あれから更にいろいろ試したが、結論(どういう訳か、「Steve HarrisのMultiband Eq. (以下、mbeq)が最適」)は余り変わっていない。「余り」というのは、一つだけ、新たにいいものが見つかったのだ。それは、FIL-plugins(またはfil-plugins)の4バンドPEQ(以下、PEQ4)だ。

PEQ4はwebでの情報が少なく、バンド幅の設定もおかしい(オクターブでもQでもない)ので期待していなかったのだが、比べてみると、mbeqと同じくらいいい(耳に痛くない)。mbeqは超低域をカットしてしまい、たとえそれが聴感上問題ないとしても(趣味的に)好ましくないので、PEQ4で問題なければ使いたいと思って、しつこく試している。

PEQ4はバンド幅の設定の仕方がおかしいので、パラメタの調整には苦労したが、元の特性とそっくりにできた(グラフの形状が同じなので、今回は載せない)。試してみると、いつも使っているRushの"Power windows"はキツかったものの、その他ではほとんど問題ない。ただ、mbeqが最高なのはどうしても否定できなかった。

現在までに試したイコライザと評価は以下のとおりである。○△×などは評価で、基本的に上が良い。その次は僕が設定に使っている識別記号で、()内がイコライザの名前や説明である。

  1. ○ jr-mbeq-2 (Steve HarrisのMultiband Eq, "mbeq")
  2. △+? jr-PEQ4-1 (FIL-pluginsの4バンドPEQ, "PEQ4")
  3. △ jr-DSP-EQ-4 (bmc0のdspのDouble-pole peaking filterのeq, "DSP")
  4. △- calf-butty-PEQ+HPF-1 (Calf Jack Host(以下Calf)の5バンドPEQと高域通過フィルタ)
  5. △- calf-butty-PEQ+LS-2 (Calfの5バンドPEQとLowshelfフィルタ)
  6. ? jr-mbeq-3 (mbeq-2で6kHz付近を落としたもの)
  7. ? jr-PEQ4-2 (PEQ4-1で6kHz付近を落としたもの)
  8. ? jr-DSP-EQ-3 (DSP-EQ-4で6kHz付近を落としたもの)
  9. × butty-hpf-2 (calf-butty-PEQ+HPF-1を若干変更したもの)
  10. × calf-butty-PEQ+HS-12 (Calfの5バンドPEQとHighshelfフィルタ)
  11. × jr-tap-eq-bw-1 (TAP-pluginsの8バンドPEQ, バンド幅指定付き)
  12. × Calf EQ30 (Calfの30バンドEQ)
  13. × jr-TBWS-1 (Steve Harrisの3バンドPEQ)
  14. × jr-tap-eq-2-1 (TAP-pluginsの8バンドPEQ, バンド幅指定なし)
  15. × Calf EQ5 (Calfの5バンドPEQ)
  16. × EQ4Q (EQ10Qの4バンドPEQ)
  17. × jr-DSP-EQ-1 (dspで200Hzだけ幅広く落としたもの)
  18. × jr-DSP-EQ-2 (DSP-EQ-3で最初に全体を-3dB下げたもの)
  19. × carla-x42-1 (x42の4バンドPEQ)
  20. × jr-ls-1 (dspでLowshelfフィルタだけにしたもの): 耳は痛くないが、低域が不足して駄目だった。

DSPが意外に良く(dspのパッケージはいろいろな処理ができて便利なので、機会があれば活用したい)、Calf Jack Hostは手軽なのだが駄目だった。EQ10QもTAP-pluginsも駄目だった。

いろいろなイコライザを試すのと同時に、なぜそれらで音(耳の痛み)に違いが出るのかを考えた。結論は出ていないが、以下の点を疑っている。

  • イコライザ(PEQ)の使い方が良くない。
  • 混変調(正しくは「相互変調」とのこと)歪み(IMD)が生じている。
    • 6kHz付近に出る?
    • 超低域によるもの?
    • イコライザの作りによって生じる?
  • イコライザの作り(計算式またはプログラムの実装)が悪い。

PEQの使い方については、設定図を見ると分かるように、低域(右チャネルの80Hz付近)で2つのフィルタが重複している。このように使うと、(イコライザの作りによるだろうが)歪むのかも知れない。あるいは、図の低域(200Hzが中心)のように幅広く使うのが良くないのかも知れない。そして、それらに起因する歪みが6kHz付近に出る(だから、そこを下げると痛みが減る)のではないか。

その証拠に、mbeqはグライコタイプでフィルタが重複しない(実際には隣り合うフィルタは重なっているはずだが)ので、音が悪くないのではないかと思っている。

が、どちらも、検索した限りでは、「悪い使い方」として出て来なかった。もしかしたら、イコライザの常識なのかも知れない。

混変調歪みについては、超低域をそのまま出すと、イコライザかスピーカーで歪みが生じるのではないかと考えた。ただ、グライコ(DEQ2496)のPEQでも同じ条件なのに問題なかったので、スピーカーは関係なさそうで、イコライザの作りによりそうだ。

その証拠に、mbeqはたまたまにせよ超低域をカットしているので、音が悪くないのではないかと思っている。

そのイコライザの作りによる音の違いについては、あるとしかいいようがない。使っている計算式(この辺りは難しくて苦手で、全然知識がない)が適切でないのか、それをプログラムにする仕方が適切でないことが考えられる。後者の気がする(ほとんどのイコライザはオープンソースなので、プログラムを見られるが、面倒そうなので止めておく)。

ただ、誰も文句を言っていないので、すごく微妙なことなのか、僕がしているような特定の使い方で発現するのではないか。なお、イコライザの処理中のオーバーフローを疑って入力レベルを下げてみたが、効果がなかった。内部では浮動小数点で処理しているから、計算自体に問題はないのだろう。

という訳で、DACやフィルタやデジタルアンプを変えたら音が変わる現象は「ありまーす」になるw ただ、それは全然褒められることではなく、単なる処理の違い、しかも、処理が良くないために起こるのであって、何を使っても音が変わらないのが当たり前のことだと思うのは、変わりない。

