先日の激安Wi-Fi子機は(僕には)完全にゴミだったので、別の物を注文したのがさっき届いた。最初はTP-LinkのUSB Wi-Fi子機にしようと思って注文したのだが、少ししたら気が変わり、幸い発送前だったのでキャンセルした。

まず、USBの子機は(どの機種でも)すぐに壊れるという口コミが多い(確かに、僕が以前持っていたのも、普通に使っていたのに数年(2年くらい?)で壊れてしまった)。それで、普通に長持ちしそうなものにしたくなった。それから、Linuxで使えるかどうかが全くの賭けになってしまう(しかも、カーネルなどの更新によって使えなくなることすらある)のが嫌だった。

それで、PCに内蔵するPCI ExpressのWi-Fiインタフェースカードにしようかと思った。が、確かに、壊れにくさとLinuxとの互換性はUSBに比べて良さそうではあるが、将来性も汎用性もないので止めた。もちろん今のPCには使えるだろうけど(それだって保証はない)、次のにはきっと使えない(挿せない)と思うのだ(まあ、そもそも次のはWi-Fiは内蔵されているだろうけど)。

それで、最高に互換性が良くて最も汎用性のある、Ethernet-Wi-Fi中継器(ブリッジ)にすることにした(実は、以前も何かの機会に少し考えて止めた)。良く、「ホテル用」などと言って売られているものである。これなら、およそどんなOSでも使え、PCを変えても確実に繋がるし、使わなくなっても他の用途に使えそうだ(が、今は「出張」なんてないし、そもそもホテルのLANは全然信用してなくて使ったことがないから、機会は少ないだろうがw)。

いくつかの製品を比べて、やっぱりTP-LinkのTL-WR802N(以下、WR802N)にした。3年保証なのと、日本の他社製品に比べて若干評判が良かったのが大きい。他社のは、良く切れるとかすぐ壊れるとか基本的な機能が不足しているなどと書かれていた。Amazonで約1800円だった(ヨドバシにしたかったが、TP-Linkは初めてなので、初期不良時などの返品のしやすさを考慮してAmazonにした)。キャンセルしたWi-Fi子機より千円くらい高いが、機能が多く、使い回せて長持ちしそうだから良しとした。

早速試してみた。全般的にはいい感じで、がっかりすることは何もなかった。もちろん、何の苦労もなくPCと繋がった。とても小さいから邪魔にならなくていい。設定も機能もシンプルだけど、要所が押さえられていていい。例えば、外国(USと思ったらCNだったかw)らしく考え方がまっとうなのか、管理者のユーザ名が変えられるルーターを初めて見た。あと、EthernetポートにもWi-Fi通信にもアクセスを示すランプがない(ランプは上面の一個だけ)のは すごい割り切りだ(やっぱり、「あんなの−」だったのかねえwww)。

(ケーブルジャングルの中でw)TL-WR802NをPCに繋げて調整中

設定・構成について少し書く。

僕の場合、デスクトップPCのEthernetをWi-Fiに変換してモバイルLTEルータ(今はスマフォ(Nexus 4)で代用)に繋ぎたいので、「クライアント」モードにした。

ここでつまづきそうなことは、設定は全部webから行うのだが、初期状態ではクライアントモードでなく、普通のルーター(「ワイヤレスルーター」)のモードで、EthernetはWANが想定されているため、デスクトップPCを繋いでも管理用webには繋がらないことだ(もしかしたらできるのかも知れないが、僕は諦めた)※。それで、スマフォ(AQUOS sense lite)をWi-Fiで接続して、モード切り替えなどの初期設定をした。この時点では全くのノーガード状態で、初期値を知っていれば誰でもWi-Fiで接続できてしまうので、素早く管理者のユーザ名・パスワード、WR802NのSSID・接続用パスワードを変更したいが、スマフォなのでなかなか面倒だった。しかも、細かいことだが、ブラウザはOperaではうまく表示できず、Chromeに切り替えた。

※この原因は、WR802NがIPアドレスでなくホスト名によるURLで管理webにアクセスさせるためである。確かにシンプルで、一見操作しやすいのだが、一番最初に接続できるIPアドレスを書いておいてくれれば、PCでEthernetからアクセスできたかも知れないので残念だ。口コミを見ると、(日本の製品はほとんどIPアドレスのせいか、)この辺りでつまづいている人が居たようだ。外部ネットに繋がった状態でWR802Nのホスト名のURLを打っても、「そんなの知らないよ」って言われるのがオチだろう。

でも、まあ、うまくできているとは思う。ホスト名とIPアドレス(後者は使える状態が限られている)がいろいろ書いてあっても混乱する人は多いだろう。逆に、URLがホスト名のおかげで、動作モードを変えても管理webのURLが変わらないので、多くの日本製ルーターのように、モードを変えたらIPアドレスを打ち直す(しかも、自分でアドレスを変えたりすると混乱がひどい)手間がないのはいい。これができるのは、中のDHCPやDNSサーバが常に「ちゃんと」動いているからで、なかなか大したものだ。

