珍しくリアルタイムネタ。

トランプの"covfefe"はタイプミスでは? でも、スマフォだったらないか。

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昨夜、いつものようにラフマニノフのピアノ協奏曲(もちろん、2, 3番)を聴きたくなったのだが、目新しいものが聴きたくなったのか、いつものブロンフマンではなく、死蔵している演奏を試してみた。

ジルベルシュテインの2番(1991)は、やっぱり駄目だった。なんか線が細いのだ。彼女は好きで、TVで放送されたライブ(1994, 1997)はかなり良かったのだが、スタジオ収録では好みの演奏がない。途中で、(死蔵しているものではないが、)ルガンスキーの3番と2番(2003, 2005)にした。彼はいつも良く感じるので、全部聴いた。

もちろん、作曲者やアシュケナージやアルゲリッチやグリモーや小山のはパスした。ガブリーロフの2番(1991)も聴いた気がするが、途中で止めた。

次に、リシッツアの2番(2012)を試したが、やっぱり駄目だった。以前読んだ音抜き疑惑のせいもあるが、なんか、自己主張が強過ぎて鼻につく感じだ。YouTubeのピアノソロ(オケなし)は良かったので、指揮者と充分に合わせてないのではないか? それで、アンスネスの2番(2005)に代えた。

彼の演奏は、買った当初は全然気に入らなかったのだが、どうしてか、昨夜はなかなかダイナミックかつシャープな感じで良かった。オケ(パッパーノ指揮、ベルリンフィル)もシャープだ。オケの音の入れ方がちょっと変わっていて、普通は聞こえない音が聞こえた。

今朝、引き続き彼の3番(2010)を聴いたが、(今となっては)問題なく、結構良かった。ルガンスキーに近い感じがした。弾き方の癖は強目だが、リシッツアのようには嫌味でない。指揮者は同じだが、収録年とオケ(ロンドン響)が違うせいか、音の入り方は普通だった。

アンスネスはルガンスキーと同じ頃に活躍した(今もそうだろうが)ので、きっと歳も近いのだろう。今となっては中堅なのだろうが、僕の中ではジャケット写真のような「若手(のイケメン)」のイメージがある。近頃(といっても、もう10年近く前のようだが)では、フレイがその位置に居るのだろうか。

演奏は、聴く時の状態やそれまでの経過によって印象が変わるのだろう。変わらないものもあるが、変わるものも多い。

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時々、アン・プラグドという演奏形態が取り上げられる(クラシックは全部そうだが)。そこから連想して、これからの社会は、「アン・コネクテッド」かなあと、思った。きっと、今までにもこういう意見を言う人は居ただろうけど、僕もそう思う。

昔に戻って、ネットをなるべく使わずに生きる、そこまで行かなくても、何かをする時に、なるべくネットを使わないようにするのだ。

例えば、見積もりや予約は電話・ファクスを使うとか、メールじゃなくて手紙にするとか、通販じゃなくて本物のお店で買うとか、ストリートビューなんて使わず、自分で見に行くとかだ。

そうすることで、人間本来の良さが再発見できそうではないか。あと、今のギスギスした世の中が、少しはマイルドになるかも知れない(まあ、ありきたりの考えという気はするが)。でも、あと数十年経ったら、「まだネットなんて使ってるの?」なんて言われるかも知れない。

今の僕にはとても無理だけど、将来は分からない(かも知れない)。

 

PS. ビールを飲みながらラフマニノフのピアノ協奏曲(3番)を聴いていたせいなのか、「ネット・計算機命」の僕がこんなことを書いたのは、自分でも意外だ。勝手に指が動いたようだw

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よく、技術系のニュースに、「次のiPhoneはこうなる」とか「次のWindows 10のアップデートは・・・」とかあるが、全くつまらない記事だと思う。

非公式情報から予想したって(大抵は海外サイトからのパクリなので、予想すらしていない)、外れることが多いだろうし、そもそも、次の製品を予想して何かいいことがあるのかと思う。

一部の信者は趣味として楽しいかも知れないが、現状に不満のない人にしたってある人にしたって、確定していない情報に一喜一憂させられるだけで、何もいいことがない。メリットがあるのは、その不確かな情報を信じて現行製品からの乗り換えを考えるバカ者が増えるであろうメーカーと、ニュースの出版社だけだろう。

そんなのより、4月1日の嘘記事の方がおもしろいくらいだ。もっと技術の本質を考えて欲しいが、きっと、考えられないのだろう。

そんな提灯記事を書く出版社のニュース(I○mediaだのI○press watch)なんて読みたくないのだが、他にないので仕方ない。

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先日、ちょっと出張した。出張の楽しみと言えば、人(まあ、着目するのはほとんど女性だがw)を観察するとか、夜の飲み会や、宿での音楽(演奏)選びだろう。それに加えて、今回は新しい楽しいことがあった。以下、そういうことや思ったことを書いてみる。