だから、DACなどでフィルタを選べるのを売りにする会社なんて、単なる優柔不断な腰抜けだと思う。男なら(女でも)、最高の一個で勝負して欲しい。

追って、スピーカーの音を実測して各イコライザの「音(特性)の違い」を調べ(果たして測定できるのだろうか?)、最適なもの(mbeqかPEQ4)を決め、実測値に基づいて微調整をしたい。

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さっき、HMVのベリンダ・カーライルのベスト盤の広告を見て、ちょっと前にジャケットに強烈に惹かれたアルバムの広告を見たアヴリル・ラヴィーンのだと思い込んでしまった・・・

二人に共通点はあるのだろうか? そもそも、時代が同じかどうかすら知らない。ただ、どちらもシャープな顔で、エロかっこいいというイメージがあるだけだ(僕の中のこのカテゴリには、あのテイラー・スウィフトも居るw)。

ちなみに、人違いに気付いたきっかけは、カーライルのベスト盤のジャケットの文字を見て、「これで『アブリル・ラビーン』??」と思ったことだw いや、逆だ。カーライルのベスト盤(ボックス)を見て、「ほう、この前も出てたな。こないだの『あれ』も入っているのかな」と、下の方にあったラビーンのたまらない顔(アルバム)を眺めて、そこに書かれた名前が、どう読んでも「カーライル」ではないことから気付いたのだった。

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先日、「森友問題、千人が抗議活動」とかいうニュースの見出しをちらっと見たら、なぜか、ある人が頭に浮かんだ。

森高千里である。浮かんだ瞬間はそういう意識がなくて、どうして浮かんだのか分からなかったのだが、よく見てなるほどと思った。「森」と「千」しか同じじゃないけど、どうも、そういう頭ができ上がっているようだ。

ただ、別の見出しでは「800人」などとなっていたので、それなら駄目だったw

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いろいろ思うところがあって、もう「同窓会」には出ないことにしようと思っていた。のだが、今日、唐突に、中学校の3年の組の同窓会の案内が来た。そういえば、以前の中学校の同窓会で、「やろう」とかいう話になっていたかも知れない。それがちゃんと実現されたのだ。

その案内を見て、我ながら情けないことに、行きたくなってしまった。なぜだろうか?

やっぱり、幹事だろう。

(今でも)可愛い(けど、ツンデレで憎たらしくて大嫌いだった)Sちゃんが幹事の一人になっているのが大きい。そして、今見たら、お姉さんタイプだったIさんも幹事だから、一粒で二度おいしいw あと、地味だけど結構いい感じのSさんも幹事だ。そして、幹事の筆頭は同じ部活だったKくんで、特に会いたくはないがw、安心できる。

ちなみに、幹事4人のうち女性3人は、幼稚園から一緒だった。

素晴らしい! これはもう、行くしかないだろう。

でも、終わって帰って来たら、げんなりする(「嫌だった」という訳じゃなくて、K. 488の第2楽章のような雰囲気)んだろうな。でもまあ、いいんじゃないか。例え一時でも、楽しければいいのでは。と、今は思う。

 

PS. どうせだったら、幹事とか手伝いとかするから、言ってくれれば良かったのにと思う。いや、真面目な気持ちじゃなくて、Sちゃんの顔が見たいというだけだw

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珍しく1週間空いた。年度末で仕事が超忙しかった訳ではなくw、ひたすらJACKの調整(耳が痛くなる原因の究明と、そうならない設定・方法を探す)をしていた。毎晩夜更しで寝不足だ。それで疲れ果てて、昨日は、「もう飽きたし、(内蔵サウンドカードやJACKを使うことに意味はなく、普通の女の子に戻りたいに音楽を聴きたいから)止めようかという気になっていた。

ただ、それでも諦めないのが僕のしつこいところだ。折角買ったサウンドカードが無駄になるのが癪だというセコさもある。それで、昨日、もしJACKが音を悪くする(僕の耳に痛い)なら、PulseAudio(JACKでない、Linuxの普通のサウンド・システム)で使ってみようかと思った(正確には、「もしPulseAudioで耳が痛くならないなら、JACKが原因であることが分かる」ということ)。

ただ、PulseAudioだと使えるイコライザがほとんどなくて不便なのだが、調べたら、JACKで使っているもの(LADSPAプラグイン)を使う手があることが分かった。ただ、それをちゃんとやるのは面倒なので、まずは、手軽に使えるイコライザ(pulseaudio-equalizer)を今までのグライコの設定に近くして聴いてみることにした。

意外なことに、勘で目分量で設定したのにも関わらず、数回でかなり近くできた。ただ、左右別の設定ができないようなので、右だけ下げる箇所(80Hz付近)は一旦諦めた。

聴いてみると、JACKの時と同様に、耳が塞がるようになってそのうち痛くなそうな感じがすることがあったが、(JACKの場合は1分以内に痛くなることが多いのに、)2時間近く経っても決定的に痛く(聴くのが「嫌」としか言いようがなくなる)はならなかった。それで、PulseAudioでは問題が起こらなそうなことが分かり、更に、JACKと共通に使っているサウンドカードやDACにも問題がなさそうなことが分かった。

pulseaudio-equalizerについて少し調べたら、内部では、Steve HarrisのMultiband Eq (mbeq)というLADSPAプラグインを使っており、それはJACKでも使えるので、実際にJACKに入れて同じ特性にして、耳がどうなるか試すことにした。もし問題なければ、耳痛の原因は、ほぼ、JACKで使っていたイコライザ(Calf Jack Hostの5バンドイコライザなど)ということになる。

約2時間経過したが、PulseAudioの時と全く同様に、そのうち痛くなりそうな感じなのだが、決定的に痛くはなっていない。もう少し様子を見る必要はあるが、JACKは問題ではない可能性が高い。まあ、それはそうで、そんな基本的なモジュールが原因で音がおかしくなったら、みんな文句を言うし、使われないだろう。

だったらイコライザが悪いということになるのだが、それにしたって、みんな使っているのに耳が痛くなるほどいい加減なものばかり(1個だけじゃなく、複数が駄目だった)というのは信じがたい。個人(体質)的なものなのだろうか?

