昨日の投稿でちょっと書いた、音質調整(正確には、再生系の特性の補正)のためのグライコ(DEQ2496)をソフトで代替する件の見通しが立った(と思ったのだが、結論は追記を参照のこと)。

昨日、軽い気持ちで始めたのだが、さまざまな困難(というか、分からないこと)があった。でも、検索と先人の業績のおかげで、やりたかったことが概ねできることが分かった。

要求事項

  • DEQ2496と同等のイコライジング(31バンド、左右独立)をPCのソフトで行う。
  • イコライジングした音(スピーカー用)としていない音(ヘッドフォン用)を同時に別々に出力できる。
  • プレーヤーソフトgmusicbrowser(GMB)だけでなく、他の普通のアプリやOSの音も出せるようにしたい。

試行錯誤の内容(概略)

  • グライコ探し
    •  Linuxのグライコを検索して出て来た、以下のソフトは、バンド数が足りなかったり、左右独立でないので、使えないことが分かった。
      • Pulse Audio Equalizer, alsaequal, mbeq (swh-plugins), PulseEffects, CAPS audio plugin suite, Jamin
    • GMBのイコライザ(実際にはgstreamerのイコライザ)を改造して拡張するのは、特性測定時に測定ソフト(REW)の音をイコライジングできないので不採用とした。
    • Calf studio gearのイコライザは、30バンド・左右独立で、DEQ2496と同等なので、候補にした。
    • zam-pluginsのサイトには、31バンド・左右独立のイコライザ(ZamGEQ31X2)が書いてあるが、実際のパッケージには入っていないので却下した。
  • Calf studio gear (以下Calf)を動かす。
    • Calfが動くJACK(Linuxのサウンドシステムの一種)で音を出すのにとても手こずった。結局、デフォルトのデバイスでなく、明示的に光デジタル出力を指定すれば良かった。
    • 音の経路(例: スピーカーに出す前にグライコを通す)を指定するのも難しかった。qjackctlには「パッチベイ」という配線のような機能があるのだが、どういう訳か、使っているうちに設定を無視して直結し、イコライジングした音としていない音が重なってしまうので、使うのを諦めてjack-plumbingというコマンドを使った。この機能はありそうだと思っていたのだが、実際にはどうすればいいか分からなかったのだが、コマンド名から、もしやと思った。
  • イコライザを設定して、音を聴いてみる。
    • DEQ2496とは若干周波数やゲイン(音量)の刻みが違っていたが、正式に使う時に微調整することにし、おおまかな値をCalfのイコライザ(Equalizer 30 band)に設定した。
    • おそらく、各バンドのフィルタの特性はDEQ2496とは異なるので、実際の微調整は必須だと思う。
    • 聴いた感じでは、特に問題はなく、聞き慣れた普通の音が出ている。
  • OSや通常のプログラムの音も出力できるようにする。
    • pulseaudio-module-jackというモジュールを使い、標準のPulseAudio(Linuxのサウンドシステムの一種)に出る音がJACKに出せるようになり、ブラウザ(Vivaldi)の音が出た。
  •  2系統独立出力できるようにする。
    • チップ自体に機能があるので、ドライバを何とかすれば2系統出力できそうだからと、ダメモトでRealtekのサイトのLinuxドライバを入れたら、音が出なくなった(古い物を無理にインストールしたせいだろう)。バックアップからドライバを戻して復旧した。
    • 実際には、ドライバ自体は独立出力に対応しているので、alsa_outというプログラムにアナログ出力を受け持たせて、それに、以下のように音源を分岐して入れるようにして、イコライジングしない音も出るようにした。
      • 音源 → イコライザ → 光出力
      •   └→ アナログ出力
  • qjackctlが使いにくい問題への対処
    • JACKの制御のためにqjackctlが要るので、JACKは止めてALSA(もう一種のLinuxのサウンドシステム)にしたかったが、CalfはALSAでは使えず、他に要求を満たすイコライザがないので諦めた。
    • qjackctl以外のプログラム(Cadence)を試したが、もっと使えない(設定が保存できない?)ものだったので、諦めた。(5/8 7:21 追記:設定保存のメニューはないが、保存できているようだ)
    • qjackctlに指定できる、サーバ起動後の実行スクリプトが今一つまともに動かないので、上記に書いてきた機能を実現するためのいろいろな処理を行う起動用スクリプトを作って、そこからqjackctlを起動することにした。
  • その他
    • JACKは、位置づけとしては、WindowsのASIOのようなもののようだ。
    • 恐ろしいことに、JACKの試行錯誤中はOSすら不安定になった。今後は大丈夫か、ちょっと心配だ。
    • 複数のサンプルレートには対応しないようだ。設定していないサンプリングレートでも変換するから聞けないことはないが、本当は切り替えて欲しい。が、CD(44.1kHz)さえちゃんと聴ければ、とりあえずは問題ない。おそらく、いろいろな音をミックスして出すポリシーなのだろう(まあ、それが普通だ)。
    • イコライジングをソフトで行うため、CPU負荷は上がった。Calfのプロセスは、15%前後のCPU使用率となり、load averageは1前後になっていることが多い。ただ、全体的なCPU使用率(前述の使用率とは測っているプログラムが異なる)は4%未満なので、大きな問題はないのかも知れない。
    • なぜかOS(正確にはThunderbird)の音がJACKから出ないので、今後の課題だ。→ PulseAudioの「出力装置」の設定でJACKを「代替として設定」(右のチェックボックスをクリック)したら出るようになった。「代替」というのは、デフォルトのことだろうか? (17:59)

設定・操作画面

JACKで音質調整+2系統独立出力を実現した。(左上から時計回りに、JACKの制御(qjackctl)、音の経路設定(qjackctl)、30バンドグライコ(Calf)、Calfの制御)

30バンドグライコと音の経路設定は、なかなかの見物だ。

今後の予定

  • 複数のサンプルレートを自動で切り替えできないか、調べる。
  • 安定性を確認する。また、音質の異常や音飛びなどがないかを確認する。
  • 録音(入力)にも対応させる。(特性を測定する時)
  • DEQ2496でのイコライジングを止めるのか、熟考する(今は、興味を除いては、止めることに特段のメリットはないので、DEQ2496の故障時のバックアップや故障後の代替手段に位置付けるのがいいように思う)。
  • 実際の特性を測って、イコライザを調整する。

