Archive for the ‘日記’ Category

昨夜だったか、GPMのラジオ(「70s キラめく歌謡曲スターヒット」だったと思う)で、いしだあゆみの「あなたならどうする」(1970)が掛かった。全く頼りない歌で、当時の記憶になく、誰の歌かも知らず、全然好みじゃないのだが、妙に頭に残った。

そして今日。昼間にいろいろあって、大変疲れた、というか、(何度目か分からないが)げんなりした。(死ぬまで暮らすのに充分なお金があれば)その場で会社を辞めて帰りたくなった。が、そうもできず、机に向かっていたら、不思議と、この曲の雰囲気や「あなたならどうする」という、泣きたくなるような一節が浮かんで来た。

帰宅して、音楽すら聴く気力がなかった。が、ラフマニノフでもモーツァルトでもなく、この曲が聴きたくなって、今、聴いている。もう3回目だ。気に入りはしないが、しっくり来るので、上に大きく載せた。

PS. あと、上のラジオに入っている、研ナオコの「夏をあきらめて」(1982)もいい感じだ。これは、当時からではないが、近年、結構好きになった。

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会社でGoogle play musicを聴くのに、イヤフォンでは耳が調子悪くなるので、ヘッドフォンを買った。今の(DENON AH-D5000)が古くなったので、以前も探したのだが、手頃な値段でいいものがなかなかなかった。

探す時は、結局パッドが駄目になってしまうので、今ののように高価なものでなく、3千円程度で使い捨てできるもので、それなりの音が出ればいいと思っていた。が、いいものはほとんどなかった。大抵は、側圧が強くて頭が痛くなるというレビューがあって却下した。最終的に残ったのは、以下の3つだった。

  • Philips FX3: 3000円程度
  • ローランド RH-5: 4000円程度
  • Shure SRH240A: 6500円程度

更に調査・検討して残ったのが、SRH240Aだった。予算より高いが、それだけいいものだろうと期待した。もし音が良かったら、今のと交換することも考えた。Amazonに注文し、さっき届いた。値上がりしたようで、約6700円だった。

さっそく聴いみて、数十秒でがっかりした。音が悪い。具体的には、帯域が狭い。(言い過ぎではあるが、)ラジオのような音で、僕に言わせれば、まともな音ではない。これだったら、せいぜい3千円じゃないか。よく、エージングで音が変わる(良くなる)とか言われているが、僕はそうは思わないので、期待できない。

エージングを論理(理論ではない)的に否定してみる。: 「エージングの効果」を、「数十時間、再生すると、音が(いい方向に)変わること」と定義する。もしそれが正しいとしたら、かなり急激な変化が起こるはずだ。それであれば、エージングから時間が経ったら更に音が変わってしまって、音の再現性がなくなるだろう。毎日あるいは毎週、違う音がするということだ。

言い換えれば、品質の変化(劣化)が激しいということで、耐久性もへったくれもない。まるで生(なま)物だ。そんな変化の激しい物を数年間も使うのは、全く理にかなっていない。数十時間で音が変わるなら、1か月経ったら、一体どのくらい変わることだろうか。エージング直後の音がいいはずなのに、それでいいのだろうか。

また、メーカーは、出荷時の特性を製品仕様に定めて検査しているはずなのに、それが違う・無意味だということなのだろうか。

今のDENONのは低音と高音が伸びていて音がいいし、自然な感じだ。まあ、値段が全然違うから仕方ない面もあるが、これだって7千円近いのだから、まともな音が出たっていいじゃないか。。。メーカーは「プロクオリティ・ヘッドフォン」とか言っているが、一体何のプロか教えてもらいたい。ゴルフとかかねw 正直言って返品したいが、何らかの音が出て聞こえるので、無理だ。

あと、20分くらい聴いただけだが、イヤホン同様、耳が調子悪くなった。これは慣れがあるかも知れないので、少し様子を見ることにする。

いい点としては、着け心地がソフトなことと軽いことだ。これなら、頭や耳は痛くならなさそうだ。あと、今のよりコンパクトで目立たないので、会社で使うにはいいと思う。そして、会社のPCのサウンド出力なんて大したものではないので、「ラジオ・クオリティ」で丁度いいw

それから、左右の区別のラベルの文字(黒字に凹文字)が見難くて分かりにくいので、紙のシール(いつも、購入日を書くもの)を貼った。でかでかと銀で"SHURE"と書くなら、ついでにL/Rだって書いてもいいと思うし、目の見えない人にも分かるように、片方だけ凹ませるとかしてもいいと思うが・・・

まあ、アメリカ人なんて、耳は節穴で、表面上は偉そうなことを言っても、心の底では弱者への配慮なんて二の次だと思っていること、Amazonなどのレビューがいい評価でもあてにならないこと、そして、スピーカーやヘッドフォンのように、力学的に動いて音を出す機器にお金を惜しんではいけないってことは分かった。

 

(9/3 6:25追記) SRH240AとAH-D5000の周波数特性のグラフを検索して比較したところ、聴いた印象が正しいことが分かった。サイトによって測定結果は異なるが、概ね、SRH240は低域が出ておらず、AH-D5000は低域がフラットだった。低域の落ち込みと高域の谷で、SRH240Aがラジオの音に聞こえたようだ。

両方載っているサイトは少ないので、以下のサイトの測定結果を用いて両者の比較をした。

なお、Reference audio gearにはどちらの結果も載っているが、補正が適切でないようで、どちらもフラット過ぎて確からしくないので、採用しなかった。

以下に、グラフとグラフから読み取った低域の振幅の値を示す。

SRH240A

  • Head-Fi (オレンジ)
    • 30Hz: -15dB
    • 40Hz: -12dB
    • 50Hz: -7dB
  • Goldern ears (SRH240, 青=L)
    • 30Hz: -10dB (L, -20dBを基準とした)
    • 40Hz: -8dB (L, 同)
    • 50Hz: -5dB (L, 同)

