以前から憂慮していた、NHKのネット配信の「受信料」。悪い予想が当たってしまい、NHKが暴挙に出る。ネット視聴の受信料を、テレビと同じやり方で、

PCやスマフォなどを所持し、常時同時配信が視聴可能な環境を作った世帯を負担の対象とする (報道の要旨)

という「答申」を出させた。ヤクザ以上の押し売り。押し売りと違って、法を根拠にするから追い払いようがない。ものすごく嫌な気分だ。

こちらにできることと言えば、NHK関連サイトへのアクセスをブロックするようにする程度だろうが、これだって、TVにB-CASカードを挿さないとかアンテナを繋がない程度のことなので、裁判になったら勝てる確率は低い。。。 あとは、「PCもスマフォも持っていない」と言い張るかだが、ネットの契約を調べられたら負ける。

だから、前回も書いたように、「PCやスマフォは持っているけど、NHKが見られる機種・OSでない」と言うしかないだろう。が、これも、YouTubeのように、webで見られるようにされたら終わりだ。きっと、ワンセグのような位置付けでそうすると予想する(おそらく、「公共放送だから、なるべく準備不要で観られるようにして、国民の皆様に必要な情報をあまねくお伝えする必要がある」という論理で来るだろう)。さすがに、現代ではブラウザの動かないPC・スマフォはありえないので、逃げようがない。

少し横道に逸れるが、果たしてネット配信を「放送」というのだろうか? インターネットに動画のパケットをばらまく(ブロードキャストパケットを送信する。: 実際にそんなことをしてもどこにも届かないし、仮に送れたとしてもブロックされるのがオチだが)わけではないので、「通信」(例: ニコ生)ではないだろうか。電波は、視聴者が見ようと思っていなくても、常に視聴者の元に届いているが、ネット配信の場合、仮想視聴者が「見よう」と思ってNHKに接続しない限り何のデータも送られて来ないという点で、通信だと思う。

昔は、「放送と通信は全然違う(法から違う)」と教えられたものだが、今はその境界が曖昧になっているのか。だから、放送事業者が通信での番組配信を「放送の一環」と言い張ろうとしても通りそうなのか。

まったく嫌だ。払うお金の多寡の問題でなく(1円だって嫌だ)、契約する義務が強制的に課せられて、問答無用で財産を奪われる点が胸糞悪い。だったら税の方がいい。「日本死ね!」と言いたいくらいだ。

それにしても、「有識者」ほど有害な連中は少ない。座長の安藤英義とかいう専修大の教授をはじめとして、御用学者の集まりなんだろう。彼らの見識の低さには、まったく感心するしかない。狭い日本の「学会」という狭い世界でゴキブリのようにうじゃうじゃと棲息する、ガラパゴス学者だ。

 

PS. 題の後は少し飛ばして、「やったネ! 全然ホンキ。カネに夢中さ。オイハギみたいに 無理強いするね」と続く。 (年寄り専用w)

なんか、↑を書いてたら、こっちの方がおもしろくなって、フルに書きたくなった(書ける気がする)が、それはワルノリなので止めておくw

(19:48 題や例などを改良)

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少し前から、車の左のサイドミラーの前に鏡が付いているのを見掛けて、何のためにあるのか不思議に思っていた。直感で、死角を減らすためだろうとは思ったのだが、鏡が前にあっても見られないだろうと思い、「いや、見えないと思うのは錯覚や思い込みで、実は見られるのではないか」、「いや、物理的に無理だ。では、ミラーを畳んだ時に役立つのか」などと、見るたびに想像していた。

その謎が、昨日読んだ車関係の記事で解けた。ホンダの「サイドビューサポートミラー」だそうで、車内にもう一個の鏡があって、ミラー前の鏡の像をそれに反射させて、左前方が見られるようだ。

なるほどと思った。仕組みが複雑(ホンダらしい?)なのは好きでないが、僕は左側が恐いので、死角が減るのはいいと思う。ただ、2段階の反射で、車内の鏡が小さいので、視野の広さなどが本当に有効なのかと、夜など暗い時に見えるのか、更に、そんなに何個も見切れるのかとか、疑問はある。

そして、近い将来はカメラ+AIで危険を感知して警告して欲しいと思い、そもそも自動運転になれば、こんな仕組みも不要になるだろうなあと思った。

 