知らなかったものを試した結果、やりたかったことができて結構おもしろかったけど、疲れた。そんな訳で、あっという間に連休が終わりそうだ。。。

(19:39追記) モーツァルトのピアノ協奏曲23番を聴いていて、何となく音が悪い(元と違う: わずかに響きが違う感じなのと、ピアノの音がほんの少し平板的に聞こえた)気がして、気のせいなのか、イコライザの特性の差のせいかと思っていたのだが、ふとDEQ2496のパネルのLEDを見たら、思わぬ落とし穴を発見してしまった。DEQ2496はグライコだけでなく、数点だけPEQ(パラメトリックイコライザー)も掛けていたのだ。

だから、ソフトでDEQ2496を代替できるのはもう少し先だ。もちろん、CalfにはPEQもあるだろうから、不可能ではないだろう。が、やっぱり、そこまでしてやる気はなくなって来たというのが、正直なところだ。という訳で、この投稿の最後は、

To be continued?

(5/7 4:21追記) スリープからの復帰後に音が出なくなっていた。jack-plumbingが処理に失敗して、音の接続ができなくなっているようだ。jack-plumbingを再起動しても直らない。JACKのサーバが異常になったのだろうか。

これでは使い物にならないので、JACKは諦める。DEQ2496が壊れたら、その時に改めて考えよう。

(5/7 10:35追記) 結局、その後スリープからの復帰の問題にはまってしまった。この問題が解決したかは分からないが、GMBの出力が勝手に接続される問題は解決できた。勝手に接続するのはGMBのようで、再生をストップした後で再度再生する時に、デフォルトの出力先("system")に接続している感じだ。それで、qjackctlのパッチベイの設定で、systemの入力を「排他的」にすると、一つの出力(ここではCalfの出力)しかから接続されないようになって、勝手に接続されなくなる。

なお、qjackctlのパッチベイを使うことにした理由は、jack-plumbingがスリープに対応していないからではないかと思ったからだ。

また、alsa_outはJACKサーバが起動していない場合、勝手にサーバを起動するため、余計なサーバ(jackd)が起動していたことが分かった。本当のJACKサーバは今はjackdbusのようで、これはqjackctlが起動するので、alsa_outはqjackctlの後で起動するようにした。これもスリープに関係しているのではないかと予想(期待)している。

なお、昨夜、PEQも仮に設定してみた。しかし、音の違いは良く分からなかった。違いを判別するには、測定してみる必要がありそうだ。

(5/8 6:25追記) その後、興味本位で特性を測定したくなってしまって、連休の最終日を潰してしまった。

測定にはマイクの音を入力する必要があるのだが、測定ソフトREWがJACKに対応していないので、手こずった。最初に試した時は、うまくいったと思って測定したら、やけにいい特性が出て、「実はグライコは要らなかった??」と思い掛けたのだが、それは科学的でないし、実際、聴いたら音が良くなかったので、何かおかしいと思って調べたら、雑音(内部的なハウリング?)を録音していたようだった。

結局、JACKがオーディオインタフェースを専有するために、REW(標準サウンド(ALSAかPulseAudio)を使用)が録音できなくなっていたのが原因だった。もう一枚オーディオインタフェースがあれば楽だったのだが、ないので試行錯誤した。いろいろ調べて、JACKの制御プログラムをqjackctlでなくCadenceにし、JACKでは出力だけするように設定すればいいことが分かった。ただし、REWが何かおかしいようで、測定のたびに入力を設定し直す(一旦別のに設定して戻す)必要があった。

それでようやく測定ができた。結果としては、暫定的な設定で大きな問題はなかったが、右が少しずれていたのでグライコとPEQを微調整した。なお、PEQは必要だった(左右別のグラフを見ると分かる: 左: 80Hz付近、右: 150Hz付近に山がある)ので、Calfの"Equalizer 5 band"(これはグライコでなく、PEQ)を使用した。

調整前の特性は以下のとおり:

調整後の特性は以下のとおり:

左右一緒だと、調整前後の差は分からない。なお、左の220Hz辺りが強いことに気付かなくて調整しなかったのだが、本当に使う時に調整しようと思う。

結論としては、Linuxのソフト(JACKとプラグイン)でグライコ(DEQ2496)を完全に代替できる。ただし、使うためにはさまざまな面倒があるうえ、前述のように、JACKにはスリープの問題(今、別のプログラム(Cadence)を試している)があるので、当たり前のことながら、(技術的興味や物減らしへの熱意は別として、)DEQが使えるのなら使った方がいいだろう。

補足: 物減らしの面では、今はDEQのDACを使っているので、仮にDEQをなくしたとしたら、別の、ある程度良いDACが要るので、あまりメリットはない。それどころか、新しい物を買うという点で言語道断だ。だから、この方式は、DEQが壊れた時だけ意味がある。

PS. JACKのスリープからの復帰で再生できなくなる問題は、Cadenceでも駄目だった。JACKのサーバとの通信ができなくなるようだ。いくら技術的におもしろくたって、こんなに出来が悪いのでは、使い物にならない。よくこれを「プロ用」と言えると思う。これで、完全に諦めることができた。(5/8 19:55)

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オーディオアンプ(SAYA SP192AB)はPCの上に載せていたのだが、常々、ちょっと邪魔に感じていた。小さいから場所は取らないのだが、収まりが悪いというのだろうか。アンプがあるとPCの上にティシューがうまく置けなくて、アンプの上に載せると不安定になるのが一番嫌だった。あと、PCの上を這うケーブルも邪魔に感じていた。

それで、昔見た、PCの5インチベイに入るアンプ(例: 鎌ベイアンプ; 当時は「アンプをベイに入れる意味なんてないし、雑音が入るよ」と思っていた)にインスパイアされてしまったw 僕のアンプも高さがベイと同じくらい(3.5cmくらい → 1.5インチの規格でもあるのだろうか?)なので、頭の中では、ベイに入れられそうな気がして来たのだ。

それで、いつもは思うだけで実行しなかったのだが、今朝は暇だったのと、なぜかやる気が出たので、2.5インチデバイス用アダプタと高さを比べたり、ベイの高さと比べてみた。すると、ギリギリ入るような雰囲気だった。

