小林道夫のゴールドベルクと一緒に、26日にAmazonから届いた。その日は疲れて早く寝たので、翌日の朝に聴いた。

早速聴き始めたら、最初の"Norwegian Wood"(編曲: リンオリヴェロス)などは意外に聴きやすかった。が、中盤の"All my Loving Resounded (All my Loving)"(編曲: 藤枝守)辺りから難解な曲が増えて来た。それへの拒否反応か、段々、モーツァルトやゴールドベルクが頭の中で鳴ってきた。。。

ただ、後半の"She's Leaving Home"(編曲: 高橋鮎生)は美しいし、聴きやすかった。この曲は難解にならずに無事終わった。最後の"The Walrus in Memorium (I am The Walrus)"(編曲: テリーライリー, 参考: 別の方の演奏)は、どうしてか、昔教えて頂いたピアノの先生の曲や音に通じるものがあるように感じられて、何となく懐かしかった。

全体としては悪くはなかったが、「やっぱり、現代音楽は難しい。」 その時は、このシリーズはこれ1枚だけで充分だと思った。が、今はもう少し(他の盤も)聴いてみたい気もする。実際、それから2回くらい聴いた。

ちょっと思いついただけだが、現代音楽が難しい(分かりにくい)のは、作曲者の理論(人為的な要素?: といっても、実際には、芸術は全部人為である)が多くて、聞き手の感情に直接訴えるものの比率が少なくなっているからなのかも知れない。「理論」と書いたが、実際には作曲者の感情を表しているのだろう。ただ、その表現が複雑だったり新し過ぎるために、聞き手に知識を要求しているのではないか。要は、文章のようになっているのではないか。

余談:

このCDはマーケットプレイスの中古だったが、運良く、程度は問題なかった。PCへの取り込みも速かったが、CDDBの情報は日本語のしかなかった。発売年が不明だった(裏ジャケットと盤面の表示は1992年だが、調べると、この年は再発だった)が、紀伊国屋や国会図書館のサイトで1990年と分かった。ただし、再発の際にタイトルが変わっていて(アルバム画像を探していて気付いた)、初回は"HYPER BEATLES 2"だった。曲目は同じなので、タイトルだけ変えたのだろう。それで、ここでは新しいタイトルと最初の発売年を採用した。

CDDBの件は、日本で出たアルバムだから、曲名が日本語なのはそのままにしようと思ったが、ブックレットでは英語表記が先なので、英語に直した。すると、スペルミス("baird")や曲名誤り("I’m am the Walrus")が見つかった(取り消し線が誤り)。どちらもちょっといただけないが、高橋がうっかりしていたのか、レコード会社の担当者がいい加減なのか。前者は、裏ジャケットは正しく、ブックレットが間違っていたので、担当者の問題だろう。後者については、ビートルズの日本盤を出した会社なのだから、もう少しちゃんとして欲しいが、まあ、そんなこと言っても関係ないだろう。

ジャンルを設定しようと、「現代音楽」を調べたら、"Contemporary music"だとポップスのようだし、僕のプレーヤ―(gmusicbrowser)のポップス/クラシック分類の設定だとポップスに分類されそうなので、次に適当だった"Contemporary classical music"から、"Contemporary classical"に設定したのだが、矛盾しているような気がした。まあ、"classical"には「古い」以外の意味があるから、いいのかも知れない。と思ったのだが、やっぱりおかしい気がするので、"Contemporary music"に直した。が、これにしたって、新しく作られた音楽は全部contemporaryなはずで、何とも不思議な用語ではある。

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昨日、新型スイフトが発表になった。予想と違って(幅が広がらず)5ナンバーのままだったのでかなり安心し、一気に次期(いや、まだ「頭の片隅にもない」のだが)の候補に返り咲いた。幅を広げなかったのは、バレーノとの棲み分けをしたのだろうが、なかなかうまいと思う。そして、100kg以上の軽量化が一番の魅力だ。あれ(今の僕の車)以上軽くなったら、一体どのくらい軽快になるのかとすら思う。