PS. 全く関係ないが、次期スイフトスポーツの情報が出た。9月のフランクフルトのショーで発表だそうだ。マツダ車の真似のような、フロントグリルの赤い横線がないのはいいが、リーク画像と全く同じの、ホームベースみたいな穴が開いたホイールがすごくかっこ悪い。本物では変わるのか。いずれにしても、別に、買い換える気なんかなく、いかに今の車がいいかを確かめるために見たので問題ない。 (アニメだのコミックだのに良くあるセリフみたいだw)

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昨日、珍しく部屋に入り込んできた蚊に刺されてしまって、指が痒かったこととは余り関係なく、飛蚊症の件である。

発症時より落ち着いて、数が少なくはなったが、明るいところではほんとんどいつも見えることには変わりない。嫌なのは、本当に小さい虫のように見え飛び回るので、小蝿や蚊と判別が難しいことだ。最初に書いた蚊だって、刺されるまで本物か確かでなく放置していたくらいだ。ただ、運転中は視線が激しく動くからなのか、全然見えないので助かる。(7/26 6:37 追記: 昨日確認したら、「運転中も見えるが、視線が激しく動くせいか、ほとんど気にならない」というのが正しい。)

小蝿といえば、発症する前にも、顔の周りを飛んでいると思って、手で払っていたことがあったが、既になっていたのかも知れない。

ところで、今検索して気付いたのだが、5年前(システムの設定で、近いうちに非公開になります)に左にも出ていたようだ。病名も全く同じだ。まあ、眼の寿命とか賞味期限みたいなものなのだろう。耳にだって、寿命はある。

ピロリ菌は先が長い。先週末に医院に行ったのだが、検査の予定が詰まっていて、土曜日だと10月になるとのことだった。想像以上に悠長なのでちょっと拍子抜けしたが、まあ、何も症状がないし、平日に休みを取るのももったいない感じだったので、それでお願いした。初めての胃カメラで、今からちょっとドキドキしている。その医院は鼻でなく口から入れるようだ。僕は鼻の穴が狭いようで余り通りが良くないので、口で良かったと思う。

ところで、診察の前に看護師さんに症状の有無を聞かれたので、「ない」と答えたら、(紹介状を持参したせいもあり)診察はなしで検査の予約だけだったのが、結構意外だった。物足りないと思う人も居るだろうが、僕は良心的な医院だと思った。というのは、受付や予約や検査の説明(看護師さんが対応)だって人件費は掛かるのだから、その分は「適当に」診察して「適当な」薬でも出しておけば収入になりそうなのに、そうしていないからだ。

僕自身も、行く前に、症状がないと答えるか、(症状がないと、検査や除菌は自費扱いになるようなので)「たまに少し痛むことがある」とか言うか迷っていたのだが、余計な薬(例: 制酸剤)を飲むのは嫌なので、正直に答えた。ただ、今考えると、時々胸焼けするので、それを言うのもありだったかも知れない。

医院はのどかでいい雰囲気だった。ただ、受付の人が新人なのか、外国の人なのか、肝心なことは奥にいる先輩に助けてもらっていて、今一つ頼りない雰囲気だった。頼りないと言えば、なぜか診察券をくれなかったのだが、診察してないせいなのか、忘れたのか。次回(事前の検査がある)行った時にすぐに分かってもらえるのか、ちょっと心配はあるが、まあ、何とかなるだろう。

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回避はしたようだが、ビットコインが「分裂」しそうになって、一時的に、多くの取引所が、一斉に取引停止する予定を発表した。しかも、終わりは「未定」だった。なんだかなあである。以前も書いたが、仮想通貨といっても、結局、現実の取引所がなければ取り引きできなってしまうではないか。それでいいのだろうか? それで仮想なのか?

あと、今回の騒ぎの発端となった、取引量の増加に伴う処理の遅延は今後もどんどん起こるだろうし、回避しようとして、別の問題も起こるだろう。それでまた、今回のようなことが起こりそうだ。中心になる人なり団体がないので、いくらでも分裂する可能性はあるだろう。その抑止力は、当事者が通貨を持っていて、価値が下がるのを望まないことか。じゃあ、通貨を持っていない(あるいは、巧妙に売り抜ける: 特定の法に縛られないのでインサイダー規制はないのだろう)プロが参入したら、どうなるか・・・

仮想通貨は、特定の権力の支配なり後ろ盾がないのがメリットなのだろうが、それがデメリットでもあることが露呈した気がする。

あと、上と同じことではあるが、マイニングの泥臭さ、あるいは、リソース馬鹿食い問題を看過していいのかと思う。多くの人が、わずかな見返りのために、膨大な計算パワー(= エネルギー)を消費している。これも、将来問題になるのではないか。それから、みんながマイニングに疲れたり飽きてしまったらどうするのか、あるいは、ものすごい方法で独り占めする人が出ないか? それから、マルウェアのように、不正なマイニングソフトが蔓延して、通貨が成り立たなくなることはないのか?