 

AH-D5000

  • Head-Fi (赤)
    • 30Hz: 0dB (+5dBを基準とした)
    • 40Hz: 0dB (同)
    • 50Hz: 0dB (同)
  • Inner fidelity (青=L)
    • 30Hz: +2dB (L)
    • 40Hz: +2dB (L)
    • 50Hz: +2dB (L)

SRH240Aは40Hz以下で10dB前後落ちているが、AH-D5000はほぼフラットで、理想的なことが分かる。

なお、高域については詳しく比較しなかったが、グラフを見て分かるように、SRH240Aは4-6kHzの辺り(一般的に、高い音として聞こえる領域)に-15dB程度の谷がある。

(9/6 3:17追記) 昨日の昼休みに、会社で試してみた。音は、イヤホンよりずっと良く、不思議とラジオ感がなく、綺麗に聞こえた。会社は環境騒音が多く、問題となる低音や高音(特に低音)がマスクされて聞こえないためか、このくらいで充分なようだ。まあ、とりあえず目的を達成できたのは、良かった。

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去年、友人Nからもらった沢山のPCは、naokiさんのおかげで2台にまで減った。1台はVision HTという小型デスクトップ(キューブ?)、もう1台はノートPC(Let's note CF-S9)だ。どちらも滅多に使うことはなく、メインPCが故障した時の予備用に保管している。Let's noteは、会社の出張時や一時的な作業用に使おうとしてLinuxをインストールしたのだが、その後、そんなことをしても何も報われないことに気付き、何だか馬鹿らしくなったので、持って帰って来た。

(20:18補足) 一つだけ見返りがある。Let's noteは軽いということだ。会社のノートはスタバ用で意識高いせいかw、ずっしりと重い(電車だったら「冗談じゃない!」と言いたいくらい)のだ。もし、また電車で出張するなら、Let's noteにするかも知れない。そもそも持って行かないようにはしたいが。

そのLet's noteにちょっと問題があって、再インストールが要るかと思っていたのだが、今朝、作業を始める前に念のために検索してみたら、OSでなくPC自体の問題であることが分かり、設定で対応できた。

その問題とは、何もしないで動かしているだけで、CPU温度が70℃前後に高くなり、ファンがうるさいというものだ。僕のメインPCは、通常は40℃台(室温が26℃程度の時)なので、温度取得機能がおかしいか、OSのインストールを手抜きしたせいで何かおかしくなっているのではないかと思ったのだ。が、結局、Let's noteシリーズは基本的に熱くなるようで(→ 参考)、この個体は更に熱くなるようだ(別のLet's noteはここまで熱くならなかった)。

検索すれば出てくるのだが、対処方法は、以下の3とおりである。

  1. 冷却経路につまったゴミや埃を取り除く。()
  2. 冷却ファンを交換する。
  3. CPUの最大周波数を下げる。(例は最初のリンク先)

多くのページには清掃とファン交換が書いてあるのだが、分解は面倒なのと、排気口を見たところ綺麗だったし、ファンはちゃんと回るので、清掃やファン交換は止めて最大周波数を下げてみることにした。周波数を下げると処理速度も落ちるが、常にうるさくて熱いよりはマシだ。

同時に、効果が疑問視されている、CPUのHyper-Threading (HT)も無効にしてみることにし、以下の組み合わせで試した。

  • 最大周波数: 2.5(通常), 2.3, 2.1, 2.0 GHz
  • HT: On(通常), Off

なお、アイドル状態ではCPU温度が上がらないことがあるので、sysbenchというベンチマークプログラムで負荷を掛けることにした。

その結果、sysbench実行中のCPU温度の最大値は以下のようになった(抜粋)。(注: 一部正しくないので、下記の再測定結果を参照のこと)

  1. 最大周波数(以下同) 2.5GHz, HT: On: 79℃
  2. 2.5GHz, HT: Off: 82℃ (+3℃)
  3. 2.3GHz, HT: On: 71℃ (-5℃)
  4. 2.3GHz, HT: Off: 69℃ (-10℃)
  5. 2.1GHz, HT: Off: 68℃ (-11℃)
  6. 2.0GHz, HT: On: 67℃ (-12℃)
  7. 2.0GHz, HT: Off: 67℃ (-12℃)

最大周波数を下げるのは、かなり効果があった。温度自体はまだ高くて気に入らないのだが、あれほどうるさかったファンの音が、ほとんど気にならないくらいになった。上の結果を見ると、2.5GHzはかなり無理をしているように思う。そんなのは使わなければいいと思うのだが、スペック競争のためなのか・・・ また、最大周波数を下げた場合、HTは温度には関係なくなるようだ。(19:41追記 上記の無理している"2.5GHz"はTurboBoost(条件が合うと、最大3GHzになる)のことだった。)

なお、2.5GHz, HT: Offの場合(2番)に温度が上がったのは謎だ(2回試して2回とも同じ結果だったので、一時的な負荷上昇ではない)。最大周波数の設定が不十分だったのかも知れない。

(17:17追記) 上記2番の謎はTurboBoost (TB)に関係しているかも知れない。HTをOffにしたために、うまく条件がマッチして、sysbenchを実行しているコアのTBが有効になって、温度が上がったのではないか? HT OnでもTBは効くのだろうが、HT Offの方が効きやすいのではないか。

一方、設定で最大周波数を下げていると、TBが常に無効になるために温度が下がるのではないか。

(19:33追記) 周波数設定が不十分だった可能性があるのが気に入らないので、一部を測り直した。また、TBをOffにする方法も分かったので(→ 参照)、合わせて比較した。また、アイドル時の温度も比較した。