一方、元のグライコ(DEQ2496)では問題なかったから、やっぱりソフトがどこかいい加減なのかも知れない。まあ、DEQ2496でもPEQで補正し過ぎると痛くなったので、イコライザの性質や特性ということなのだろうか。

とはいえ、今やっているのは「補正し過ぎ」とは言えない程度の軽い補正だから、性質や特性としたら、ほとんどのイコライザは「使えない」ものなのだろうか? もしそうだとしたら、そんないい加減ものに大切な音を任せていいのか?!という話になる・・・

(22:11) 仕事じゃないので、上記の重要(で難しい)な問題は一旦置いておいてw、mbeqとJACKは概ね問題なさそうだった。ただ、元々の補正からずれているという欠点がある。下図のように概ねいい感じなのだが、超低域や右チャネルの80Hzが駄目だ。超低域は、mbeqの仕様で最低の帯域(50Hz)がLowshelfフィルタになってしまっているためだ。これが普通のに切り替えられれば良かったのに・・・ あと、どうしてか、歪みが多いという問題もある。低域で多く、多いところでは約0.6%(-45dB)もある。

まあ、特性は大体合っているし(そもそも、ズレの大きい50Hz以下なんて、僕のスピーカーではほとんど出ない帯域だ)、歪みだって聴いて分からないから大きな問題はないのだが、欲深い僕は、もうちょっと良くしたくなった。

既に書いたように、耳に優しいイコライザはほとんどないのだが、Calf Jack Hostの30バンドイコライザ(EQ30)は、mbeqと同様に(PEQでなく)グライコなので、もしかしたら耳が痛くならないかも知れないと思って試してみた。PEQに慣れるとグライコの設定は逆に面倒だ。特にこれはバンド数が多く、しかも、左右別でコピー機能なんでないので、それらを一個ずつ設定するのはなかなかの苦痛だった。見た目は壮観で格好いいけど、僕はもう中二じゃないのでw

余談: 「中二」と書いて思い出した。僕はその頃、本当にグライコ(PEQではダメだった)が欲しくてたまらなかった。画像のような、ずらっと並ぶのが欲しかったが、ものすごく高くて、全く無理だった。それで、数バンドのを作ろうかとか思ったが、それすらも高かったし、意味がなさそうだったので止めた気がする。あと、同様にスペアナも欲しかったが、やっぱり手に入らなかった。それが、今では、PCでタダで実現できるんだから、是非当時の僕に教えてあげたい。でも、教えても、逆に悔しがるだけかw

特性を見ると、ガタガタでいかにも音が悪そうだったのだが、聴いてみると、意外に悪くなかった。そして、耳の痛みに関してはmbeqと同等だったので、これを試すことにした。また、見た目に反して歪みも問題なかった。こっちは高域で大きくなるのだが、最高でも0.006%(-85dB)程度で、100倍良くなった。

周波数特性がガタガタな理由については良くは分からないが、平滑化をしていないためだと思う。その音が問題ないのは、このグラフは周波数領域で、それを聴く訳ではなく、人間が聴く時間領域に変換すれば滑らかになるのだと思う。実際、時間領域で大変滑らかな正弦波は、周波数領域では鋭い縦線になり、見た目では鋭い音になりそうだが、そんなことはない。

なお、EQ30のフィルタはバタワース型にした。チェビシェフ型は周波数特性が更にガタガタ(櫛型になっている)なので、さすがに問題ありそうだからやめた。

EQ30の欠点は、CPU負荷が常時約20%と高いことだ。こんなに帯域(30バンド×2= 60バンド)が多ければ、処理量も増えるだろう。ただ、それでも、PC全体では90%程度がアイドル時間になっているので、大きな問題はなさそうだ。

音に関しては、約4時間聴いているが、試聴に使っているRushのアルバムではキツい点もあったものの、それでもmbeqと同等だし、普通のビートルズのアルバムでは、耳痛については全く問題ない。これで決着すればありがたいのだが・・・ ← 今ココ

もしこれがOKなら、あとで、(とても面倒なのだが、)スピーカーの音を測定して微調整したい。ビートルズの曲でベースが不自然に強い箇所があったので、グライコの調整が要るようだ。元の特性で、超低域を持ち上げている(実際には、その手前で下げたのを戻しているだけ)のが余り良くなくて、もう少し控える方がいいのかも知れない。あるいは、単に部屋の共振周波数に合っているために、どうしても下げられない音だったのかも知れない。

そして、頑張ってEQ30を設定したものの、mbeqが最適(しかも、何十個でなく、たった数個の設定でほとんどの条件を満たすうえに、見た目も美しいwのは、すごくスマートじゃないか)な気がして来たが、実測値を見て考えよう。

(つづく)

 

PS. 以下、前回から今までに試したことを列挙する(特に記載のない限り、耳痛に対して効果はなかった)。

  • 別のイコライザにしてみる。 → 以下を試したが、どれも耳痛が起こった。
    • EQ4Q Stereo, Triple band parametric with shelves
  • (単音でなく、)ピンクノイズでイコライザの周波数特性を測って、問題の有無を調べる。 → 特に問題はなかった。
  • DeEsserというフィルタで、高音が強い時だけ下げることを試した。
  • JACKの設定をデフォルトにしてみた。
  • 音楽再生アプリ(gmusicbrowser, GMB)からPulseAudioを経由せずに、直接ALSAからJACKに入れてみた。
  • サウンドカードのデバイス名の指定を変えてみた。
  • GMBの出力をGstreamer(音楽再生・処理モジュール)でなくmplayerにしてみた。 → 有意の差はなかった。
  • 構成図を描いて状況を整理し、耳痛の原因となるすべての可能性を再検討した。
    • PCのオーディオ関係の構成図 (上: JACK, 下: 従来)

