Archive for the ‘音楽’ Category

YouTubeで暇つぶしをしていて偶然目にした、ソコロフ(Grigory Sokolov)のラフマニノフのピアノ協奏曲3番が、ちょっと遅過ぎのところがあるが、なかなかいい感じだった。それを切っ掛けに、前回に引き続き、今日も飽きずにこの曲のピアノ2台版探しを始めてしまった。

それで、すごいのが見つかった。Kostandin Tashko演奏のピアノ協奏曲第3番の2台ピアノ版(2016)で、最高にロックだ!

とても荒削りでゴツゴツしているが、豪快でいい感じだ。テンポも遅くなくていい。というか、第1楽章をあのスピードで弾き切れるのは、かなりの腕だと思う。アルバニアの18歳だそうだ。第2ピアノがちょっと乱暴かつ下手かな。例えば、第2楽章の始めはもっと滑らかに弾いて欲しい。そうは言っても、彼女(Fjorda Veizaj)の、彼に真っ向からぶつかる気合いの入った演奏にも惹かれるものがあるから、演奏があるのなら聴いてみたい。ただ、録音はイマイチで、アップライトみたいな音になってしまっている。が、それは何の問題でもない。

最初のほうに外の鳥の声が入っているのがのどかで、終始この雰囲気で行くのかと思いきや、段々格闘技とか戦場のようになって来たから、いい意味で裏切られたw 全部はだるいから手短に聴きたいという方は、是非、37'02"から最後までの2分弱をどうぞ。

その後、彼を検索してみたら、ショパン(2014)も強烈で参った。(参考: 彼のショパンの音の美しい版) 友達になって、パワーを分けてもらいたいw 良く見ると、どことなくジャイアンのイメージだ。ちょっと前に自分でジャイアンをディスっていたのだが、彼はなぜか許せる。理由を考えると、彼は「俺様」的でなく、曲へのリスペクトを込めて、真摯に体当たりしているからではないかと思う。

(8/12 6:25 題に追記、わずかに加筆・修正; 9:34 改題; 9:47, 9:58, 10:27 加筆・修正)

 

PS. これの前に見つけたのを、参考までに書く。(名前は第1ピアノ(=ソロ)の演奏者、PC=「ピアノ協奏曲」の略、数字は発表年)

  • 浅井純のPC3 2台ピアノ版(2015): 第2ピアノがちょっと。。。録音も悪い。
  • 菅原望のPC2 2台ピアノ版(2013)はもったいない。ソロはいいのに、「とりあえず鍵盤を打ってます」って感じの第2ピアノで台無し。
  • 長富彩のPC2 2台ピアノ版(2005)も同様。ソロに注目すると、なかなかいい感じ。でも、何の脈絡もなく途中でブチっと終わるのは最低。何考えてるんだろう?? 技術はすごくても、音楽への愛はないようだ。
  • Christopher FalzoneのPC2 1台ピアノ版(2013)はまあまあ。音が綺麗だが、ちょっと遅いのと、ショパンのような柔らかさがミスマッチ。この編曲はいいと思う。
  • Shafagh NosratiのPC3 2台ピアノ版(2010)は結構いい。が、途中から駄目になる。彼らには速過ぎるテンポだったのだろう。ピアノの音も録音も録画も悪い。
  • Haru maro goroのPC2 1台ピアノ版(2014)は、イントロなどいい感じなのだが、腕が曲に負けている感じ。でも、悪くない。「頑張れー!」と言いたくなる。アップライトだが、かなり音がいい。この編曲は素晴らしい。が、行進風の部分でなぜかアルペジオが使われているのだけは好きじゃない。
  • 福田智恵のPC2の2台ピアノ版(2014)はまあまあ。音は悪い。

(8/12 7:39, 9:42 加筆・修正)

PS2. 実は、昨夜これを投稿した後に、夜更かしして更に沢山見つけたので列挙する。YouTubeで見つかる2台ピアノ版は、ほとんど全部見た(すべてを全編観た訳ではなく、ほとんどは「良くない」とか「充分」と思った時点で止めた)つもりだ。なお、興味のあった、2台ピアノ版以外も若干入っている。(2台ピアノ版での「オケ」、「オケピアノ」は第2ピアノのこと。上と異なって、発表年までリンクになっているのは、単なる手違い。)