負荷時

  1. 最大周波数(以下同) 2.5GHz, HT: On, TB: On: 79℃
  2. 2.5GHz, HT: Off, TB: On: 77℃ (-2℃)
  3. 2.5GHz, HT: On, TB: Off: 72℃ (-7℃)
  4. 2.5GHz, HT: Off, TB: Off: 70℃ (-9℃)
  5. 2.3GHz, HT: On, TB: On: 69℃ (-10℃)
  6. 2.3GHz, HT: Off, TB: On: 68℃ (-11℃)
  7. 2.0GHz, HT: Off, TB: On: 68℃ (-11℃)
  8. 2.0GHz, HT: Off, TB: Off: 67℃ (-12℃)

アイドル時 (HT: Off, TB: Off)

  1. 最大周波数(以下同) 2.5GHz: 48℃ (実際の周波数= 1.2GHz)
  2. 2.0GHz: 49℃ (実際の周波数= 1.2GHz)

再測定結果より、以下のことが分かった。

  • 標準設定(2.5GHz, HT On, TB On)での温度上昇は主にTBのせいなので、TBをoffにすると温度がかなり(約10℃)下がる。
  • 2.5GHzの時はHT offの方が少し(約2℃)下がるが、他の周波数では有意な差はない。
  • アイドル時の温度は、最大周波数との有意な関係はない。

上記の結果より、最終的には、最大2.5GHz(標準のまま), HT: Off, TB: Offにすることにした。気分の問題かも知れないが、2.5GHzは2GHzより若干速い感じがする。また、ファン音はほとんど変わらない。

最大周波数の設定は/etc/default/cpufrequtilsに MAX_SPEED= 2000000 などと書けば起動時に設定され、HTはBIOSでOffにする。また、TBは、起動時に/sys/devices/system/cpu/cpufreq/boostに"0"を書き込むことでOffにできる。

TBをOffにすると、最大で約17%(TB時は最大3GHzなのが2.5GHzになる)の速度低下となるが、CPUの周波数は負荷によって変動するため、常に遅い訳ではなく、最高に負荷が掛かった場合で、TBが適用される条件が揃った場合に遅くなるだけなので(実際、アイドル時の周波数は、どの場合も1GHz程度である)、実用上は問題ないと考えた。また、HTはOn/Offどちらでもいいのだが、調べると、音声や動画の変換や編集に効果があるとのことだが、ノートPCでそんなことはしないので、無駄だから止めた。

昔の僕だったら、仕様いっぱいまで使えないのは気に入らないから、何とかしようとしただろうが、このPCはもらったものだし、滅多に使わないし、今の僕は昔ほど純粋でなく、大勢に影響のない無意味なことに神経とか労力を遣ったりイライラしたくない気分満載なので、これで良しとした。

とはいえ、今回だって、この結論に達するまでに約半日を費やしたので、「(手間が掛からなければ)何でもいい」(それだったら「壊れなければ(タダだから、壊れたって)うるさくたっていい」ことになる)という訳ではなく、自分の納得するところに落とし込むのが重要なのだろうと思った。

そして、その落としどころは、年齢とともに広くなるのかも知れないw

(19:33 測定結果を追加し、それに合わせて結論などを修正)

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Google play music (GPM)のおかげで音楽にどっぷり浸る近頃だが、その中で気付いたことや思ったことを、それぞれの繋がりを気にせずに書き並べる。

GPMの音は非可逆圧縮だけど、家のちゃんとしたシステムで聴くのであれば、音が良く、何の問題もなく聴ける。(前にも書いた気はするが、)圧縮の程度にもよるけれど、「非圧縮(または可逆圧縮)でないと駄目だ」と思っていたのは、思い込みだったようだ。

朝、家で聴いていて出勤の時間になっても、続きを昼休みに会社のPCで聴くことができるし、昼休みに聴き終わらなくても、家で続きが聴けるのは便利だ。ただ、Spotifyと違い(本当にSpotifyでできたかあやふや)、再生中の曲リストが会社のPCと共有できないようだ。プレーヤーが違うせいだろうか。それでも、どこに居ても同じ曲が聴けるので、随分便利だ。

イヤフォンは僕の耳とは相性が悪い感じだ。昼休みの数十分でも、耳が疲れるのか、調子悪くなる。これでは電車で聴くのは難しそうだ。いいイヤフォンならいいのか、ヘッドフォンじゃないと駄目なのか? それで、会社用のヘッドフォンが欲しくなったが、イヤフォンでなく会社のPCのせいかも知れないし、ヘッドフォンを探しても、いいものが少ないので、買うかどうか迷っている。

それから、そもそもイヤフォンは音が悪い。家のステレオとは音の良さが全然違う。音質が悪くたって音楽は楽しめるのだが、家の方がずっと気分良く聴けるのは確かだ。この点も、ヘッドフォンにすればいいのか、会社のPCが駄目なのか、判然としない。PCのせいだとしたら、さすがに、会社にDACを置くのははばかられる・・・

演奏の最初の発売年(℗)はSpotifyで調べるといい感じだ。GPMよりずっと正確で、Discogsなどに載ってないアルバムも入っているので、いろいろなサイトで調べる手間が省ける。無料プランでも可能なので、ただ乗りで申し訳ないけど活用したい。

「ただ乗り」と言えば、思い付いただけで全く推奨しないのだが、GPMの曲が「手元に欲しく」なった時、GPMからダウンロードできる(Windowsの)ソフトはほとんどないので難しいのだが、Spotify対応のソフトはいくつかあるので、Spotifyからダウンロードすればいいことに気付いた。どっちからダウンロードしても、その演奏を聴くのに充分なファイルが手に入るだろう。