行きの新幹線で、前の席のサラリーマンが、タブレットで「日経新聞」(紙で出版されたものをスキャンしたようなフォーマット)を読んでいたが、全然便利じゃないだろうと思った。昔から全く進歩がない。あんなのだったら、webの方がずっといい。まあ、日経を読む時点で「察し」なのか。

初日の仕事の後、宿に戻って飲み会の時間を待つ間聴いた、ギーゼキングとカラヤンのK.488 (1951)は、どことなく透明でなくて好みでなかった。ギーゼキングは初めてかも知れないが、想像どおり癖がある感じだ。聴いていたら、一緒に行く人が部屋に呼びに来てくれたので、再生を停める方法が分からず慌てた。

今聴くと、カラヤンらしくなく、オケがルーズな感じがする。ピアノがそれに合わせてしまっているのも、気に入らなかったのかも知れない。

飲み会の後、部屋に戻ってから、ラローチャのK.488 (1991)を聴いた。やっぱりいい感じだった。が、酔っていたのですぐに寝入ってしまい、気付いたら午前3時頃で、演奏はとうの昔に終わっていた。

翌朝、朝食前に、彼女のモーツァルト ピアノ協奏曲 21番 (1987)を聴いたのだが、今ひとつだった。彼女には波があるのかも知れない。この前後にも数人の演奏を聴いた。どういう訳か、結局、ラフマニノフ ピアノ協奏曲 3番になり、それも何人か(トリフォノフ、フェドロヴァ、ブニアティシヴィリ、アルゲリッチ、マツーエフ、ベルマン)を試しに聴いたがどれも満足できず、最後はBehzod Abduraimov (ベフゾド・アブドゥライモフ)という人の演奏(2016)を聴いた。新人らしいピアニストはすごく頑張っているのだが、残念ながら熟練不足な感じだった(今聴くと、それほど悪くないけど)。指揮はゲルギエフで、いつものように振り方(外見)が独特だった。あの妙な感じは結構好きだ。

余談: iPhoneでも、Googleにログインしていれば、YouTubeの再生履歴に表示できることが分かって、上のような文章がかなり正確に書けるようになった。個人情報収集の問題はあるだろうが、便利だ。

そのせいか、その日は朝からラフマニノフのピアノ協奏曲 2番が脳内で無限ループしていて、早く帰って好みの演奏を聴きたかった。

仕事は展示会での説明(補助)だったのだが、社員が多くて特に声も掛からず暇だったので、場内をぶらぶらしていたら、販売コーナーに出店されている方と話が弾んだ。その方は、自分で製作した、写真やイラスト・絵を表に出した包みボタンを販売していた。僕は、もちろん手芸やボタンには興味はないのだが、ある作品の色使いが綺麗だったのでちょっと見ていたら、話しかけられたのだ。

その方は、昔つくばに住んでいたが、雰囲気が嫌いで、今は埼玉に住んでいて、バイトで通っているとのこと。そして、茨城に住むなら南の方がいいと言っていた。いろいろな話がおもしろかったので、何か買ってもいいとは思ったのだが、買っても死蔵するだけで、それでは全く意味がないので、「申し訳ないけど今日は買えません」と言って、別れた。いつか、何かの機会があれば、頼みたいと思う(読まれている方で、ご興味のある方には、店名やURLをお教えします)。30分くらい話していたかも知れない。

その後もぶらぶら見ていたら、2つのブースで留学生から声を掛けられて、話し込んだ。最初の人は通り掛かって目が合っただけで話し掛けて来た。興味はなかったのだが、僕の分野にも少し関係があったので、質問したり話を聞いたりするうちに、段々おもしろく感じてきた。15分くらいは話しただろうか。

2番目は、題がおもしろそうだったので見ていたら、声を掛けられた。実際には、題からの想像とは異なる内容ではあったのだが、話を聞くうちに、おもしろくなって来た。こっちも15分くらいは話した気がする。その方は、京都の社寺が好きだそうで、まだ行ってないから是非行きたいと言っていた。