とは言え、欲を言えば、詳細マニュアル(そんなものは添付されていないw)のようなものに管理webのIPアドレスの一覧を書いておいてくれると、ありがたかった。

初期設定後は、PCからも普通に管理webが開けるようになって、細かい設定ができた(といっても、それほど多くないが)。そして、WR802NがLTEルータ代わりのスマフォ(Nexus)のWi-Fiテザリングに接続したあとは、何も問題なく外部にアクセスできるようになった。当然ながら、(Nexusが遅いので)通信速度は今までと同様、ダウンロードが10Mbpsだった。ただ、なぜかアップロード速度が4Mbpsくらいに上がった。この値は先日外で測った時と同様なので、USBテザリングが遅いのかも知れない。

また、諦めたUSB Wi-Fi子機で起こった、大きなファイルの送信でWi-Fi接続が切れる問題が起こらないかの確認をしたが、当然ながら大丈夫だった(ただし、後述の消費電力測定中には切れた。これは、電流測定用に抵抗を入れたせいかと推測している※)。それから、(テザリングをoff/onして)モバイルルーターを外に持ち出して戻った時に自動で再接続できるかも確認したが、再接続まで少し時間が掛かる(1-2分?)ものの、大丈夫そうだ。 → その後、実際にNexusを持って外出してみたが、帰宅したらちゃんと再接続された。

※このこと(というか、全然脈絡がないが・・・)から、諦めた子機は、消費電力の上昇(→ 発熱)に伴って動作が変わってしまって、ハードがうまく動かなくなるのではないかと想像する。それは、無理やり動かすために処理をスキップした部分が関係しているのではないか。

それから、全然熱くならないのにも感心した。これなら長持ちしそうだ。 → ちょっと残念なことに、稼働して数時間経ったら暖かくなっていた(熱くはない)。 (22:02)

個人的には、熱いのは「駄目」(電気の無駄)で、機器の寿命を縮める原因だと思っている。だから、ファンで強制空冷なんてクソだし、真空管なんて全くの論外だ。やっぱりクールに行きたいね。でも、寒いのは嫌だw

次に、実使用時に電源をどうするか考えた。PCのUSBポートに繋ぐのと、PCの電源に連動してon/offする(そういうテーブルタップを使っている)外部ACアダプタで電源を供給する方法がある。前者だとPCがスリープ中もWR802Nの電源はonだが、後者ならスリープ中はoffにできる。

ACアダプタが増えるのは煩雑なので、USBポートの電源をon/offできないか試したが、なぜか以前と違ってできなかった(電源自体は制御できず、論理的に有効・無効になるだけのようだ)ので諦めた。まあ、AC電源を使うものは他にも山ほどあるし、PCに合わせてon/offすれば、WR802Nが頻繁にリセットされるから変な状態になりにくくなることが期待できるので、ACアダプタにした。

もしPower over Ethernet対応だったら、接続が1本だけで済んでとてもスマートだが、高くなるだろうし、期待通りの電源制御ができるかは不明だ。

あと、PC内の5V電源(HDD用?)を取り出して使えば、ACアダプタが不要になるうえ、スリープに合わせて確実にon/offできるが、ショートなどのリスクはある。でも、やりたい気分だw

(1/23 1:42) つい魔が差して、やってしまったw 最初はHDDなど用の4ピンコネクタから電源を取ったのだが、テキトーに作ったので安全性が低いうえに見栄えが悪いので、同じく5Vが出ている内部のS/PDIF用端子から取った。実は最初からそうしたかったのだが、端子(4ピン)に合うコネクタがないので諦めていた。しかし、ジャンクを漁っているうちに、使っていないIEEE1394内部接続用ケーブルを見付け、そのコネクタ(10ピン)を上下半分に切って(割って・削って)挿さるようにし、ケーブル・ピンも流用して、S/PDIF用端子からUSBポートに電源を供給するケーブルを作った。

PCのスリープ時にはS/PDIF用端子には電源が供給されないので、スリープ(もちろんon/offも)とWR802Nの電源が連動する。なかなかうまく行った。

これができたらWR802NをPC内部に入れることもできそうだが、さすがに止めておく。やるのはいいが、Wi-Fiの電波が弱くなってしまいそうだし、ランプが見えないと状態が全く分からないから、不安だ。

(1/23 16:43) おもしろそうだったし、外見がすっきりするので、やっぱりPCの中に入れてしまった。前側の光ドライブの上なら電波は大丈夫そうだが、ランプが良く見えない(隙間から かすかには見えたが・・・)し固定が難しいので、後ろのカードスロットの横にした。穴からランプから見えるし、妙に幅がぴったりで固定しやすかったのだ。