上に挙げたような無名な人たちでさえ、(何人かは)すごい演奏をするのだから、音楽の世界は広いと思った。(8/12 6:20, 6:46, 7:28, 9:41)

PS3. 更に、8/12の朝に聴いた分を追加。

  • ひとみんちょのPC2 1台版?(2013)は結構いい。綺麗だしパワーもあるし、うまくまとまっている。録音は良くない。
  • Mita ShinjiroのPC2 1台版(2014)は、コメディと思いきや、ちゃんと演奏している。ちょっと滑らかさに欠けたりするが、悪くない。編曲もとても自然。大学のサークルで、こういう追い出しコンサートがあるのはいいなあ。
  • 定方美香のPC2 1台版(2012)はいい! ソロもオケもうまい。と思ってたら、途中でオケが停まった(アマらしいので仕方ないが、コンサートでアマの人を使うってのはいかがなものか)。けど、それでも余りある良さ。ただ、オーバーアクション気味。録音は良くない。
  • pcgfx77vのPC2 1台版(2009)は、若過ぎ。まあ、小6だから仕方ない。
  • 000hirohirohiro000のPC2 1台版(2009)は、ちょっと乱暴。
  • 石嶺利衣&伊藤知紗子のPC2 連弾版(2013)は、珍しい。ピアノ・鍵盤が狭そうで、見ていて楽しい。演奏は結構いい。編曲はまあまあ。録音も結構いい。
  • (上に書いた)長富彩のPC2(2005)の第2楽章は、今一つ。だが、第3楽章はすごい。引き付けられる。でも、オケは・・・ これも途中で強制終了。馬鹿なのかセコい奴なのか。どっちにしても嫌いだ。

(2016/8/14 14:12; 2016/10/23 22:21 関係者からの苦情により、一部の記述を削除)

  •   0
  •   2

naokiさんとのチャットの後、ちょっと思いついたので、僕の好きな作曲家たちの作品(主にピアノ曲)のイメージを一言で表現してみる。

  • モーツァルト: 純水
  • バッハ: アナログ計算機
  • ラフマニノフ※: グランドピアノ

※ラフマニノフについては、彼のピアノ協奏曲だけが対象。

一言では真意が伝わらないかも知れないので、以下に説明を。

モーツァルト: 純水

混じりっ気なしの、とても透明な水。不純な人は生息できない。

バッハ: アナログ計算機

とても精巧で、人間技とは思えない。

ラフマニノフ: グランドピアノ

ものすごく複雑で、巨大で、ダイナミック。そして、とても繊細なのに滅多に壊れない頑丈さを兼ね備える、理解不能な怪物。立ち向かうには、かなりの体力が要るだろう。

  •   0
  •   1

さっき、エアコンを掛けても29℃を超える、うだるような暑さの部屋で、偶然、「暑中お見舞い申し上げます」(1977)が掛かり、「まさに今にぴったりだ!」とちょっと感激した。と書くと、いつものようにちょっと大げさかも知れない。

今から40年近く前の曲だが、実にいい。おまけに音もいい。が、(当時は当たり前だった、生歌の)TV版を聴くと、今となっては歌唱のアラが分かってしまう。しかも、レコード版よりテンポが速いせいで、余計歌が下手に聴こえてしまう。

でもまあ、それでもなんかいい。とにかく暑いから。

PS. ちなみに、「暑中お見舞い申し上げます Part2」という曲もあったらしく(当時は知らなかった)、最初のリンクの後半に入っている(はず)。

  •   0
  •   2

先日YouTubeで聴いて感心して注文したのを、今日受け取った。ダウンロード版はないようなので、CDにした。もうAmazonの中古でのトラブルは嫌なので、HMVで新品にした。

Andrei Gavrilovが若い頃(1980年代後半から1991年頃)の作品だ。

さっそく第3番から聴く。始めはゆったり目だが、途中で速くなったりして、テンポのメリハリがある。時々、凄みを感じる。今まで聴いたことのない音がある(オーディオ的/プラシボ効果的な話でなく、実際にピアノから出ている音)。第2楽章は特に遅い。暑くて楽章の間で昼寝したりしたが、全体的にはいいと思う。スケールが大きい感じだ。

第2番もかなりスローなテンポで(ちなみに、この曲、知恵袋ではすごく速いように書いてあるが、瞬間的な速さのことだろうか?)、重さを感じる。ただ、重苦しい訳ではなく、好きな種類の重さ(この曲の本質と言ってもいい)だ。そして、第2楽章はありえないくらい遅かった(「あれ、まだ続いてたの?」ってくらい)。全体的には悪くなかったが、第3楽章は余り記憶に残らなかった。