単なるイメージだが、エントロピーの法則から、仮想通貨の取りまとめ(マイニング)に掛かる労力は、将来的には無限大になって、いつか、処理できなくなるのではないのだろうか? (それなら、独り占めは不可能だ)

PS. なぜか、日頃、仮想通貨の騰落のニュースを載せているIT関係のまとめサイトに、今回の分裂騒ぎが載っていなかったが、「察し」か。

(7/23 2:58 少し加筆)

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というのをトップに書くとか。マジで書きたい。

 

あ、アクセス元が徴収対象だったらダイアログを出せばいいのか。「はい」をクリックしたら、契約成立だ。いいねえ!

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近頃見つけた豆知識やら小技を(検索してもすぐには分からなかったので、誰かの役に立つかもしれないから書く)。統一感がないが、あまり分量がないのでまとめて書く。なお、以下はUbuntu系で確認したことで、他のディストーションでも可能かは不明。

1. Linux on MacBookのトラックパッドでの右クリック

近頃、(Intel CPUの)MacにはLinuxを「普通に」インストールできることを知った。LinuxがわざわざMacに対応している(できる)とも思えないから、Macの中身はWindows PCと同じなのだろうか? あの、先進的で美しく、非の打ち所のないアポー先輩が、まさかそんなことするのか? ふーんw

まあ、それはどうでもいいが、インストールして使ってみると、トラックパッドの右下端を押しても右クリックにならなくて、がっかりした。検索すると、「2本指でクリックすればいい」と出て、実際にできたのだが、すごく不便だしスマートでないので、なんかやる気をそがれる。でも、

できまーす!

丹念に調べたら、設定すれば、トラックパッドの右下端を押して右クリックにすることが可能なことが分かった。

ポイントは、synclientというプログラム(Synapticsドライバのユーティリティー)である。「(仮想的な)右クリック」と判定する領域(のトラックパッド中での上左端と下右端の座標)を、synclientの以下の引数に指定して起動すればOK。

  • RightButtonAreaLeft:仮想右クリックの上左端のX座標 (X1)
  • RightButtonAreaTop: 同上左端のY座標 (Y1)
  • RightButtonAreaRight: 同下右端のX座標 (X2)
  • RightButtonAreaBottom: 同下右端のY座標 (Y2)

実行の書式:

synclient RightButtonAreaLeft=X1 \
RightButtonAreaTop=Y1 RightButtonAreaRight=X2 \
RightButtonAreaBottom=Y2

なお、トラックパッドの大きさ(座標)は/var/log/Xorg.0.logに記録されているので、そこから適宜、右クリックに使う領域を計算して指定する(例: 右端・下端から10%)。

注意事項は、Y座標が(通常の想定とは)上下逆(数値が小さい方が上だったか)なことである。うまく行かない場合は、上下逆に考えること。

上記は設定ファイルに書くことも可能のようで、そこでは割合(%)で指定できるので綺麗だが、試していない。

参考: Synaptics タッチパッド (ArchWiki) : まったく、ArchLinuxのドキュメントはとても有能だ。いつもお世話になっている。

PS. トラックパッドについては、上記の他に、(普通のノートPCのように)右端や下端で上下・左右スクロールできるようにも設定できるので、そこは結構便利だと思う。

2.Linux on MacBookのディスプレイのバックライトの輝度の保存と復旧

Linuxをインストールしたままでは、バックライトの輝度が起動のたびに最大になってしまってまぶしく、げんなりする。そこで、検索したら、輝度の値がファイルに入っているので、システムの終了前にそれを保存し、起動後に復旧させれば良いことが分かった(grubに指定する方法もあったが、うまく行かなかった)。