それで、実行してみた。2.5インチデバイス用アダプタにアンプを載せたのだが、普通に載せると微妙に高さが合わず、ベイ1個には収まらなかったので、2ベイを使うことにした。更に、アダプタの取り付け方を工夫した(ベイを1段上にし、取り付けレールの取り付け位置を下にずらした)ところ、信じられないくらい丁度いい高さになった。なお、アダプタの底面に薄型CDケースの上半分を付けて穴を塞いで上下逆にケースに取り付け、その上にアンプを載せた。

ただ、それでも問題はあり、空きベイのカバーの高さが微妙に高くて(縁の部分が余計)前面パネルが閉まらなかった。仕方ないので、見栄えは悪いが、カバーも2個外すことにして作業を進めた。ケーブルは、後ろのカードスロットの最下部の蓋を外して入れ、PC内を通してアンプに繫いだ。一応、雑音が少なくなるように、基板やCPUからは離した。

それでひとまず完成と思いきや、2個目(アンプ下側)の空きベイのカバーを付けてみたら、なぜか付いたので、見栄えが向上し、本当にひとまず完成となった。

アンプ下側のカバーが付いた理由は、おそらく、アンプを少し(5mmくらい)奥に置いたからだろう。そのため、アンプは「ツライチ」にはなっていない。カバーを削ればいいが、不器用なので、綺麗にできる可能性はかなり低い。まあ、「今後の課題」だ。他に、(暗くて目立たないが、)アンプの左右に隙間があるのを何とかしたい。見栄え以外に埃が入る問題がある。あと、アンプの色が黒で、PCと合ってないのもちょっと気になる。余ったカバーを加工してアンプ前面のカバーを作れば、横の隙間も一緒に解消するが、かなり難しい(その加工をするくらいなら、3Dプリンタを一式揃えて作った方が楽だw) そういうところが、「ひとまず」とした理由だ。

完成後、音を出してみたが、もちろん、ちゃんと出たし、雑音はなかった(実際には増えているのだろうが、レベルがかなり低いか、数MHz以上の高周波だから聞こえないのだろう)。

ただ、なぜかというか、心配が当たって、HDD(新HGST)の温度が1℃上がって35℃になった。アンプ左右の隙間のせいかと思ったのだが、ファンはHDDの直前にあるから、論理的に考えると隙間は関係なさそうなので、昼になって室温が上がったせいかも知れない。まあ、40℃近いわけではないから、大きな問題ではないので、少し様子を見たい(と思っていたら、今は更に1℃に上がっている。室温も1℃近く上がったので、そのせいか?)。

これを書いていて、ふと、「グライコ(DEQ2496)もPCのベイに入ったらいい(おもしろい)なあ」と思った。もちろん、今の物はサイズ的に全く無理だが、新製品としてであれば充分可能だろうし、出たら欲しくなりそうだ。

というか、「グライコをソフトで実現すればいいんじゃない?」って気もしてきたが、できない理由はあっただろうか? もちろん、プレーヤーかOSがDEQ2496と同等の高精度なグライコを実現している必要があるし、DAC(今はグライコ内蔵のを使用している)をどうするかという問題はある。DACはできれば光で繋ぎたいし、PCとは別にしたい気はする。が、まあ、それも今は大きなこだわりではない。

そもそも、DEQ2496は単独で特性の調整ができるから買ったのだが、その後、自動調整では不十分になったので、今は最初の荒い調整以外は手で調整している。だから、グライコがDEQ2496である必要はなかったのだ。固定観念にとらわれていたと言えるし、そこから抜け出せそうな気もする。

最初は、思い付きで始めた「(結局無駄に終わる可能性の高い)余計な暇つぶし」だったのだが、なんか、おもしろい展開になって来た。

 

(5/6 2:08追記) などと思いながら、モーツァルトのピアノソナタを聴いてくつろいでいたら、突然デロリアンが現れて、中からドクが出て来て、「大変だ!」とか言って車に乗せられ、画面に

To be continued...

と出た。

なんてことは残念ながら全然なく、naokiさんへのコメントを書いていたら、隙間の塞ぎ方のアイデアがひらめいたので、深夜ではあったけど早速試してみたら、位置の調整に苦労したけど何とかできて、結構綺麗にできた。ツライチにはできなかったけれど、ちょっと見ただけでは隙間はほとんど分からなくなった。これなら、埃は余り入らなそうだ。あり合わせの物を使ったのだが、色も、ちょっと見ただけでは、うまく合って見える。

さすがに疲れたので、詳細は寝てから書く。

(5/7 5:02追記) 思い付いたのは以下だった。

  • 隙間を塞ぐのが難しいのは、アンプがBDドライブの下にあって、上段にベイのカバーがないので、パネルにテープなどを貼れないため。
  • それなら、アンプを一段下に置いて、上段にベイのカバーを付ければいい。

実際に試すとアンプの位置が合わないので、2.5インチのアダプタに載せるは止めて、CDケースを重ねて調整した。ベイの中央からアンプが出るように、いろいろな物を使って位置を上下・前後に微調整した。アンプとパネルの隙間は2mm程度だ。また、写真では見えないが、アンプの上部も2mm程度空いている。ボリュームの大きなつまみを外さずにパネルを開閉できるようにするために、空けざるを得なかった。

アンプ左右は、厚紙(菓子箱?)を両面テープで貼って塞いだ。いつか剥がれそうなのが、ちょっと気になる。

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昨日だったか、ちょっと変わった音楽の聴き方を見つけた。

僕は、大抵は、以下のいずれかの聴き方をしている。

  • 聴きたいアルバム(似たようなカテゴリのもの)を何枚か連続して
  • 全ポップスをシャフルして
  • 聴きたいアーティスト(ポップス)のアルバムを発表年順に延々と
  • 聴きたい作曲者(クラシック)の特定のカテゴリの曲(例: ピアノ協奏曲)のアルバムを延々と

ところが、昨日、音楽プレーヤープログラム(gmusicbrowser)のウインドウを見たら、ポップスの全アルバムが、アーティストが入り混じって発表年順に表示されているのに気付いた。そういう設定にしているのだから当たり前なのだが、いつもはポップスを選んだら、すぐに聴きたいアーティストを選択するので、そういう表示を見るのは新鮮だった。そして、1980年前後を見ると、実に興味深かった。