パガニーニはまあまあだった(余り集中して聴かなかった)。ラフマニノフのピアノソロ曲も入っているが、余り得意でないので、感想を書くほどではない。

全体的には悪くない、いい方だろう(実際、同じように遅いキーシンのに比べればすごくいい)。といって、すごいとも言えない。もちろん、ユニークではあるのだが。。。彼が今、それ程人気がない理由はそこにあるような気がした(それは、文章で書けるほどははっきりしていない、印象とか感覚的なものだ)。僕が彼のゴールドベルクをそれ程評価しなかった理由も、そこにあるのだろう。

  •   0
  •   0

h.takくんに勧められて買った、Radioheadの初期の2作。勧められたのはかなり前だったと思うが、いろいろあって、揃ったのは今日になった。"Pablo honey"は、僕にはものすごい「いわく付き」のアルバムになった。音楽の感想の前に、そのいきさつを書きたい:

そもそも、それらをAmazon(マーケットプレース)に注文したのは、7/1だった。"the bends"は、普通に7/4に届いた。ところが、"Pablo honey"はずっと届かなかった。発送の連絡すらなかった。7/7になっても連絡がなかったので、キャンセル要求を出した。が、それにも返事がなかった。それで、連絡後3日間連絡がなかったら「マーケットプレース保証」の対象になるというふうに書いてあったので、保証申請をしようとしたのだが、そのボタンが無効になっていた。それで、確実に3日が経過したと考えられる7/10に、Amazonにチャットで問い合わせた。

Amazonの担当者はレベルが低く、そこでも頭に来た。こちらが文章を打ち込んでから(体感的に)1-3分は待たされた。しかも、担当者が規則を理解してないようで、突っ込むと回答が変わったり、仕舞いにはメールで回答するとか書いてきた。アホかバカかと思う。そんなんだったら、最初からメールにするよ。急いでいる(というより、待ちくたびれていて、早く何とかしたい)から、苦手なチャットにしたのだ。結局、その担当者がマーケットプレース保証の申請をすることになった。が、保証の「審査」には1〜2週間くらい掛かるとのたまわったので、ここでもムカついた。審査が終わってキャンセルになるまで、"Pablo honey"は別の店に注文できないのだ(最悪の場合、ダブるので)。でももうどうしようもないので、待つことにした。もちろん、「最後になりますが、他に何かございますか」と書いて来たので、審査の遅さへの苦情と、出品者を排除しろという文句は書いた。

そして、確かに1週間後の7/17に「調査終了」という連絡が来て、めでたくキャンセルになった。理由は明かされず。注文してから17日間も掛かった。まったく腹立たしい出品者だ。ここに名前を書きたいくらいだが、そんなことをしても何の得にもならないので書かない。ちなみに、店でなく北海道の個人だ。もしかして、その人が事故や病気で入院していたりしているのかも知れないが、もう少しちゃんとして欲しかった。今は、病院でだってメールは読めるだろうから。

その日すぐに、マーケットプレースの別の店に注文した。その頃にはCD脱却を決めていたのだが、Amazonにはダウンロード版がなかったので、またCDにした。しかし、その後に調べたら、iTunesやレコチョクにはあったのだ。それで、注文をキャンセルしてそっちにしようかと思ったが、勝手な都合でキャンセルするのは良くないし、また連絡が取れなくなったら、更に時間が掛かってイライラするので、そのまま待つことにした。

案の定、これもなかなか届かなかった。発送の連絡があったのは7/18なのだが、届いたのは今日(7/30)だ。届くのに、約12日間も掛かった。海外(US)からとは言え、遅過ぎだ。船便かよって感じだ。今週いっぱいは待とうと思ってはいたが、結構イライラしていた。最初の注文からほとんど1か月間掛かった。

てな訳で、もう、Amazonもマーケットプレースも懲り懲りだ! これからは、可能な限りダウンロードにしよう。ダウンロード版がなかったら、可能な限り、Amazon以外(今はHMVか)で買おう。