実際のファイルは、/sys/class/backlightにいくつかのディレクトリがあり(ディスプレイデバイスごとにあるようだ)、それぞれの下のbrightnessである。

cat /sys/class/backlight/DEV/brightness など(DEVはデバイスの名前)で輝度が取得でき(例: 128)、

echo X > /sys/class/backlight/DEV/brightness などで輝度を設定できる(Xは設定する輝度)。

実際には、保存と復旧スクリプト(例: mb-backlight)を作り、systemctlで有効化する。スクリプトは、引数が"stop"の時(終了時に呼ばれる)に輝度をどこかのファイルに保存し、"start"の時(起動時に呼ばれる)に保存しておいた輝度を設定するようにする。

注意事項は、値を保存する場所に/var/runを使うと、ここはRAMディスクのようで、終了時になくなってしまうので、別の場所を指定する必要があることだ。

PS. 普段使ってないので試していないが、キーボードのライトも同様にできるはずだ。

余談: MacBookでのLinux、それなりに動くのだが、なぜか変なキーが入ってしまうことがあるなど今一つなところがあり、そもそも本体がずっしりと重いこともあって、使い続けたいかというと「うーん・・・」だ。でも、もしMacBook(のハード)を使うことを強制されたら、僕にはmacOSより(もちろん、Windowsよりも)ずっといい。

3. LinuxでDropboxにサインインできない(「アプリが古い」?)

Dropboxアプリにサインインしようとした時、何度やっても、「アプリが古い」とか言われて失敗するので、近頃Dropboxが(勝手に)仕様を変えてしまって、まだLinuxが対応できていないのかと諦めていたのだが、しつこく検索したら原因と対処が分かった(→ [SOLVED] Dropbox can't 'sign-in' or install newer version.)。

本当にLinuxのアプリが古いので、~/.dropbox-dist を削除して、再実行すればいい。

まったく拍子抜けした。

これだったら、古いファイル名を表示するとか、「更新しますか?」とか聞いてくれてもいいと思うのだが・・・

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朝、少しの間、痛車の後ろを走った。アニメの女の子のキャラなんて好きじゃない(そもそもTVがないので、知らない)し、今までは「よく恥ずかしくないよなー」とか馬鹿にして来たのだが、意外なことに、今朝は、見ていてちょっと楽しい気分になった(あるいは、気分がなごんだ)。

ストレスのせいで心がすさんでいるからなのだろうが、道化の効果(おそらく、本人には自覚がないので、「役割」ではなく「効果」である)に近いものかも知れないと思った。そういう意味で、(痛車自体は周りに何の迷惑も掛けないから、)世の中をなごませてくれるのは、いいかも知れないと思った。

PS. と書いて、気付いた。僕の車(特に黄色)も、どういう訳か、ある掲示板などで、ものすごく頻繁に、まるで定説のように、キモオタが乗ると言われているので、自覚はしていないのだが、痛車と似たような効果があるのかも知れないw 確かに、自分だって、「普通の車」だと思われる(実際には、何も特徴がないので何とも思われない)よりは、「なんか、たまに見るけど目立つ車だな」とか思われて、楽しんでもらえる方がうれしいので、それでいいのかも知れない。なんてことを書くのは、やっぱり・・・?

PS2. いい歳して恥ずかし気もなく中二病的なことを書くが、上の「スイスポ=キモオタ」定説は、ある企みによるのではないかと思った。それは、乗っている人たちがことごとく惚れ込んでしまって、「この素晴らしい車を、プリウスのごとくみんなが乗ってしまったら、自分たちのアイデンティティやプライオリティがなくなってしまってつまらない!」と考え、敢えて上のようなことや「遅い」など、偽の情報を書き込んでいるのではないかと。知らんけどw (7/21 7:01)

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近頃、会社で大嫌いな(許せない)人が急増している。今年になって、去年の数倍になった。先日「目に入れても痛くない」と書いた人ですら、「意見のない使えない奴」に成り下がった。会社に入った直後は「みんないい人だ」と思っていたのだが、この変わりようはどうしたことか。

まあ、長居し過ぎてしまったのかも知れない。普通の人にとっては全然長くないが、僕にとっては、他人のアラが耐えられなくなるのに充分な期間のようだ。それに加えて、社長の独断のせいで会社の環境が一変してしまって、まるで前の会社での地獄が再来するかのように思えて(実際に、悪い予想が次々に実現してみんなの首を締めており、そのせいかどうか分からないが、辞める人が増えた)、イライラが高まっているので、ちょっとしたことが増幅されるのかも知れない。

とはいえ、他にいい会社があるかといえば、まずないだろうし、仕事自体は適度でつまらなくなく(おもしろことはそこそこあるが、やっていることは決して先進的でないから、自分の技術力は成長しないので、「ものすごくおもしろい訳ではない」の意)、田舎のペースなので体力的にも問題ないし、まだストレスで調子を崩すほどでもないので、自発的に辞めることはないだろう。