他にGPMがSpotifyに負けるのは、SpotifyはスマフォのアプリでPCのプレーヤーを操作(再生・一時停止など)できることだ。スマフォからPCに、あるいはその逆に音を出す先を切り替えることすらできる(うっかり触ると予期せずに変わってしまうので、却ってわずらわしい)。GPMは公式のPC用プレーヤーがないから無理なのか。まあ、余り使う機能ではないが。

GPMにも入っていない演奏が結構ある(例: Rush "Power windows" (1985)、小泉今日子)。Rushについては、近年のアルバムは入っているので、古いせいなのだろうか。だから、まだまだ手持ちの曲は用済みにはならない感じだ。その点で、通常のプレーヤー(GMB)とGPMをうまく統合したいので、いろいろ調べたり考えたりしている。

演奏を選ぶ時、知らない人については良し悪し以前に傾向すら判断のしようがなく、宣伝・広告や他人の評は余りあてにならないので、「ジャケ買い」のようになってしまうが、それでいいのだろうかと思う。更に、女性演奏家の顔が綺麗だったり(例は不要なほど沢山居るw)、派手過ぎたり(例: ユジャ・ワン)すると(一瞬目をひかれるが)、「音楽は見た目じゃないっ!」と思って避ける。が、それもやっぱり見た目にとらわれているということだから、なかなか難しい。

ただ、「美人ピアニスト」などと称されて(内心)悦に入っている人は、大抵駄目だと思う。やっぱり、「顔でなく音楽を聴いて欲しい」とか言って、怒らないといけないw

いっそのこと、先入観を避けるために、ジャケット画像を一切表示しない「ノー・ジャケット・モード」があったら良さそうだ。更に、「闇鍋モード」とか言って、演奏者の名前すら出さないのもいいかも知れないw 実際、つい、「ゼルキンだからいい」とか思い込んでしまったりするのだが、そうでもないこともあった。

GPMには関係ないが、僕はピアノ協奏曲の弾き振りは好きではない。はなから聴きたくない訳じゃないが、今まででいいと思った演奏はほとんどない。どこかに無理があるように感じる。

GPMのおかげで、近頃発見した(いいと思った)アーティストが沢山居るので書きたかったが、既に長くなって疲れたので、後に回す(GPMの「音楽ライブラリ」は、お気に入りのようなもののようだが、参考までに、先頭部分のキャプチャをリンクしておく)。が、今聴いていて結構気に入った演奏を1(+1)人だけ書く。

ヴァーシャーリ・タマーシュ(Vásáry Tamás)のショパンのピアノ協奏曲 第1番(1965)が気に入ったので、彼の第2番も聴きたかったが見つからず、別の人の気に入らない演奏が掛かってしまったので、気分転換にバッハの無伴奏チェロが聴きたくなって、何人もの演奏を取っ替え引っ替えした挙句、Winona Zelenkaという人の演奏(2010)が結構いいので聴いている。冒頭は少し線が細い感じがしたが、段々良くなって来て、ゆったりとした感じも出て来た。曲が進んで慣れて来ると、濃厚さも感じられて、大好きなビルスマの演奏が物足りなく感じるほどになったから、不思議なものだ。

最後に、「これぞ音楽配信のメリット」と言えそうだが(実際にはYouTubeでも観られるね)、テイラー・スウィフトの新作、"Look What You Made Me Do"が「新作」に出ていたので、(いつも理解できないのだが、懲りずに)とりあえず聴いてみた。現代的なヒップホップ系の曲自体が好きじゃないのはともかく、低音がドコドコした音作りが嫌いだ。でも、それなりに乗れた。ただ、やっぱり「それなり」で、ビートルズなどのような、グッと来るものとか、何十年も記憶に残るような良さはないように思った。

でも、それは僕がビートルズを若い頃に聴いたからで、今スゥイフトを聴く若い人たちにはグッと来て、彼らはずっと覚えているのかも知れない。

 

PS. 以前問題になった、ダウンロード版でデッカに論外なマスタリングをされた、メータの「ツァラトゥストラ」はGPMでも駄目だった。さっき思い出して確認してみたら、トラック3 「大いなる憧れ―」-トラック4 「喚起と情熱―」間が、アタッカなのにフェードアウト/インになっていた。まあ、予想どおりだ。GPMはダウンロード版と同じ音源なのだ。 このような問題は他では聞かないので、たまたまこれのエンジニアが初心者とか脳みそを使わない人だったのかも知れない。が、他に全くないとも断言できないので、GPMはダウンロード版を買う前に試せるという価値もある。 (8/31 6:21)

PS2. 帰宅して「とりあえず何か(好きな曲を)」聴きたい時、実はGPMは余り役に立たない。普通の人だったら"I'm feeling lucky"ボタンが最適なのだが、僕の場合、クラシックも聴くので、きっと、そのリストにはクラシックの曲(しかも1楽章だけバラバラに)が入るだろうから、それでは全然駄目なのだ。だから、何か良さそうなラジオなりアルバムを選ばなければならないのだが、それは「考え」なければならないので、結構面倒だ。だから、今日は、手持ちの曲をシャフルで掛けた。

いや、もしかしたら、Google先輩はそこまで見越してちゃんと作ってくれるのかも知れないが・・・ まあ、あとで、恐いもの見たさで試してみようw (8/31 19:23)

さっそく試したら、すごい。クラシックだけのリストができた。予想どおり、1楽章ずつバラバラに並んでいた。最初の曲はいいけど、さすがに「だめだこりゃ」だ。(8/31 19:24)