どちらも中国系の人だったと思う。普通の日本人だったら、ちょっと見ていた程度で話し掛けては来ないだろうし、素人に長々と説明なんてしてくれないだろうから(あ、ボタン屋さんはそうでもなかったか)、熱意とかやる気とか開放的な性格を感じた。もちろん全員ではないだろうが、平均的には高いのではないか。それは欧米にも通じるのではないだろうか。そういうところが、日本が追い抜かれてしまった原因ではないかと感じた。僕は、それらの国は好きじゃないけど、すべての国民(なんて知らないから)が嫌いという訳ではないし、たとえ嫌いだとしても、見習うべき点はあるように思う。少なくとも、目を閉じていまだに「日本はすごい」、「*国はレベルが低い」とか言って自己満足しているだけでは駄目だ。

つつがなく仕事が終わり、宇都宮駅に着いて、いつものように吉野家に行き、黒カレー(大盛り+半熟卵、けんちん汁・サラダセット)を試した。結構香りが良かった。750円。

部屋に戻ったら22時近かった。さっそく、ブロンフマンのラフマニノフ ピアノ協奏曲 2番 (1992)を聴いた。家のオーディオは音質はすごくいいけど、iPhoneだって、音楽(演奏)を楽しむ点では全く問題ないことを再確認した。音楽は音質じゃないんだよね!

 

PS. 今回の演奏選びで消費したデータ量は、約1GBだった。結構多い。1泊1GBとすると、いくら繰り越しがあっても、4泊程度で容量を使い果たしてしまう。僕はそんなに長い出張はしないだろうが、YouTubeの音だけを聴けるアプリを作ってくれると助かるのだが・・・

もしかして、自分のサーバに、YouTubeのビデオから音を抜き出して再送信するプログラムを作ればできるのだろうか? YouTube互換のクライアントを作るのが厄介そうだし、YouTubeも不正利用に目を光らせていそうだから、いろいろ難しいだろうが、そこがクリアできれば何とかなりそうな気がしてきた。そういうサイトは既にありそうな気がするが、訴えられていそうな気もする。(14:24)

PS2. 全くの別件だが、webショップのあるクラシックアルバムの見出しに、「深い内省と慈愛に満ちた」とあったのには笑った。さすがにそれは、オーディオの「演奏者の息遣いが聞こえる」と同じ類の眉唾だろうと思う。演奏者の性格なんて、演奏からは分からないと思う。そして、僕は、そういう個人の背景の類は気にしないことにしている。性格のいい人が、必ずいい演奏をする訳ではない、というか、性格が演奏に現れるとは思っていない。曲にしても同様だと思う。

かなり横道に逸れるが、上の論理を突き詰めると、「音楽(芸術)とは何か」という疑問にぶち当たる気がする。別の言葉で言えば、「AIの演奏(作品)は芸術か」だ。

今まで僕は、芸術は人間がするから芸術であって、機械が作るものは違うと思っていた。でも、近頃は、それは怪しいような気がしている。というのは、バッハやモーツァルトのようにかなり昔に死んでしまった人は、本当に人間だったのか怪しいと言えなくもない(まあ、そんなことはないが)し、上に書いたように、その人の背景や性格を無視したら、すごくいい演奏をする機械と何が違うのかということになる。

人間には機械と違って創造性やオリジナリティがあるとは思うのだが、近頃のAIの発達を見ると、それもずっと人間だけができるものとも思えなくなって来ている。

例えば、演奏技術はもちろん、作品の「理解」に関しても、膨大な情報を駆使できるAIが勝つのではないだろうか?

なんてことは、追伸の追伸に書き切れるものではないのだが、ちょっと前から思っていることなので書きたくなった。

そして、僕は古い人間なので、上のようなことを自分で書いて悲しくなってしまう。仮に機械に負けたとしたって、人間の演奏が聴きたい。(15:21)

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(他にも書きたいことがあるが、手軽なのを先に書く)

僕は、基本的には仕事はだらだら先延ばしにせず、短期間で決まりを付けるタイプなのだが、他人が絡むと「だらだら」になってしまうことがある。今抱えているのは、ある人に頼んだことだ。

ある部品が製造終了になるので、その代替品の評価をするのに、その人でないとできないことがあるので半年以上前に頼んだのだが、その結果が未だに来ない。本人は忙しいようで、まだやってないのは分かっているから、催促すればいいのだが、それが億劫で(がっかりさせられて、嫌な気分を味わいたくない)ずっと延期している。概ね以下のような順序の繰り返しで、なかなか打破できない。

  1. 月曜(午前): 週明けの午前は打ち合わせがあったり、自分の仕事があったり、気分が低調なので、午後に延期する。
  2. 月曜(午後): 引き続き忙しかったり気分が低調だったり、本人も忙しそうなので、翌日に延期。
  3. 火曜-水曜: 本人が忙しそうなのと、自分の仕事に集中していて聞くのが面倒なので、「まあいいか」と、翌日に延期。
  4. 木曜(夕方): 結局この日も聞けず、延期するのだが、翌日(金曜)に作業してもらうように頼んでも、週末を挟むとコロッと忘れられそうなので、「来週は朝イチに聞こう」と思って、月曜の午前に延期。(1へ戻る)