でも、心の中に、「脱出」という赤い押しボタンができたことは確かだ。

 

(近頃、歌の歌詞や題を投稿の題にしているのは、かにみそさんにインスパイアされました、いや、単に真似してますw)

※日本の音楽文化を衰退させるのに余念のないクズラックが著作権料を徴収に来ると嫌なので、訂正。題は、その時に頭に浮かんで来た言葉を使っています。 (2017/7/22 11:20)

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ある夜、ふとPCの状態表示画面を見ると、あるHDD(新HGST)の温度が高くなっていた。高々2℃程度ではあるが、ずっと下がらず、原因も分からないので、気持ちが悪かった。原因として考えられたのは、以下である。

  1. たまたま気温(室温)が高かった。
  2. そのHDDに頻繁なアクセスが行われていた。
  3. そのHDDの内部で処理が行われていた。
  4. 冷却ファンの調子が悪い。

室温が高かったのなら、他のHDDやSSDの温度も上がるはずなので考えにくいし、アクセスや内部処理にしても、ちょっと調べた感じでは、特に何も行われていなかった。ファンについても、回転数は下がっていなかった。

それで、室温とPC内部の温度は違うのではないかと思い、HDD温度と同時に内部温度を測りたくなって、Amazonを調べたら、おもしろそうなUSB温度計があった。Linuxでも(純正ドライバではないが)使えるもので、約800円または約1600円だった。

「あと少しで注文」というところで、ふと思い付いた。「マザーボードの温度は、室温に同期(室温+α(=マザーボードの固定的な発熱))しているのではないか?」と。そうであれば、温度計を使わなくても、室温の推定ができる。実際、マザーボードの温度は、この時期は約32-34℃でほとんど変わらないので、室温に同期している可能性が高い。

そして更に思い付いた。ケースファンはマザーボードの温度で回転数制御しているのだが、マザーボードの温度がほとんど変わらないから、回転数も変わらず、制御している意味がない。それで、その回転数制御機能をHDDファンの回転数制御に使えないものだろうかと。

ただ、(以前も書いたように、)HDDの温度は外部ハードウェア(センサ)で取得できない(HDDのSMARTという仕組みで取得する)ので、回転数制御チップ(SuperIO)に入力されていないので、SuperIOの自動制御機能は使えない。ただ、手動(=プログラム)でファンに入れる電圧(またはパルス幅)を変えて回転数を設定することはできるので、HDDの温度に応じて回転数を制御するプログラムを作れば、HDDファンの回転数制御も可能だ。

おもしろそうだったので、早速作ってみた。最初の版は、昨日の夕方に30分くらいでできて、それなりに動いた。処理内容は以下のとおりである。

  1. 各HDDの温度を求める。: hddtempコマンドを使った。
  2. 最高の温度を求める。
  3. それに応じたファン回転数設定値(0-255)をファンの回転数制御レジスタに書き込む。: SuperIO(NCT6775)の"Smart Fan IV mode"同様の単純な比例計算にした。
  4. 次の処理時刻まで待つ(約30秒)。
  5. 1に戻る。

なお、元々HDDファンを接続していた端子は回転数(出力電圧)を設定(変更)できないので、ケースファンの端子と入れ替えた。また、今までは、HDDファンの騒音を減らすため、回転数を下げるために抵抗を介して接続していたが、今度はソフトで回転数が変更できるので、直結にした。代わりに、ケースファンの回転数が丁度良く(約900rpm)なるように、抵抗(100Ω)を使用した。