  • 消去法により、以下が耳痛の原因である可能性が高そうだった。
    • JACKで使っているイコライザ: 何らかの原因により、6kHz辺りの音が異常(混変調ひずみ?)になっている。
    • サウンドカードのドライバ: (今考えると、別のドライバを使っているであろう、元のグライコでも耳が痛くなったので、無関係だろう)
  • RMAAというソフトで混変調ひずみ率を測ろうとしたが、Windowsアプリのためか、うまく動かなかった。その後、一般的な「混変調ひずみ率」は特定の周波数2個しか使わないので、今回は意味がない可能性が高いことに気付いた。
  • 超高域(>=10kHzなど)を更に下げてみたが、元のグライコ(DEQ2496)では下げていないにも関わらず問題はなかったので、無関係なことに気付いた。
  • 再度、6kHz辺りを下げてみた。 → やっぱり、効果がある感じだった。
  • JACKのバッファサイズを減らしてみた。
  • ピンクノイズで元のグライコの周波数特性を測った。 → 補正している帯域以外は概ね平坦で、特に変わった点(例: 6kHz付近の定常的な上昇)はなかった。
  • DACの入力オーバーでのひずみを検討したが、理論上、起こらないことが分かった。そもそも、通常時のレベルメーターの目視で最大レベルが-3dBを超えることがないのにも関わらず耳が痛くなるので、無関係なことが分かった。
  • ディザーを入れていないための量子化ひずみを疑い、JACKに設定してみたが、特に改善はなかった。そもそも、ディザーは量子化ビット数を減らす時に、微小音で起こるものなので、今は関係ないことが分かった。
  • クラシック音楽では耳の痛みは全く起こらないので、違いを調べたが、(予想どおり)ポップ音楽は高音成分がかなり多いことが分かったので、再度DeEsserを試したが、イコライザとの違いは感じられなかった。
  • 元のグライコに戻したら、やっぱり、耳痛は起こらなくなった。
  • DACのロールオフ特性を"Slow"にしてみた。ただ、元のグライコでは、同じDACで音を出しているにも関わらず、PC側をJACKにした場合だけ耳が痛くなったので、これも関係ないことが分かった。
  • 再度、ピンクノイズやホワイトノイズで、元のグライコとJACKのイコライザの特性を比較した。 → 大きな違いはなかった。
  • PulseAudioを使うことや、新しいサウンドカードを諦めて元のグライコに戻ることも選択肢に入れることにした。
  • PulseAudioを調べたら、意外にいろいろな機能があるので、JACKでなくても必要条件(特に、2つの出力(スピーカーとヘッドフォン)に対してイコライザの有無を独立に設定できる)が満たせるかも知れないことが分かった。
  • (JACKでなく)PulseAudioを使った時に耳痛がどうなるかを試したところ、大丈夫そうだった。

PS2. 耳痛に関する進捗は今ひとつなのだが、それ以外はかなり進歩した。JACKを使うにはqjackctlというアプリを使うのが定番なのだが、僕にはすごく使いにくいので、自分で代わりのプログラムを作って、qjackctlを使わずに済むようにした。

その結果、JACKのモジュール間の接続(仮想的な配線)をCarla(このシリーズには似たような名前の同様な機能のソフトがいくつかあるが、Carlaはイコライザなどのモジュールの追加もできるのが良い)で行うことができるようになり、とても便利になった。また、接続が変わったら自動的に保存し、あとで復帰できるようにするプログラムも作ったが、Carlaの機能を使えば不要なのかも知れない。

Carlaのパッチベイ (配線状態)

更に、今までは、スリープとスリープからの復帰時にいろいろな処理をしていたが、qjackctlを止めたおかげか、何もしなくて済む(復帰後に何もしなくても、ちゃんと音が出る)ようになった。

PS3. イコライザを確認する時に聴いたのは、Rushの"Power Windows" (1985)や"Hold Your Fire" (1987)が多かった。高域が強いようで、駄目な時はすぐに「来る」のだ。どちらも大好きなアルバムだが、何度も聴いたうえに痛い目にも遭っているのでちょっと良くない・・・ こんなオーディオマニアのような聴き方から早く脱却したいものだw

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グライコ(DEQ2496)を使わず、PCのJACKの(ソフトの)イコライザで音質を補正した時に起こる耳の痛みが解決したかも知れない。

今のところの原因は、特定の周波数(6.2kHz付近)の音が僕の耳を攻撃していたことのようだ。

前回の対処の、超高域(>=16kHz)を下げるのは、やっぱり駄目な感じだった。その辺りの特性を微調整しても駄目だったので、耳の痛くなる周波数を探して、下げてみることにした。

最初は、良く言われている、4kHz辺りを試したが、どうも効果がないようだった。それで、耳が痛くなりやすかった曲(例: 戸川純 "Joe le Taxi")を掛けたり、周波数を変えながら正弦波を出して、耳の感じを探った。なかなか分からなかったのだが、半ば勘で6.2kHz辺りとして、そこを3dB下げてみた(Q=5)。

耳が痛くなる辺り(6.2kHz)を下げてみた(赤, DACは通さずに測定)。 (黒はオリジナル(グライコ= DEQ2496))

なお、前回原因と考えた、超高域(>=16kHz)は無関係のようなので、カットしないことにした。もちろん聴こえないからどっちでもいいのだが、例え意味がなくても「(とりあえずスピーカーからは)原音再生」が理想なのでw、そのまま出すことにした。それに、フィルタ(信号処理)は少ないに越したことはないから、そのままでいいならその方がいい。

悪くない感じで、まだ2時間くらいしか聴いていないが、(若干兆候はあるものの)まだ耳は痛くなっていない。これが解かどうかは分からないが、もしそうだとしたら、この辺りの音は、僕の苦手な音(例: 黒板を引っ掻いた音、発泡スチロールをこすった音)なのかも知れない。当然、そういう音には個人差があるので、これは僕だけの設定になる。

不思議なのは、グライコ(DEQ2496)から音を出した時には耳が痛まないことだ。もう、「相性」と言うしかないのか。その正体として考えられることはもう余りないのだが、混変調ひずみ特性あるいはマスキングのようなものが関係あるのかも知れない。

サウンドカードは特定の帯域に混変調ひずみが出やすく、グライコはそうでない、あるいはその逆(例:グライコ固有の特性のために、複数の音が出た時に問題の周波数が出にくくなる)なのだろうか。そして、これは、測定用の信号(単音)では起こらないから、グラフを見ても分からず、音楽を再生した時だけ出てくるのかも知れない。

だから、良く言われる、「数値に出ない音」ってのはこういうことがあるのかも知れない。とはいえ、それは、即座に「ケーブルの構造や材質で音が変わる」のようなことが正しいことは全く意味しない(良くこじつける人が居るが、大きな問題だ)。ここで言っているのは、測定困難なだけで、物理量としては定義可能な特性に音が影響されているということで、測定できない(あるいは、理論上、無関係とか存在しない)「何か」(例: 声掛け、「波動」)に音が影響されるということではない。