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いや、そもそもまだお金払ってないしw まじめなことを書くと、音楽を聴くことに「元を取る」なんて考えるのは全く論外(そんなこと言ったら、「(長年苦労して、楽器だって高い)演奏者は元が取れるのか、考えたことあるのか!」と言いたい)なのだが、定額音楽配信サービス(今はGoogle)は、少なくとも、そこら辺の食べ・飲み放題なんかより、ずっとお得感がある。

「ラジオ」だけでも、僕が数十年間掛けて貯めた曲のレパートリーを軽く超えており、BGMとか暇つぶしには充分だ(実際、この数日間は、自分の手持ちの曲を全然掛けていない)。それ以上に、新たな曲やアーティストとの出会いはあるし、昔から知っていたけどちゃんと聴いたことがなかった曲(例: 南沙織 「17才」、山本リンダ 「どうにも とまらない」)のオリジナルを聴けて、「へえ!」と思うことだって多い。そして、僕の一番の目的である、特定の曲のいろいろな演奏だって、まだ1週間だというのに、何人か気に入った人を見つけたくらいだ。聴いた感想を全部ここに書きたいくらいだが、全然追いつかない。

レーベルや提供会社がどんな収益を期待してサービスをしているのかは良く分からない。想像するに、レーベルは今までと同じ売り方をしていたらお金は増えないし、自分で演奏した訳でもないから、安売りしたって気分は悪くならないし、提供会社はダウンロード販売用に元々ある音源を有効活用して、ちょっと余分に定期的にお金がもらえるのだからありがたいと思っているのではないか。ただ、Googleはちょっと違って、確か、音源は元々持っていなかったはずだから(補足: Spotifyも持っていなかっただろう)、力とお金に物を言わせて参入したのだろうが、きっと、ユーザーから収集したデータをAIビジネスにでも使うつもりなのだろう(「こういう人にはこういう曲が売れる・好まれる」とかいう情報をレーベルなどに売ることを想像する)。

まあ、世知辛い話は置いておいて、このサービスは、ほとんどすべての音楽を一般ユーザーの手元に開放する(本で言ったら、仮想国会図書館が家にあるようなものだ)と言ってもいいくらいで、以前書いたように、(遅巻きながら)パラダイムシフトだと実感した。あるいは、僕が嫌いな書き方をすると、「新しい体験をもたらす」だ。僕は、今のヒット曲を聴くであろう多くの方とは少し違う使い方をしているのかも知れないが、とりあえず、すごく便利だ。

(と、珍しく手放しで褒めたw)

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音楽配信サービスのGoogle play music(以下、GPM)とSpotifyのどちらにするかという問題が決着しそうだ。昨日から今日に掛けて、収録内容の幅広さ(バリエーションの多さ)を比べようと、(僕の聴きそうな範囲での)収録アルバム数を比較した。

音楽を楽しむのに、曲数の多さは本質ではないが、僕は(特定の曲については)さまざまな人の演奏を比べたいし、知らない曲をいろいろ聴きたいから、その可能性が高くなるという点で重要だ。その時、「*千万曲」という全体の数は余り意味がなく、自分の聴きそうな曲の数を推測する必要がある。

具体的には、以下の2種類を比べた。

  • 曲名によるアルバムの収録数
  • アーティストのアルバムの収録数
    • メジャーなアーティスト
    • マイナーなアーティスト

本当は重複を排除した曲数を調べたかったのだが、GPMでは曲数を取得することが困難だったし、どちらのサービスでも、検索結果をリストのように外部に取り出すことができなかったので、アルバム数を数えた。

また、全体的な曲数は関係ない可能性があったので、一部についてAmazon prime music(以下、APM)でも調べた。

その結果、GPMのアルバム数がSpotifyより多い場合がその逆の4倍以上と、断然多かった。つまり、何かの曲を聴こうとした時、GPMの方がSpotifyより多くの種類の演奏を聴ける可能性が高いということだ。

再発盤などによる重複があるので、アルバム数と収録曲の多さは同じではないが、ここまで違うと、Spotifyは完敗としか言いようがない(さすがに、GPMの多い分が全部重複とは思えない)。更に、GPMにはいろいろなメリットや将来性がある一方、Spotifyにはさまざまな欠点(主に技術的なもの)があることを考えると、GPMを選ばない理由はなさそうだ。

なお、APMのアルバム数はGPMの1/10程度と致命的に少なく、候補にすらならないことが分かった。個人的には、音源はあるのだから、出し惜しみしなければ、かなり魅力的でいい商売になると思うのだが、あくまでもプライムの「おまけ」とかダウンロード販売の販促物の扱いなのだろうか? 僕だったら、APMで聴いて良ければそのままダウンロードで買うかも知れないだろうけど(なぜか、Googleのダウンロード販売は少し高いので、買うならAmazonにしたい)、聴けなかったら買わないだろう。もったいない。

以下に、比較結果(抜粋)を書く。

曲名にて検索

  • ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 (検索文字列: "rachmaninoff piano concerto 3"、以下同)
    • Spotify (以下、S): 82
    • GPM (以下、G): 100
    • APM (以下、A): 1
  • モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 ("mozart piano concerto 23")
    • S: 61
    • G: 100
    • A: 4
  • モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番 ("mozart piano concerto 20")
    • S: 85
    • G: 100
    • A: 9
  • バッハ ゴルトベルク変奏曲 ("goldberg variations")
    • S: 82
    • G: 99
    • A: 18
  • バッハ 平均律 ("well tempered clavier")
    • S: 223
    • G: 100
  • ショパン ピアノ協奏曲 第2番 ("chopin piano concerto 2")
    • S: 131
    • G: 100
    • A: 12
  • ベートーヴェン ピアノソナタ 「悲愴」 ("beethoven piano sonata pathetique")
    • S: 31
    • G: 62