意外なアルバムが同じ頃出ていたことに気付いたり、リアルタイムで買ったアルバム(もちろん、CDは後で買った)と、後で(社会人になってから初めて)買ったアルバムが混じっているのを見ると妙に感慨深い。そして、個人的に「最高の年」と思っている1979年を見ると、本当にすごいアルバムばかりで感激する。今、モザイクモードという表示を見つけたので、それで1979年頃のを載せてみる。

1979年のアルバムたち

1979年のアルバムは、最上段右から3番目の"Back to the egg"から始まっている。以下、大好きなアルバムやヒットしたアルバムが何枚もある: "Candy-O", "Discovery", "Dream police", "Get the Knack", "Head games", "London calling", "The long run", "Reggatta de Blanc", "The wall"などなど。図には載っていないが、1979年の最後は、あの"Solid state survivor"だ。こんなに何枚もすごいアルバムが出た年って、他にあるだろうかと思う(まあ、僕の好みにうまくマッチしただけのことなのだろうけど)。

余談だが、この頃は、John Lennonは「主夫業」をしていて、半ば引退していると考えていて、当時はビートルズの中では一番好きだったけど、何も期待していなかった。それが、次の年におもむろに新作を出してすぐに(僕がそのレコードを受け取る前に)死んでしまうことなど全然分からなかったかと思うと、不思議な感じがする(もちろん、分かる訳などないが)。

それから、市販のアルバムに混じって、自作のカセットのジャケットがあるのもおもしろい。中学生の頃、FMを録音したりレコードをダビングしたりして、盛んに作っていたのを思い出す。ただ、その「マイブーム」も、どうしてか、この年をピークに終焉を迎えた感じだ。おそらく、高校に入って、音楽の好みが合う人が余り居なかったとか、勉強が忙しかったとか、別の趣味を始めたからなどではないか。

それで、今日の午前中辺りまでは、聴きたい年のポップスのアルバムを延々と聴いていた。1979, 1980, ..., 1985年などと。そして、こういう聴き方は、PCならではだと思う。CDやレコードだと、メディアを探して取り替えるのが面倒で途中で嫌になりそうだし、携帯音楽プレーヤーでもできるだろうけど、操作が煩雑そうだ。

PS. 上に書いた、「意外なアルバムが同じ頃出ていたことに気付いた」で特におもしろかったのは、1984年だった。

玉石混交というのか、The cars, Toto, Queenといった大御所の中に原田知世が居るのだ。あと、当時、Queenは聴いていなかった(中学の頃は聴いていた)ので、好きで良く聴いていた"Heartbeat cityや"Isolation"と、"The works"が同じ年に出ていたというのは意外だった。完全に興味がシフトしていたことが分かる。

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近頃、Dropbox Paper (以下、Paper)に対するイライラが溜まっているのだが、今日は朝からトラブル続きでブチ切れた。

トラブルというのは、iPhoneアプリ(時々ブラウザも)の同期が終わらないのだ。それで、いざメモしようとしても、どうにかして同期を終わらせることに気を取られてしまって、大変煩雑なのだ。しかも、それは大抵数分程度では終わらない。その間は、メモアプリとかエディタに書くしかない。さっきなんて、全然同期が終わらないので、新しく書いた箇所を自分にメールで送ったほどだ。もう、アホかバカかと!

メモしたい時にできないメモサービスなんて、無用の長物だ。

ちょっと考えるだけで、Paperには以下のような欠点がある。今まで「Evernoteよりはマシ」と思って我慢して来たが、もう限界だ。

  • 同期エラーや、同期に長時間掛かることが頻発する。(iPhone, ブラウザ)
  • 画像がペーストできないことが多い(なぜかドロップは可)。
  • テキストのフォーマットが貧弱。例: 2階層目以降の番号リストの先頭が数字にならず、アルファベットになる。
  • 同期が遅い。バックグラウンド更新をonにしていても、開くと全然同期してない。そして、同期エラー。(iPhone)
  • ":"で顔文字一覧が出たり、"(ダブルクォート)が勝手に”など(しかも、方向がいい加減)変わるなど、結構余計なことをする。しかもそれが解除できない。(ブラウザ)
  • エクスポートした時のファイル名が日本語非対応なので、タイトルに英語を入れないと、ファイル名が重複して面倒なことになる。
  • コピーしたテキスト(HTML)に、余計な属性("author=…")が入る。→ ブログにそのままペーストするとセキュリティ的な不安があるので、いつも神経を遣う。
  • コピーしたテキストをNixNote2にペーストすると同期エラーになることが多い。画像が駄目な感じ(問題ないこともある?)。 (ブラウザ)
    • プレインテキストとしてペーストすれば問題は起こらないが、画像はペーストできない。
    • 画像を削除するとエラーは出なくなる。
    • 画像はPaperへのリンクなので、いずれにしても、そのままペーストできない。
  • やっぱり、ブラウザは使いにくい。(特に、Vivaldiの日本語変換モードの遅れにイライラする)

それから、正式サービスになったのに、未だにスマフォ用アプリのしかない(Linuxはともかく、Windows用すらない)っていうのは、会社のやる気のなさや馬鹿さ加減が窺い知れるというものだ。去年、せっかくEvernoteがヘマをしたのに、それを利用することに完全に失敗していて、本当にウスノロな会社だと思う。

調べたら、まだPaperのノートはそれほど多くない(Everenoteから移行したものを含めて75個)ので、戻るのはそれほど大変ではない。それで、今朝から移行方法を検討している。とにかく、Paperは止めたい! いくらうざくても、今となってはEvernoteの方がまともだ。

そして、以前試した時は使い物にならなかった、Linux用Evernote互換ソフトNixNote2が改善されたので、ブラウザでなくネイティブのアプリが使えるから楽だ。NixNote2は、会社ではほとんど問題なく使えている。NixNote2なら、クライアント数の制限にも引っ掛からないないかも知れない。仮に引っ掛かっても、今はお金を払うつもりはある。

とにかく、今夜でも明日でも、即座に移行したい気持ちだ。

 