その人は結構親切なところがあるから、悪い人ではなく、きっと忘れているだけなのだろうが(でも、別件でも、自分でやると言いながら数年間やってないことがあるので、時効を待つ確信犯=ずるい人なのかも知れない)、頼まれたことは忘れないで欲しいと思う(できないなら、それでいいから、そう言えばいいのに)。そして、どうして、忘れないためのツール(例: スケジュールアプリのTODOやリマインダ)を使わないのだろうか。スマフォだって持っているんだから、いくらでもできるのに。やっぱり、やる気がないいい加減な人なのか、ツールやアプリをインストールするだけで使いこなした気分になっているアフォなのか、あるいは、単なる「意識低いだけの人」なのか。

まあ、頼んだ仕事はその人が担当する製品に関係しているから、時間切れ(部品の製造中止)になったら、その人が一番苦労することになって自業自得だからいいかと思っている。いよいよその時が来たら、僕は、「そう言えば、すっかり忘れてましたが、昔*をお願いしたんですけど、どうなりました? ※か月後にディスコンの連絡が来たんですが・・・」とさらっと聞くつもりではいるw そして、偉い人(彼らも、だらだらすることが多い)も巻き込んで、どうするかを彼らに考えてもらうことにするだろう。

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今日の昼間、突然、目の前に黒い紐のような影が数本見えるようになった。即座に嫌な予感がした。目を動かすと影も動き、右眼を閉じると見えなくなるので、飛蚊症だろうと思った。

そういえば、数日前だったか、右側の視野の外れに変なものが見えるような気がしたのは、この予兆だったのかも知れない。

問題は原因だ。調べたら、加齢などによる自然なものと、網膜剥離、出血などが原因の病的な場合があるそうだ。実は、20年くらい前に左眼が網膜剥離になった(しかも再発した)ので、右眼もなったのかも知れない。その時とは症状がかなり違うが、突然出たので心配だ。

明日眼科に行くつもりだが、「また(すごく苦痛な)レーザー治療だろうか」と思うと、溜息が出る。でも、ひどい場合は外科手術の可能性もあるので、レーザーならまだマシだ。。。

さて、どうなるか。

さっき眼科で診察して頂き、幸い、加齢によるもので、急に悪化しなければ、(何もしなくて)問題ないとのことだった。「黒い紐」は、まあ、そのうち慣れるだろう。何にしても、レーザー治療の拷問がなくて良かった。

という訳で、今は、検査のために散瞳して右眼が少し見ずらいものの、安心してビールを飲んでいます。ご心配下さった方々に感謝致します。(5/27 18:05)

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うちのオーディオ系(スピーカー)で生じる、600Hz付近の谷が気になって、原因を考えた。以前の検討や直感から、原因は机の天板での反射波との干渉だと思った。他に、ディスプレイの背面での反射波や出窓の形状の影響も疑った。

それで、出窓の固有振動数はなかなか求められないので、まずは机の天板とディスプレイの背面について、実験してみた。

まず、PCから400-800Hzの周波数の音を出して、実際に聴いてみた。すると、音量の変化は分かるが、気になるほどではなかったので、実害はなさそうなことが分かった(← 後半を読むと分かるが、この確認は不十分だった。もっと高い周波数まで聴くべきだった)。

次に、ディスプレイ背面での反射を減らすために、手前に回転させてみたが、大きな変化がなかったので、これは原因ではなさそうなことが分かった。

それから、机の天板での反射について調べた。天板上に吸音材(夏用掛け布団)を敷いたり衝立を立てたりしたが、マイクを動かさない限り、大きな変化や改善がなかったので、原因とは言えなかった。

それでも諦め切れずに、苦手ではあるのだが、時間はあったので、数学・物理的に考えてみた。干渉による音量の低下は、2つ以上の経路の距離差が1/2波長の場合に最も強くなるので、実際に距離差を求めてみようとした。

最初は、高校の数学や物理などすっかり忘れていたし、3次元的なので、どうやって計算するかまったく見当がつかなかったのだが、段々思い出して来て、次のようなを描きつつ、計算式を考えた(作った)。

すっかり忘れていた重要なポイントは、「入射角と反射角は等しい」ことだった。あと、三角関数も、脳の片隅に残っていたらしく、適当に思い出した(「要らない」っていう人も居たけど、やっぱり役に立つよw)