例によって、それからが長かった。結局、今日丸一日、調整や改良に費やした。改良の内容は以下のとおりである。

  • 回転数設定値の変化が少ない時は、更新しない。: ファン回転数の精度が良くなく、同じ設定値で30rpm程度上下し続けるため、頻繁に変更しても意味がない。
  • HDD温度が設定以下なら、ファンを停める。 : 静音化のため。
  • HDD温度が設定以上なら、通常より回転数を高くする。: 冷却が間に合わずに過熱することを避けるため。
  • HDD温度を移動平均する。 : HDD温度は一時的に微妙に上下することがあるので、その影響を避けるため。また、1℃単位でしか取得できないHDD温度を、もう少し細かく(小数点以下の値を出す)扱いたかったため。
  • HDD温度で直接制御するのでなく、HDD温度とマザーボード温度との差で制御するようにした。: 本来のHDDの発熱量は室温からの増分だから、室温を無視して回転数を設定しても、無意味だと考えたため。上述のとおり、マザーボード温度は室温と同期している(マザーボード温度= 室温+約5℃)と考えられるので、HDD温度とマザーボード温度との差を使うことにした。 → 失敗だった。詳細を追記する。(7/19 20:17)
  • 上の制御をしている時、(マザーボード温度との差でなく)HDDの絶対的な温度が設定値以上になったら、通常より回転数を高くする。 : システム負荷や気温が高くてマザーボードが熱くなった時に、HDDの過熱を防ぐため。→ 上が失敗だったので、取りやめた。(7/19 20:17)
  • マザーボード温度も移動平均する。
  • 想定しているマザーボードでない場合にエラーで終了する。: 忘れて別のPCに移してしまった場合の対処。

改良の結果、プログラム(スクリプト)の行数は4倍近くに膨れ上がったが、今のところ、うまく動いている。一番熱い新HGSTの温度(の青)は、概ね37-38℃に保たれている。CPU負荷が大きい時(の右の、オレンジと緑が山になっている部分)でも、マザーボード温度(の一番下の青)が上昇することはなかった。そのため、HDDファンの回転数(の一番上の緑)もほとんど変わっていない(中の急な山や谷は、プログラムの修正中の一時的なもの)。

ただ、暑く感じる時でもマザーボード温度がほとんど変動しないのが気になる。体感的な問題か、エアコンのせいだろうか? 論理的に考えれば、ペルチェ素子や水冷などの吸熱機構なしで、物の温度が(周囲の温度から独立して)一定に保たれることはあり得ないので、 室温に同期しているのは確かで、部屋に居る(=PCを動かしている)時はエアコンを動かしているので、室温はそれほど変動していない(せいぜい±1℃程度)が、体感温度が変動していると考えるしかない。ちょっと長期的に見てみたい。

(7/19 20:38追記) HDD温度と(室温と並行に変化する)マザーボード温度との差でファン回転数を制御する効果を調べるため、日中にPCを動かし続け、その間のHDDやマザーボードの温度やファン回転数の変化を調べた。

なお、室温も記録しようと、スマフォ(Nexus 4)のタイムラプス撮影用アプリ(EasyLapse)で15分おきに温度計を撮影していたのだが、大変期待外れなものだった。撮影開始の1時間後にスマフォがスリープしてしまっていて、たった4枚しか撮影されていなかったので、すごくがっかりした。また、撮影した画像は動画にするしかなく、動画に変換すると、「撮影したデータ」(静止画と思われる)が削除されてしまうし、「データ」を取り出す機能もないので、全く役立たずだった。このような用途には、「インターバル撮影」で検索した方が良かったようだ。

その結果、HDD温度とマザーボード温度も並行に変化しており、日中、室温がかなり高くなり、帰宅時に約30℃になっていたにも関わらず、ファンの回転数がほとんど上がっておらず、HDD温度は40℃まで上がっていた。

この原因を考えると、確かにHDD自体の発熱は室温との差なのだが、HDD温度もマザーボードと同様に、室温と並行に遷移するため、差は常にほぼ一定になるので、その差でファンの回転数を制御しても、ほとんど回転数が変化しないのである。

ちなみに、最高温度は、室温: 30℃(推定)、マザーボード: 35℃、HDD: 40℃だった。マザーボードとHDDの温度のグラフの形状は似ているので、それぞれは約5℃の差で並行に遷移するようだ(HDDがアイドル時)。

だから、やはり、絶対的なHDDの温度でファンの回転数を制御することに意味があるのだろう。そして、いくら室温が高くても(HDDの温度より低ければ)、風を当てればHDDは冷えるのだ。

マザーボード温度は、室温の推定には使えるが、冷却の制御には使えないようだ。名案だと思ったが、残念だ。

(7/22 7:12 グラフを追加)

(7/22 7:07追記) その後、回転数制御に絶対的なHDDの温度を使う方法に戻し、設定を調整して、再度、PCに苦行をさせてみたw 昨日の朝から夕方まで、冷房を停めた室内でPCを起動したままにして、その間の外気温・室温(注)、HDD温度、マザーボード温度、ファン回転数を記録した。以下に結果を示す。

測定終了時(19時頃)の状況(気温・室温以外は、その日の最大値だった):