(2017/5/3 6:23追記) PaperからEvernote(NixNote2)へノートを移行する方法をいくつか試したので、結果を書く。

  • Linuxで
    • ブラウザ(Vivaldi)でコピー → NixNote2にペースト : 画像が含まれているとNixNote2で同期の時にエラーになる。余計な属性(author)が付く。
    • PaperをエクスポートしたwordファイルをLibreOfficeで開いてコピー → NixNote2にペースト : 画像が埋め込みになるが、同期で別のエラーになる。
    • ブラウザ(Vivaldi)のPaperでコピー →ブラウザ(Vivaldi)のEvernoteにペースト : 画像もうまく行くが、NixNote2では日本語が化ける。 → WindowsのEvernoteでフォントをメイリオに直すと文字化けは直るが、同期エラーになる。
    • Evernoteでエクスポートしたファイル(enex)をNixNote2でインポート : NixNote2で同期エラーになる。
  • Windowsで
    • エクスポートしたwordファイルをLibreOfficeで開いてコピー → Evernoteアプリにペースト : 結構まともに入る。フォーマットはWordより良い。大きなノートではLibreOfficeが落ちるか、ペーストできない。→ LibreOfficeのメモリを増やすと直るが、NixNote2で同期の時にエラーになる。
  • iPhoneで
    • Paperアプリでコピー → Evernoteアプリにペースト : フォーマットがイマイチ(背景色が指定される箇所がある。リストの間隔が広い。横線が消える。)。画像はOK。手間が掛かる。時々Evernoteアプリがハングする。

NixNote2の文法チェックが厳しいのか柔軟性が欠けているのか、ほとんどの方法ではNixNote2での同期時にエラーが起こり、意外にもiPhoneのPaperアプリからEvernoteアプリへコピー・ペーストする方法が一番うまく行くので、それでノートを移行している。

さっき、Evernoteへの(再)移行が終わった。途中でEvernoteのアップロード量の制限になったので、「プラス」(1GB/月, 360円/月)に入った。来月以降も継続するかは要検討だ。さすがにiPhoneの電池が減った。こんなに仕事のように使うのは、珍しいことだ。 (5/3 8:38)

 

PS. 僕に会ったことのない方は、きっと、いつもブチ切れている、怖い人だと思われるかと思いますが、それで正しいです。一見、穏やかで人当たり良さそうに見えますが、全然そんなことないですw

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毎年恒例の、オーディオ再生系(部屋も含む)の特性の確認。

去年Linuxに移行したので、今回はちょっとしたトラブルがあった。移行した時、それまで使っていた測定ソフトSpeaker WorkshopがWine(LinuxでWindowsのソフトを動かせる(かも知れないw)ソフト)で動くことを確認していたつもりだったのだが、実際には、音の再生がまともにできず(再生が短時間で終わってしまう)、測定できなかった。仮想環境(VirtualBox)のWindows 7で動かしても駄目だった。

それで、慌てて代替ソフトを探したら、ありがたいことに、すぐにいいものが見つかった。Room EQ Wizard (REW)というソフトだ。去年は結構探しても見つからなかった気がするのだが、今回は"Speaker Workshop alternative"で検索したのが良かったようだ。

REWはSpeaker Workshopの10倍はいい感じだ。使いやすいし、機能も豊富だし、安定している。

Room EQ Wizardの測定結果の画面

実は、今日はだるくてやる気がなかったので、ソフトを見付けて動くのが分かったら終わりにしようと思っていたのだが、余りにいい感じなので測定までしてしまった。

その結果、問題がない(前回から大きな変化がない)ことが分かった。以下に、グライコ(DEQ2496)で調整後のスピーカー出力(左右同時再生)の特性の測定結果を示す。

使用したソフトの違いにより、今回はスイープ信号で、前回と前々回はM系列の擬似雑音で特性を測定している。また、今回は1/12oct(オクターブ)の、前回と前々回は1/6octの平滑化をした。今回は、グラフが0dB付近になるように数十dB下げた。なお、前回との比較図は、グラフィックソフト(gimp2)で前回の縦横のスケールを調整して重ねて作成した。

なぜか、前回より若干特性が良くなった感じだ。具体的には、低域(40-60Hz)のレベルが4dB程度上がり、55Hzの谷もその分浅くなっている。比較図には載せなかったが、前々回に近い感じだ。マイクの位置の違いによるのか、部屋の条件が変わったのか分からないが、まあ、良い分には問題ない。

なお、今回は鋭い谷がいくつかある(150, 320Hz付近)が、平滑化の違いによるものではないか。それから、500-600Hzの谷はいつも深さが変動するので、余り気にしていない。

一行でまとめると、

60Hz〜20kHzで±5dB、40Hz〜20kHzでも-10,+5dB

と、なかなかいいと思う。逆に、低音や高音なんて、そんなにちゃんと出ているのかとさえ思う。余談だが、測定している時、測定が終わったと思って画面を見ると、実際には超高音(10kHz以上?)がまだ出ていて、もはやそんな音はかすかにも聴こえず、ハイレゾなんて全く不要なことを実感させられる。。。

なお、REWを使う時には、いくつかのコツがあるようだ。

  • デフォルトのサウンド(Preferences→Soundcard)設定では音が入出力できなかったので、試行錯誤したところ、出力も入力も"default [default]"にするとうまく行った。紛らわしいが、これはREWのデフォルト("Default Device")とは異なり、Linuxのデフォルトという意味なのだろう。
  • 最初はマイクからの入力ができなかったが、上記の設定や、マイクの接続端子(マイク/ライン)やPulseAudioのミキサーの設定(設定→プロファイル)を変えていたら、なぜかうまく行くようになった。

 

参考: システム構成(前回からの変更点のみ)

  • 周波数特性測定プログラム: Room EQ Wizard V5.18
  • OS: Linux Mint 18.1
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池田直渡 「週刊モータージャーナル」: 「歴代ロードスターに乗って考える30年の変化」 (2017/5/1)を読んで、なるほどと思った。その部分を引用する(太字は僕):

マツダにはロードスターのための「ライトウェイトスポーツのパッケージ哲学」がある。

  • フロントミッドシップのFR方式
  • 軽量コンパクトなオープンボディ
  • 50:50の前後重量配分
  • 低ヨーイナーシャモーメント
  • アフォーダブル(手ごろな価格)

これは歴代すべてのモデルが守った掟(おきて)である。筆者は最初にこの5カ条を見たときに、無駄のないライトウエイトスポーツの定義に深く感銘を受けたが、今、振り返ると1つ足りない。それは「いかなる速度でも楽しいこと」だろう。

たびたび書いて来たが、僕がSWIFT Sportでゆっくり走っても楽しいと感じるのは、この「いかなる速度でも楽しい」ようにできているからなのだろう。手前味噌だが、本当にいい車だ。