余談: 後半のatanの式は、どこからか「自然に」湧いて来たのだが、本当に正しいのだろうか?? これが駄目なら、全部駄目だ。が、角度はそれっぽいので、きっと合っているのだろう・・・ それと、最初の方の、2つの比の等式("↓"の上)は直感的に浮かんだのだが、これも本当に正しいのだろうか? なんともいい加減な数学であるw

最初は、計算で求めた距離差が全然合わなかった。諦めずに見直したら、測定値や計算の誤りが見つかり、最終的には、距離差は約21cmとなった。

それでも、谷ができるのは818Hzと、まだ高かった。ただ、上の計算で使った自分の耳の位置がマイクの位置と異なるかも知れないことに気付き、測定する時のマイクの値を使ったら、距離差は約33cmとなった。この距離差で谷ができる周波数は約514Hzで、実測値に近い。

更に、いちいち手で計算するのが面倒なので、(プログラムを作るのは面倒だったので)計算のためのスプレッドシート(Excelは使ってないので、"excel"とは書かない)を作った。そして、気温(室温)を指定すれば、正確な周波数が出るようにもした(それまで使っていたサイトは気温は15℃がデフォルトだった)。それに25℃を指定したところ、谷になる周波数は522Hzとなり、左チャネルの谷の実測値(左チャネルの低い方)とぴったり合った。

右チャネルでは谷はもう少し高いところ(576Hz)にあり、左チャネルは642Hzにもある(正確には、2つの谷の間(576Hz)に山があるので、何らかの原因で谷が反転したのかも知れない)が、マイクの位置や経路が微妙に違うせいかも知れない。

という訳で、600Hz付近の谷の原因は、机での反射波との干渉である可能性が非常に高くなった。

が、悲しいことに解決は無理だ。机の前(=自分の正面)にスピーカーを置くのは必須だから、スピーカーを移動できないし、机をなくすこともできない。机の天板に吸音材を貼ることもできない(実験で分かったように、ちょっと厚いくらいの布では効果がないようだ。波長が長いせいだとすると、かなり分厚い物が要りそうだ。うっかり、こんなのを想像してしまったが、もちろんあり得ないw)。あとは、机の奥行きを短くして反射点を作らなくするのも有効そうで、一番可能性があるが、実現はなかなか難しい。

また、上の計算結果が示すように、聴いている場合の谷の周波数は830Hz(ピアノの鍵盤の60番目辺り)で、高目ではあるものの、やはり多用される帯域なので、実際にどのように聞こえるか確認が必要だ。

という訳で、結果的に好奇心を満たしただけではあるが、まあ、「おもしろかったので良しとする」w まったく、久し振りにまともなことに頭を使った気がするよ(爆)

なお、題は、本文を書いた後に思い付いて付けたのだが、僕は数学や物理などが苦手なので、まったく該当しない。単に、尊敬すべき物理愛好家を想像して書いたまでであるw

 

(5/22 4:58 一部修正; 5/22 7:38 少し加筆)

PS. これを考える時、紙(手書・描きのメモ)はまったく使わなかった。全部PCで書いた。面倒もあるが、式をコピーペーストでブラウザに貼って計算するとか、別のノートに貼れたりとか、便利なことも多かった。これも時代なのだろうか?

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先日、JACK(Linuxのサウンドシステムの一つ)のプラグインのPEQ(パラメトリック・イコライザ, 実際にはCalf Studio Gearの12バンドイコライザ、以下"EQ12")をなるべく少なく使って補正ができないものかと思った。何度もいじるのは面倒ではあったのだが、興味はあるのでちょこちょこ試してみたら、できそうな気がしたので、さっき本格的に測定・調整した。そうしたら、予想外にいい結果が得られた。何かの間違いではないかと思うほどだ。

鍵は、EQ12の"Lowshelf"というフィルタを使ってみたことだ。これは、指定した周波数以下を一定量増減できるフィルタである(下図左側の階段状の部分)。今使っているグライコ(DEQ2496)では、ある範囲の中低域を平坦に下げているので、それを代用できそうな気がしたのだ。ただ、実際には下限までずっと下げている訳ではないので、Lowshelfだと超低域のレベルが減少するおそれがあった。それでも、試しに設定してみた。

更に、もう一つの挑戦として、ある程度の差は許容して、PEQの数を極限まで減らして、音の劣化を減らそうとした。というのは、DEQ2496でPEQを多用すると音が悪くなった(耳が詰まる感じ)からである。この時は時間がないのとマイクを設置するのが面倒なので、音をマイクから取らず、ライン出力と入力を直結して特性を測り、DEQ2496のものに近づくようにした。結局、LowshelfとPEQ 1個(右、86Hz)だけで実現できたのだが、どうも信じられなかった。ただ、聴いた感じでは大きな問題はなかった。

