Archive for the ‘音楽’ Category

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帰省前、お気に入りの、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番(ゼルキン・アバド)を聴いて、心を落ち着ける。しかし、今日のゼルキンは少し滑らかさに欠ける気がする。何とも不思議だ。

 

でも、第1楽章の出だしは端正かつ明るい気分になるし、今掛かっている第2楽章は心にしみる。そして、第3楽章は元気が出る。

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この演奏はかなりいい。すごく乗れる。曲間もグールド(1981年の盤)に近く、スパっとタイミング良く次に入るから、気持ちいい。たまに曲間が長い箇所があるから、ちゃんと考えて設定したのだろう。ただ、最初のアリアの開始前のわずかなタメ(無音)がない(or 短い)のがちょっと残念だった。

マイクが近くてクリアな音だったが、その分、チェンバロの高音が耳に刺さる。でも、低音が豊かで良かった。彼の、ピアノでのこの曲の演奏を聴いてみたいが、あり得ないのだろうな。。。

ブックレットの「この曲の構造について」を読むと、難しい理論は理解できないのだが、バッハの恐ろしさを実感し、彼は人間だったのだろうかとすら思った。どうしてこんなに精緻な曲(スイスの機械式腕時計のようだ)を作れたのか・作ったのか、分からない。だから、やっぱり、モーツァルトの方が好きだ。といっても、モーツァルトの曲がいい加減ということは全然なく、ちょっと聴いただけでは実感できないが、実際にはすごいのだ。だから、逆に、モーツァルトの方が恐ろしい気もする。

「演奏に関して」を読むと、小林が常に試行錯誤していることが分かって、なかなか興味深い。そして、1970年代から毎年行われているこの曲の演奏会は、彼のその年の研究成果の発表の場なのだろう。先日疑問に思った、「彼はなぜ演奏しているか」の理由が、少し分かった気がした。

余談:

盤やジャケット(内側)のデザインが意外に凝っていた(シンプルで綺麗だった)。意外なことに、CDDBの情報は完璧だった(入ってないだろうと思っていた)。取り込みも速かった。ブックレットに鉛筆で文字(僕は購入日を書いている)が書きやすくて良かった。

僕は、昔からの習慣で、この曲を「ゴールドベルク(グ)変奏曲」と呼んでいるが、この投稿のタイトルはアルバムの表記に従って「ゴルドベルク―」とした。今は「ゴルベルク―」が一般的なようだ。ちなみに、今年の彼の演奏会のパンフレットでは「ト」だった。

曲のタイトルの表記に揺れがあるので、検索するなら、正規表現で"ゴ(ー)?ル(ト|ド)ベル(ク|グ)"になるのだろうなと思って試したら、すごく時間が掛かった。これは全くの技術者的雑談である。

PS. (再び聴いていて) やはり、この演奏は、体力的にはハードだ。演奏自体はいいのだが、体調がベストでないと、チェンバロの音が耳に刺さるし、全部繰り返すので持久力が要る・・・ (6:40)

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小林道夫のゴールドベルクと一緒に、26日にAmazonから届いた。その日は疲れて早く寝たので、翌日の朝に聴いた。

早速聴き始めたら、最初の"Norwegian Wood"(編曲: リンオリヴェロス)などは意外に聴きやすかった。が、中盤の"All my Loving Resounded (All my Loving)"(編曲: 藤枝守)辺りから難解な曲が増えて来た。それへの拒否反応か、段々、モーツァルトやゴールドベルクが頭の中で鳴ってきた。。。

ただ、後半の"She's Leaving Home"(編曲: 高橋鮎生)は美しいし、聴きやすかった。この曲は難解にならずに無事終わった。最後の"The Walrus in Memorium (I am The Walrus)"(編曲: テリーライリー, 参考: 別の方の演奏)は、どうしてか、昔教えて頂いたピアノの先生の曲や音に通じるものがあるように感じられて、何となく懐かしかった。

全体としては悪くはなかったが、「やっぱり、現代音楽は難しい。」 その時は、このシリーズはこれ1枚だけで充分だと思った。が、今はもう少し(他の盤も)聴いてみたい気もする。実際、それから2回くらい聴いた。