そして、聴いた感想: "Pablo honey"は彼らの最初のアルバムなのだが、2作目の"the bends"よりは聴きやすかった。特に最初の2曲("You", "Creep")が良かった。でも、やっぱり、基本的には、僕の苦手なU2系だ。2作を順番に聴くと、筋が通っていて馴染んでくる感じだが、段々U2に近くなる気がした。

"the bends"は、最初に聴いた時は違和感はなかったのだが、ブログを書いているうちに終わってしまった。2回目は、途中で挫折してしまった。今日も、最初に買った"OK Computer"と合わせて、最初の3作を続けて聴こうとしたのだが、同じようにこれの途中で挫折した。

ということで、今は「やっぱり、Radioheadは苦手だなあ」(BTTFの「君たちにはまだ早すぎたかな?」かなw)という感じだ。あるいは、僕は茗荷とか生姜とか大葉とか山椒とかパクチーとかの、「大人の食べ物」が苦手なんだが、それと一緒かも知れない。でも、また挑戦したい。

最後に盤質について: どちらも悪くなく、高速に取り込めた。"Pablo honey"は外国の中古だったので、どんなのが来るか心配だったが、「新品同様」のにしたせいか、(多少古い感じではあったが、)問題はなかった。ただ、読み取り面が軽く埃で汚れていたので、取り込む前に拭いた。

  •   0
  •   2

先日、昔のMIDIファイルを聴いて「意外にいい」と思ったのだが、その後、少し考えたら、やっぱりそんなにいいとは言えないことに気付いた。

というのは、そのファイルを作った時、僕は作曲者の意図や曲・フレーズの意味など理解しようとせず(楽譜を見たって理解できないので)に、まず楽譜を一音ずつMIDIとして打ち込んで、それから、「お手本」に近づくように調整していたからだ。

だから、聴いて「意外にいい」と思ったのは、自分の好きなお手本に似ているからで、当たり前なのだ。それはコピーバンドみたいなもので、音楽的には意味がないと思う。例えば、小中学校の書写がいくらうまくて綺麗に書けても、書道にはならないのと同じことではないか。

本当にいい演奏を作る(する)には、曲を理解して、自分ならそれをどう表現するかを考えて打ち込まなければならないと思う。ツールで補えるのは、指が素早く動くとかの身体的な技術だけで、音楽的センスがなかったら、何を使っても無駄だと思う。

今は、手軽に演奏できるツールは多くなったが、誰かのコピーとか「演奏したつもり」でなく、そういうツールの発達によって、本当に自分の表現ができている人が増えているのか、是非知りたいところだ。

(7/30 8:41 わずかに修正)

  •   0
  •   2

日曜の昼に、リシッツァのラフマニノフのピアノ協奏曲2番のピアノソロ演奏に改めて感心したのだが、どうしても、ピアノが休みの部分の休符を省略されるのが気に入らなかったので、他の演奏はないか、YouTubeを丹念に探した。

すると、ピアノソロではないのだが、フレイレ(Nelson Freire)のリハが出て来て、とてもしっくり来て良かった。アルバムを買いたくなったのだが、不思議なことに、彼のこの曲(3番も)のは全く売られていない。USのAmazonにもなかった。とても不思議だった。

次に、ガブリーロフ(Andrei Gavrilov)の3番も見つかって、やっぱりしっくり来た。彼が若い頃のだ。不思議なことに、再生回数が2万回と少ない。残念なことに、後半は音が割れていた。元の音量が高過ぎたのかも知れない。アルバムを買おうかと思ったが、2楽章後半からは、音の切り方がちょっとわざとらしい感じがしたので、迷っている。Amazonを見たら、彼のゴールドベルクもあって、これも一緒に買おうと思ったのだが、実は既に持っていたw

その後、Robert Richmondによるピアノソロ編曲版が見つかった。これはピアニスト(=編曲者)が余りうまくないのでテンポが遅いのと、編曲自体が物足りない(スケールが小さい)ので、中断した。

それからやっと2台ピアノ版(Enzo & Jourdann)が見つかった。かなり遅くて、音がおとなしい(特に第2ピアノ)し、お世辞にも「すごい!」とは言えないが、綺麗なところや迫力あるところも多いし、この曲の音の作りが分かって、とてもおもしろい。そして、結構乗れた。最後のクライマックスはすごく良かった。思わず拍手した。けれど、これは自分たちだけで演奏したのを撮影したものとばかり思っていたのに、実は最後に拍手が起こって(聴衆が居て)、コンサートか発表会だったと知って驚いた。そこまでのレベルとは思えなかったので。まあ、学生の発表会なら妥当か。