ただ、彼の言う「接地感」と「軽快感」が相反するというのは、分からない。SWIFT Sportには両方備わっているように思うが、客観的にはどうなのだろうか。どちらかと言えば接地感なのだろうか。まあ、乗って楽しいので、どちらでもいいことだが。

彼の論には賛成なのだが、引用部前半のマツダの「哲学」には異論がある。まず、オープンボディは軽量化には反する。軽快感(実際には開放感)は出るだろうが、強度を出すために重くなるから、ライトウェイトスポーツだったらこだわるべきではないと思う。そこにこだわるのは、レジャーカーのカテゴリではないか。

そして、方式や仕様(軽量コンパクトとアフォーダブル以外全部)は、どうだっていいと思う。そういうのを「哲学」と呼ぶのはおかしい。目的と手段を取り違えていて、無駄なこだわりだ。車でもオーディオでもコンピューターでも同じなのだが、特定の方式や技術を組み合わせればいい物になるのではない。もし、それがあり得るのなら、現代はいいもの(実用的な面ではなく、感性的な話)がゴロゴロしているはずだ。そうではなくて、できあがった物(ここでは車)がいいもの(車なら、例えば「乗って楽しい」)になっていればいいと思うし、そこにこだわるべきだと思う。それが哲学であり、難しいことなのだが。

蛇足だが、いくら感性が重要とは言っても、鬼キャンとか仮想アース装置とか水素水みたいな、科学的でない不思議なものはお断りだ。それはまやかしだと思う。

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おそらく希望者はいらっしゃらないかとは思いますが、持っていてもどうにもならない物3点を差し上げます。ヤフオクの悪質な落札者に懲りたので、そこに出すこともなく、ハードオフなどにも持っていくだけ馬鹿らしいので、死蔵するか捨てるかしかないので、ご希望の方が居れば差し上げたいと思っています。

この投稿を公開した時点で、過去にこのブログにコメントを3回以上書かれていた方が対象です。無料ですが、送料のみご負担をお願いします。

1. ビートルズのCD: "Abbey road" (1969年, 2009年リマスター) US盤, 未開封

ちょっとした見込み違いで手元に残ってしまいました。これは送料も要りません。ダビングやYouTubeで聴いて気に入っている方や興味のある方にはいいかと思います。おそらく、傷とか音飛びなどの不良はないと思いますが、未開封なので、確かめてはおりません。

[5/1済] 2. PC用スピーカー: エレコム MS-76MA (2010年に購入) メープル色, アナログ接続(ミニプラグ), 9W, 電源内蔵, 木製キャビネット

妹が使っていた物を回収したものの、今後も使うあてがないので、手放します。汚れはほとんどなく、正常に動作すると思いますが、希望者がいらっしゃいましたら確認します。オーディオ用ではないので、音はそれ程いい訳ではなかったです。箱があります。

3. PC用サウンドカード: ESI MAYA44 XTe (2013年に購入) PCI Express用, 24bit/96kHz, 光デジタル・アナログ入出力, マイク・ギター入力対応

自分で使いたいのですが、対応ドライバがなくてLinuxでは使えないし、Windowsに戻る気はないため、手放します。WindowsとMac用ドライバのCDはあるはずです(希望者がいらっしゃいましたら確認します)。マニュアルはPDFにしたので、それをお渡しします。どちらもメーカーからダウンロード可能です。正常動作の確認は無理です(外すまでは動いていました)。箱があります。

ご希望の方は、この投稿へのコメントで、ご希望の品をお書き下さい。先着順です。締め切りは特にありませんが、ある程度の時間が経ったら捨てる可能性があります。詳細はメールで調整しましょう。

ご検討、よろしくお願いします。

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ある国が用意しているという、有毒物質だのを積んだミサイル。迎撃して被害はなくなると予想(だか予測だか想定だか)されているが、なかなか感心する。詭弁に。

まず、迎撃ミサイルが命中して爆破できたとして、どんな有毒物質がどのくらい積まれているか分かっていて、爆発時の温度がどのようになり、どういう風に拡散するか、シミュレーションでもしたのだろうか。したとしたって、僕には無害になるとは信じられない(例えば、エンジンのシリンダーという、ものすごく狭い空間での爆発ですら、まだ謎があるというではないか)。何かあっても、福島の原発事故と同じ扱いをするのだろうか。

百歩譲ってその予測が正しかったとしても、日本が安全ということでは全くない。まず、迎撃ミサイルは全国をカバーしていない。確か20地点以下、しかも半径20km以下ではなかったか。その時点で、安全率はかなり下がるだろう(携帯のように、人口カバー率でも出して欲しい)。次に、不意に発射されたミサイルに迎撃が間に合うのだろうか。間に合わないとしたら、安全率は限りなく0に近いだろう。だったら、上の予想の説明は(内容が正しいとしても)全く無意味ではないか? 知ってか知らずか、そんなことを聞く方も馬鹿なんだとは思う。

例えば、今朝の発射を国は知っていた、あるいは予想していたのだろうか。どういう実情だったにしても、それが公開されることはないので良く分からないが、いつも「結果オーライ」なんじゃないかと思う。もし被害が出ても、いつものように、厳重な抗議などをし、国内には「直ちに***はない」などとと宣言した後は、アメリカに全部依存して、のらりくらりとうまく行かなかった原因究明でもしてお茶を濁し、次の対策にお金を注ぎ込む方策でも考えるのだろう。そんなのん気なことをしているうちに、国がなくなることはないのだろうか?