もちろん、まだ解決したとは決まっていないので、あくまでも現時点での推測だ(そういうのを考えるのが楽しいので、未確定にも関わらず書いている)。

そして、超高域を出しているにも関わらず(現時点で)大丈夫ということは、少なくともそこは原因でなかったということだ。だから、「聴こえない音」は、やっぱり、耳から脳には伝わらず、脳には何も影響を及ぼさないことになる。つまり、ハイレゾは僕には無意味ということになり、多くの中高年にも意味がない(益も害もないし、違いを知ることもできない)だろう。もちろん、趣味なので買うのは自由ですがw

 

現在のCalf JACK Hostのイコライザ

 

PS. JACKだと、今回のように、DACを通す必要のない特性の測定は、(本物のケーブルを接続しなくても)パッチベイで出力と入力を接続するだけで測れるようになるので、すごく便利だ。そういう点では、JACKにした価値は大いにあった。

パッチベイ (仮想的な接続状態)

PS2. 6kHzの謎を調べたくて検索していたら、アマチュア無線用の短波帯トランシーバの音がいいとかいう記述があって、「はぁ?!」と思ってちょっと読んだら驚いた。今のは光デジタル音声入力(オーディオ用と同じ!)があるそうで、更に調べたら、光デジタル出力、USB、LAN、シリアルポート、更にはディスプレイ端子まで付いており、しかもDSP内蔵だそうで、パソコン以上だ。そんな最新兵器に昔ながらの大きなM型アンテナ端子が付いているのは、何ともおもしろい。でも、僕だったら、PCのスロットに挿す、トランシーバーカードがいいな。ソフトでいくらでも機能を追加・変更できるような。既にあるかも知れないが。 (21:21)

PS3. 耳管の共振周波数は9-10kHzというのを読んで、6.2kHzの代わりに9.5kHzを落としてみたが、どうも駄目だった。イヤフォンなどで耳を塞いだ場合は6-7kHzになるようだが、今回は開放しているので関係なさそうだ。いずれにしても、耳管の共振周波数と不快な音の周波数が同じ必然性はない。謎は深い。(23:16)

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暇つぶしにロケットニュースを見たら、「企業Twitterアカウントが次々と猫化!」なんていうのがあった。

ふん。やる方も喜ぶ方も全くレベルが低いぜ。真の猫好きは、こんな日に限って猫の話題なんてしないものだ。ツンデレこそが猫族(属)の生き方だ。

が、かく言う僕自身も、そういう記事を読んでしまって、まんまと猫の話題を出してしまっている時点でまだまだだw

PS. どこかに、普段は猫的な名前なのに、今日だけ逆張り・「斜め上」から違うのにしているところはないか? すごくリスペクトしたい。例えば、タイガーなんて、今日だけ犬系の名前(例: ハスキー)にして欲しいな。

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先日から気になっていた、グライコ(DEQ2496)の代わりにJACKの(ソフトの)イコライザで音質を補正した時に耳が痛くなる問題。いろいろ試したのだが、なかなか原因が分からず、対処できずにいた。それで、いろいろ検索したところ、耳が痛くなるのは、高域(4kHz以上)が強いことが原因という話が多かった。それで、イコライザでその辺りを下げてみたのだが、やっぱり効果がなかった。

さらに、90Hz付近のPEQのQ(山や谷の急峻さ)の設定がいい加減なためかと、帯域幅からQを求める方法を見つけて調整したのだが駄目だった。そんなこんなで第8案までやったのだが駄目で、残ったのは、今まで耳が痛くならなかったグライコの特性を測定して、それにJACKの特性を合わせることだった。ただ、そもそも今のグライコの特性はJACKのに近似させて作ったので、それに合わせる意味はないと思った。(2/22 17:56追記: 調べたら、JACKに近似させたあと、グライコ側で微調整していた。)

ただ、それまでの手がことごとく駄目だったので、もしかしたら、グライコとJACKの特性が微妙に違っていて、それが耳に痛い周波数帯の可能性がありそうだったので、改めて測定してみた。すると、以前は見落としていたことに気付いた。超高域である。グライコ(グラフの赤線)は約16kHz以上が落ちているのだ。一方、JACK(ベージュ色)は「そこまで律儀にやらなくても、誰も文句言わないよ」と言いたいほど、限界(約20kHz)まで綺麗に伸び、ストンと落ちている("JACK"とは書いたが、実際にはサウンドカードの仕事だ)。

右チャネルの特性比較 (DEQ=DEQ2496, JACK=Calf Jack Host。見やすいようにレベルをずらした)

何年も使っていたのだが、グライコ(のDAC)が意外にも超高域をカットしていることに初めて気付いた。間違ってそういう設定にしたのか、そういう仕様なのか、回路がしょぼいのか、経年劣化したのか分からないが、とにかく出ていない。(2/22 11:07追記: これはグライコDEQ2496の仕様の可能性がある。PS2を参照のこと。)

僕はそんな高い音は聴こえないから、出ていても関係ないとは思ったのだが、周波数特性の違いはその程度なので(その他に位相特性もあるのだが、未知数である)、試しにイコライザで落としてみた。まだ余り聴いてないが、前よりはましな感じがする(が、まだ耳が痛い気もするので、下げる量が足りないのかも知れない)。

もしこれで効果があったら(= 耳の痛みの原因は超高音)、僕はそういう超高音を音としては認識できないが、感じてはいるということだ。ということは、良く言われる、「ハイレゾの音は、聴こえなくても(可聴帯域外でも)身体で感じる」という説が正しいことになる。ただ、僕のような者にとってはハイレゾなんて苦痛でしかなさそうだがw

素人考え: 「身体で感じる」と言っても、実際には耳で感じていると思うのだが、脳ではそれが音とは認識されないということなのではないか。ただ、何らかの「感じ」がする(結局は脳の神経の電流になるのか)ので、聴こえないはずのハイレゾの違いが分かったり、(僕とは逆に)ハイレゾが心地よく感じる人が居るのだろう。