実は、若い頃USに行った時、この曲と3番のCD(ブロンフマン+サロネン)と、どうしてか、その2曲の2台ピアノ用の楽譜を買って来た。それから数年後に、「とりあえず」3番をMIDIで打ち込んで演奏させようとしたが、演奏面も技術面も想像以上に難しかったのと、PCが非力だったためか、音が引っ掛かって出るようになってしまったために断念して(この話は後で書きたい)、長い時が過ぎた。「これがあの楽譜の音か。やっと聴けたよ!」という思いだった。そんなこともあって、このビデオは感慨深かった。

その後、「ノダメ」のが見つかった。速過ぎて却っておもしろいが、強弱が平坦過ぎる。

それから別のソロ版(Sopon "Jokobo" Suwannakit)が見つかった。ちょっと、いや、かなりカジュアルだ。イントロの弾き方が変わっている。はっきり言って手抜きなんだが、それらしく聞こえる。ジャズの人らしい。オケと一緒にもやったようだが、ちょっと遅い。あと、演奏のコメントに「(間違いはあるけど)疲れたから諦めた」と書くようでは駄目だ。正直でいいけど。

次の2台ピアノ版(Martin Jacobs)は、オケパート(第2ピアノ)に負けている。こうしてみると、意外に2台ピアノ版は多いようだ。

3番の2台ピアノ版(Jorge Fontes)もあった。楽しそうだが、録音が悪く、音が大き過ぎて歪んでいるのが残念。

次の2番の2台ピアノ版(Sladjana Dedic)はちょっと変わっていて、第1ピアノはアップライト、第2は小さいグランドだった。普通は逆に使うが、アップライトの方が音が良かったらしい。アップライトなので「ビョーン」ていう音だけど、結構いい感じで、乗れた! 音が綺麗だし、ダイナミックでいい。最後まで聴きたかったのに、第1楽章しかないのが残念だった。。。

更にもう一個(Dmitri Kristalinsky)見つかった。これは両方グランドだし録音もいいから、音が良い。テンポもダイナミックさも良くて、すごく乗れた。今回探した中で最高だ。欲を言えば、2台のピアノの強音が同時に鳴ると、瞬間的に音が大きくなり過ぎて少し不自然なのだが、両方ピアノで、そのようにしか音が出ないから、仕方ないのだろう。(いや、実際には、その場合には僅かに弱くすればいいと思う。)

全体的に全く違和感がなく、まるでオケで聴いている気分で、曲が進むにつれて乗りまくりになり、ブロンフマン(Yefim Bronfman)のに遜色ない感じだった。Enzo & Jourdannの2台ピアノの10倍以上いい(是非、比較して欲しい)。これがたった60回しか再生されていないなんて、おかしい。是非、賞賛のコメントを書こうと思った。演奏者は当時の学生なのだろうか。全然有名じゃないが、すごいと思う。ブロンフマンといい、イスラエル(系)にはすごい人が居るものだ。

最高レベルの演奏が見つかり、夜も更けたところで終わりにした。という訳で、日曜の夜はラフピ協三昧であった。

PS. YouTubeにコメントするのに、チャネルなるものを作らなければならないのが面倒だった。しかも、そのままだとチャネル名がGoogleに登録した名前になってしまうので、仕方なく、Googleの登録名を変える羽目になった。

PS2. その後、月曜の朝に、リシッツァは音を抜いているというブログ記事が見つかって、ちょっとがっかりした。「超絶技巧」じゃなかったのか。当然ながら全く気付いていなかったのだが、彼女を賞賛する評論家や他の人も気付いてないのか?

PS3. 昔作り掛けて断念したMIDIを探して聴いてみたら、最初の方は意外に悪くなかったので、恥ずかしいけど公開します。1997年9-10月に作っていました。さすがにMIDIなので、速いフレーズもちゃんと演奏できていますねw でも、ポツポツ、音の誤りがあるような・・・ あと、第2ピアノパートのオケ(弦)への割り当てが意外にまともなので、我ながら感心しました。当時から好きだった、ブロンフマンの演奏を「お手本」にして作っていたと思います。

Rachmanioff Piano concerto #3, op.30, d-moll (Two-piano edition), Mov. I (Unfinished MIDI seq. by Butty, 1997)