試しに作った最小構成のPEQ

そしてさっき、細かく測定・調整したのだが、驚くほどすんなり完成してしまった。10回未満の調整で問題ない特性になり、それをDEQ2496と比較したら、(55Hz付近の谷の深さを除いて)ほとんど差がなかった。55Hzの深さの違いは、Lowshelfで一律に落とした影響だろう。

DEQ2496と比較 (灰: DEQ2496-LR; 黒: PEQ-LR; 青: PEQ-L; 赤: PEQ-R)

意外だったのは、直結して測った特性(イコライザ自体の特性)には差があったことだ(まあ、Lowshelfとグライコで設定した特性は違うのだから、当然ではあるが)。

直結して測った特性の比較 (水色: DEQ-L; オレンジ: DEQ-R; 青: PEQ-L; 赤: PEQ-R)

結局、測定して得られた特性を見てグライコで細かく調整して「補正」しようとしても無駄な、「手強い」領域(部屋の特性のせいか、音量を下げても下がらず、上げても上がらない)があるようだ。

なお、最終的にPEQは2個しか使っていないので、使うイコライザを12バンドから5バンドのもの(EQ5)に換え(設定値を移植した)て、更にシンプルになった。こんなにシンプルなら、音の劣化(フィルタによる位相の変化や歪みの増加が関係しているのではないか)が少ないことが期待できる。

作ったPEQの設定を5バンドイコライザに移植

ただ、聴いた感じだと、DEQ2496とは少し違う気がする(PEQ特有の、耳が詰まる感じが少しある)が、今朝からずっと(DEQ2496に戻しても)そうなので、今日は耳の調子が悪いのかも知れない。しばらく試してみたいと思う。

前にも書いたが、今のスピーカーの設置場所(出窓)の特性が意外に素直(低域が少し強いだけ)なことに驚く(実際には、下げても下がらない箇所は共鳴しているのだろうから、「素直」とは言えない気もする)。これなら、グライコじゃなくても、普通のトーンコントロール(しかもバスのみ)でも代用できそうなくらいだ。今までの、細かい調整の苦労は何だったのかとすら思える。

それから、DEQ2496のPEQでもLowshelfフィルタに近いものが実現できそうなので、あとで試してみたい。

そして、ソフトでの処理だと、さまざまな種類の仮想的なエフェクタを気軽に「取っ替え引っ替え」でき(ダウンロードすれば、いくらでも追加できる)、それらの接続も自由に変えられ、調整も楽で設定の保存も容易で、すごく便利なので、DACを買う気が盛り返しそうな気配がする。が、実際には、DACを新たに買わなくたって、DEQ2496の内蔵のを使えばいいのだ。だから、ソフトでプロトタイプを作って効果を検証し、可能なものはDEQ2496に移植するのが良さそうだ。それが一番安価で安定だ。

難なくDEQ2496に移植できた。PEQにLowshelfモードがあるようだ。そして、直結での測定結果はほとんど同じ特性になった。プロ用機材に共通の機能・仕様(この場合、イコライザのカーブ)は結構あるのかも知れない。

グライコ(DEQ2496)に移植 (水色: ソフト-L; オレンジ:ソフト-R; 青: DEQ2496-L; 赤:DEQ2496-R)

ちょっと聴いた感じもいいので、しばらくこれで試す。(23:37)

今思い付いたのだが、ソフトのイコライザで55Hzが少し深くなっている件を解消するには、Lowshelfでなく、幅広いPEQ(中心が150Hz付近)を使えば何とかなりそうだ。あとで試そう。(5/20 0時)

今回は細かい調整に苦労したが、できた。使用したPEQは、左が1個(200Hz)、右が2個(79.6, 200Hz)と少なく、補正量も5dB前後だが、特性は以前とほぼ同じにできた。上で気に入らなかった55Hzは、もちろん問題ない。

上段(L+R): 緑: 今回(PEQのみ); 灰: オリジナル(GEQ+PEQ); 中段(L, R): 青: L; 赤: R; 下段(直結(=補正量)): 青: L; 赤: R

150Hz付近の山を調整しなかったので少し大きくなっているが、+4dB程度で自分の許容範囲内なので、PEQを増やすよりは良い思ってそのままにした。聴いた感じは全く問題なく、耳が詰まる感じもない。ソフトと本物のイコライザでは、微妙な特性の違いがあるのかも知れない。「本物」といっても、内部はDSPで、やっぱりプログラムでできているのだが。