一方、メーターはホンダ車のようにゴテゴテしてるし、フロントはマツダ車みたいだし、後ろのドアノブもジュークの真似のようで趣味が悪いけど、全体的なデザインはイグニスよりずっとまともだ。

スズキには「まっとうな領域からはみ出ない能力・信念」があるようだ。ネットには盛んに叩く人がいるし、提灯記事にも余り出ないけど、価値が分からない可哀想な人たちだと思う。次も乗りたい。もう、馬力とか速さは不要なので、今度はスポーツじゃなくてもいい気がするけど、(少なくとも今は)やっぱりMTがいいな。値段は170万円程度まで(非ハイブリッド・2WD)なので、スポーツは200万円くらいになるのか。

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前の投稿の追伸で上のように書いたが、それについて少し書きたくなったので、まとめるのは無理かも知れないが、書いてみる。

何を言いたかったかというと、音楽は、YouTubeなどに投稿して、比較的多くの人の感想を得ることができるが、文章はなかなかそうは行かないということだ。

もちろん、YouTubeだって、投稿しても観られず(聴かれず)コメントが付かないことは多いのかも知れない。が、文章は更に少ないように思う。まず、投稿する場所は、ブログか同人誌的なサイト程度だろう。どちらも、知らない人の目に留まることは少ない。投稿しても、読まれるとは限らない。読まれても、理解されるとは限らない(逆に、理解されないことの方が多い)し、読んで筆者の意図を理解するには時間も労力も知識も要る。

実際には、音楽だって、作者や演奏者の意図を理解するのは難しい。が、最初の一音で、その演奏がいいか悪いか(実際には、多くは、「好きか嫌いか」)分かることだってある。一方、(絵文字・顔文字や写真やイラストなどなしで)文章だけで、最初の一文字(あるいは、ぱっと見)で「すごい!」とか「好き/嫌い」と思われることは皆無だろう(ぱっと見で、「長いから嫌」はあるか)。だから、音楽は文章よりは聴かれてコメントを得る可能性が高いのではないか。

他には、音楽だと、途中までは無意識に聴き流していて、あるところでふと「いい」と思うことは多々あるが、文章だと、途中まで無意識に読み進めて、ある一文で唐突に「おもしろい」と思うことは、まずないだろう。

それから、音楽がすごいのは、国や時代が関係ないことだ。もちろん、国や地域、時代ごとに音楽は違うが、聴くのは全く可能だし、楽しむのにも問題はない。が、文章は全くそうではない。知らない言語の文章は全然読めないし、昔の文章を読むのも困難だ。そういうところが、文章の悔しいところだ。

そして、最初の一文字で「すごい!」と思われる文章はあり得るのかとか、「文章のYouTube」はどういうものなのかとか、国(言語)や時代が関係ない文章はあり得るのかとか、そういうおかしなことを考えている。(草稿: 2016/12/27 22時頃)

最後の段落について今思ったのだが、考えを、言語を使わず、文字で書かず、何か別の、「考えの塊」のような形態で記録して、何らかの方法で読めるようにすれば、可能になる気がする。例えば、物理的にはQRコードとか無線タグのようなものだ。それを見る(スキャンする)と、一瞬で考えが伝わって来るのだ。ただ、果たしてそれが「文章」と呼べるかは疑問だ。が、文章だけでなく、音楽を含むあらゆる表現の手段(メディア)になれるような気がしてきた。

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今朝、車に積んでいた傘が壊れてしまった。柱と本体をつなぐ骨が取れてしまい、開くのにも手間取るようになったのだ。

その傘は、ジャンプ式でない、まあ、良くある普通の傘であるが、随分長く使っていた。いつから使っているのかすら、覚えていない。仮に、最初の会社の時だったとしたら、20-25年、そうでないとしても10年以上は使っていたと思う。全くお疲れさまでした。

余談: 昔のノート(日記)を探せば、いつ使い始めたかが分かるかも知れないが、当然手書きで検索できないし、書いてあることは黒歴史ばかりなので、まあ、やめておくw

いつかは分からないが、この傘を手に入れた時のことは、とても良く覚えている。クレジットカードのポイント交換でもらったのだ。申し込む時、カタログに鮮やかな赤い傘の写真が載っていたので、一目で気に入ってそれにした。ちなみに、ブランド物で、Kenzoだった。バブル末期の頃だったのかも知れない。