メジャーなアーティストのアルバム数

  • The Beatles
    • S: 14
    • G: 38
    • A: 12
  • The Cars
    • S: 9
    • G: 21
    • A: 3
  • Queen
    • S: 41
    • G: 54
    • A: 5
  • Electric Light Orchestra
    • S: 21 (コンピレーション込み)
    • G: 26
  •  森高千里
    • S: 32 (シングル込み)
    • G: 32 (シングル込み)
    • A: 11
  • グールド
    • S: 138 (コンピ込み)
    • G: 100
  • グールドのベートーヴェンの曲 ("gould beethoven")
    • S: 40
    • G: 87
    • A: 5
  • 内田光子
    • S: 56
    • G: 66
  • ゼルキン
    • S: 86 (シングル込み)
    • G: 100
  • ゼルキンのモーツァルトの曲 ("serkin mozart")
    • S: 34
    • G: 66

マイナーなアーティストのアルバム数

  • 猪俣猛
    • S: 1曲
    • G: 5曲
  • フアンホ・ドミンゲス
    • S: 8
    • G: 17
  • 伊藤栄麻
    • S: 0
    • G: 0
  • 高橋アキ
    • S: 8
    • G: 7
  • 小林道夫 (他者との共作を含む)
    • S: 4
    • G: 5
  • 井上直幸
    • S: 1
    • G: 5 (他者のアルバムへの収録分も含む)
  • Sugar (「ウエディング・ベル」のグループ)
    • S: 0
    • G: 1 (同名のアーティストに混ざっていた)
全体の比較結果 (多かった項目の数)
  • Spotify: 7
  • GPM: 31
  • 同じ: 3

なお、GPMでアルバム数が100になっていることが多いのは、最大表示数が制限されているからではないかと推測する(グールドのベートーヴェンやゼルキンのモーツァルトのアルバム数の多さを見れば分かる)が、確証はない。そうであれば、GPMの収録数は更に多いことになる。

また、APMの検索は柔軟でなく、作曲者名の綴りが微妙に違う(例: "rachmaninoff"と"rachmaninov")だけで出ない。

 

PS. 今思っている、GPMの要改良点(何とかしたい・して欲しい点)を以下に書く。

  • 音量の正規化(再生ゲイン)のサポート (特にラジオでは必要)
    • どこかにDBがあれば、それを使って調整できるようにしたい。
  • 初出年表示の改良 (特に再発盤: 間違ってはいないが、有益でない)、Copyrightの表示(レーベルが知りたい)。
  • 曲情報(タグ)の追加
  • 英語と日本語の検索結果の統合
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去年Linuxに移行した時から使っていたクラウドバックアップサービス、CrashPlanから通知があり、個人向け(Home)サービスが終わりになるそうだ。それで、別の個人向けサービス(Carbonite)か小規模ビジネス用(CrashPlan for Small business)を選ぶように促された。前者はWindowsかMacでしか使えないので、僕は後者しか選べない。ところが、後者の料金は$10/月と、現在の2倍近い高さだ。向こうの都合だからだろう、最初の12か月は75%の値段で使えるとのことだが、それでも約1万円/年と、高い。

慌てて移行先を探したのだが、なかなかいいものはなかった(それはそうで、今のよりいいものがあったら、去年選んでいたはずだ)。そうこうしているうちに一週間経ったようで、2通目の通知(催促)が来た。毎週来るのは鬱陶しいので、仕方なく今は小規模ビジネス用に移行しておいて、新料金が適用される来年1月までに別のサービスに移ることにした。

ところが、移行手続きの時に案内画面を読んだら、最初の新料金が$2.5/月と書いてあって、異常に安かった。それで、案内のメールを再度読んだら、最初の12か月は75%引きの値段とのことだった。それならものすごく安くて(約3300円/年)、当面は何も損しないので、喜んで移行することにした。ただ、あと1年ちょっとで移行先を見つける必要があるのは確かだ。

汎用ストレージでなくバックアップ専用にしたって、容量無制限で利用できるにしては安いから、いつか終るのではと思っていたけど、たった一年程度と、予想以上に早かった。サービスを使うときは、「べったり」は許されず、「その後」を予測したり代替策を検討したりする必要があって、常に臨機応変な行動が求められる、諸行無常で世知辛い世の中だ。

そして、やっぱり、可能であれば、他者の提供するサービスは使わずに、自分で用意したり作ったりする方が、長期的には安心できると思った。少なくとも、何もかもを特定の一社(GだのAだのMだの)に依存するのは全く得策でない(いわゆる情弱の行動)という考えを強くした。

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音楽配信サービス(今はGoogle play music)はすごくいい。いくつか欠点はあるけど、それを埋めて余りあるほどに便利で楽しい。

そして、今までの約1週間で一番楽しいコンテンツは、なんと、ラジオの「懐かしの邦楽ポップメロディ」と「80s 輝くベストテン・ヒット」だ(今も掛けている↓)。

もはや、立派なおじさんだw

もちろん、クラシックの好きな(特定の)曲の演奏を際限なく比較できるのもいいけど、日本のポップス("J-POP"と書くのは、ちょっと違う)もいい。中高の頃は、「(洋楽の)ロック以外は邪道だ、堕落だ」と堅く信じていたし、大学でだって基本は洋楽だったが、こうして掛けてみると、ほとんどの曲が懐かしくて楽しく、多くの曲にいいね(上向き親指)を押してしまう。やっぱり、嫌いなふりをして聞いていたんだな(確かに、「ザ・ベストテン」とかを妹たちと観ていた)。それに、アニメとかドラマの主題歌になっていた曲も多かったので、それで好きになったこともあるだろう。