ちょっと思いついただけだが、現代音楽が難しい(分かりにくい)のは、作曲者の理論(人為的な要素?: といっても、実際には、芸術は全部人為である)が多くて、聞き手の感情に直接訴えるものの比率が少なくなっているからなのかも知れない。「理論」と書いたが、実際には作曲者の感情を表しているのだろう。ただ、その表現が複雑だったり新し過ぎるために、聞き手に知識を要求しているのではないか。要は、文章のようになっているのではないか。

余談:

このCDはマーケットプレイスの中古だったが、運良く、程度は問題なかった。PCへの取り込みも速かったが、CDDBの情報は日本語のしかなかった。発売年が不明だった(裏ジャケットと盤面の表示は1992年だが、調べると、この年は再発だった)が、紀伊国屋や国会図書館のサイトで1990年と分かった。ただし、再発の際にタイトルが変わっていて(アルバム画像を探していて気付いた)、初回は"HYPER BEATLES 2"だった。曲目は同じなので、タイトルだけ変えたのだろう。それで、ここでは新しいタイトルと最初の発売年を採用した。

CDDBの件は、日本で出たアルバムだから、曲名が日本語なのはそのままにしようと思ったが、ブックレットでは英語表記が先なので、英語に直した。すると、スペルミス("baird")や曲名誤り("I’m am the Walrus")が見つかった(取り消し線が誤り)。どちらもちょっといただけないが、高橋がうっかりしていたのか、レコード会社の担当者がいい加減なのか。前者は、裏ジャケットは正しく、ブックレットが間違っていたので、担当者の問題だろう。後者については、ビートルズの日本盤を出した会社なのだから、もう少しちゃんとして欲しいが、まあ、そんなこと言っても関係ないだろう。

ジャンルを設定しようと、「現代音楽」を調べたら、"Contemporary music"だとポップスのようだし、僕のプレーヤ―(gmusicbrowser)のポップス/クラシック分類の設定だとポップスに分類されそうなので、次に適当だった"Contemporary classical music"から、"Contemporary classical"に設定したのだが、矛盾しているような気がした。まあ、"classical"には「古い」以外の意味があるから、いいのかも知れない。と思ったのだが、やっぱりおかしい気がするので、"Contemporary music"に直した。が、これにしたって、新しく作られた音楽は全部contemporaryなはずで、何とも不思議な用語ではある。

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前の投稿の追伸で上のように書いたが、それについて少し書きたくなったので、まとめるのは無理かも知れないが、書いてみる。

何を言いたかったかというと、音楽は、YouTubeなどに投稿して、比較的多くの人の感想を得ることができるが、文章はなかなかそうは行かないということだ。

もちろん、YouTubeだって、投稿しても観られず(聴かれず)コメントが付かないことは多いのかも知れない。が、文章は更に少ないように思う。まず、投稿する場所は、ブログか同人誌的なサイト程度だろう。どちらも、知らない人の目に留まることは少ない。投稿しても、読まれるとは限らない。読まれても、理解されるとは限らない(逆に、理解されないことの方が多い)し、読んで筆者の意図を理解するには時間も労力も知識も要る。

実際には、音楽だって、作者や演奏者の意図を理解するのは難しい。が、最初の一音で、その演奏がいいか悪いか(実際には、多くは、「好きか嫌いか」)分かることだってある。一方、(絵文字・顔文字や写真やイラストなどなしで)文章だけで、最初の一文字(あるいは、ぱっと見)で「すごい!」とか「好き/嫌い」と思われることは皆無だろう(ぱっと見で、「長いから嫌」はあるか)。だから、音楽は文章よりは聴かれてコメントを得る可能性が高いのではないか。

他には、音楽だと、途中までは無意識に聴き流していて、あるところでふと「いい」と思うことは多々あるが、文章だと、途中まで無意識に読み進めて、ある一文で唐突に「おもしろい」と思うことは、まずないだろう。

それから、音楽がすごいのは、国や時代が関係ないことだ。もちろん、国や地域、時代ごとに音楽は違うが、聴くのは全く可能だし、楽しむのにも問題はない。が、文章は全くそうではない。知らない言語の文章は全然読めないし、昔の文章を読むのも困難だ。そういうところが、文章の悔しいところだ。

