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近頃見つけた豆知識やら小技を(検索してもすぐには分からなかったので、誰かの役に立つかもしれないから書く)。統一感がないが、あまり分量がないのでまとめて書く。なお、以下はUbuntu系で確認したことで、他のディストーションでも可能かは不明。

1. Linux on MacBookのトラックパッドでの右クリック

近頃、(Intel CPUの)MacにはLinuxを「普通に」インストールできることを知った。LinuxがわざわざMacに対応している(できる)とも思えないから、Macの中身はWindows PCと同じなのだろうか? あの、先進的で美しく、非の打ち所のないアポー先輩が、まさかそんなことするのか? ふーんw

まあ、それはどうでもいいが、インストールして使ってみると、トラックパッドの右下端を押しても右クリックにならなくて、がっかりした。検索すると、「2本指でクリックすればいい」と出て、実際にできたのだが、すごく不便だしスマートでないので、なんかやる気をそがれる。でも、

できまーす!

丹念に調べたら、設定すれば、トラックパッドの右下端を押して右クリックにすることが可能なことが分かった。

ポイントは、synclientというプログラム(Synapticsドライバのユーティリティー)である。「(仮想的な)右クリック」と判定する領域(のトラックパッド中での上左端と下右端の座標)を、synclientの以下の引数に指定して起動すればOK。

  • RightButtonAreaLeft:仮想右クリックの上左端のX座標 (X1)
  • RightButtonAreaTop: 同上左端のY座標 (Y1)
  • RightButtonAreaRight: 同下右端のX座標 (X2)
  • RightButtonAreaBottom: 同下右端のY座標 (Y2)

実行の書式:

synclient RightButtonAreaLeft=X1 \
RightButtonAreaTop=Y1 RightButtonAreaRight=X2 \
RightButtonAreaBottom=Y2

なお、トラックパッドの大きさ(座標)は/var/log/Xorg.0.logに記録されているので、そこから適宜、右クリックに使う領域を計算して指定する(例: 右端・下端から10%)。

注意事項は、Y座標が(通常の想定とは)上下逆(数値が小さい方が上だったか)なことである。うまく行かない場合は、上下逆に考えること。

上記は設定ファイルに書くことも可能のようで、そこでは割合(%)で指定できるので綺麗だが、試していない。

参考: Synaptics タッチパッド (ArchWiki) : まったく、ArchLinuxのドキュメントはとても有能だ。いつもお世話になっている。

PS. トラックパッドについては、上記の他に、(普通のノートPCのように)右端や下端で上下・左右スクロールできるようにも設定できるので、そこは結構便利だと思う。

2.Linux on MacBookのディスプレイのバックライトの輝度の保存と復旧

Linuxをインストールしたままでは、バックライトの輝度が起動のたびに最大になってしまってまぶしく、げんなりする。そこで、検索したら、輝度の値がファイルに入っているので、システムの終了前にそれを保存し、起動後に復旧させれば良いことが分かった(grubに指定する方法もあったが、うまく行かなかった)。

実際のファイルは、/sys/class/backlightにいくつかのディレクトリがあり(ディスプレイデバイスごとにあるようだ)、それぞれの下のbrightnessである。

cat /sys/class/backlight/DEV/brightness など(DEVはデバイスの名前)で輝度が取得でき(例: 128)、

echo X > /sys/class/backlight/DEV/brightness などで輝度を設定できる(Xは設定する輝度)。

実際には、保存と復旧スクリプト(例: mb-backlight)を作り、systemctlで有効化する。スクリプトは、引数が"stop"の時(終了時に呼ばれる)に輝度をどこかのファイルに保存し、"start"の時(起動時に呼ばれる)に保存しておいた輝度を設定するようにする。

注意事項は、値を保存する場所に/var/runを使うと、ここはRAMディスクのようで、終了時になくなってしまうので、別の場所を指定する必要があることだ。

PS. 普段使ってないので試していないが、キーボードのライトも同様にできるはずだ。

余談: MacBookでのLinux、それなりに動くのだが、なぜか変なキーが入ってしまうことがあるなど今一つなところがあり、そもそも本体がずっしりと重いこともあって、使い続けたいかというと「うーん・・・」だ。でも、もしMacBook(のハード)を使うことを強制されたら、僕にはmacOSより(もちろん、Windowsよりも)ずっといい。

3. LinuxでDropboxにサインインできない(「アプリが古い」?)

Dropboxアプリにサインインしようとした時、何度やっても、「アプリが古い」とか言われて失敗するので、近頃Dropboxが(勝手に)仕様を変えてしまって、まだLinuxが対応できていないのかと諦めていたのだが、しつこく検索したら原因と対処が分かった(→ [SOLVED] Dropbox can't 'sign-in' or install newer version.)。

本当にLinuxのアプリが古いので、~/.dropbox-dist を削除して、再実行すればいい。

まったく拍子抜けした。

これだったら、古いファイル名を表示するとか、「更新しますか?」とか聞いてくれてもいいと思うのだが・・・

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朝、少しの間、痛車の後ろを走った。アニメの女の子のキャラなんて好きじゃない(そもそもTVがないので、知らない)し、今までは「よく恥ずかしくないよなー」とか馬鹿にして来たのだが、意外なことに、今朝は、見ていてちょっと楽しい気分になった(あるいは、気分がなごんだ)。

ストレスのせいで心がすさんでいるからなのだろうが、道化の効果(おそらく、本人には自覚がないので、「役割」ではなく「効果」である)に近いものかも知れないと思った。そういう意味で、(痛車自体は周りに何の迷惑も掛けないから、)世の中をなごませてくれるのは、いいかも知れないと思った。

PS. と書いて、気付いた。僕の車(特に黄色)も、どういう訳か、ある掲示板などで、ものすごく頻繁に、まるで定説のように、キモオタが乗ると言われているので、自覚はしていないのだが、痛車と似たような効果があるのかも知れないw 確かに、自分だって、「普通の車」だと思われる(実際には、何も特徴がないので何とも思われない)よりは、「なんか、たまに見るけど目立つ車だな」とか思われて、楽しんでもらえる方がうれしいので、それでいいのかも知れない。なんてことを書くのは、やっぱり・・・?