余談: 実は、この前に作った設定は、例の440Hzの山を調整しなかったせいか、ピアノの特定の音(モーツァルト ピアノ協奏曲 第18番 第1楽章の始め)が強く聞こえたので、PEQの位置や強さを修正した。

なお、補正量はオリジナル(GEQ+PEQ)とは概形は似ているものの、細かいところは結構違う。補正が効かない・無意味な領域が多いようだ。

補正量の比較 (水色: オリジナル-L; 青: 今回-L; ピンク: オリジナル-R; 赤: 今回-R)

という訳で、まさに「悟りの境地」とでも言うようなシンプルの極みに達し、イコライザの断舎離ができた。しかも、何も買わずw、ソフトも変えずに済んだ。補正量のグラフなんてすごくすっきりしたから、(聴いても分からないけど)音質も良くなったのではないだろうか? 最終的には、DEQ2496の機能の1/10くらいしか使っていない(GEQなんて全然使ってない)が、あれをここまでしゃぶりつくした人も少ないのではないだろうか。

それにしても惜しいのは、部屋の構造によってできていると思われる、60Hzと600Hzの谷だ。どうにかして解消できないものかと、つくづく思う。(5/20 10:42)

 

PS. 測定に使った、マザーボードのサウンドインタフェース(Realtek)は、意外に特性がいい。というのは、間違ってイコライザを入れずに直結して測定したら、約20Hzから15kHzで平坦だったのだ(もちろん、特に入力がそうでなかったら、ここまでの測定や調整は全部無意味になる)。

オンボードのサウンドインタフェース(Realtek)の特性

入出力のアナログ回路が、それなりにちゃんと作られていることが分かる。もちろん、専用の機器に比べてノイズや歪は多いのだろうが、普通にスピーカーで聴くのには充分なんじゃないかと思った。たぶん、屋外で聴く数十万円のポータブルDAC+アンプなんかよりはずっといいだろうw まったくASUS(ボードのメーカー)は侮れないな。(5/20 10:43)

PS2. その後、問題の60Hzの谷を解消・改善できないか検討したのだが、無理そうな感じだ。まず、原因が分からない。部屋を引き戸で半分に仕切ってもほとんど変化がなかったので、縦方向ではないようだ。また、横にあるクローゼットの扉を開閉しても変化がないので、横方向でもない。

だから、おそらく上下方向の定在波だと思う。シミュレーションすると、スピーカーの位置や聴く場所を変えればいいことは分かるのだが、いい場所がない。上下に動かすにしても、50cmから1mくらい動かさないと変化がなさそうだが、そんなに動かすのは無理だ。

だから、打つ手はない。ただ、いくつかいいことに気付いた。どういう訳か、左右で谷になる周波数が10Hz近く違うので、60Hzの音が完全に出なくなる訳ではなく、その付近では片チャネルは何とか出ているのだろう(谷の重なる58Hzが最悪なポイントだ)。そして、低音は方向感が鈍いので、不自然には聞こえないのではないのではないか。

また、谷はシャープだが、最悪なポイントがピンポイントで一つの音になっているのではなく、ある程度の幅で音になっているはずだし(ここによれば、12音音階では、60Hz付近の音は約3Hz刻みのようだ)、楽器には倍音成分もあるから、その音が弱くはなるが、完全に聞こえなくなる訳ではないのではないかと推測する。

そもそも、60Hzの音を聞いてみると、すごく低くて単体では使われそうもない音のような気がするから、実害はなさそうであるw

一方、場所が変わって500-700Hzの広い谷は、ピアノの鍵盤でいうと51(シ)-57(ファ)番、真ん中辺りのよく使われる場所で、影響のある音の数も多く、実害がありそうなので、何とかしたくなってきた。(5/21 14:29)

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先日、どうしてもスリープ(サスペンド)後の復帰がうまくできなくて、諦めた(と書いた)JACK(Linuxのサウンドシステムの一つ)だが、実はしつこく継続していた。暇なのと、興味があったのと、(理論的には)できないはずはないと確信していたのと、PC(Linux)ごときに降参するのが嫌だったのである。

厭きずに検索していたら、2つほど有効そうな情報が書かれたページが見つかり、そのうち1つがビンゴだった。

僕の問題は、長時間のスリープ後の復帰時に、JACKのサーバとクライアント(例: 制御プログラム、音楽プレーヤー、イコライザ)との接続が切れてしまって回復せず、音が出なくなるということだった。上のページは、それを解決する策を(僕の期待とは違っていたが)実に簡潔に(基本部分はたった2行で)示していた。

ポイントは、スリープ前にJACK制御プログラム(qjackctl)経由でJACKのサーバを停め、復帰時にqjackctl経由で開始することだ。(おそらく、復帰時に停めて再開させるのでも充分だろう)。