しばらくして届いたのだが、開けてがっかりした。なんと、地味な紺色の傘が来たのだ。

きっと、申し込み者の性別で赤と青を変えていたのだろう(と、当時思った)。もちろん、色を指定する欄はなかったし、「色: 赤」とも書いてなかったから、文句の言いようがなかったのだが、「男は青、女は赤」という固定観念に反論したかった。が、当時はブログなどなく、カード会社に電話したところで(電話は今以上に苦手だったし)、なんの効果もなさそうだから、諦めた。

今だったら色指定できるのかな。というか、単に、当時のカード会社の申し込み用紙が不完全だったというだけのことで、あらかじめ電話で聞くとか、「赤をお願いします」と一筆添えれば良かったのかも知れない。まあ、当時は、そんなことも思い付かない程の世間知らずだった。

まあ、いずれにしても、ちょっとした思い出のある傘が、役目を終えた。

と思って、会社から帰る時に捨てようと思ったのだが、「まあ、新しいのを買ってからでもいいか」と思って持って帰ったら、途中で小雨が降って来て、買い物に行くのに役立ったので、その傘には、もうちょっとお世話になりそうだ。

PS. 今、赤い傘の画像を検索して思ったのだが、仮に赤い傘が届いていたら、こんなに長くは使えなかったと思う。さすがに、赤い傘は今は無理だ(黄色ならいいかも?)。当時の僕は、かなり翔んでいたようだ。今も??

PS2. こういうちょっとしたことを書くのは、単純に書きたい気持ちの他に、「文章を書く練習・実験」と思っているところがあります。他の方にはつまらないことかも知れませんが、気が向いたら読んで頂ければありがたいです。

その練習・実験の目指すところは、読みやすいとか、読んでおもしろいとかです。見ておかしいとか、読みにくい・分かりにくい(単語や漢字の使い方、句読点とか漢字の多さ・少なさ、段落や文章の長さなど)、誤字脱字があるとかは、どうしても嫌なのです。

PS3. そうこうしているうちに、なんでもない傘の思い出に千文字以上も掛けてしまった(普通はtwitterで1行?)。やっぱり、僕は、文章を書くのが好きなようだ。まだまだいくらでも書ける(例: 他の傘にまつわる思い出、文章へのこだわりについて、尊敬する文筆家、音楽と文章はどっちが好きなのか、文章は音楽と違ってYouTubeのようには行かない、などなど)ところが、我ながら恐ろしい。。。

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昨日買ったアルバムの残りを消化、というと言葉が悪いが、感想をまとめて書く。

まず、「惑星」。僕はずっと好きな曲だと思っていたのだが、実はほとんど聴いたことがないのに昨日気付いた。アルバムを掛けて、最初の曲「火星」を聴いたら、曲順違いで一緒に入っている「スター・ウォーズ」かと思って確かめたのだが、間違っていなかった。全く曲を知らなかったのだ。

自分でレコードもCDも持っていないので、思い起こしてみると、中学の頃、友達にレコードを借りて聴いただけだった気がする(なんか、それも怪しい。もしかして、中学時代からレコードを持っていた「展覧会の絵」(ストコフスキー)と混同していたのか?)。でも、有名な曲だし、「木星」などはいろいろな所で掛かって聞き覚えがあるから、知っている気がしたのだろう。

メータとロサンジェルス・フィルハーモニックの演奏は、いいと思う。ただ、ほとんど知らない曲で、自分のイメージもなかったので、それ以上のことは言えない。とにかく、これから聴いて、曲を知る必要がある。

それにしても、「スター・ウォーズ」はこの曲にインスパイアされたのかも知れないな。

次に、ドミンゲス。彼は、ついに大衆迎合してしまったのだろうか? というか、もともと大衆的な演奏家なのかも知れないが、唐突に(これは彼らしい気もする)ビートルズのカバーを出し、演奏に彼独特の攻めとかキレがなく、単なる「ラテン風ビートルズ」で、BGMとかムード音楽的なのにはがっかりした。どうしたのだろうか? ネタ切れか老化か。次に期待したい。