それから、サウンドカードやスピーカーの性能がすごいのに驚いた。無駄にいいと言ってもいいくらいだw いずれにしても、音(再生の忠実度)が良過ぎて駄目なことがあるなんて、全く信じられない。

という訳で、今日はいろいろと認めたくないことがあった。

 

(2/22 13:39追記) 「謎が解けた!」と思ったのだが、ちょっと腑に落ちないことがあるのに気付いた。前回JACKを試した時も、音を出すのにグライコをのDACを使っていたなら、やはり超高域がカットされていたはずだから、耳は痛くならなかったはずだ。オンボードのDACを使えばあり得るが、ちょっと考えにくい。あれから何か構成を変えたのだろうか? あるいは、グライコで処理した音をDACで出す時だけカットされる(=グライコがバイパスモードで、DACだけ使っている時はカットされない)のか? (← 実際に測ったら、バイパスモードでもカットされていた) この問題はなかなか奥が深そうだ。

(2/22 16:38追記) もう意地になって、耳が痛くないグライコの特性をJACKに移して(自分のをコピーw)みた。

右チャネルの特性比較 (黒=DEQ2496, 赤=Calf Jack Host)

これなら「何も文句はない!」はずなのだが、それでも何となく耳が痛くなりそうな気配がするのだから不思議だし、気に入らない。「DACで音が変わる」ってやつだろうか・・・ やっぱり認めたくないものだ。むーん。

もしかして、イコライザ・フィルタの位相特性の問題なのだろうか? 確かに、グライコの時も、グライコやPEQを多用したら耳が痛くなった。だとすれば厄介だ。けど、いろいろなフィルタを探して試せば、中にはいいのがあるかも知れない。純然たるデジタルのシステムだけど、アナログ的な音作りは要るようだ・・・

(2/22 16:58追記) JACKにコピーした特性の位相を調べてみたのたが、基本的には問題ない。

右チャネルの位相特性の比較 (黒=DEQ2496, 赤=Calf Jack Host)

JACK(赤)で超高域(16kHz以上)の位相がおかしいのは、フィルタ(LPF)を掛けているためで、仕方ない。この辺りは振幅が小さくなっているので、影響は少ないはずだ。それにしても、DEQ2496のLPFはすばらしく素直で感心する。やはり、本物だけのことはあるのだろうか? これはDACチップ(AKM製)内蔵フィルタの特性なのだろうか? 正直言って見くびっていたのだが、すごいと思う。

と書いたものの、実はAKMも最後の方は位相が乱れており、JACKの線の下に隠れているだけだ。本当にすごいのは、今のサウンドカード(TIあるいはASUSのフィルタ)だ。グラフは載せないが、超高域カットをしない場合、最後まで全く破綻せず、-60°までしかずれてない。「素性がいいDAC」というのは、こういうことなのかも知れない。

ただ、それで耳が痛くなったらしょうがないのだがw

(2/22 18:20追記) まだ余り時間は経ってないが、今度は大丈夫な気がする。確かにちょっとキツい感じはするが、疲れとか風邪で調子が悪いせいかも知れない。しばらく様子を見よう。やっぱり、超高域はカットするしかないのだろうか? もちろん聴こえないし痛いからそれでいいんだけど、なんか損した気分だw

(2/24 10:08追記) 位相と振幅が最適なフィルタを探したところ、意外にも、中低域の調整に使っているCalf Jack HostのPEQ(5バンドイコライザ)のHighshelfフィルタが良かった。なるべくグライコ(DEQ2496)に近い特性になるように設定を調整した(→ 目標値: -25dB@19.25k, Q: 0.85になった)。以下に位相と振幅特性の比較を示す。Highshelf(緑)では今までのCalfのLPF(赤)の20kHz辺りからの位相の乱れがなくなった。振幅も、グライコよりわずかに傾きが小さい程度である。こちらの方が19kHz辺りまでが小さ目なので、僕には好ましい気がする。また、処理モジュールが1個で済むのも好都合だ。

高域の位相特性の比較 (黒: DEQ2496, 赤: Calf LPF, 緑: Calf Highshelf)

高域の振幅特性の比較 (黒: DEQ2496, 赤: Calf LPF, 緑: Calf Highshelf)

聴いた感じは、今までに比べて「耳触り」が良く、くつろげる気がするが、今はクラシックを掛けているせいかも知れないし、昨日より体調がいいせいかも知れないし、気のせいかも知れない。 → 残念ながら耳が痛くなった。傾きが小さいせいだろうか?

いずれにしても、デジタルでもアナログのように音を変える要素はあって、音作り(または調整)の作業が必要なことを痛感した。僕の目指していた原音再生とは異なるが、聴き疲れするのでは元も子もないので、仕方ないのだろう。

 

PS. 帯域幅からQを求める方法(式)は、「音響とか / Sound and Acoustics」が参考になった。今度はいつ使うか分からないが、ちょっと知識が増えた。参考のために、肝となる式を書いておく。

オクターブバンドの帯域通過・除去フィルタの中心周波数: fc,
下限周波数: fl, 上限周波数: fh (それぞれ、-3(または+3)dBとなる周波数),
Q値: Q
の時、以下の式が成り立つ。

fc= sqrt(fl * fh)
Q= fc/(fh - fl)

これにより、グライコのPEQのfcと帯域幅(「xオクターブ」)が分かれば、fcと帯域幅からfhとflを求めることで、Qが求められる。

PS2. グライコ(DEQ2496)の仕様を見てみたら、超高域の低下の原因が分かったかも知れない。仕様では、

周波数帯域: 10Hzから35kHz(-1dB)@ 96kHz Sampling Rate

となっている。充分広いように見えるので、「ふーん」と通り過ぎそうだが、良く見ると、上限の35kHzが曲者の気がする。これが、サンプリング周波数が44KHzの場合には比例して下がるとしたら、

35/(96/2)*44/2= 16kHz

になり、上の測定結果のとおりではないだろうか? 口コミで読んだ記憶がないので、今まで誰もこれに気付かなかったのか、みんな知っていてそんなもんだと思っていたのか、内蔵DACを使う人は少ないのか。まあ、何でもいい。僕にはありがたい仕様ではあったw