試したところ、復帰後もJACKで再生できるようになった。が、それでも完全ではなく、以下のような問題があった。

  • サーバを停めるせいか、JACKのクライアントからサーバへの接続は自動的には再開しないことがほとんどなので、駄目なクライアント(例: イコライザ)を再起動するなどの処理が要る。
    • これに関連して、gmusicbrowser(GMB)がスリープ時にエラーダイアログを出すのが鬱陶しい(それでも再生はできるようだ)。
  • 同様に、JACK関連の設定(例: alsa_outによるJACKからALSAへの転送)も消えてしまうので、再設定が要る。

それで、スリープ時と復帰時に必要な処理を追加して、復帰後にもうまく再生できるようになった。ただし、GMBは余り再起動したくなく、すぐにエラーダイアログを消すこともできないから、ひとまずPulseAudioに音を出す設定にし、JACKに転送するようにした。正式に使う時は対処が要る(ただ、PulseAudio経由での問題は音が出るまでの遅延が大きくなる程度だし、聴いてみて音質の劣化は感じられないので、そのままでも大丈夫そうな気がする)。

対処したところ、以前あったいろいろな問題(例: 復帰後に接続(パッチベイの結線)が回復しない)も解決した。

ただ、個人的には、サーバへの接続なんて自動的に回復すべきだと思っているから、この対処は気に入らない。それで、qjackctlやJACKサーバの設定を調べたが、関係するものはなかった。おそらく、クライアントの設定の問題なのだろうが、すべてのクライアントの設定なりプログラムを直すのは無理だから、仕方ないのだろう。

晴れてJACKが使える(=ソフトでグライコを実現できる)ようになり、今日までの数日間、グライコの代わりの外付けDAC(それもPC内に入れたいと思っていた)は何を買おうか迷ったのだが、結局、買わないことにした。というのは、そもそも、DACを内蔵した本物のグライコ(DEQ2496)がちゃんと動いていて、音にだって満足しているのに、わざわざ別の物に替える必要がないからだ。新しい物を買うのは楽しいが、やっぱり、手段を目的にするのは良くないと思う(それでも、買いたい気分が-90dBくらい残ってそうだw)。

あと、今の低価格DACは中国や台湾のものがほとんどで、確かに性能も外見も悪くない感じではあるのだが、紹介の文章が胡散臭い(→ : 性能を向上させたと書いている割には仕様をどこにも記載しておらず、最も重要な電源(本人もその重要性を力説している)を添付も別売りもしておらず、なぜかブログで、おまけにケバい!)し、(アンプの話ではあるが)危ういトラブルが結構あるし、中の配線がしょぼかったりするのも、(60dBくらい)買う気をそいだ原因だ。今はUSB接続のみの物がほとんどになってしまい、光接続対応のものの選択肢が少ないのは残念だ。

余談: 「昔処分してしまった小さいDAC(Styleaudio CARAT-TOPAZ Signature)があれば、気軽に試せたのに」と今になって思うが、まあ仕方ない。

それで、今は以下のような結論・方針でいる(途中経過を省略しているので、論理が飛躍している)。

  • JACKの(グライコでなく)PEQだけで補正ができるか、その結果がグライコより良いか調べる。: JACKのPEQ(Calfのイコライザ)は各PEQを合成した補正量がグラフで見えるので、見えないグライコのPEQよりも補正結果が変になる可能性が低くなり、少ないPEQで補正できるのなら、その方が音が良くなる可能性があると思ったので。
  • 上がOKなら、グライコからJACKでの補正に切り換える。
  • そして、特性の測定を楽にするため、内蔵のサウンドカードを買う。: JACKとREW(特性測定プログラム)でサウンドデバイスを共用する場合、測定ごとに入力を設定し直す必要があるので、内蔵のオーディオを測定専用にして、その手間を省きたいため。
  • 外部DACは、グライコが壊れたら購入を検討する。

今朝、測定用の内蔵サウンドカードも不要になりそうなことが分かった。オンボードのサウンドデバイス(Realtek)を使っているのだが、それは、入出力が光とアナログの2系統ずつあるので、REWが使う入力デバイス(アナログ)とJACKに割り当てる入力デバイスを変えればいいのだ。基本的に、JACKでは録音しないので、JACKに光を割り当てた。すると、REWでの測定のたびに入力デバイスを設定し直す必要がなくなり、何回でも測定できた。それが分かる直前まで、ちょっと思い付いて、USB接続のオーディオインタフェース(こんなの)を物色していたというのに。トレビアン! (5/18 19:18)

(5/18 22:14 わずかに加筆・修正)

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