個人的には、あらかじめ、無理なら無理とはっきり言っておくべきだと思う。原発にしたって地震にしたって、何だってそうだ。もしかすると、先日唐突に案内されたミサイル対策は、そのアリバイ作りとか伏線の一つなのかも知れないな。

 

PS. その後、少し調べて分かったこと:

  • 現在の防御システムは2段階(イージス艦からのSM-3と、各地に配備されたPAC-3)で構成されている。
  • SM-3の命中率は高いが、同時に追撃可能な総数に制限(1艦当たり数十程度)があるので、多くのミサイルの同時発射(ダミーも含む)には対応できないのと、撃墜できるタイミングが限られているので、発射をリアルタイムで検知しないと使い物にならない。実際、去年の北朝鮮のミサイル発射は全く検知できず、警報すら発令できなかったが、「事前の通告がなかったから」などというのん気な言い訳をしていたようだ。
  • PAC-3も命中率は高いが、ミサイルは音速の10倍程度と超高速で落下してくるので、発射するタイミングが難しいらしい。また、射程は上述のとおり、20km程度で、拠点のみしか守れない。

上記のような心もとない実情にも関わらず、事前に散々煽っておきながら、首相などが外遊しているところを見ると、今回の発射は問題ないことが分かっていたか、例え発射されても、いつものように日本までは来ないだろうと高をくくっていたのか、日本はどうでもいいから、とりあえず外国に行って羽を伸ばしたかったのか、日本は怖いから、とりあえず自分たちだけは避難したかったのだろうと想像できる。

(2017/4/30 15:42)

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1週間くらい前、なぜかPCのファン(その時はCPUファンと思ったが、実際にはケースファンだった)の音が少しうるさくなった。Linuxでは、マザーボードメーカー(ASUS)製のファンの回転数制御などをするプログラム(AI Suite II)は動かないので、BIOSの機能に任せていたのだが、それが良くないのか、BIOSの設定がおかしくなったのか、あるいは、暖かくなってエアコンをつけなくなって聞こえやすくなったのか、CPU負荷が高いせいなのか、原因は不明だった。

それで、Linuxに移行する時から、Linuxのfancontrolコマンドでファン回転数の制御をしたかったので、試してみることにした。実は、移行検討時にも試していたのだが、ファンの回転数が取得できなかったので諦めていた。今回、更に検索したら、Linuxの起動オプションの設定(/etc/default/grub: GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi_enforce_resources=lax": 以下、"LAX")で取得できるようになることが分かったので、試したら取得できるようになった。ケースファン(その時は、CPUファンと思い込んでいた)が確かに1000rpm程度で回転していて、少し速かった。

しかし、そこからが謎だらけで大変だった。試したことを全部書くのは煩雑なので、主要なことだけを書くことにする。

散々苦労した末、fancontrolコマンドがなんとか動くようになって、CPU温度に追従してCPUファンの回転数が変化するようになった。

ただ、fancontrolの設定について調べているうちに、実は、マザーボードのチップ(SuperIO, NCT6776)には、ファンの回転数制御をする機能があることが分かった。BIOSはその機能でファンの制御をしているようだ。

それで、fancontrolはシステム負荷が非常に高かったりプログラムが異常終了した場合には、正常にファンが制御されなくなって、最悪の場合には熱でCPUが破損する可能性があるので、SuperIOの機能を使いたくなった。その時、Linuxから設定変更できれば、BIOSの設定画面を出すために再起動しなくて済むので便利だと思った。

ところが、マザーボードの残念な仕様のために、Linuxから設定を変更することが不可能なことが分かった。その仕様というのは、SuperIOからはCPU温度が取得できない(正確には、CPUTINに値は出るが、90℃などと異常な値になる。また、デジタル入力(PECIなど)はデータが取れない)ことだ。ハード的に接続されてないのか、Linuxからファン回転数を取得できる設定にしたために取得できなくなったのかは分からない。おそらく、CPUTINは前者、デジタル入力は後者だと思う。

試しに、LAXを解除して、SuperIOからCPU温度が取得できるか試したが、できなかった。それどころか、LinuxでSuperIOから取得できる情報が何もなくなってしまったから、SuperIOにアクセスするにはLAXが必要なのだろう。

それで、fancontrolを使うか、(今までと同じ)SuperIOの機能を使うかの選択となり、安全のために後者を選んだ。そして、詳しくは分からないが、LAXには危険な副作用があるとのことなので、無効にすることにした。

結局、それまでと何も変わらない結果になったのだが、なぜか、以前と同様、ファンの音がほとんど聞こえなくなった。

結局、うるさかった原因は、その時たまたまCPU負荷が高かった(ウイルススキャンをしていた)ためか、何かの拍子にBIOSの設定が変わってしまったかなのだろう。

諦め切れないものはあるのだが、ASUSのマザーボードのSuperIOで正しいCPU温度を取得することはできないというのが定説なので、まあ、諦めるしかないのだろう。

このマザーボード(P8H67-V)は気に入っているのだが、今になって思わぬ欠点が見つかってしまった。まあ、WindowsでなくLinuxを動かしても、ハード(SuperIO)が勝手にファン回転数制御をしてくれて、それでまったく問題ない(過熱しないし、うるさくもない)のだから、まあ、多くを望むべきでもなかろう。

(4/26 5:14追記) その後、やはりファンがうるさい気がするので、fancontrolを使うことにした。すると、ケースファンの回転数が約1200rpmから約800rpmに下がり、本当に静かになった。

fancontrolはSuperIO以外の温度も使って制御できるから、SuperIOでCPU温度を取得することができなくても使える。私は、以下のように、coretempというモジュールのtemp1_inputを使う設定にした。

  • hwmon1= coretemp-isa-0000
  • hwmon2= nct6776-isa-0290
  • CPUファン (hwmon2/pwm2) ← hwmon1/temp1_input
  • ケースファン (hwmon2/pwm1) ← hwmon2/temp1_input

(4/26 6:02追記) 更に調べたら分かってしまった! このマザーボードでは、CPU温度はSuperIO(NCT6776)のPECI Agent 0に入っているようだ。PECI Agent 0の温度はcoretempと異なる場合があるので、マザーボードの温度だと思い込んでいたのだが、ベンチマークで負荷を掛けるとcoretempと同じになるので、CPU温度であろう。実際、NCT6775シリーズのドライバのページにもそのように書いてある。

それで、再び、fancontrolを使うのを止めて、NCT6776のファン制御機能を設定するスクリプトを作り、OS起動時に実行するようにした。BIOSのデフォルトで問題なく設定されていたはずなのだが(実際、CPUファンについては正しい設定がされているようだ)、いつからかおかしくなってしまったようだ。以下に、設定値(僕の場合の例)を書く。