PS2. いい歳して恥ずかし気もなく中二病的なことを書くが、上の「スイスポ=キモオタ」定説は、ある企みによるのではないかと思った。それは、乗っている人たちがことごとく惚れ込んでしまって、「この素晴らしい車を、プリウスのごとくみんなが乗ってしまったら、自分たちのアイデンティティやプライオリティがなくなってしまってつまらない!」と考え、敢えて上のようなことや「遅い」など、偽の情報を書き込んでいるのではないかと。知らんけどw (7/21 7:01)

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近頃、会社で大嫌いな(許せない)人が急増している。今年になって、去年の数倍になった。先日「目に入れても痛くない」と書いた人ですら、「意見のない使えない奴」に成り下がった。会社に入った直後は「みんないい人だ」と思っていたのだが、この変わりようはどうしたことか。

まあ、長居し過ぎてしまったのかも知れない。普通の人にとっては全然長くないが、僕にとっては、他人のアラが耐えられなくなるのに充分な期間のようだ。それに加えて、社長の独断のせいで会社の環境が一変してしまって、まるで前の会社での地獄が再来するかのように思えて(実際に、悪い予想が次々に実現してみんなの首を締めており、そのせいかどうか分からないが、辞める人が増えた)、イライラが高まっているので、ちょっとしたことが増幅されるのかも知れない。

とはいえ、他にいい会社があるかといえば、まずないだろうし、仕事自体は適度でつまらなくなく(おもしろことはそこそこあるが、やっていることは決して先進的でないから、自分の技術力は成長しないので、「ものすごくおもしろい訳ではない」の意)、田舎のペースなので体力的にも問題ないし、まだストレスで調子を崩すほどでもないので、自発的に辞めることはないだろう。

でも、心の中に、「脱出」という赤い押しボタンができたことは確かだ。

 

(近頃、歌の歌詞や題を投稿の題にしているのは、かにみそさんにインスパイアされました、いや、単に真似してますw)

※日本の音楽文化を衰退させるのに余念のないクズラックが著作権料を徴収に来ると嫌なので、訂正。題は、その時に頭に浮かんで来た言葉を使っています。 (2017/7/22 11:20)

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ある夜、ふとPCの状態表示画面を見ると、あるHDD(新HGST)の温度が高くなっていた。高々2℃程度ではあるが、ずっと下がらず、原因も分からないので、気持ちが悪かった。原因として考えられたのは、以下である。

  1. たまたま気温(室温)が高かった。
  2. そのHDDに頻繁なアクセスが行われていた。
  3. そのHDDの内部で処理が行われていた。
  4. 冷却ファンの調子が悪い。

室温が高かったのなら、他のHDDやSSDの温度も上がるはずなので考えにくいし、アクセスや内部処理にしても、ちょっと調べた感じでは、特に何も行われていなかった。ファンについても、回転数は下がっていなかった。

それで、室温とPC内部の温度は違うのではないかと思い、HDD温度と同時に内部温度を測りたくなって、Amazonを調べたら、おもしろそうなUSB温度計があった。Linuxでも(純正ドライバではないが)使えるもので、約800円または約1600円だった。

「あと少しで注文」というところで、ふと思い付いた。「マザーボードの温度は、室温に同期(室温+α(=マザーボードの固定的な発熱))しているのではないか?」と。そうであれば、温度計を使わなくても、室温の推定ができる。実際、マザーボードの温度は、この時期は約32-34℃でほとんど変わらないので、室温に同期している可能性が高い。

そして更に思い付いた。ケースファンはマザーボードの温度で回転数制御しているのだが、マザーボードの温度がほとんど変わらないから、回転数も変わらず、制御している意味がない。それで、その回転数制御機能をHDDファンの回転数制御に使えないものだろうかと。

ただ、(以前も書いたように、)HDDの温度は外部ハードウェア(センサ)で取得できない(HDDのSMARTという仕組みで取得する)ので、回転数制御チップ(SuperIO)に入力されていないので、SuperIOの自動制御機能は使えない。ただ、手動(=プログラム)でファンに入れる電圧(またはパルス幅)を変えて回転数を設定することはできるので、HDDの温度に応じて回転数を制御するプログラムを作れば、HDDファンの回転数制御も可能だ。

おもしろそうだったので、早速作ってみた。最初の版は、昨日の夕方に30分くらいでできて、それなりに動いた。処理内容は以下のとおりである。

  1. 各HDDの温度を求める。: hddtempコマンドを使った。
  2. 最高の温度を求める。
  3. それに応じたファン回転数設定値(0-255)をファンの回転数制御レジスタに書き込む。: SuperIO(NCT6775)の"Smart Fan IV mode"同様の単純な比例計算にした。
  4. 次の処理時刻まで待つ(約30秒)。
  5. 1に戻る。

なお、元々HDDファンを接続していた端子は回転数(出力電圧)を設定(変更)できないので、ケースファンの端子と入れ替えた。また、今までは、HDDファンの騒音を減らすため、回転数を下げるために抵抗を介して接続していたが、今度はソフトで回転数が変更できるので、直結にした。代わりに、ケースファンの回転数が丁度良く(約900rpm)なるように、抵抗(100Ω)を使用した。

例によって、それからが長かった。結局、今日丸一日、調整や改良に費やした。改良の内容は以下のとおりである。

  • 回転数設定値の変化が少ない時は、更新しない。: ファン回転数の精度が良くなく、同じ設定値で30rpm程度上下し続けるため、頻繁に変更しても意味がない。
  • HDD温度が設定以下なら、ファンを停める。 : 静音化のため。
  • HDD温度が設定以上なら、通常より回転数を高くする。: 冷却が間に合わずに過熱することを避けるため。
  • HDD温度を移動平均する。 : HDD温度は一時的に微妙に上下することがあるので、その影響を避けるため。また、1℃単位でしか取得できないHDD温度を、もう少し細かく(小数点以下の値を出す)扱いたかったため。
  • HDD温度で直接制御するのでなく、HDD温度とマザーボード温度との差で制御するようにした。: 本来のHDDの発熱量は室温からの増分だから、室温を無視して回転数を設定しても、無意味だと考えたため。上述のとおり、マザーボード温度は室温と同期している(マザーボード温度= 室温+約5℃)と考えられるので、HDD温度とマザーボード温度との差を使うことにした。 → 失敗だった。詳細を追記する。(7/19 20:17)
  • 上の制御をしている時、(マザーボード温度との差でなく)HDDの絶対的な温度が設定値以上になったら、通常より回転数を高くする。 : システム負荷や気温が高くてマザーボードが熱くなった時に、HDDの過熱を防ぐため。→ 上が失敗だったので、取りやめた。(7/19 20:17)
  • マザーボード温度も移動平均する。
  • 想定しているマザーボードでない場合にエラーで終了する。: 忘れて別のPCに移してしまった場合の対処。

