先日、「春の祭典」で検索していた時だったかに見つけたウルバンスキという人の新作の広告に次のような見出しがあったので、結構期待して、是非聴きたくなった。

最も騒がしいヘビメタの曲でも、この作品に較べれば可愛らしい小さな歌みたいなものだ! - クシシュトフ・ウルバンスキ

「ほう、この人の演奏はヘビメタ以上にすごいのか。それは楽しみだ!」と思った。確かに、この曲は並のロックなんかよりずっとロックで、そこが好きだ。それで、GPMに入っていたので、昨日の昼に聴いてみた。が、出だしからがっかりした。(オーボエじゃなくて)ファゴットが余りにも遅過ぎて、(後ろから膝を押されたように)ガクっと来た。今思い付くのは「気の抜けたビール」だ。

あそこは確かに速いところではないが、以降を予感・期待させる表現をして欲しい。あれじゃ、「一体何時間やるつもりだ??」と思ってしまうよ。テンポだけの話ではないのかも知れない。とにかく、あのイントロはゆるゆるで緊張感も色気もなくて台無しだった。

が、録音は良かった。今まで気付かなかった音やパートが聴こえ、変なリズムに気付けた(ヘッドフォンのせいかも知れない)。イントロ以外は悪くなくて、聴き続けたら乗れた。何曲かはThumbs upを付け、ライブラリ(「お気に入り」のようなもの)にも追加した。

ところが、終盤で再度がっかりさせられた。最後の前と最後の曲が遅かった。せっかく乗っていたのに、ちゃぶ台返しされてイライラしたので、ライブラリから削除し、最後の曲をThumbs downにした。そもそも、いいと思ったところだって「普通にいい」程度で、全然ヘビメタを超えていなかった。

その時は「まったく口程にもない奴だ」と思ったのだが、夜になって、彼の言っていたことは間違っていなくて(彼は「この演奏」とは言っていない)、僕が勝手に期待しただけだったことに気付いた。要は、

彼が曲に負けたってことだ

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