なお、同じ仕様書でGEQやPEQなどの帯域は"20Hz - 20kHz"となっているので、デジタル出力を使う場合には超高域の低下は問題なさそうだ。が、ハイレゾ指向の人には向かなそうだ。

いずれにしても、ずっと気付かなかった仕様の不備(というか、気付かなかったことが不備)ではあるが、僕には怪現象の原因が分かったことの方がうれしいw (2/22 11:05)

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昨夜、サウンドカード(ASUS Essence STX II、以下、"Essence")が届き、早速PCに取り付けて動作確認を行ったところ、アナログ入出力とデジタル(光)出力のすべてで問題なかった。ただ、OSの設定をしてから時間が経っていたために、いくつか思わぬトラブルがあった。

  • LANインタフェースの名前が変わり、一時、ネットに接続できなくなった。
    • サウンドカードを付けたために、LANインタフェースの番号が変わったため。
  • OS(Linux)がスリープしなくなった。
    • 上記と同じく、LANインタフェースの番号が変わったため、スリープ中にLANなどから不意に復帰されないように設定するプログラム(自作)が、LANのデバイスがないためにエラーになって、スリープ処理が中断していた。
    • 暫定対応したが、デバイス番号を決め打ちにするのでなく、もっと柔軟にしたい。

一番気になっていた電源on/off時の雑音は見事に出なかった。少しは出るだろうと思っていたが、全然出ない。出力にリレーが入っているせいだろう。期待以上だ。これで、アンプをonにしたままPCを停める(スリープにする)というずぼらができるから、ちゃんと使えればすごく楽になりそうだ。

周波数特性も雑音レベルも素晴らしく、日常で使うのに何も問題ない。

周波数特性は約10Hz-22kHzで平坦(-0.5dB程度)、雑音レベルは-120dB程度だった(サンプリング周波数は44.1kHz)。なお、雑音特性のグラフの上部の赤線はフルスケール参照用のホワイトノイズ(-3dB)である。

その他、動作確認の時に気付いたことは以下の通りである。

  • 前もって知っていたが、出力をラインとヘッドフォンで切り替える時に雑音が出る。ただ、このカードにはヘッドフォンは繋がないので、問題ない。
  • このカードはオペアンプが交換でき、交換用工具(ラジオペンチのようなもの)が付いているのは知っていたが、交換用オペアンプ一式(1個はMUSES 8820、他の2個の型番は見えない)まで付いているのは意外だった。もちろん、僕は意味(価値)を感じないので、交換しない。
  • デジタル出力は同軸・光だが、光は棒状のアダプタを同軸ジャックに挿入して使う。そのアダプタの突き出し量が結構大きいため、ぶつけてアダプタが折れるリスクが高いので、光接続で使うのは実用的でない。ただ、このカードはアナログ出力を目的に買ったので、大きな問題ではない。
  • ASUSのサイトの記述だと、光アダプタはそのように書いてない(「S/PDIFアダプタ」のようにしか書いてない)ので、買うまで、期待する物が添付されているか不明だった。

という訳で、Essenceは期待以上の良い製品だった。そして、電源on/offの雑音が出ないのに気を良くして、予定を早めて外部グライコ(DEQ2496)から乗り換えたくなり、今朝の早朝から、Jack(Linuxのサウンド出力方式の一種)で使えるようにし始めた。デフォルトのPulseAudioではまともなイコライザを通せないためである。

Jackを使えるようにしたのは随分前のことで、その時も試行錯誤していたうえにずっと使っていなかったので、どうすれば使えるようになるのか思い出せず、当時書いたメモ・ブログやプログラムを調べて、ようやく分かった。

なんとかJackで音が出るようになったのだが、何となく耳が痛い(前回もそうだった)ので、今、それを何とかしている。原因は良く分からないのだが、どうも、Jackを良く理解していないために、同じ信号を異なる経路で重複して同じ出力端子に接続していたからのように思う。その間違いを修正してからは、痛くなくなったように思う(もう少し様子を見る)。

Jackの画面 (下左: パッチベイ、下右: イコライザ)

PulseAudioと違って、Jackは各(仮想)機器間を自由に(仮想的に)配線できるので、例えば、今回買ったEssenceのライン出力にはイコライザを通した音を出し、オンボードのライン出力には(ヘッドフォン用に)そのままの音を出すということが容易にできる。ただ、デバイスやイコライザがいくつもあるので、上図のパッチベイのように、配線がごちゃごちゃになるし、各デバイスを配線できるようにするための手順も結構ある。また、スリープ(サスペンド)に対応させるのも、面倒だ。

また、Jackはどうもこなれてない感じで、ちょっと設定や操作を失敗すると音が出なくなったり、最悪の場合OSがハングするので、慣れるまでは神経を遣う。あと、Jackは出力デバイスのサンプリングレートを指定するのだが、指定以外のサンプリングレートの音がどうなるのか気になるところだ(面倒だし怖いので、まだ試していないw)。 → 44.1kHzの設定に対して、16, 32kHzが問題なく再生できた。指定した値に自動でリサンプルするようだ。リサンプルせずにそのまま通せばいいと思うが、とりあえずはいい。

最後に、これだけすごい特性のサウンドカードではあるのだが、(今は耳の痛みはなくなったので、)搭載しているDACチップPCM1792Aのおかげで音が良くなったとか、悪くなったとか変わったとは思わない(何となく音に迫力が出た気がするのは、再生音量が大きいためかプラシボ効果だろう)。それはもちろん予想通りのことだ。DACは、単に、デジタル信号をアナログ信号に変換する「ケーブル」のようなものであるべきなのだから、それで音が変わってはいけないので、ごく当たり前のことである。例えば、水や空気に味や匂いがあったら耐えられないようなものだ。が、それが分かってないメーカーやマニアは多い。

PS. まだ少し耳が痛む。ただ、これは今のサウンドカードを入れる前からJackでは起こっていたので、サウンドカードによる音の変化(劣化)ではなく、Jackのイコライザの設定がグライコと違うためだと思う。実際、PEQではパラメタが違うもの(グライコでは幅(oct.)だがJackではQ)があり、換算方法が分からないので適当に設定しているのだが、それが関係していそうだ。もう少し調整が要る。 (2/21 6:40)