改良の結果、プログラム(スクリプト)の行数は4倍近くに膨れ上がったが、今のところ、うまく動いている。一番熱い新HGSTの温度(の青)は、概ね37-38℃に保たれている。CPU負荷が大きい時(の右の、オレンジと緑が山になっている部分)でも、マザーボード温度(の一番下の青)が上昇することはなかった。そのため、HDDファンの回転数(の一番上の緑)もほとんど変わっていない(中の急な山や谷は、プログラムの修正中の一時的なもの)。

ただ、暑く感じる時でもマザーボード温度がほとんど変動しないのが気になる。体感的な問題か、エアコンのせいだろうか? 論理的に考えれば、ペルチェ素子や水冷などの吸熱機構なしで、物の温度が(周囲の温度から独立して)一定に保たれることはあり得ないので、 室温に同期しているのは確かで、部屋に居る(=PCを動かしている)時はエアコンを動かしているので、室温はそれほど変動していない(せいぜい±1℃程度)が、体感温度が変動していると考えるしかない。ちょっと長期的に見てみたい。

(7/19 20:38追記) HDD温度と(室温と並行に変化する)マザーボード温度との差でファン回転数を制御する効果を調べるため、日中にPCを動かし続け、その間のHDDやマザーボードの温度やファン回転数の変化を調べた。

なお、室温も記録しようと、スマフォ(Nexus 4)のタイムラプス撮影用アプリ(EasyLapse)で15分おきに温度計を撮影していたのだが、大変期待外れなものだった。撮影開始の1時間後にスマフォがスリープしてしまっていて、たった4枚しか撮影されていなかったので、すごくがっかりした。また、撮影した画像は動画にするしかなく、動画に変換すると、「撮影したデータ」(静止画と思われる)が削除されてしまうし、「データ」を取り出す機能もないので、全く役立たずだった。このような用途には、「インターバル撮影」で検索した方が良かったようだ。

その結果、HDD温度とマザーボード温度も並行に変化しており、日中、室温がかなり高くなり、帰宅時に約30℃になっていたにも関わらず、ファンの回転数がほとんど上がっておらず、HDD温度は40℃まで上がっていた。

この原因を考えると、確かにHDD自体の発熱は室温との差なのだが、HDD温度もマザーボードと同様に、室温と並行に遷移するため、差は常にほぼ一定になるので、その差でファンの回転数を制御しても、ほとんど回転数が変化しないのである。

ちなみに、最高温度は、室温: 30℃(推定)、マザーボード: 35℃、HDD: 40℃だった。マザーボードとHDDの温度のグラフの形状は似ているので、それぞれは約5℃の差で並行に遷移するようだ(HDDがアイドル時)。

だから、やはり、絶対的なHDDの温度でファンの回転数を制御することに意味があるのだろう。そして、いくら室温が高くても(HDDの温度より低ければ)、風を当てればHDDは冷えるのだ。

マザーボード温度は、室温の推定には使えるが、冷却の制御には使えないようだ。名案だと思ったが、残念だ。

(7/22 7:12 グラフを追加)

(7/22 7:07追記) その後、回転数制御に絶対的なHDDの温度を使う方法に戻し、設定を調整して、再度、PCに苦行をさせてみたw 昨日の朝から夕方まで、冷房を停めた室内でPCを起動したままにして、その間の外気温・室温(注)、HDD温度、マザーボード温度、ファン回転数を記録した。以下に結果を示す。

測定終了時(19時頃)の状況(気温・室温以外は、その日の最大値だった):

  • 外気温
    • 今回: 30.0℃
    • 前回: 27.4℃
  • 室温
    • 今回: 32.8℃
    • 前回: 30.7℃
  • HDD(新HGST)の温度
    • 今回: 41.0℃ (室温+8.2℃)
    • 前回: 40.0℃(室温+9.3℃)
  • マザーボードの温度
    • 今回: 36.0℃ (室温+3.2℃)
    • 前回: 35.0℃ (室温+4.3℃)
  • HDDファンの回転数
    • 今回: 1216 rpm (通常時: 約1050rpm)
    • 前回: 1036 rpm (通常時: 約1050rpm)

今回は、期待どおり、HDD温度に合わせてファンの回転数が変化した(約100rpm/3℃)。ファンの回転数がほとんど変化しなかった前回と比べて、以下のようなことが分かった。

  • HDDの室温からの増分は、前回より1℃しか低くなかった。→ まだファンが遅い? 室温が高くて冷えない? HDDの熱容量は大きいので、1℃でも効果があったと考えられる?
  • マザーボード温度の増分も、前回より約1℃低かった。HDDファンが速くなった効果?

結論としては、期待ほどではなかったが、それなりにファン回転数制御の効果が見られたので、しばらく使ってみることにした。なお、ファンの回転数は約200rpmの余裕があり、まだ高速化することも可能だが、効果は疑問だし、その分うるさくなるので、更に高温になった場合に備えることにする。

注: 外気温と室温は、「beeCam Easy連写」というインターバル撮影アプリで温度計を撮影していたのだが、間抜けなことに、ACアダプタの電源を入れ忘れていて、約4時間でスマフォ(Nexus 4)が落ちてしまって、失敗した。また、このアプリも画像を外部に取リ出せないので、期待外れだった。次回(やるとしたら)は別のを使おう。どうも、名前に"Easy"と付いているのは良くない気がする。

 

PS.アイデアが浮かんで、プログラムを作って、更にアイデアが浮かんで来て、それを実現していくのはおもしろかったのだが、この制御の仕組みは今のマザーボード(ASUS P8H67-V)に大きく依存しているので、もしPCを新しくしたら、このプログラムはまず使えない。少なくとも、同じメーカーでないと無理だろう。その点が、ちょっともったいない気がする。でも、考え方は転用できるし、おもしろかったから良しとしよう。