  • 外気温
    • 今回: 30.0℃
    • 前回: 27.4℃
  • 室温
    • 今回: 32.8℃
    • 前回: 30.7℃
  • HDD(新HGST)の温度
    • 今回: 41.0℃ (室温+8.2℃)
    • 前回: 40.0℃(室温+9.3℃)
  • マザーボードの温度
    • 今回: 36.0℃ (室温+3.2℃)
    • 前回: 35.0℃ (室温+4.3℃)
  • HDDファンの回転数
    • 今回: 1216 rpm (通常時: 約1050rpm)
    • 前回: 1036 rpm (通常時: 約1050rpm)

今回は、期待どおり、HDD温度に合わせてファンの回転数が変化した(約100rpm/3℃)。ファンの回転数がほとんど変化しなかった前回と比べて、以下のようなことが分かった。

  • HDDの室温からの増分は、前回より1℃しか低くなかった。→ まだファンが遅い? 室温が高くて冷えない? HDDの熱容量は大きいので、1℃でも効果があったと考えられる?
  • マザーボード温度の増分も、前回より約1℃低かった。HDDファンが速くなった効果?

結論としては、期待ほどではなかったが、それなりにファン回転数制御の効果が見られたので、しばらく使ってみることにした。なお、ファンの回転数は約200rpmの余裕があり、まだ高速化することも可能だが、効果は疑問だし、その分うるさくなるので、更に高温になった場合に備えることにする。

注: 外気温と室温は、「beeCam Easy連写」というインターバル撮影アプリで温度計を撮影していたのだが、間抜けなことに、ACアダプタの電源を入れ忘れていて、約4時間でスマフォ(Nexus 4)が落ちてしまって、失敗した。また、このアプリも画像を外部に取リ出せないので、期待外れだった。次回(やるとしたら)は別のを使おう。どうも、名前に"Easy"と付いているのは良くない気がする。

 

PS.アイデアが浮かんで、プログラムを作って、更にアイデアが浮かんで来て、それを実現していくのはおもしろかったのだが、この制御の仕組みは今のマザーボード(ASUS P8H67-V)に大きく依存しているので、もしPCを新しくしたら、このプログラムはまず使えない。少なくとも、同じメーカーでないと無理だろう。その点が、ちょっともったいない気がする。でも、考え方は転用できるし、おもしろかったから良しとしよう。

そういう意味では、今のPCのハードとLinuxは、さまざまなカスタマイズをしてしまっていて、新しいPCに移転させるのは、ものすごく手間が掛かる気がする。カスタマイズした自分ですら、(記録はあるけど)何をどうしたか思い出せないので、同じことをやれる自信はないし、する気分にもならない。まあ、バックアップはあるし、まだ壊れていないので、その時に考えたい。

(7/18 6:24 加筆・修正)

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i-modeは、今となっては、すっかり「前世紀の遺物」になってしまった。一時はすごい勢いで、誰でも使っていたものだが、今では「なければ良かった」とさえ言われている。そういう評(ネットのものだが)を読むたびに、僕は、(自分の)技術的センスは悪くなかったと、再確認する(ISDNでもADSLでもそうだった)。

僕は、i-modeに関連する仕事をしていたことがあったのだが、最初に仕様を見た時、「ドコモは何でこんなクソみたいに面倒なことをする(させる)のか?」と思った。だって、素直にTCP/IPという出来上がっている標準を使えばいいのに、わざわざ劣化した規格を(知ったかぶりして)でっち上げて、お抱えのメーカーに作らせていたのだから。

当時は、ドコモの連中(有名だった女の人ではなくて、技術屋)が、「自分たちの規格」を作りたかったのだろうと想像していた(大企業だとそういうことは多い。金に物を言わせる自己満足の極みだ)。もちろん、当時の携帯電話にTCP/IPはハードルが高かったのは確かだが、不可能ではなかったと思う。ちゃんと調べないといけないが、その前後に、海外の携帯(Nokia?)でTCP/IPが使えるものがあったのではなかったか?