そして、最初の一文字で「すごい!」と思われる文章はあり得るのかとか、「文章のYouTube」はどういうものなのかとか、国(言語)や時代が関係ない文章はあり得るのかとか、そういうおかしなことを考えている。(草稿: 2016/12/27 22時頃)

最後の段落について今思ったのだが、考えを、言語を使わず、文字で書かず、何か別の、「考えの塊」のような形態で記録して、何らかの方法で読めるようにすれば、可能になる気がする。例えば、物理的にはQRコードとか無線タグのようなものだ。それを見る(スキャンする)と、一瞬で考えが伝わって来るのだ。ただ、果たしてそれが「文章」と呼べるかは疑問だ。が、文章だけでなく、音楽を含むあらゆる表現の手段(メディア)になれるような気がしてきた。

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昨日買ったアルバムの残りを消化、というと言葉が悪いが、感想をまとめて書く。

まず、「惑星」。僕はずっと好きな曲だと思っていたのだが、実はほとんど聴いたことがないのに昨日気付いた。アルバムを掛けて、最初の曲「火星」を聴いたら、曲順違いで一緒に入っている「スター・ウォーズ」かと思って確かめたのだが、間違っていなかった。全く曲を知らなかったのだ。

自分でレコードもCDも持っていないので、思い起こしてみると、中学の頃、友達にレコードを借りて聴いただけだった気がする(なんか、それも怪しい。もしかして、中学時代からレコードを持っていた「展覧会の絵」(ストコフスキー)と混同していたのか?)。でも、有名な曲だし、「木星」などはいろいろな所で掛かって聞き覚えがあるから、知っている気がしたのだろう。

メータとロサンジェルス・フィルハーモニックの演奏は、いいと思う。ただ、ほとんど知らない曲で、自分のイメージもなかったので、それ以上のことは言えない。とにかく、これから聴いて、曲を知る必要がある。

それにしても、「スター・ウォーズ」はこの曲にインスパイアされたのかも知れないな。

次に、ドミンゲス。彼は、ついに大衆迎合してしまったのだろうか? というか、もともと大衆的な演奏家なのかも知れないが、唐突に(これは彼らしい気もする)ビートルズのカバーを出し、演奏に彼独特の攻めとかキレがなく、単なる「ラテン風ビートルズ」で、BGMとかムード音楽的なのにはがっかりした。どうしたのだろうか? ネタ切れか老化か。次に期待したい。

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前にも書いたが、ラフマニノフの「鐘」が聴きたくて探したのだが、目当てのルガンスキーのは売られておらず、代わりに、ポンティのを選んだ。全く情報なしで、どこの誰かも知らずに勘とかイメージで選んだのだが、結構当たったと思う。

早速「鐘」を聴いたのだが、冒頭の迫力がすごかった。ルガンスキーの印象をすっかり忘れてしまった。

全体的にも、パワーやキレがあって乗れる。1曲目から聴くと、予想外にピアノの音が尖っていた。でも、(別の曲だけど)ポゴレリッチのようには尖り過ぎてはいない。スピード感もあって、いい感じだ。

6曲目、「4つの即興曲/1. アレンスキー 2. グラズノフ 3. ラフマニノフ 4. タニェエフ」の最初が、ちょっとおもしろくていい。これはどういう曲なんだろう? 4人の名前があるが、全員で作ったのだろうか?

そして、アルバムの最後の方の「サロン小品集」は、例によって難解になって来た(これが、ラフマニノフのピアノソロ曲が苦手な原因だ)。でも、演奏は鋭い。ピアニストとしては好きだ。

それから、最後の方の曲は、ショパンの勇ましい曲(ポロネーズだったか?)に似ていた。

録音は、曲によっては音が大き過ぎて音割れしていた感じだった。

PS. この演奏、オリジナルはVOXというレーベルで出たようなのだが、かなり調べても、オリジナルアルバムの発売年は分からなかった(それで、題には全集ボックスの年を書いた)。なんか不思議だ。

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この、1958年に行われたライブを収録したアルバムには何曲か入っているのだが、特に期待していて印象深かった「展覧会の絵」だけについて書く。

これは問題作だ(聴くのと前後してそういう批評か宣伝を読んでしまったからこういう言葉になったのかも知れないが、なんか「普通じゃない」、「すごい」感じがした)。

はじめは音が悪くてこもっていて、音が弱い感じもするので、決していい印象ではないが、段々、音の強弱が強烈になって来る。ちょっと聞くと、離れた所で録音しているように思えるのだが、実際にはそうでもない、不思議な録音だ。