そういう意味では、今のPCのハードとLinuxは、さまざまなカスタマイズをしてしまっていて、新しいPCに移転させるのは、ものすごく手間が掛かる気がする。カスタマイズした自分ですら、(記録はあるけど)何をどうしたか思い出せないので、同じことをやれる自信はないし、する気分にもならない。まあ、バックアップはあるし、まだ壊れていないので、その時に考えたい。

(7/18 6:24 加筆・修正)

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i-modeは、今となっては、すっかり「前世紀の遺物」になってしまった。一時はすごい勢いで、誰でも使っていたものだが、今では「なければ良かった」とさえ言われている。そういう評(ネットのものだが)を読むたびに、僕は、(自分の)技術的センスは悪くなかったと、再確認する(ISDNでもADSLでもそうだった)。

僕は、i-modeに関連する仕事をしていたことがあったのだが、最初に仕様を見た時、「ドコモは何でこんなクソみたいに面倒なことをする(させる)のか?」と思った。だって、素直にTCP/IPという出来上がっている標準を使えばいいのに、わざわざ劣化した規格を(知ったかぶりして)でっち上げて、お抱えのメーカーに作らせていたのだから。

当時は、ドコモの連中(有名だった女の人ではなくて、技術屋)が、「自分たちの規格」を作りたかったのだろうと想像していた(大企業だとそういうことは多い。金に物を言わせる自己満足の極みだ)。もちろん、当時の携帯電話にTCP/IPはハードルが高かったのは確かだが、不可能ではなかったと思う。ちゃんと調べないといけないが、その前後に、海外の携帯(Nokia?)でTCP/IPが使えるものがあったのではなかったか?

そんな(独りよがりな)独自規格を押し付けるドコモのせいで、知ってのとおり、日本の携帯は(通信方式だけが原因ではないが)「ガラケー」と呼ばれるようになり、世界から取り残されてしまい、無事、iPhoneに市場を奪われてしまった。

調べたら、i-modeの対抗だったのかは分からないが、同時期に、海外では、WAP (1.x)という、i-modeと同じ用途の規格があった(僕は、これもしょうもないと思っていて、i-modeの代わりになるとは思っていなかったのだが、すぐに廃れたので、すっかり忘れていた)。という訳で、ドコモだけが悪者ではなかったようだ。

だから、あの時、ドコモもWAP陣営も、「普通」にTCP/IP(および、その上位層の各種規格)を使う方向に頑張れば良かったのにと思う。誤った「いいアイデア」は、国すら滅ぼす。

 

PS. もちろん、仕事だったので、当時、嫌々ながらも与えられた仕事をし、そのおかげでいろいろな経験を積めて、お金ももらえた。でも、それは局所的なことであって、大局的に見れば、間違った方向だったと思う。仮に、当時の携帯にTCP/IPを載せる仕事が来たなら、最初は「無理です!!」と言い、ものすごく苦しみながらも、やっぱりやって、結局いろいろな経験を積めただろうから、個人のレベルでは同じことだったと思う。

PS2. 他に、最初から筋が悪いと思っていた技術は、IPv6だ。まるで石油のように、「IPアドレスが枯渇する」と言わ続けて数十年(25年?)。今になってようやく、使われ出しそうな気配ではあるが、問題がいろいろ見つかっているようだ。しかも、「無限に使える」と言われていたIPv6のアドレスも、やっぱり有限だと認識されて来たようだ(僕は、最初から、無駄が多いから無限は眉唾だと思っていた)。果たしてどうなるか。

個人的には、まずは、(インターネットの初期から携わっていた企業などに)無駄に広く割り当てられている(→ 参考)アドレスを回収して再配分するとか、一旦全部の割り当てをなしにして、全部を動的に割り当てる方式を作る程度でいいと思うのだが、こういうところにも利権があるのかも知れない・・・

「(アドレスは)有限」という言葉から、仮想通貨のビットコインを思い出した。先日知ったのだが、ビットコインも総量は有限で、新たに生み出すには、「マイニング」(簡単に言えば、みんなで集計すること。これについても、僕は泥臭くてイマイチだと思っている)をしなければならないとのことで、今、一部で盛り上がっている(例: グラボを多数挿したPC)ようだ。

仮想通貨と違って、IPアドレスは新たに「生産」することはできないが、マイニングみたいなことをIPアドレスでも実施すれば(例: 確実に休眠しているアドレスを発見して、通報する)、みんなハッピーになれるかも知れない?? いや、それは、単に、アドレスの追い剥ぎなのか?w

余談: 更に検索していたら、(IPv4アドレスは、各桁で)0から255までしか使ってないから駄目だという要旨のtweetを見て、笑った後でなるほどと思った。可変長アドレスのクラスや方式(クラスVとかIPvV?)を作ればいいではないか! その区別に使うためのブロックは、どこか(例: ソフバンw)から召し上げるのだ。今の技術なら、きっと対応可能だろう(本当? → 可変長の番号付けは、古き良き電話ですら、大昔からやっているのだから、不可能ではないように思う)。

(なんか、こっちの方が本文よりおもしろくなったなw)

PS3. また繰り言になるが、IPv6で思い出した。今から20年近く前だったか、昔の会社で、IPv6対応をどうするかの打ち合わせで、僕は既存のIPv4の資産を生かした案(v4をv6に変換する仕組みを追加する方式だったか。要は手軽にお茶を濁す案)を提案したのだが、応答は「・・・」で聞き入れてもらえず、「ちゃんとした」IPv6対応をすることになってしまった。まあ、上位層の意思を忖度したのか、最初からそういう方向に決まっていたのだろう。

それから別の人たちが頑張ってIPv6対応したのだが、結局は、(今でようやく10%台という状況を見ても分かるように)全然普及せず、無駄な労力だった。やっぱり僕が正しかったのだ。技術者としてはIPv6をやる方が正しかったのだろうが、トータルで見れば間違いだった。

その決定のために、僕の担当していたIPv4製品は過去の物になってしまい、すごくやる気を削がれた。おまけに、その「別の人たち」は、「v6最高!」とかいう意識高そうな言動や、既存の製品との互換性などを無視して好き勝手に作っていたので大変ムカついたものだが、今はどういう顔で何をしているのか、ちょっと見てみたい。やっぱり、自宅でもv6を使っているのだろうか?w

大学の友人Nもv6信奉者で、当時、「v6じゃないと駄目なんだ」とか言っていたが、随分先の話をしていたようだなw

(23:44)