そんな(独りよがりな)独自規格を押し付けるドコモのせいで、知ってのとおり、日本の携帯は(通信方式だけが原因ではないが)「ガラケー」と呼ばれるようになり、世界から取り残されてしまい、無事、iPhoneに市場を奪われてしまった。

調べたら、i-modeの対抗だったのかは分からないが、同時期に、海外では、WAP (1.x)という、i-modeと同じ用途の規格があった(僕は、これもしょうもないと思っていて、i-modeの代わりになるとは思っていなかったのだが、すぐに廃れたので、すっかり忘れていた)。という訳で、ドコモだけが悪者ではなかったようだ。

だから、あの時、ドコモもWAP陣営も、「普通」にTCP/IP(および、その上位層の各種規格)を使う方向に頑張れば良かったのにと思う。誤った「いいアイデア」は、国すら滅ぼす。

 

PS. もちろん、仕事だったので、当時、嫌々ながらも与えられた仕事をし、そのおかげでいろいろな経験を積めて、お金ももらえた。でも、それは局所的なことであって、大局的に見れば、間違った方向だったと思う。仮に、当時の携帯にTCP/IPを載せる仕事が来たなら、最初は「無理です!!」と言い、ものすごく苦しみながらも、やっぱりやって、結局いろいろな経験を積めただろうから、個人のレベルでは同じことだったと思う。

PS2. 他に、最初から筋が悪いと思っていた技術は、IPv6だ。まるで石油のように、「IPアドレスが枯渇する」と言わ続けて数十年(25年?)。今になってようやく、使われ出しそうな気配ではあるが、問題がいろいろ見つかっているようだ。しかも、「無限に使える」と言われていたIPv6のアドレスも、やっぱり有限だと認識されて来たようだ(僕は、最初から、無駄が多いから無限は眉唾だと思っていた)。果たしてどうなるか。

個人的には、まずは、(インターネットの初期から携わっていた企業などに)無駄に広く割り当てられている(→ 参考)アドレスを回収して再配分するとか、一旦全部の割り当てをなしにして、全部を動的に割り当てる方式を作る程度でいいと思うのだが、こういうところにも利権があるのかも知れない・・・

「(アドレスは)有限」という言葉から、仮想通貨のビットコインを思い出した。先日知ったのだが、ビットコインも総量は有限で、新たに生み出すには、「マイニング」(簡単に言えば、みんなで集計すること。これについても、僕は泥臭くてイマイチだと思っている)をしなければならないとのことで、今、一部で盛り上がっている(例: グラボを多数挿したPC)ようだ。

仮想通貨と違って、IPアドレスは新たに「生産」することはできないが、マイニングみたいなことをIPアドレスでも実施すれば(例: 確実に休眠しているアドレスを発見して、通報する)、みんなハッピーになれるかも知れない?? いや、それは、単に、アドレスの追い剥ぎなのか?w

余談: 更に検索していたら、(IPv4アドレスは、各桁で)0から255までしか使ってないから駄目だという要旨のtweetを見て、笑った後でなるほどと思った。可変長アドレスのクラスや方式(クラスVとかIPvV?)を作ればいいではないか! その区別に使うためのブロックは、どこか(例: ソフバンw)から召し上げるのだ。今の技術なら、きっと対応可能だろう(本当? → 可変長の番号付けは、古き良き電話ですら、大昔からやっているのだから、不可能ではないように思う)。

(なんか、こっちの方が本文よりおもしろくなったなw)

PS3. また繰り言になるが、IPv6で思い出した。今から20年近く前だったか、昔の会社で、IPv6対応をどうするかの打ち合わせで、僕は既存のIPv4の資産を生かした案(v4をv6に変換する仕組みを追加する方式だったか。要は手軽にお茶を濁す案)を提案したのだが、応答は「・・・」で聞き入れてもらえず、「ちゃんとした」IPv6対応をすることになってしまった。まあ、上位層の意思を忖度したのか、最初からそういう方向に決まっていたのだろう。

それから別の人たちが頑張ってIPv6対応したのだが、結局は、(今でようやく10%台という状況を見ても分かるように)全然普及せず、無駄な労力だった。やっぱり僕が正しかったのだ。技術者としてはIPv6をやる方が正しかったのだろうが、トータルで見れば間違いだった。

その決定のために、僕の担当していたIPv4製品は過去の物になってしまい、すごくやる気を削がれた。おまけに、その「別の人たち」は、「v6最高!」とかいう意識高そうな言動や、既存の製品との互換性などを無視して好き勝手に作っていたので大変ムカついたものだが、今はどういう顔で何をしているのか、ちょっと見てみたい。やっぱり、自宅でもv6を使っているのだろうか?w

大学の友人Nもv6信奉者で、当時、「v6じゃないと駄目なんだ」とか言っていたが、随分先の話をしていたようだなw

(23:44)

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