  • Score: Kalmus classic edition K03816
  • Music seq. software: YAMAHA XGWorks 1.04
  • MIDI to WAV: TiMidity++ 2.13.2
  • WAV to MP3: LAME 3.98.4 (MusicBee 2.5)

(7/27 6:48)

  •   0
  •   0

昨夜は、リシッツァに感心していろいろ聴いていたので、珍しく夜更かしをしたのだが、日付が変わった頃、ふと、その後どうかと思ってNumber the.のページを開いたら、先日聴いた「予定」の熊本版が出た(7/20に配信開始したそうだ)ことを知って、ダウンロード購入した。420円。

聴いたら何となく音が遠い感じ(特にボーカル)がしたが、夜中で音量を絞っていたからのようで、さっきはそんなことはなかった。やっぱり、暖かい感じでいい曲だ。アコギもエレキもいい音で好きだ。八代亜紀は後の方から入って来た。森高も入ってたら最高だったがw (実際、そうなったら、変な方向に行ってしまいそうだ)

実は、ダウンロード購入は2回目なのだが、CD脱却宣言してからは初めてだ。OTOTOYで買ったのだが、フォーマットが選べてFLAC形式もあったので良かった。

PS. エレクトリックギターは、今も「エレキ」と略すのだろうか? 「アコギ」に倣えば「エレギ」にはなるが・・・

  •   0
  •   0

何か(すっかり忘れた)を観るか聴くのにYouTubeを開いたら、リシッツァ(Valentina Lisitsa)のラフマニノフのピアノ協奏曲2番のピアノソロが勧められていて、久しぶりに聴きたくなったので聴いた。そして、やっぱり感心した。恐れ入ると言った方がいいくらいだ。

彼女はすごい。基本的にパワフルだし、弱い音は綺麗だ。ただ、ちょっと、強い音が乱暴な気がした。欲を言えば、ピアノが休みの部分の時間は省略しないで欲しい。でないと、こっち(頭の中でオケや他の楽器のソロを演奏している)のタイミングがずれてしまうので。

そして、やっぱり、曲自体がいい。ピアノパートだけでも充分に満足できる。最初の方の金属的な低音にはグッとくるし、最後の高速なフレーズは、普通は半ばオケに隠れてしまうのだが、とても美しいことに気付いた。

マニア向けだが、是非聴いて欲しい。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 (ピアノソロ) 1楽章 2楽章 3楽章

ついでに3番も聴いた。これもすごい演奏・曲だ。ただ、先頭のロゴ音楽が鬱陶しい。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 (ピアノソロ) 1楽章 2楽章 3楽章

それにしても不思議なのは、オケ付きの彼女の演奏(CD)は今一つ気に入らないことだ。もしかして、フェドロヴァ(Anna Fedorova)のように、生で聴くと気に入ってしまうのかも知れない。

PS. 改めてリシッツァのCD(2番)を聴いたら、結構イケる感じだ。確かに速目ではあるが、彼女のソロを何度も聴いたせいか、慣れた感じだ。そして、そもそも、演奏自体がすごい。(7/24 14:20)

PS2. 上のCDを聴く時、MusicBeeのピッチ調整機能で10%遅くしてみたのだが、雑音が入るので、実用にはならなかった。(7/24 14:22)

  •   0
  •   0

極論だが、アーティストの立場で考えれば、中古CDは違法ダウンロードと変わらないような気がした。

中古CDが何枚売れてもアーティストには一銭も入らないのだから、違法ダウンロードとかコピーと同じじゃないか。違法じゃないから、買う方は心が痛まないが、結局、音楽のためにはならないような気がする。

中古CDのメリットは、資源が無駄にならないとか、「中古で売れそうだから新品を買おう」と思う人が居る可能性があるとかの、間接的なアーティストへの還元可能性程度だろう。

一方、レンタルの場合は、少しお金が行くはずだから、それらよりはマシだろう。ということは、アーティストへの還元可能性は、

中古CD=違法ダウンロード・コピー=0 < レンタル << 新品CD, 正規ダウンロード

となる。

同じだからといって、昔はいざしらず、今は違法ダウンロードなどで済ませるつもりはないので、新品のCDを買うか正規のダウンロード購入することになる。物によっては高いが、仕方ないだろう。まあ、試しに聴いてみる時は、中古で済ませようか。

結局、今の買い方とほとんど変わりがないという結論になる。

  •   0
  •   0