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訳あって、毎朝行っていたコンビニの代わりの店を探していたのだが、先月決めてからはそこに行っていた。ところが、お店自体はいい感じなのだが、段々、別の店にしたくなって来た。というのは、店の辺りの治安が悪いとまでは言わないが(そういえば、あの辺りで殺人事件があった気もする。。。)、いわゆるDQN率が高く、そこに行くまでと行ってから通勤路に戻るまでの道が意外に気を遣う(道が余り広くないのに無茶な車が多い)のと、店の前に変な人(DQNか?)が「うんこ座り」して煙草を吸ったり酒らしきものを飲んでたむろしていることが多く、朝だから危害を加えられることはないだろうけど、気分は余り良くない。

「君子危うきに近寄らず」という言葉は余り好きじゃない(どちらかと言えば、「虎穴に入らずんば―」が好きだ)けど、つまらないことは嫌いなので、本質でないことでのトラブルの発生確率は可能な限り減らしたいのだ。だから、代わりの道がある限り細道は避けるし、変な人には近寄りたくない。毎日のことなら、ちょっとしたことでも最終的な確率はかなり変わるだろう。

それで、今朝は、会社の少し先にある店に行ってみた。ちょっと時間が余計に掛かったけど、道は走りやすくてとても楽だった。あれなら許せる。

お店で、おもしろいことがあった。眠くて考えがまとまらないなので、うだうだとおにぎりを選んでいたら、突然、肩を叩かれた。振り返ると、会社のKさんだった。その人は、外見はジャイアンみたいだけど気のいい人で、以前、出張に行った時に楽しく飲んだことがある。驚いたけど、微笑んでしまった。

Kさんの家はあっちじゃなかった気もするが、道の関係だろうか。それとも、好きな煙草がその店にあるのだろうか。それはともかく、同じ会うなら、超胸糞悪いF*CKING A*S H*LE野郎より1024倍いいw

ちなみに、Kさんは、会社で再会したら、「さっきは驚かせてごめんなさい」と言ってくれるくらいいい人で、(変な(と書くのは今はPCでないようだが)意味じゃなくて、人間として)大好きだ。

余談: 今まで(DQN地帯のコンビニに行っていた時)は、それまで通っていた通勤路から外れていたので、それまで毎朝のように見ていた黒いビートルを見ていなかったのだが、今朝久し振りに見て、「おお、懐かしい!」と思ってしまった。向こうも、「黄色いスイフト、久し振りじゃないか」とか思っただろうか?

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近頃は、車にドライブレコーダー(以下、ドラレコ)を付けるのが常識で、もう8割以上は付けているかのような雰囲気だ。だが、僕はドラレコの付いた車を余り見ない。ということは、「ドラレコ=常識」はメディアの作った流行なのかも知れないし、単に、外からは見えにくいせいかも知れないし、田舎に住んでいるせいかも知れない。

そもそも、数年前から付けようかとは思っていたが、フロントガラスに赤外線カットフィルムを貼ったので、重量物を貼ったら剥がれる可能性があるだろうし、今以上にフロントを機器やケーブルで煩雑にしたくなかったので、付けずにいた。

だが、一去年に軽い事故(ぶつけられた)に遭い、運良くその時はトラブルはなかったものの、もし、相手が逃げたり、嘘を言う人だったりした時、ドラレコがあれば少しは役に立つだろうなと思い出した。それで、ボーナスを使う宛てもないことだしw、もし、フロントガラスでなくダッシュボードの上に設置できれば、少しはましかと思って、以下のような条件で探してみた。

  • 値段が手頃 (1万円台)
  • 壊れにくい
  • GPS
  • 衝撃センサー (事故時に記録したビデオを保護する)
  • 長時間録画
  • コンパクト
  • ダッシュボードに設置可能
  • (駐車中も対応 (バッテリー内蔵))
  • (前後撮影)

が、なかなか「これだ」というものがない。日本の有名メーカー(Y社やC社(2社))は、軒並み印象が良くない。製品自体は標準的で機能はちゃんとしているのだろうが、いかにも普通でおもしろみがなく、使い勝手や窓口の対応は良くないようだ。また、Y社の製品は録画ファイル切り替わり時のギャップ(録画されない時間)がかなり長く、肝心の情報が記録されない可能性があるという情報があったので、沢山売れているメーカーでも基本がなってないことがあるようだ。あと、意外なことに、すぐ壊れるという話もあった。そんなことでは、専業メーカーの意味はない。一方、海外のメーカー(主に中国、韓国、台湾)はおもしろいものを出しているが、想像どおり、壊れやすいとか機能が今一つこなれてないとかいう口コミが多い。

スマフォ(Android)のドラレコアプリを使うことも考えたのだが、着脱(外さないと熱で壊れたり、盗難に遭う可能性がある)や電源のOn/Offやそれに伴う録画の開始が面倒なので、却下した。

散々迷った挙句に、消去法で、コムテックのZDR-014とサンコーのDUALCAR4が残った。サンコーのは、珍しく前後が撮影できるので(なぜか、可能な製品は少ない)、(当然ながら、いろいろ不安はあるけど)いいかも知れないと思ったのだが、サンプル動画を見ると、後ろカメラでの撮影は室内中心なので、事故時の証拠能力は低そうで(車外が映っている部分はわずかで、もちろん他車のナンバーは見えない)、余り意味がない感じなのと(だから、後ろも撮影できる機種が少ないのか)、サンプル動画のつくりがおざなり(車内が雑然としているなど)なのと、再生アプリ(Wineでも動くことは確認した)が今一つしょぼかったので、却下した。いろいろチャレンジするのはいいことだけど、それぞれをきっちりさせないと、「おもしろそうな(安)物を次々と売っているだけ」のイメージになってしまい、会社や売っている物への信頼や安心感は根付かないと思う。

他に、PapagoのGoSafe 30Gも候補だったのだが、レビューを読むと、電源Onで必ずディスプレイに画像が出る(その設定は残らないらしい)のでは、夜に眩しくて鬱陶しそうなのと、ダッシュボードに上下逆に設置するのはサポートしてなさそうなのと、「使えない」安全機能(レーン逸脱警報など)が多いのと、何となくちゃちい感じ(上記の国・地域の製品に多い雰囲気)なので、評判はいいけれど却下した。