WR802Nを針金で固定してひとまず中に入ったのだが、どうもケーブルの通し方が気に入らなかった。Ethernetも電源もスロットカバーの隙間を通していたので、いつかショートしそうな気がした。それで、電源は外から取る必要が全くないので、4ピンコネクタから取ることにし、4ピン-micro USBケーブルを作った(上のケーブルは実に短い命だったw)。Ethernetは、全く使っていないジョイスティック用コネクタを外して通した

なお、金属ケースの中に置いたので、電波が弱まって通信速度が下がらないか気になったが、今のところは大丈夫なようだ。しばらく様子を見て、遅いようなら別の場所を考えよう。まあ、Nexusとの距離は数十cmだし、ケースには穴が沢山開いているので、全然問題ないのかも知れない。

なんか改造し過ぎな気もするが、これで僕のPCがWi-Fi内蔵のようになった^^

(1/24 9:43) まだ満足しなかったw 針金で固定するのはどうにもスマートでないうえに取り外しが面倒なので、改良した。少し考えて、使っていないポイントカードを折り曲げてホルダーにした。それを結束バンドと両面テープでPCケースに固定した。今度は上に引っ張ればスルッと外せるようになった。が、そのために若干緩い(それで、ウレタンやマスキングテープで少しきつくしたが、もう少し硬いカードのほうが良かったようだ)が、PCを逆さにしない限りは外れないだろう。 → その後、使うのを止めた針金でホルダーの外側を巻いて、保持力を強化した。それほど力は掛かっていないので、抜くのは簡単だ。厚いカードは、割れたりうまく折れなさそうな気がしたので止めた。何か丁度いいもの(カセットテープのケースのような、挟めるもの)があればいいのだが、そうはないだろうな。 (1/24 15:18)

消費電力を測ったら、概ね1W(0.2A)以下だった。連続して通信すると増えるが、なぜか750mW(0.15A)くらいまで下がることもある。決して少なくはないが、PCに比べれば誤差の範囲で、あってもなくても同じようなものだろうw

他に気付いたことは、底が平らで滑りやすいことだ。手持ちのウレタンの脚を貼ったが、寒いせいか古いせいか、余り効かない。

今のところ気付いているWR802Nの欠点は、上にも書いたが、Wi-Fi切断後の再接続がちょっと遅目なことくらいだ。でも、耐えられないほどではないし、PCのDHCP関係を調整すれば何とかなるかも知れない。

(1/25 7:01) PCの設定をDHCPでなく固定IPアドレスにすると、再接続が速くなる感じだ。実際に再接続時間を比べた訳ではないが、再接続時(Nexusを持ち出して戻った時)にエラーが起こらない(スリープからの復帰時も同様。ただし、当然ながら、持ち出し中のエラーは起こる)し、何度も「接続・切断した」というダイアログが出ないのが鬱陶しくなくていい。

この構成なら、設定を変更するだけでスマフォ(AQUOS)からの自動画像取り込みも動くので、好都合だ。なお、ルーターが変わったら、PCまたはルーターの再設定が要るが、そう頻繁に変わらないので問題ないだろう。

WR802Nがうまく動いたので、PCのNexusからのUSBテザリングが不要になり、Nexusは(PCに繋がず)ACアダプタに接続するようにしたので、PCのスリープ中に電池切れになることはない(電池寿命には良くないだろうが、そもそも、Nexus自体が古いのでいい)。

という訳で、しばらく使ってみる。

 

PS. 今日もイライラしたことがある。USBのコネクタの種類だ。特に、ミニとマイクロにはイラつく。ちょっと試そうとした時に、やっと長いケーブルを探したのになぜか挿さらず、見たらミニだったり、大きいの(B)やLightningすら出て来て、大変イライラしたw ミニの後にマイクロを出した人は「死刑」だ。あと、Lightningを出した奴も! それ以外に、Aコネクタ(PC側)だって、いつも裏表が分からなくてイライラする。まったく困ったものだ。

PS2. 今回はAmazonプライム(お試し)のお急ぎ便にしたら、配送が"Amazon"になっていて、例の悪評高い「デリバリープロバイダ」(良く分からないが、デリバリープロバイダとAmazonの配送は違うのだろうか?)なのかと思って身構えていた。が、全く問題なくて拍子抜けした。制服らしきものを着ていたし、態度もちゃんとしていた。これならいい。でも、そのうちまた退会する(と思う)。

PS3. 完全無線に関係するのでついでに書くが、iVideoなら、モバイルルーターは買わずにレンタルする方が得策な感じだ。まず、レンタルしても安いし、僕はルーターにこだわりがないし(とりあえず、ちゃんと繋がればいい)、自然故障やバッテリの劣化に関しては無償で対処してくれるからだ(これついてはwebに書いておらず、聞いたことなので、実際には各自確認すること)。借りたルーターを紛失したり壊した場合にはお金が掛かるが、自分で買ったものでも同じくらい(それ以上?)掛かるから、変わりはない。

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