 

PS. 偶然だけど、斉藤由貴は、ちょっと前に何だったか下らない話題でニュースに出ていたが、「今頃そんなことで目立たなくてもいいのに、もったいない」と、今朝、「卒業」が掛かった時に思った。そういうのを見ると、思い出が壊れる気がする。。。

PS2. このラジオ(「80s―」)、数時間で一周した。Googleお得意のAIで選んでいる訳ではなく、固定の選曲らしい。時々、曲を入れ替えるのだろうか? (8/26 4:30)

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お盆に帰省した時だったか。母と話していたら、母が、けしからん人のことを話しながら、「真実は一つだから」とか言ったので、僕はすかさず「そういう訳でもないよ」と否定した。が、当然ながら、(西洋の宗教を信じる)母は納得できない様子だった。

世の中の「真実」なんて、人間同士の関係で決まる相対的なものだから、絶対的な真実を定義したり知ったりすることはできないと思う。例えば、裁判なんて、その最たるものだ。そこでは、別に真実を見つけることが目的ではなく(実際に、見つかることは滅多にないだろうが)、最も確からしいこと、言ってみれば、「うまい着地点」を見つけることが目的なのだと思う。だから、負けた側は、大抵、「自分が正しいのに負けた。納得できない」と言うだろう。

もし、絶対的に正しい、本当のことを知ることができる人が居たら、それは人間を超越した存在としか言いようがないと思う。それを信じるのが宗教なのかも知れないが、信じている自分の考えや行動まで正しいと思うのは結構危険だと思う。

世の中には、真実は一つではないとは思わない人が多いので、自分たちは絶対に正義で、相手は邪悪だとか決め付けて、征伐するとかになってしまうことがある。そこまでにはならなくても、世の中の「普通」(というものがあると考えて)が正しいと思い込み、自分はその普通の一人だと思い込んで、ちょっとでも違う人を叩く人は多い。

何が正しいかなんて、相対的なもので、常に変わる。

その考えに則れば、最初に書いた「真実は一つではない」という定義なり考えなりも、自分で自分を否定していて、妙なことになる。「真実は一つではなくはない」こともあるとすれば、「真実は一つのこともある」となるが、「真実は一つではない」という定義も、一つの真実と考えられないか。

哲学かぶれの言葉遊びになってしまったが、言いたかったのは、どんなに単純そうな、分かり切っていると思えることでも、いろいろな方向から見たら、全く異って見えるだろうということで、それを全部同時に見られる人は居ないし、見ようとすることで状況が変わってしまうことすらあるから、何が本当に正しいかを知っている・決められる人は居ないということだ。

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Google play music(以下、GPM)を持ち上げた舌の根が乾かぬうちに、もう気が変わった。というのは、許せないことが出て来たのだ。それは、細かいことだけど、「音楽としてどうよ?!」ということなのだ。GPMの問題は、以下の2つだ。

  1. iPhoneアプリで、指定した曲だけを聴きたいのに、勝手に次の曲が選ばれて掛かる。停めるには、画面を見続けて、丁度終わった時に自分でボタンを押すしかない。
  2. iPhoneでもPCでも、掛かる曲の音量を一定にすることができない(音量の正規化(ノーマライズ)とかリプレイ(再生)ゲイン対応とか呼ばれる)。「ラジオ」で聴いていると、曲に酔って音量が大き過ぎたり小さすぎたりして、頻繁に調整する必要がある。

勝手に(自分で指定していない)次が掛かるのは、全然良くない。「何か掛かっていれば、ユーザーは喜ぶだろう」とでも思っているのだろうか。

(8/25 7:27追記) この問題への暫定対処方法を見つけた。ある程度の長さ(10分とか1時間とか)の無音の曲をアップロードし、聴きたい曲を再生中に、その無音の曲を次に再生させるようにするのだ。そうすれば、勝手に選ばれた曲が次に再生されることはなくなる。そして、無音が続いているうちに、忘れずに一時停止ボタンを押せばいい。もう、慌てることはなくなった。余裕だ。

この暫定対処は、「今の曲が終わったら一時停止」の代わりにも使える。無音になったら一時停止ボタンを押し、次の曲を聴きたくなったら、「次」ボタンを押せばいい。

音量の調整は面倒でイライラする。音質の劣化が嫌でこの機能を嫌う人も居るが、曲が変わるたびにボリュームを調整するなんて、BGMだったら全然リラックスできないし、気が散って曲に聞き入ることもできない。やっぱり、「何か掛かっていればいい」というスタンスなんだろう。あと、今のポップスは、ダイナミックレンジが圧縮されて、ほとんど最大の音量になっている(→ 参考)ので、結果的にどれも同じような音量に聞こえるから、文句を言う人が少ないのかも知れない。

リプレイゲイン対応を追加して欲しいという要望は、何年も前から何度もフォーラムに投稿されているのに()、Googleはずっと放置している。「やっぱりGoogleだ」と思った。技術馬鹿でセンスがないうえに自己中だ。

ではSpotifyはどうだろうと思って(余り期待せずに、でも、藁にもすがる思いで)確認したら、iPhoneで検索結果を選択して再生した場合、期待どおり(当たり前のことなのだが)、その曲だけが掛かって終わった。

また、音量を一定にする機能もあった。ただ、音量を調整する基準(リプレイゲイン)には、曲単位とアルバム単位があるのだが、それらの選択はできず、どちらかは不明だった。それでも、クラシックもポップも、リプレイゲインの異なる連続した曲が自然につながっていたので、うまくやっているようだ。そして、今はPCで「ラジオ」を聴いているのだが、ほとんど音量を変える必要はないから、確かに効果がある。