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前にも書いたが、ラフマニノフの「鐘」が聴きたくて探したのだが、目当てのルガンスキーのは売られておらず、代わりに、ポンティのを選んだ。全く情報なしで、どこの誰かも知らずに勘とかイメージで選んだのだが、結構当たったと思う。

早速「鐘」を聴いたのだが、冒頭の迫力がすごかった。ルガンスキーの印象をすっかり忘れてしまった。

全体的にも、パワーやキレがあって乗れる。1曲目から聴くと、予想外にピアノの音が尖っていた。でも、(別の曲だけど)ポゴレリッチのようには尖り過ぎてはいない。スピード感もあって、いい感じだ。

6曲目、「4つの即興曲/1. アレンスキー 2. グラズノフ 3. ラフマニノフ 4. タニェエフ」の最初が、ちょっとおもしろくていい。これはどういう曲なんだろう? 4人の名前があるが、全員で作ったのだろうか?

そして、アルバムの最後の方の「サロン小品集」は、例によって難解になって来た(これが、ラフマニノフのピアノソロ曲が苦手な原因だ)。でも、演奏は鋭い。ピアニストとしては好きだ。

それから、最後の方の曲は、ショパンの勇ましい曲(ポロネーズだったか?)に似ていた。

録音は、曲によっては音が大き過ぎて音割れしていた感じだった。

PS. この演奏、オリジナルはVOXというレーベルで出たようなのだが、かなり調べても、オリジナルアルバムの発売年は分からなかった(それで、題には全集ボックスの年を書いた)。なんか不思議だ。

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この、1958年に行われたライブを収録したアルバムには何曲か入っているのだが、特に期待していて印象深かった「展覧会の絵」だけについて書く。

これは問題作だ(聴くのと前後してそういう批評か宣伝を読んでしまったからこういう言葉になったのかも知れないが、なんか「普通じゃない」、「すごい」感じがした)。

はじめは音が悪くてこもっていて、音が弱い感じもするので、決していい印象ではないが、段々、音の強弱が強烈になって来る。ちょっと聞くと、離れた所で録音しているように思えるのだが、実際にはそうでもない、不思議な録音だ。

「第1プロムナード」から「小人」につながるところの急変が、僕には一番のキモで、いい演奏だと「ゾクっ」とするのだが、残念ながらなかった。だが、途中でエンジンが掛かったのか、一気に走り抜けるような後半がいい。「ビドロ」や「第5プロムナード」のパワーや、「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」、「リモージュの市場」の迫力。

「カタコンベ」はすごい威圧感で恐ろしい。「死せる言葉による死者への呼びかけ」の弱い高音が綺麗だ(これは遠くからでは録れないはず)。「鶏の足の上に建つ小屋」のパワーと迫力がすごい。そして、最後の「キエフの大門」は大迫力・ノリノリの結末だが、どことなく落ち着く感じがした。

細かいことでは、わずかにミスタッチがある気がした。あと、観客の咳がうるさい。

きっと若い頃の録音なのだろうと思ったら、そうでもなくて、43歳頃だった。なかなかすごい人だと思った。

曲としては、ラヴェル編曲のオケ版は豪華絢爛だと思うが、その分冗長なところがあるので、それよりシンプルでパワフルな、こっちの方が好みだ。

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とても安心して聴けるモーツァルトだ。ゼルキン・アバド系だ(逆にこちらの方が先なのだろう)。他にも聴きたくなったが、発売されている彼のモーツァルトのピアノ協奏曲が少ないのが残念だ。

協奏曲第21番のピアノは、カデンツァと第3楽章の最初の頃の違和感(ゼルキンに慣れているせいだろう)以外は全く問題ない。ピアノの音の伸びが綺麗でいいが、オケ(イギリス室内管弦楽団, ECO)の弦や木管も美しい。

協奏曲第12番もいい。やっぱりオケ(ECO)がいい。ECOは内田光子のモーツァルトのピアノ協奏曲全集でも好きだ。僕は余り聴かない曲だが、曲自体もいいと感じた。こちらにはピアノの違和感は全然ない。