「第1プロムナード」から「小人」につながるところの急変が、僕には一番のキモで、いい演奏だと「ゾクっ」とするのだが、残念ながらなかった。だが、途中でエンジンが掛かったのか、一気に走り抜けるような後半がいい。「ビドロ」や「第5プロムナード」のパワーや、「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」、「リモージュの市場」の迫力。

「カタコンベ」はすごい威圧感で恐ろしい。「死せる言葉による死者への呼びかけ」の弱い高音が綺麗だ(これは遠くからでは録れないはず)。「鶏の足の上に建つ小屋」のパワーと迫力がすごい。そして、最後の「キエフの大門」は大迫力・ノリノリの結末だが、どことなく落ち着く感じがした。

細かいことでは、わずかにミスタッチがある気がした。あと、観客の咳がうるさい。

きっと若い頃の録音なのだろうと思ったら、そうでもなくて、43歳頃だった。なかなかすごい人だと思った。

曲としては、ラヴェル編曲のオケ版は豪華絢爛だと思うが、その分冗長なところがあるので、それよりシンプルでパワフルな、こっちの方が好みだ。

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とても安心して聴けるモーツァルトだ。ゼルキン・アバド系だ(逆にこちらの方が先なのだろう)。他にも聴きたくなったが、発売されている彼のモーツァルトのピアノ協奏曲が少ないのが残念だ。

協奏曲第21番のピアノは、カデンツァと第3楽章の最初の頃の違和感(ゼルキンに慣れているせいだろう)以外は全く問題ない。ピアノの音の伸びが綺麗でいいが、オケ(イギリス室内管弦楽団, ECO)の弦や木管も美しい。

協奏曲第12番もいい。やっぱりオケ(ECO)がいい。ECOは内田光子のモーツァルトのピアノ協奏曲全集でも好きだ。僕は余り聴かない曲だが、曲自体もいいと感じた。こちらにはピアノの違和感は全然ない。

ちなみに、このアルバムのピアノは、パワーとは程遠い。でも、僕はいつもパワーを求めている訳ではなく、曲に合った(と僕が感じる)演奏がいいと思っているから、問題ない。モーツァルトの頃は今のピアノはなかったから、曲自体もその頃の楽器(フォルテピアノなど)の柔らかい・小さな音を想定して書いてあるだろうから、ラフマニノフのようなパワーでガンガン弾いたら(怖いもの見たさで、それも聴いてみたいけど)、やっぱり合わないと思うのだ。

PS. ずっと気付かなかったのだが、このアルバム(MP3版)は音が悪い。大きな音(特に高音の弦)が歪んでいる。レーベルは例のDeccaだ。何で今まで気付かなかったのだろう? やっぱりMP3は駄目だ。(2017/3/4 19:39)

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昨日ダウンロードで買ったアルバムは、既に大半を聴いた(今は、最後のポンティのラフマニノフを聴いている)。その中で、最も多くの感想が出たのが、このアルバムである。(余り歯に衣を着せませんので、ご了承下さい・・・)

全体としては、音が自然で綺麗ですっと入ってくるのがいい。が、ソフトで、音に気迫とか鋭さとかパワーに欠ける気がする。だが、そもそも、バレエ音楽はそういうものではないのだろうし、そういう弾き方の人たちでもないのだろうけど。実際、レコード会社によるアルバムの説明に「児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。」とあるように、リヒテル(「展覧会の絵」はすごかった)とは正反対な弾き方のようだ。

二人で弾いているのだが、ほとんどの曲でそうは感じなかった。良く言えば、息が合っているのに感心するのだが、悪く言えば、スケールが小さいのかも知れない。

以下、聴いていて書き留めた、細かい感想を書く。

「くるみ割り人形」の「行進曲」は結構いい。「金平糖」は、確かに、か細い高音がチェレスタに聞こえた。「アラビアの踊り」の小さい低音がオケみたいで、すごくいい。「中国の踊り」には結構キレがある。「トレパック」ではぶつかり合いが感じられて、いい感じ(でもやっぱりソフトではある)。「花のワルツ」は、とても綺麗で優雅で感動する。ただ、何度か繰り返される、「タララララ」と音が上がる特徴的な箇所(例: 2’34” → ちょっと長くなるので、最後に追記する)は、もう少し滑らかな方が好きだ。「パ・ド・ドゥ」はなぜか冒頭から「ぐっ」と来る。これはすごい。でも、ちょっとテンポが遅いかも知れない。最後は、もっとスケールを大きくできなかったか?