  • CPUファン (/sys/class/hwmon/hwmon2/pwm2*)
    • 温度源(pwm2_temp_sel): 7 (temp7_input, "PECI Agent 0")
    • 制御モード(pwm2_enable): 5 (Smart Fan IV)
    • 余裕温度(pwm2_temp_tolerance): 10000 (10℃)
    • 最低(ファン回転開始)温度(pwm2_auto_point1_temp): 30000 (30℃)
    • 最低(ファン回転開始)PWM(pwm2_auto_point1_pwm): 35000 (35℃)
    • 最高(限界)温度(pwm2_auto_point[2-5]_temp): 70000 (70℃)
    • 最高温度でのファンPWM(pwm2_auto_point[2-5]_pwm): 255
  • ケースファン (/sys/class/hwmon/hwmon2/pwm1*)
    • 温度源: 1 (temp1_input, "SYSTIN")
    • 制御モード: 5 (Smart Fan IV)
    • 余裕温度: 7℃
    • 最低(ファン回転開始)温度: 20℃
    • 最低(ファン回転開始)PWM: 95
    • 最高(限界)温度: 55℃
    • 最高温度でのファンPWM: 255

また、この設定は(ドライバの既知の問題のために)スリープからの復帰後に解除されてしまうので、復帰時に再設定するようにもした。

これで、システムの負荷が高い場合やfancontrolの異常終了時にCPUが過熱して破損するのを防げるし、余計なプロセスを動かさなくて済む。

※LAXを入れると、Xfce4のパネルウィジェットmulti-load-ngのCPU温度がおかしくなってしまうのは直らないので諦めることにし、別のプラグインで出すことにした。

安心していたら、スリープからの復帰後に、PECI Agent 0の温度が低いままになってしまうことが分かった。チップの設定が変わってしまうのだろうか。やっぱり、ちょっと残念なボードだ。。。 (4/26 6:42)

これも分かった。NCT6776のドライバがスリープに対応していないようなので、復帰後にmodprobeコマンドで再ロードするようにしたら直った。これで解決か!? そして、残念だったのはLinuxだったようだ。(4/26 7:18)

確認のため、ベンチマークソフト(sysbench)でCPUに負荷を掛けてCPUの温度を上げたら、ちゃんとCPUファンの回転数も上がった(下図の赤丸部分が、負荷を掛けた期間)。なお、CPU温度は55℃程度まで上がり、ファンの回転数は1300rpm程度まで上がった。 (4/26 7:53)

 

参考: 私のマザーボード(ASUS P8H67-V)での温度・ファンセンサ・ファン制御設定の内容一覧 (推定を含む)

coretemp-isa-0000 (/sys/class/hwmon/hwmon1):

  • temp1 (Physical id 0): CPU温度
  • temp[2-5] (Core 0-3): CPUコア1-4の温度

nct6776-isa-0290 (/sys/class/hwmon/hwmon2):

  • fan1: ケースファン回転数
  • fan2: CPUファン回転数
  • fan3: 電源ファン回転数
  • temp1 (SYSTIN): マザーボード温度
  • temp7 (PECI Agent 0): CPU温度
  • pwm1: ケースファンの制御設定
  • pwm2: CPUファンの制御設定

※nct6776-isa-0290のtemp2 (CPUTIN)、temp3 (AUXTIN)、pwm3は未接続と思われる。

(2017/4/27 4:47記)

PS. Linuxには、thermaldというちゃんとしたプログラムもある。これは、基本的にはCPUの周波数を調整して過熱を防ぐものらしい。が、それ以外に、設定すればファンも使えるようだ。だが、設定が面倒なせいなのか、検索してもこれを使っている例は出て来ず、fancontrolの例ばかりだった。そもそも、上述のように、僕のマザーボードにはファンを制御できるチップ(NCT6776)が載っているので、わざわざ設定して使うまでもないだろう。 (2017/4/27 7:28)

PS2. ケースには、もう一組、前面(HDDの前)にファンが2個ある(HDDファンと呼んでいる)。以前は、ケースファンと同じ系統の端子("Chasis fan 2")につないでいたが、この設定をしたら回転数が下がってHDDの温度が数度高目になるため、電源ファン(PWR fan)端子に接続している。この端子は回転数の調整ができないが、そもそも、SuperIOの機能ではHDD温度で調整することはできないので、諦めた。

なお、ファン端子に直結すると回転数が1500rpm前後と高過ぎて、ちょっとうるさいので、昔買った抵抗を入れて調整した。100Ωだと遅過ぎで、50Ωでも遅目なので、50Ωを2本並列にして25Ωにしたら、少し高目(900rpm程度)ではあるが、HDD温度が下がり、うるさくなくていい感じになった。(4/29 17:22)

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近頃急に、"Mastodon"なるtwitterモドキ(らしい)が台頭してきた。できることは陳腐で、名前は"SUBARU"みたいにダサく、ロゴもダサいのに、妙に人気がある(ように書かれている)。そして、「意識高い」人たちにも絶賛されるのだろうか?w そのうち、TVでも「ただ今人気沸騰中!!」とか出るのか? うんざりだ。持ってないから関係ないけどw

twitterを駄目にする陰謀かとも思ったが、そんなことをしてもメディアには何も得がないので、違うのだろう(政府もからんでいるってのは、もっとあり得ないだろう)。単に、記事を書くための新しいネタ(例: ハイレゾ、4K・8K、VR、Windows 10)が要るからなのだろう。まったく下らない。

それに関連して、オープンソースで入手できるこれのサーバを立ち上げて、初期の狭い世界のユーザー数争いで上位に居るというだけの人を、すごい人扱いするってのは、馬鹿げていて笑う気にもならない。しかも、数万のユーザ情報を「間違って」消したという無能だ(本当に間違ったにしても、移行が面倒だからの故意にしても、どっちでも論外だ)。そんなのを人寄せパンダだか広告塔だかで採用する会社(ここも、名前のセンスがひどいと昔書いた覚えがある)ってのも、まあ、すごく低レベルなアフォ会社としか言えない。

PS. ちょっと検索したら、さくらインターネットが、その有名人を支援したとかいう文章が出て来て、(ちゃんと調べてないから本当かどうかは分からないが、)結構がっかりした。たしかに、個人でそういう大規模な(通信量や負荷が重い)サービスをするのにクラウドを借りたら、出費がすごいだろうと思っていたから、さくらは支援したのかも知れない。実際、これのインストール用ファイルだかを公開すらしているし。宣伝としてはいいのだろうけど、質実剛健な会社と思って評価していたのに、予想外に低俗な行動にがっかりだ!

PS2. 嫌なのは、これを持ち上げている糞メディアは読まないようにしたいのだが、そうすると、日常的に技術系の情報を入手するサイトがなくなってしまうので、止められないことだ。

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