以前にも書いたことがある気がするが、近頃、以前にも増して音の違いが分かるようになった気がする。その原因は、音の出力系をグライコ(DEQ2496)からJACKとPC内蔵DACに切り替えたからとは思えないが、気付いた時期とは一致している。

例えば、以下のようなことがある。

  • ビートルズの2009年ステレオリマスターと"Millennium remasters"(海賊盤。"Dr. Ebbetts"と呼ばれているものの更なるコピー)の音の違いが一瞬で分かる(「音が悪いなあ」と思ってプレーヤーを見ると、後者。ちなみに、リマスターを買った当時は、後者の方がいい音だと思っていた。なお、1988年に出たCDは分からない)。
  • 小泉今日子 「ヤマトナデシコ七変化」の「クシャーン」という、何かが潰れるような音がリアル(正確には、実際にはリアルでないことも分かるのだが、リアルっぽく聞こえる: 「カニかま」がちゃんとそれと分かり、銘柄が判別できるような感じw)。
  • 同 "The Stardust Memory"のサ行の音の悪さ(「潰れ気味」と書けばいいのか。DeEsserの設定不良?)。

まあ、機材や再生環境に関しては、DEQ2496を導入した時から必要充分な状態になったと思っているので、短期的には体調の変化(音に敏感になっている?)、長期的には経験値が上がったということなのかと思う。あ、環境については、JACKに切り替えた時に部屋の特性に対する補正を再調整したのが効いている可能性はあるか。

いずれにしても、昔は劣悪(と言っても、当時はそれなりにいいものを揃えていたつもりだった)な機材や再生環境で、原音(レコードやCDに記録された音)に忠実な再生なんて夢のまた夢だったし、経験が少ないために脳がついて来られなかったのだろうか、聴いても音や歌詞が判別できないことが多かった。

だが今は、(とりあえず)忠実な再生が出来る機材や環境が手に入って、手軽にいい音で再生でき、脳も(老化するばかりでなくw)継続的にバージョンアップできているようなので、うれしい限りだw

 

PS. 驚くべきことに、今、ビートルズの2009年モノラルリマスター("Please Please Me")を聴いてみたら、全然音が悪くない。買った当時は、音(振幅)が変に圧縮されて聞こえて嫌だったのだ。これは、機材・環境の改善の効果かも知れない。だとしたら、随分長い時間を無駄にしていたことになる。もう少し確認してみたい。

確かに音は悪くないのだが、やっぱりステレオ盤の方が好みだ。ステレオ盤の方が抜け感(今はやりの用法ではないw)があって、心地良い気がする。

PS2. 上で1988年のビートルズのCDの音は分からないと書いて気付いたのだが、Dr. Ebbettsはレコードから音をダビングしているから音が悪くなっている一方、本物のCDはオリジナルのマスターテープからデータを作っているから音の劣化がないということではないだろうか。

ということは、今、(どういう訳か)みんながありがたがっているアナログ盤(レコード)もそんなものではないだろうか? まあ、今のレコードは制作者がそれ用にマスタリングしているのだろうから(全くご苦労なことだ)、それなりの意味はあるのだろうけど。

まあ、好みの問題だ。ストレートな音を好むか、アナログ媒体のフィルタを通した音を好むかの違いだろう。後者が好きなのなら、聴けばいい。僕はレコードやテープといったアナログ媒体自体には全く価値を感じないし、音がいいなどとも思わないし、好きでもない。

「コーヒーを純水(H2O)で淹れるか湧き水で淹れるかの違い」と書くと、なんか違う気もするしw、「MT車とAT車の違い」、あるいは、「電気自動車とエンジン車の違い」と書いてもやっぱり違う感じだ。

さらに話が逸れるが、将来、モーターの車が普通になったら、「エンジン車のまろやかな加速がいいんだよなあ」とか言って乗る人が出て来そうだw

  • Dr Ebbetts

    Dr Ebbetts

    Please do not use Dr Ebbetts as a label unless it …

  •   0
  •   0

コメントを書く

名前    

メール 

URL