溜息を吐きながらZDR-014に決めかけた時、ふと、「Wi-Fi経由でスマフォに経路情報が取れれば便利ではないか?」と思い付いた。今はスマフォ(Nexus 4)でドライブの経路を記録しているが、ドラレコの経路が取れれば、スマフォを2台持たなくて済むし、ドライブの後で経路の画像を転送する手間も省けると思ったのだ。

それで、Wi-Fi対応の製品を探してみたら、いくつかあるにはあるのだが、スマフォのアプリで経路が表示できるものが少ない(PCではできるのだが、スマフォでは、設定と、撮影した動画を見る程度しかできないようだ)。経路が表示できるものは、ほとんどが海外製なのだが、GPSの位置が数百m以上ずれることがあるとか、Wi-Fiのパスワードがデフォルト(大変安直なもの!)から変えられないとか、レビューにステマした疑惑とか、GPSの電波が取れないと位置がアフリカあたりまでワープしてしまうとか、夜の写りが駄目とか、電波干渉を起こすなどなど、どれもイマイチだった。Wi-Fi対応のドラレコがまだ時期尚早のなのはかなり意外だったのだが、諦めるしかないと思い、再びZDR-014に決め掛けた。

が、そう簡単に諦める(気の乗らない物を買う)僕ではなく、Androidのアプリを少し試してみた。というのは、電源のOn/Offや録画の開始は、Automagicというアプリ(IFTTTに似たもの)で自動化できるかも知れないと思ったからだ。それで、有名な以下の3つを試した。

  • Safety Sight
  • DailyRoads Voyager
  • アウトガード

が、やっぱりどれも駄目だった。Safety Sightは、毎回手動で記録を開始しなくてはならない(「やる気あるのか?」と言いたいし、これを使う律儀な人は居るのかと思う)。DailyRoadsは、電源の状態に従って自動で録画開始・終了できるので、「行けるかも!」と思ったのだが、残念なことに、経路が表示できない。アウトガードは、動かしていると、なぜかNexus 4の電源が落ちてしまう。

更に、DailyRoadsを動かしていると、Nexus 4が結構熱くなった(おそらく、かなり電気を食うのだろう)のと、ちゃんと固定する必要がある(事故発生時に外れてしまって、まともな記録ができなかったり、人にぶつかる危険もある)から止めることにした。

てなわけで、やっぱりZDR-014しかなく、買うモチベーションが下がっている。 ← 今ここw

(7/11 20:00 追記) Wi-Fi対応の製品ではAUTO-VOX D7が一番良さそうで諦め切れなかったので、いくつかの疑問について、ダメモトでサポートに問い合わせてみた。すると、日本語は少し変だが、丁寧でちゃんとした(的外れでない)回答がもらえた。何度かやりとりして、かなりのことが分かった。最終的には、この製品も経路を記録できない(レビューなどのビデオには出ているので(→ : 左上の地図)、おそらく、少なくとも現在までの経路は表示されるのだろう)ことが分かったので、却下となった。

なお、この製品はWi-Fiのパスワードがデフォルトから変更できないという欠点もあるのだが、それについては、(やはり、問い合わせの回答から、)動作時には常に自分のスマフォを接続しておけば他者が接続できないから、実害はないという解が見つかった。

僕は、「あの辺りの会社」にはいい印象を持っていないが、今回の件で少し見直した。まあ、幅広い会社・人がある・居るということなのだろう。ただ、品質もいいかと言えば、海外のレビューを読むと、「すぐに壊れた」、「もう買わない」のようなのが少なくなく、歩留まりの悪さは厳然とあるようだ。

てなわけで、やっぱりZDR-014しかないのだが、モチベーションはだら下がりである。欲張り過ぎかも知れないけど、普段何の役にも立たないものは、買う気が起こらない。「安心を買う」という考え方はあるが、後ろや横や駐車中の事故に対しては無力なので、「安心」というには不足が多いと思う。

ちなみに、他に2社にも問い合わせたのだが、2日経っても回答なしだ。まあ、「あの辺りの会社」だとこれが普通であろう。

あ。少なくとも現在までの経路がスマフォに出るのであれば、消える前にキャプチャすればいいのだから、そんなに高くないので、試すという手もあるな。なんか、おもしろそうではあるw

が、上に書いたように、歩留まりは悪そうなので、買ったら、動かなかったりすぐに壊れたりして、「最低!!」とか言って返品しそうな予感はあるw

 

PS. 買い物に行きながら思った。歩いていてひき逃げされることだってあるのだから、ドラレコだけでは不十分だ。そうなると、終った感の強いGoogle glassのような、常に撮影できる(いつも記録する必要はない)機器がいいのではないか。あれはかなり小型軽量だろうから、ちゃんと使えるなら便利だろうと、ついさっきまでは「何に使うの?」と否定派だった僕が思った。

ただ、「ちゃんと使える」ようにするには、電池の問題が厳しそうではあるが、そのうち何とかなるのではないか。

PS2. 将来的には、ドラレコは、自動ブレーキやETCのように、標準とかメーカーオプションで付くようになるのではないか。それなら、カメラやケーブルなどがうるさくなくなるし、駐車用のバックカメラを利用して、本当に全方向の撮影だって可能になりそうだし、駐車中の記録だってできそうだ。次の車がそうだったらいいのだが、次の次になるだろうか。(7/9 8:51)

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近頃、イライラすることが多い。今日は特にひどくて、この調子では胃ガンになりそうだと心配になった。普通に死ぬのはいいけど、ガンは苦しそうだから嫌だ。胃ガンなんて、おいしい食事ができなくなりそうではないかw

偶然だが、少し前に健康診断で調べてみたら、ピロリ菌が居ることが分かったので、早く除菌したい。ただ、同時に腫瘍マーカーも調べたら、そっちはまだ陰性だったので、少し安心した。

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先日、劣化していることが分かった、PCの前面ファン。新しいのを注文して、木曜の夜に受け取った。ヨドバシで、メール便(ゆうメール)にしたのだが、案の定、郵便受けには入らず、再配達となった。ファンは結構厚いから難しいかなあとは思ったのだが、袋には縦に2個積み重なって入っていたので、全く無理だった。それにしても、ゆうメールは厚さ2cmまでじゃなかったのか。今は撤廃されたのか? そもそも、「印刷物」じゃなくてもいいのか(僕は、以前、ひと悶着あった)? ゆうメールの謎は多い。