ちなみに、このアルバムのピアノは、パワーとは程遠い。でも、僕はいつもパワーを求めている訳ではなく、曲に合った(と僕が感じる)演奏がいいと思っているから、問題ない。モーツァルトの頃は今のピアノはなかったから、曲自体もその頃の楽器(フォルテピアノなど)の柔らかい・小さな音を想定して書いてあるだろうから、ラフマニノフのようなパワーでガンガン弾いたら(怖いもの見たさで、それも聴いてみたいけど)、やっぱり合わないと思うのだ。

PS. ずっと気付かなかったのだが、このアルバム(MP3版)は音が悪い。大きな音(特に高音の弦)が歪んでいる。レーベルは例のDeccaだ。何で今まで気付かなかったのだろう? やっぱりMP3は駄目だ。(2017/3/4 19:39)

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昨日ダウンロードで買ったアルバムは、既に大半を聴いた(今は、最後のポンティのラフマニノフを聴いている)。その中で、最も多くの感想が出たのが、このアルバムである。(余り歯に衣を着せませんので、ご了承下さい・・・)

全体としては、音が自然で綺麗ですっと入ってくるのがいい。が、ソフトで、音に気迫とか鋭さとかパワーに欠ける気がする。だが、そもそも、バレエ音楽はそういうものではないのだろうし、そういう弾き方の人たちでもないのだろうけど。実際、レコード会社によるアルバムの説明に「児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。」とあるように、リヒテル(「展覧会の絵」はすごかった)とは正反対な弾き方のようだ。

二人で弾いているのだが、ほとんどの曲でそうは感じなかった。良く言えば、息が合っているのに感心するのだが、悪く言えば、スケールが小さいのかも知れない。

以下、聴いていて書き留めた、細かい感想を書く。

「くるみ割り人形」の「行進曲」は結構いい。「金平糖」は、確かに、か細い高音がチェレスタに聞こえた。「アラビアの踊り」の小さい低音がオケみたいで、すごくいい。「中国の踊り」には結構キレがある。「トレパック」ではぶつかり合いが感じられて、いい感じ(でもやっぱりソフトではある)。「花のワルツ」は、とても綺麗で優雅で感動する。ただ、何度か繰り返される、「タララララ」と音が上がる特徴的な箇所(例: 2’34” → ちょっと長くなるので、最後に追記する)は、もう少し滑らかな方が好きだ。「パ・ド・ドゥ」はなぜか冒頭から「ぐっ」と来る。これはすごい。でも、ちょっとテンポが遅いかも知れない。最後は、もっとスケールを大きくできなかったか?

「白鳥の湖」の「情景」は美しい。が、弾き方に少しだけわざとらしいところがある。でも、結構乗れる。「ナポリの踊り」は最初は良かった。「ロシアの踊り」は前半は退屈だが、後半の躍動感がいい。

それから、全く意識しなかったのだが、このアルバムは、今月の15日に出たばかりの最新盤だったようだ。あと、オーディオ的な音は申し分ない。

PS. 「花のワルツ」の問題の箇所(好みでない例はこちら。でも、これはかなりいい感じの方)、YouTubeでピアノ版で僕好みの演奏をかなり(以前のラフマニノフのようにw)探したのだが、日本人のでは全然なくて、「ここはこういうふうに弾くものなのか」と諦め掛けつつも外国人のを探し始めた時、ふと右側のリコメンドを見たら、すごいペアのがあった。アルゲリッチとジルベルシュタインだ(下にも貼る)。演奏自体は若干(結構?)二人の同期に乱れがあるが、滑らかさは概ね(アルゲリッチが走っている感じだが)問題ない。それにしても意外な組み合わせだ(でも、どちらもパワー派なので、そうでもないのかも)。それでも、ジルベルシュタインが演奏活動を続けていたのが分かって、結構うれしかった。また来ないかな。

PS2. 調べたら、上の演奏は2002-2004年のルガーノ・フィスティヴァルでのようだ(正確な年は不明)。だから、彼女は今はもう活動してないのかも知れない。(10:27)

