PCで音質を補正する。
  • 補正した音は、PCの光出力から外部のDAC(新規購入)に繋ぎ、出力をアンプに入れてスピーカーから出す。
  • ヘッドフォンは、とりあえずは(今と同様に)PCに繋ぐ。音量が不足するなら、ヘッドフォンアンプやヘッドフォンアンプ付きDACを買う。

※スピーカーは補正するけど、ヘッドフォンは補正しないので、1つの筐体に2系統の独立したDACが入ったもの(例: 「ヘッドフォン専用DAC内蔵DAC」)があると丁度いいのだが、そんな都合がいいのはあるのだろうか?

まあ、あと数年は大丈夫と思っているが、早く壊れても、それはそれでおもしろいのでいいかもw (なんて書くと本当に壊れたりするので危ない・・・)

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