例の「データは破棄したから残ってないよ」の件で、ちょっと逆張りしてみる。

北から「隅々何一つ欠かない完璧な馬鹿」と絶賛のトップが分かってないのは当然として、それを叩くマスコミもそれに情報を流す「ITジャーナリスト」も分かってない。以下、日刊ゲンダイDigitalの記事「名簿破棄の大嘘 安倍首相「シンクライアント」でまた墓穴」記事の2ページ目より引用:

「それでも元データが消えるなんて、あり得ません」と言うのは、ITジャーナリストの井上トシユキ氏だ。こう続ける。

「シンクライアント方式は完全なデータ消去が困難なシステム。単なる中継サーバーならともかく、集中管理している大本のサーバーが現在も稼働していれば、元データは確実に残っています。削除しても特殊なソフトウエアを使えば復元可能です。

(以下略)

「へー、そうなんだー。すごいね」(棒読み)と言いたいw

一般論ではそうかも知れないが、仮に政府のサーバ(この記者が「サーバー」でないのはおかしいとか言っているのは こそばゆいし、逆に、某トップが「サーバ」と言ったのは、なぁんにも分からないながらも、一応、レクを覚えていたってことだろうw)が、USの国防総省にあるような(想像)すごいシステムを採用していて、削除したファイルが本当に復活できないようになっているかも知れないし(これは可能だ。良くある、完全消去アプリと同様)、普通のサーバだって、常時稼働しているのなら、削除してから長時間経ったら、ストレージの使用領域が一周して、ファイルが上書きされてしまって復活できない場合もある。後者だったら、どんなソフトでも復活は無理だろう(まあ、それでも些細な物理的な痕跡を元に復活させることもあるようだが、「確実に残っている」と言えるかねえ・・・)。

論理的に考えれば、いかなるストレージも有限の容量なので、元の記録に上書きすれば記録はなくなってしまう。もしそうでなくて、いかなる記録の履歴も後から自由に取り出せるとすれば、「(経済的に)無限の容量を実現できた」ってことで、ノーベル賞くらいはもらえるのではないかw 無限でなくても、書き込んだらすぐに削除すれば、少なくとも2倍には使えるはずなので、僕は是非その方法を教えて欲しいくらいだwww

それにしても、この記者も「ITジャーナリスト」も、実物(サーバや構成)を見てもいないのに、良くこんなことを自信満々に言えるものだ。野党も、こういう筋で突いて本当に復活できなかったら、折角の穴が塞がれてしまいかねないではないか。一休さんのように、「削除したデータを復活させられるのなら、端末をお貸ししますので、是非お願いします。丁度困ってたんですよー」とか言われて駄目だったらどうするんだろうか?w

まあ、実際問題としては、データはどこか(例: バックアップ(の履歴)、担当者のPC(「シンクライアント」と言っても、きっと誰かのノートPCにあるよw)、紙)に残っているのは確実だ。でも、この件の一番の問題は、国政の情報を余りにも短期間に削除する(恣意的にそうすることが可能な)規則にしたことだと思う。

まあ、情弱(ITどころか、政治だか行政だかの基本すら分かってない)の極みというか、逆に斜め上を行っているというのか、「すごい」と言って絶句するしかない・・・

 

PS. データの復元(一般論)、それから、記録を残すことの重要性については、こちらの記事が正しい。ちゃんと分かっている人も居た。 (12/4 16:20)

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