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さっき書いたように、今日Amazonから買ったリヒテルの"Live in Sofia" (BNR Classics)は、曲間に一瞬の途切れがあった。元々の曲間が無音なら実害はないが、アタッカ(音が繋がったまま次の曲に続く)の場合(例: 「展覧会の絵」の1:「プロムナード」と2:「小人」の間)は困る。

それで、MP3変換に問題があって、ファイルの最初や最後に値が0の区間ができるのだろうと推測して、audacityで波形を見てみた。以下は、トラック1と2のつなぎ目(上半分= トラック1, 下半分= トラック2)である。時間軸を縮小して見ると(左側)分からないが、時間軸を拡大すると(右側)、やはり、曲間に値が0の区間ができていた(長さ= 約65ms)。

それで、その区間を削除したところ、聴いた感じでは問題なくなった(上とは時間軸のスケールが違うので、右側の波形は異なって見える)。

うまいツールがあればいいが、目分量で削除したので、実際には数〜数十サンプル(10サンプルとすれば、約0.23ms)の欠落はあるだろうが、聴いても分からないので良しとする。

実際に問題があったのは以下の曲間だったので、それらのファイルを聴いて確認しながら修正して、とりあえず作業終了とした。

1-2, 12-13, 15-16

手間は掛かったが、興味深かったし、買い直すよりは気分が良い。

ただ、もし、音が欠けていてギャップのように聞こえたとしたら対処できなかったので、マスタリングの良し悪しはダウンロード購入時の注意点かも知れない(確認はまずできない)。有名なレーベルなら問題ないと思うが、今回は全然聞いたことがなく、名前はまともそうだが実際はいい加減なところだったようだ。

別のアルバムを聴いていたら、修復不可能なものがあって、とてもがっかりした。

メータの「ホルスト: 「惑星」/ウィリアムズ: 「スター・ウォーズ」、他」(Decca)である。これは、アタッカであっても曲間がご丁寧にフェード・アウト/インされている。音が変わっていたら、修復はまず無理だ(フェードの部分を、フェードのカーブに合わせて増幅することも考えられるが、現実的でない)。これをマスタリングしたエンジニアは一体何を考えているのだ(何も考えていないのだろう)。「シングルじゃないのだよ!」と言いたい。

以下に例を示す。Disc 2のトラック3-4(「ツァラトゥストラはかく語りき」: 「大いなる憧れについて」-「喜びと情熱について」)間の波形:

アタッカなのに、曲間がフェード・アウト/インされている。。。

これにはレビューを投稿しよう。とても有名なレーベルのDeccaでこの音楽性のなさでは、ダウンロード購入にはひどいリスクがあるということだから、再考する必要があるようだ。

不幸中の幸いなのは、聴きたかった「惑星」には、記憶の限りアタッカはなかったから問題はないので、駄目な曲は「ハズレ」と思って聴かなければいいことだ。

その後、やはり気に入らなかったので、Amazonに問い合わせた(レーベルのDeccaは、購入店に問い合わせるようにとサイトに書いていたため)。すると、予想通り「現象は確認できず」との回答が来た。詳しく説明を書いたり、波形(上記)を提示したり、問題が起こる音源を提示したしたのだが、どうしても問題の本質を理解できない様子だ。頭に来たので、依頼された質問(良くある、OSだのプレーヤーだののバージョンなど)への回答の最後に、

「アタッカ」の意味はおわかりでしょうか。

という質問を追加した。(12/30 14時)

上では、WindowsとLinuxのさまざまなプレーヤー(WMPも含む)で問題が起こるという結果を送ったのだが、Amazonはそれらでは検証していないと言ってきた。一体、どういう環境で検証しているのだろうか。同じメールで確認環境についても聞いたのだが、回答はなかった。

「アタッカ」は知っていたそうだが、それなら適切な確認方法が分かるはずだ・・・(12/31 6:06)

(12/25 6:01 グラフに時間軸を入れた。7:10 Deccaの「ツァラトゥストラ」のMP3の問題を追加。8:31 題を変更、わずかに加筆。13:36 Deccaの例の実際の音を追加, 12/30 14時 Amazonへの問い合わせの件を追加, 12/31 6:06 Amazonの件を追加)

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