ゆうメールの規約を改めて調べたら、厚さ2cmという制限はなかった。(18:52)

それはともかく、新しいファンはいくつかのメーカーの数種類から、AINEXのCFY-90Sを選んだ。ヨドバシでは約730円だった。壊れた物の後継品(AINEX OMEGA TYPHOON CFZ-90SA)と比べると、期待寿命は短いものの、静かさと風量が上回っているのに、約1/3の値段だった。他のメーカーの製品ではCFY-90Sよりいい物はなかった。前のを買う時に、なぜこれにしなかったのかが不思議だ。

が、実際には、そうは問屋が卸さなかった。

取り付けてみると、結構大きな動作音が聞こえた。ただ、不思議なことに、少し動していると消えた。電源を入れ直すと出る場合があるので、機械のなじみではないようだ。確証はないのだが、電源のうなりなのかも知れない。もし頻繁に出てうるさいようなら、接続する電源の系統を変えて試してみたい。

更に、風の音なのか回転音なのか、通常の動作音も前のに比べて大き目だった(といっても、耳につくほどではない。早朝などでエアコンが動いていない時に聞こえる程度)。仕様では、前のより3dBほど低いはずなのだが・・・ 想像すると、仕様は最大値が書いてあるのだが、僕は抵抗を通して使っているので、その場合の騒音の低減特性が良くないのではないか。具体的には、前のは回転数を下げると直線的に騒音レベルが下がるが、今度のは、回転数を下げても余り騒音レベルが下がらないのではないかと思った。

ただ、新しいファンは風量があるためか、前のと同じ条件で使うのなら、HDDは良く冷えることが分かった。

それで、HDDを十分に冷やしながらもなるべく静かにしようという、虫のいい思いで紆余曲折(迷走)が始まった。長くなるので細かくは書かないが、以下のようなことを試した。

  1. 抵抗を大きくして、回転数を下げる。 → 大きくし過ぎると、風量が減ってHDDが熱くなって駄目。
  2. 前回諦めた12cmの大きなファンをスペーサー(SATAコネクタのキャップ)で持ち上げて、無理に付ける。 → 一応付くが、フィルタとの間に隙間が開くので、よくない。
  3. 2個のうち1個を、静かな古いファンにする。 → まあまあ良かったが、やはり回転数が不安定で、駄目だった。

それで、昨日、1の路線で、必要十分な風量を確保しつつ、なるべく静かになる抵抗値を探し、その値は75Ω程度であることが分かった。

抵抗で電圧を下げて回転数を落とすと、回転数検出用パルスの振幅も小さくなるためか、誤った回転数が出ることがあった。実際の値の2倍になっているようなので、回転数がしきい値(例: 1500rpm)以上だったら1/2にするプログラムを作って対処した。

が、手持ちのファン用抵抗は、25Ωと50Ωと100Ωしかない。試した時の75Ωは、25Ωと50Ωを直列にして作った(ちなみに、25Ωは50Ωを2本並列にして作った)ので、ファンは2台だが1台分しかない。抵抗の後で2分岐すると、過電流なのか2つのモーターの相互作用なのか、双方の回転数が落ちてしまうので、抵抗は2本(組)要る。

手持ちの物で何とかできないか考えたら、以前オーディオ用(グライコのバランス出力をアンバランスに変換するのに要ると思った)に買った抵抗セット(数十種類の値の抵抗が数十本ずつセットになっている)が使えないかと思った。が、その抵抗は、容量(最大W数)が小さいため、そのままでは使えない。

そこで、数本を並列接続して75Ωを作ることにした。ファンの消費電力は1.4W程度なので、1.5W程度になるといい。抵抗は1/2W型だと思っていたので、3本を並列にすることにした(作った後に調べたら、実際の容量は1/4Wだったので、不足する可能性があった)。

書いていて気付いたのだが、必要な抵抗の容量は、ファンの消費電力とは関係ない。必要なのは、抵抗で消費される電力だ。それは、 抵抗で降下する電圧×電流 である。だから、必要な容量を多く見積もり過ぎていた。ただ、抵抗値が決まらないと電流も分からないから、上の概算でも、目安としては良かったのだろう。

計算すると、225Ωを3本並列にすると(1/(3/225)=)75Ωになる。手持ちには220Ωがあり、それで作ると73Ωになる。なお、容量に余裕を持たせるため、4本並列の場合も考えたが、1本が300Ωとなり、手持ちには適当な物がなかった。

本物を作る前に仮組み(この光景を見ると、入院して手術の時やその後に身体中に点滴などのチューブや各種センサなどが付いていたのを思い出してしまうのは僕だけ?)で試してみたところ、いい感じだったので、2組作った。不器用モードが発動し、久し振りに左手の指を軽く火傷して、しばらく痛かった。

絶縁に熱収縮チューブを使うと綺麗に(「本物」のように)仕上がるのだが、もちろんそんな気の利いたものはないので、そこらにあった小さいビニル袋を被覆付きの針金で固定した。

繋いで試してみると、期待どおりうまく行った感じで、ちゃんと冷えるうえに、回転数も100rpmほど下がった。騒音は、回転音か風の音は結構出ているが、問題ない感じだった。

抵抗はファン用コネクタ2個(ジャックとプラグ)の間に入れるのだが、丁度いい中継用のケーブルがなかったので、作ることにした。それには、ファン用3ピンコネクタのピンを抜く必要があるのだが、検索したら、ヒントになるページが見つかり、(以前は断念したのだが、)成功した。専用の工具がなくても、極細のピンセットの先を、ピンの上の余分な空間に差し込んでケーブルを引っ張れば抜ける。なお、ピンを差し込み直した後で抜けやすくなった場合は、ピン上部の爪が平らになっているので、ちょっと持ち上げるといい。

上述のように、作った後に、抵抗の容量が不足する可能性に気付いたので(それも上述のように誤りだったのだが)、実際の電流と電圧を測定して、抵抗で消費される電力を調べた。すると、抵抗の後の電圧は9V(抵抗での電圧降下は 12-9=3V)、電流は50mAだったので、電力は(3V×50mA=) 150mWとなった。まぐれではあるが、作った抵抗の容量((1/4W=)250mW×3= 750mW)で十分余裕がある(1本でも問題ないくらいだった)。実際、抵抗を触っても熱くなかったので、大丈夫そうだ。