「白鳥の湖」の「情景」は美しい。が、弾き方に少しだけわざとらしいところがある。でも、結構乗れる。「ナポリの踊り」は最初は良かった。「ロシアの踊り」は前半は退屈だが、後半の躍動感がいい。

それから、全く意識しなかったのだが、このアルバムは、今月の15日に出たばかりの最新盤だったようだ。あと、オーディオ的な音は申し分ない。

PS. 「花のワルツ」の問題の箇所(好みでない例はこちら。でも、これはかなりいい感じの方)、YouTubeでピアノ版で僕好みの演奏をかなり(以前のラフマニノフのようにw)探したのだが、日本人のでは全然なくて、「ここはこういうふうに弾くものなのか」と諦め掛けつつも外国人のを探し始めた時、ふと右側のリコメンドを見たら、すごいペアのがあった。アルゲリッチとジルベルシュタインだ(下にも貼る)。演奏自体は若干(結構?)二人の同期に乱れがあるが、滑らかさは概ね(アルゲリッチが走っている感じだが)問題ない。それにしても意外な組み合わせだ(でも、どちらもパワー派なので、そうでもないのかも)。それでも、ジルベルシュタインが演奏活動を続けていたのが分かって、結構うれしかった。また来ないかな。

PS2. 調べたら、上の演奏は2002-2004年のルガーノ・フィスティヴァルでのようだ(正確な年は不明)。だから、彼女は今はもう活動してないのかも知れない。(10:27)

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クリスマスだからという訳でもないが、ずっと買うのを延ばしていた音楽アルバムを爆買いした。なぜ延ばしていたのかは大したことではないので、最後に書く。なぜ今日買ったのかは、とても欲しいアルバムが現れたとか、滞留数のしきい値を超えたとか、昨日のコンサートでパワーが増えたとか、年賀状を出して気分がすっきりしたとかだろうと思う。

今日買った・注文したアルバムは、以下のとおり。

  1. 高橋アキ "Get Back: Hyper music from Lennon & McCartney" (CD)
  2. 小林道夫 「バッハ: ゴルドベルク変奏曲 ~小林道夫の芸術II~」 (CD)
  3. ラドゥ・ルプー 「モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番、第12番、他」 (MP3)
  4. ミヒャエル・ポンティ 「ラフマニノフ: ピアノ曲集 -1-」 (MP3)
  5. リヒテル "Live in Sofia" (MP3)
  6. メータ 「ホルスト: 「惑星」/ウィリアムズ: 「スター・ウォーズ」、他」 (MP3)
  7. ファンホ・ドミンゲス "Interpreta a los Beatles" (MP3)
  8. 児玉麻里 & 児玉桃 "Tchaikovsky: Ballet Suites for Piano Duo" (MP3)

直接のきっかけは、Haruさんが(間違いではあったが)コメントで教えて下さった高橋アキだった。現代音楽を中心にしているようだが、ちょっと調べたら、ビートルズの曲を現代音楽にアレンジしたのがあり、結構興味が湧いたのでYouTubeでちょっと聴いたら、やはり難解ではあったが、ピアノの音が綺麗だったので、とても聴きたくなった。

ところが、何枚かあるこのシリーズは全部廃盤のようで、MP3はもちろんなく、CDはAmazonマーケットプレースでは2-3千円以上の高値が付いていた。ところが、1枚だけ800円程度のがあったので、注文してみた。もし気に入ったら、ヤフオクで揃えようと思っている。届くのが待ち遠しい。

それから、昨日の小林道夫のゴールドベルクも聴き直したく・手元に置きたくなって、注文した。合わせると送料が無料になるのも効いた。

それで勢いが付いて、溜まっていたMP3の注文に走る。ドミンゲス以外はHaruさんのご紹介やコメントのやりとりがきっかけになったものだ。

ルプーは、お盆に実家でYouTubeで聴いた、モーツァルトのピアノ協奏曲23番が欲しかったのだが、発売されていないので、ひとまず21番で我慢することにした。

ラフマニノフは「鐘」が聴きたくて、YouTubeにあったルガンスキーの演奏が気に入ったのだが、発売されていないようだったので、聞いたことはなかったが、ポンティのにした。