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昨日書いていて思い出した、ある、とてもレベルの低いピアノ教師についてずっと書こうと思っていたことを書く。それは実在のことかも知れないし、僕の脳内で想像しただけの架空のことかも知れない。ピアノでもギターでも絵画でも小説でも何だっていい。そういうのは関係ない。意見の内容だけが本物だ。

以前、大好きな曲をYouTubeで検索して、多くの曲の短評をずらっと書いたことがあった。直感的に感じたことを手短かに書いたので、単刀直入に「駄目」とかいうのも多かったと思う。

投稿の少し後、「駄目」と書かれたであろう一人がDNS業者に苦情を出し、そこからこちらに連絡が来た。最初はこちらの連絡先にメールを出したらしい(なぜか、それは届いていなかった)が、返事がないので(サーバ業者でなく)DNS業者に出したそうだが、こちらはとても慌てた(結構恐怖を感じた)。DNSを停められたらサーバにアクセスできなくなってしまうので、大打撃だ。

そういうことがあったので、長々とした「お知らせ」を書くようにした。

厳しいコメントや本人としては心外なコメント、それから説明が少なくて何が駄目か分からないコメントに苦情(本来は質問が真っ当だろう)を言って来るのは当たり前のことだと思うが、上記のように、最初に取った行動が非常識で、該当部分の削除を要求して来て、その理由が全く論外だったので呆れた、というより、すごく頭に来た。

簡単に書くと、その人はピアノ教室の先生で、教室を探している人が、僕がここに書いたコメントを検索して見つけて読んだら来なくなってしまい、生徒が減るということだった。

笑止。アホか馬鹿かと。

まず、お前は何のために演奏してるんだと言いたい。演奏者・芸術家であれば、赤の他人の意見や感想を聞くのも仕事ではないか? 素人の下らない的外れなコメントなんて聞きたくないし、そんなのに振り回されていたら駄目になってしまうという気持ちは良く分かるが、じゃあ、お前は誰に向けて演奏しているのだ? 的確なコメントや耳触りのいいコメントだけ聞きたいなら、プロとかお友達だけに演奏してろ。

余談だが、その人は、(仮にすごい勇気があって)プロの前で演奏して、偉い人(例: 自分の先生や大学の研究者や大家)から同じようなことを言われたら、どう反応するのだろうか? きっと、「なるほど、そうですね・・・」と全く反論しないのだろうな。ふふふ。

(誹謗や中傷でなく)演奏の感想であれば、例えひどいことを言われたって、そこに自分が気付いていない・知らない何かあるかも知れないし、議論したっていいじゃないか。怒ったっていいけど、都合の悪いコメントを抹殺するなんてありえない(すべてのコメントを無視する方がずっといい)。意見を聞きたくないなら、演奏を公開してはいけない。そのYouTubeはコメントできないようになっていたが、それだったら、自分の教室のページにでも載せればいい。「先生」をしているだけで演奏者ではないのか。自分の演奏の発表でなく、教室の宣伝のためのものなのなら、あらかじめ、そう書いておいて欲しかった。あるいは、個人名でなく教室名で出せばいいのに(ただ、そうであっても、痛い目に遭うことがあるのを知った今はともかく、当時は「この教室は駄目だ」と書いたかも知れないが)。

コメントについてもう少し書くと、演奏は工業製品じゃないので、口コミで良し悪しを判断するものではなく、自分で聴いて判断するものだから、評判を鵜呑みにするのは馬鹿げている。一方、世の中には自分で判断出来ない人は多いが、もし、書かれたコメント(あるいは、thumbs up/down)の多数が「駄目」だったら、それは客観的な評価で、ある意味「事実」なのだから、それを信じられても仕方ない。自分ではいいと思っていたって、そういう世の中なのだから仕方ない。その世界に入ったのは自分なのだから、自分で何とかするしかないのだ。ひどいコメントからだって、どうすればいいかのヒントが得られるかも知れない。一方、もし、その演奏が素晴らしいものだったとしても、コメントできないようにしていたら全く評価されないし、ここのようなところでひっそりと書かれた情報しかなくなってしまうから、営業的な効果は良くないだろう。いずれにしても、もったいない。

更に、気に入らないコメントが見たくないなら、エゴサーチなんてするな! 虫が良過ぎることに気付いた方がいい。

次に、本物の演奏がリンクで紹介されているのに、その演奏への自分の感想でなく他人のコメントを信じ切って来ない子(または来させない親の子、以下同)に将来はないから、(音楽の世界から見れば)全然問題ない。別の言い方をすれば、あなたの演奏を聴いて、自分で良し悪し(自分の好みかどうかでもいい)を判断できない子、コメント不可の状態を見ておかしいと思えない子に将来はないから、問題はない。逆に、僕のコメントに同感・反発して行かない・行く子には将来があるかも知れないし、ないかも知れない。だから、論理的には、コメントには何も影響力はなく(そもそも、ここは何万PV/日もあるようなところじゃない)、問題もない。問題があるのは、あなたの懐だけだ。あなたはお金が欲しいからピアノ教室をしているのであって、音楽のためにではないのだろう。生活のためにはそれだって仕方ないけど、だったら、もっと営業的に賢いことをした方がいい。「臭いものに蓋」では無理だ。

だから、あなたのところに行く生徒が減って、将来的に(演奏や指導技術の良し悪し以前に、教師の考え方の点で)低レベルなピアノ教室が減るのは、音楽のためにはいいことだと思う。(当時、DNSを停められたら困るし、馬鹿に付き合うのは割に合わないからその部分を消したが、)僕は何も悪いことはしていなかったと、今、再確認した。

最後に、芸術をするのなら(普通の仕事だってそうだ)、自分とそれ以外の評価のギャップは当たり前で、それに抗うパワーなり熱意なり崖から飛び降りるような決意が必要ではないだろうか。まさに真剣勝負だ。この人はそういうところから逃げて、ぬくぬくとした安全なところから何か(成功?)しようとしているが、それじゃあ人の心は打てないだろうし、(結果論だが)「駄目」と書かれても仕方ないと思う。

 

PS. ブログ以前から、ずーっと、口コミ(親同士の内緒の情報交換)はあったと思うが、この人はそれも封殺してるのかねえ・・・w

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