これでひとまず完成なのだが、いつものように欲が出て、「この抵抗を古いファンで使ったら、冷えるうえに静かで最高になるんじゃないか?」と、(訳もなく)思って、試してみた。結局は、新しいファンより風量が少ないせいか、1℃くらい高目になるのと(それくらいなら許せるが)、そもそもの問題(ファンの劣化)が直った訳ではないので回転数が安定せず(200rpm程度低くなることがある → グラフのオレンジの線左側の、一定時間凹んでいる部分)、HDDが熱くなることがあるので、駄目だった。冷静に考えれば、劣化は自然に直る訳がないから、動かせば必ず問題は起こるし、回転数を下げれば風切り音が少なくなって静かになるけど、風量も少なくなるので、熱くなるのは当たり前だ。

最終的には、わずかに動作音がするのは我慢して、(古いファンは諦め)新しいファン2個をそれぞれ73Ωを通して使うことにした。温度は2℃程度下がり(グラフの右側の1/3の部分)、回転数(グラフの右側の3/4の部分)も安定しているので、交換は成功だったと言えよう。

ちなみに、回転数は約1100rpm、最も熱いHDD(新しいHGST)の温度は、気温+10℃前後(例: 室温が26.7℃の時、36℃程度)である。

今回の教訓は、「うま過ぎる話はない」だ。安いのに性能が最高の、いいことづくめのファンがあると思い込み、それが期待外れだったら、劣化したファンでも気合い(期待)で使えると思い込んだ。いつも人を見て笑っているのに、自分だと気付かないものだ。

(22:55 わずかに修正、温度のグラフを入れ替え; 7/3 4:58 わずかに加筆・修正; 7/3 7:24 回転数のグラフを追加、加筆・修正)

 

PS. こういう実験なり遊びをしつつ、(苦手ながらも)論理的に一応理論的なことも検証していると、大変不遜ながら、に近づいた気分になって、なかなか楽しい。

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早いもので、今の車に乗って5年が経過し、今日、車検をしてもらった。今までの車と全然違い、状態は「特に問題ない」とのことで、「とりあえず、(車検なので)ブレーキオイルは交換しておきましょうか」程度で済んだ(他に、交換時期だったのでオイル交換も頼んだ: 実際には、交換時期まで車検を遅らせた)。それで、保険などの定額費用と合わせて約9万円で済んだ(オイル交換は会員なので無料)。しかも、朝出して夕方に終わった。

基本的に何もいじってないので、(いい意味で=ディーラーを信用し切っていて)明細を見る気がしない。前にも書いたが、今までの(日産とヤナセ)ディーラーでは、必ず何かしら「整備」されていつも高額な請求をされていたので、何でそんなに掛かったのか、どうしても明細を確認したくなり、実際に見ると、さまざまな技術料だの消耗品代だのがてんこ盛りになっていて大変ムカついたのだが、そんなストレスは全くない。さすがは庶民の味方、スズキだ。やっぱり、次の車もスズキにしたい。

整備の必要がないと言われるほどなので、調子はすこぶる良い。走行距離は、約4.6万kmになった。

お店のおじさん(専務さん)が暇だったようで話し掛けて来たので、次期SWIFT Sportの件を聞いてみたら、「そろそろの感じ」で、「10月の内覧会に出て、年内に発表かも知れませんね」のように言っていた。今度のエンジンは、(巷の予想どおり)1.4Lのターボらしい。近日出る、新型エスクードにも使われるそうだ。個人的には、次のはベース車(普通のSWIFT)のデザインが気に入らないし、高くなるようだし、そもそも乗り換える気すらないのだが、一方で、(年数が経つと維持費がかさむので、)次の車検の前後で買い替えかという気もあるので、試乗はしてみたい。

あと、今回もブレーキパッドの交換が不要だったので、「意外に持ちますね」と言ったら、スピードを出すと減りが速いという話から、「無駄なお金を掛けないで車に乗るには、スピードを出さないことが一番です」と言っていた。スピードを出せば、ガソリンは食うし、ブレーキなどの部品が消耗するし、捕まったり事故になる確率が高まるので、最終的には損だという話をしていた。まさに僕の考えと一致していたので、楽しくなった。そういうところが通じるから、あの店は(、若干指摘したいことはあっても、)いいのかも知れない。

代車は、名前も分からない軽(背が高いからワゴンR?)だったが、とても楽ちんだった。加速は遅いが、無理をしなければ、それなりに走れる。オートマなので、「何も考えずに、ただ走れ」ばいいし、サスが柔らかいから乗り心地はいいし、タイヤが柔らかいせいか、走行音(タイヤの音)も静かだった。ただ、ブレーキは全然効かない。車検が終わって自分ので帰る時、一時停止で軽く踏んだつもりが急停車してびっくりした。2回もやった。僕の車は、普通の軽の3倍は効きそうだw ただ、効き過ぎて使いにくい訳では全然なく、制御しやすくて、いざという時に頼れるので気に入っている。

余談だが、僕の車のブレーキは、スポーツ車に使われて有名なB社製の、カバーが赤いものなどではなく、おそらく2ポットだの4ポットでもなく(自分で何ポットか分からない)、ディスクだって全然大径ではなく(純正ホイールの場合には、隙間が多くて貧弱にすら見える)、ごく普通の物だ。それでもすごい効きだということは、(何だってそうだけど、)車は個々の部品や技術を寄せ集めても駄目で、製品の目指すところや、全体的なバランスや仕上げといった点が重要なのではないかと思う。

あと、代車の運転席は大変ゆったりしていて、それはそれで気楽でいいのだが、僕のは逆にタイトでフィット感が素晴らしく、とてもしっくり来た。そうじゃないと、山道などは楽しく走れないと思う。その辺りが、"Sport"として作っている点のひとつかも知れない。

ちなみに、代車は新車だった。前からそういう場合があった(しかも、いつも別の車)。代車だったら、普通は、いつ壊れてもいいような、「しょうもない中古」を使うだろうし、新車にしたって、毎年のように代車用に買うのは無駄だし、装備が大変簡素だった(ラジオすらなかった)ので、ノルマ的に買わされているのではないか。そして、しばらくは手元に置いておいて、ほとぼりが覚めたら売却するのだろうか。そういうところはなかなか大変だと思う。

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