念のためApple musicも調べたら(どうにかしてLinuxで使えるなら、候補にしてもいいと思った)、曲単位とアルバム単位が指定できるようだ。さすがに、iPodやiTunesを出した会社だけのことはあって、それなりに分かっているようだ。でも、頑なにLinuxに対応しない姿勢は全く論外だ。

つまり、Googleは音楽とは何かは分かっていないが、実現する技術があって、力もあって、金になるからやっているのに対し、Spotifyは、ある程度、音楽を分かっている、そして、音楽が好きな人たちが運営しているのではないかと思った。(Appleは、音楽は分かっているけど、自分以外の世界の価値を認めないのだろう。MSは、いつも頑張ってゴミ何かを製造しているねw)

リプレイゲインに対応しない理由について推測を書くと、この値は、レーベルから提供された曲のファイルには入っていないため、配信サービス提供者が自分で曲のファイルから計算しなければならない。曲数が多いと計算する(簡単に書くと、曲の中で最も大きい値を探す)だけでも大変だし、曲のファイルまたはDBに格納するのも大変そうだ(曲のファイルに入れるとしたら、ファイル数は2倍(オリジナルと配信用)になってしまう)。Googleは、そんな余計な手間を掛けたくなかったが、AppleやSpotifyはちゃんとやったのだろう。

という訳で、今は、例えGPMのいくつかのメリットを捨て、Spotifyのデメリットをのむことになってもいいから、Spotifyにしたくなっている。GPMの最も大きなメリットと考えていた、手持ちの曲をアップロードして各機器で共有できる機能にしたって、よく考えると、手持ちの曲なんて自分で演奏した訳じゃなく、多くは市販のアルバムの曲なので、ほとんどサーバにありそうだ。ないのは、ラジオやTVでのライブなどやマイナーな人だけだ。それらを外で聴くのは諦めればいい。サーバーには、もっと多くの聴くべき曲があるはずだ。

そして、音楽配信サービスのいい点は、もし、その時使っているのより良いサービスが出たら、すぐにでも乗り換られるということだ。乗り換え先のサービスに、自分が聴きたい曲がありさえすればいい。電子書籍と違って、曲やアルバム単位に支払いをしていないので、失うものはほとんどないから。

(8/24 6:50追記) その後、SpotifyのLinux版プレーヤーに問題(指定していない曲もキューに入る、再生キューのクリアができない)が見つかって、試行錯誤していたら、思わぬことに気付いた。設定の"Set the volume level for all songs"(音量を一定にする)が無効になっているようなのだ。Onにしてもoffにしても、音量に違いがない(GPMと同じ音量だった)。一方、純正でないプレーヤーClementineにも同じ設定があって、それをonにすると、音がおかしくなる。音量がふわふわと変動する感じだ。

推測すると、Spotifyの音量を一定にする機能は、リプレイゲインの値を使っている訳ではなく、サーバ側でデータを送信する直前に処理しているのではないか(電話やラジオでは良く使われている技術だが、音楽をちゃんと聴くには使えない)。ところが、実際に使ってみたら音がおかしくなったので、設定を無効にして機能を使わないようにして、しのいでいるのではないか。

(8/24 20:23追記) 気になって、Spotifyの音量正規化について検索したら、音量が大きい時に音量を下げる、ダイナミックコンプレッサーを使っているから、彼らのアルバムの音質が劣化してしまっているというページがあった。そこでは、音質の劣化を防ぐため、この機能をoffにするように書かれている。このページの書かれた年は2012年(アルバムの発売年)のようで結構前だし、他の人はほとんど指摘していないので、今もそうなのかは不明だが、そういう時期があった(僕は今もそうだと思っている)のはほぼ確実だろう。

それなら辻褄が合う。Googleがやらなかった、全曲のリプレイゲインの計算は、Spotifyもやらなかった(やれなかった)のではないか。

結局、前述のSpotifyのプレーヤーの問題もあって、Spotifyは、音楽は分かるが、技術力も誠実さもない感じだ。だったら、GPMに戻った方がマシだ。Googleなら、そのうち、うまい手(例: AI(と言ったって、最後は検索だが)を使う、ネットから持ってくる)でリプレイゲインに対応しそうな気がするが、期待しすぎだろうか。

なかなか難しい選択を迫られている(というか、選択肢が少な過ぎる。まだ日本に入って来ていない、DeezerやTIDALなどを試してみたい!)。結論はまだまだ変わりそうだ。

 

PS. Spotifyは、GPMよりはまともに初出年著作権表示をしようとしているようだ。その点でも、本気度が分かる。

 

ついでに、今日の昼に聴いた曲の短評:

アラン・ルフェーヴルのモーツァルト ピアノ協奏曲 第23番 (2010)をiPhoneのSpotifyアプリで聴いたが、なぜか音がすごく悪かった。品質を変えても変わらなかった。なぜか、モノラルに聞こえる。Spotifyの問題か、iPhoneの問題か、音源の問題か。オケは小編成のようだった。

音質が悪いのは構わなかったが、ピアノが下手だったので止めて、フライシャーとワルター(指揮)の演奏 (c. 1942)に変えた。昔っぽい、きびきびしたオケだった。昔らしく、テンポはちょっと速かったけど、ピアノはずっと良かった。昔の録音なので、音は元から悪いので、音質は気にならなかった。

残念ながら、途中で昼休みが終わってしまった。

(8/24 20:12追記) 上記の、音が悪く、モノラルに聞こえた原因が分かった! iPhoneの防水ケース接続用延長ケーブルの中継コネクタがちゃんと繋がっていなかったので、本当にモノラルだったのだ。挿し込み直したら、格段にいい音になった。接続する時に一旦外したので、その後でしっかり挿さなかったようだ。まったく間抜けだった。

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