リヒテルは、今日教えて頂いて、前にも書いたように、近頃気に入りつつあることもあって、「展覧会の絵」を聴きたくなった。これのいい演奏は、ゾクッとするので。

「惑星」は好きな曲ではあったが、今まで持っていなかったので、欲しくなった。いろいろな人のがあったのだが、「スター・ウォーズ」や「ツァラトゥストラはかく語りき」も入っていてお得そうな、これにした。

ドミンゲスは、ちょっと前にいつものように検索したら出て来て、買い物リストに入れてはいたのだが、試聴したらそれほどでもなかったので、保留していた。

児玉麻里 & 児玉桃は、昨日、Haruさんのブログで紹介されていて興味が出て、特に「金平糖の踊り」が聴きたくなった。試聴したら結構良さそうだったので、買うことにした。

全部で約12000円にもなったのは意外だった。一瞬どれか減らそうかとも思ったが、「クリスマスだし、まあいいか」と思い、そのまま注文した。MP3を6タイトルも一気に注文するとAmazonの中の人も慌てるのか、ダウンロードできるまでに少し時間が掛かったうえに、いくつかに分割されてダウンロードすることになった。最初はアルバムが全部でなかったり、曲数が足りないアルバムがあったりして、「サポートに連絡?」とちょっと嫌な気分になった。もう少し待てば、一回で全部取れたのかも知れない。

その後は、大量のMP3の整理(タイトル・アーティスト・年などの修正や再生ゲインの設定)が結構手間だった。ダウンロードと整理で1時間近く掛かったかも知れない。特に、ポンティのはコンピレーションなので、オリジナルの発売年が不明で、それらしい年を見つけるのになかなか手間取った。

やっぱり、これからは、ダウンロードとか整理とかをしなくて済む、オンライン指向のプレーヤーなんだろうなと思った。以前調べたら、そういうのは既にあるようだ。「聴き放題」サービスもその一種なのだろうが、特定の企業に固定してしまうし、毎月コンスタントに料金を支払うほど聴くのかとも思う(そもそも、宴会の生ビールじゃないんだから、量が多ければいいってもんじゃないと思うのだ)。聴き放題の中では、Amazonプライムは、それ程高くない料金で他のメリットもあるから得だとは思うが、Amazonは嫌いだ。

まだ全部を聴き終わっていないので、それぞれのアルバムの感想は追って書くことにし、最後に、なぜ延ばしていたかを書く。

  1. 本当に欲しいアルバムが売られていなかった。: フェドロヴァの新作(ラフマニノフのピアノ協奏曲3番)は未だに出ていないし、ワイセンベルクとプレトルのラフマニノフのピアノ協奏曲3番のCDは廃盤で入手困難だし(ちょっと前にヤフオクに出ていたが、落札でききなかった)、ルプーのモーツァルトのピアノ協奏曲23番は発売されておらず、モチベーションが上がらなかった。
  2. ドミンゲスの新作がイマイチだった。: 試聴した限りでは、ビートルズをBGM的にソフトに演奏している感じで、他のアルバムのような攻めとかキレが不足していたので、やっぱりモチベーションが上がらなかった。
  3. MP3の整理が意外に面倒。: 上にも書いたが、CDよりは楽なのだが、「ダウンロードして終わり」という訳でもなく、逆に面倒な気さえする。
  4. MP3はいつでも手に入る。: CDは「今買わないと売り切れるかも」という心配があるが、MP3は品切れになることがないので、「まあ、いつでもいいか」という気持ちになる。

 

PS. 今、リヒテルを聴いている。かなりいい演奏なのだが、残念なのは、曲間が一瞬切れてしまうことだ。「展覧会の絵」は切れたら興ざめだ。MP3のマスタリングが良くないのだろう。実は、CDの方が安かったのでどうするか迷ったのだが、これは失敗した。自分で修正できるだろうか。ちょっと、いや、とても面倒だ・・・CDを買おうか?

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