いつからか、あることに気付いた。血圧を何度も繰り返して測っていると、低くなる場合があることに。例えば、高い時は最初は上が150mmHg台くらいなのだが、5分、10分、20分(!)としつこく繰り返していると、130台になることがあるのだ。その理由は不明だが、測り始めは緊張などで高目になっているのかと想像していた。

そこまでならまだ良くて、低い値が連続して出ているのなら良かったのだが、段々、低い値の途中で出た高い値を除外して記録して、その回の平均値が低くなるようにしてしまった。それを続けていたら、「もしかしたら、近頃は血圧が低くなったのか?」、「今までは測り方が悪くて高かっただけ?」などと思う(空想する)ようになった。

でも、昨日、どうもそれはおかしいことに気付いた。というのは、血圧の変動が激しいとして(だから、毎回高い値と低い値が混在するのだろう)、それらのうちで低い値だけを使ったら(値の恣意的な選択)、測定値としては正しくないものになるからだ。この場合、一定間隔で測定していないからサンプリング定理はちょっと違う感じだが、エイリアシングのようなものになってしまって、全く意味がない。ほとんど「捏造」だ。

いかん!

自分のデータだから誰にも迷惑は掛からないが、正しい血圧が分からなくなってしまう(レースと違って、一度でもいいからいい値を出すのが目的ではない)。なので、そういう姑息なことは止めた。似たようなことをするとすれば、例えば、以下のような方法だろうと思う。

  • 最初の数回分は捨て、以降は連続して記録する。
  • 一定時間経過後、あるいは、しきい値を下回ってからの値を連続して記録する。
  • 間引くなら、2回とか3回とかの一定間隔で測定値を間引く。

以上、一応まだ技術者なので、測定・計測・データ処理はちゃんとしようと気付いた話だった。

 

PS. 似たような例として、看護師さんに測ってもらう時、よく、高いと測り直してくれて一番低い値にしてくれることがあるが、それはありがたい(と感じるが、本当にそうなのか?w)けど本当は正しくない。複数回測ったとすれば、平均を使うべきだ。

PS2. まあ、どこかの国のように、碌に計測もせず(= 正しい現状認識をせずに)、碌な知識もないのに、目標(何をどうしようとしているのか)が不明な対策を打つよりはいいと思うwww

まあ、そういう輩は、結果・効果すら恣意的に測って常に「成功」する(失敗しない)ので、文字どおり「政治的に正しい」と言え、幸せな連中だとは思う(爆)

PS3. そもそも、血圧にしたって、もちろん正しい血圧を測るのが目的ではなく、血圧の値を低くするのも目的ではなくて、血圧が高いために起こる問題を防ぐことが目的なので、その点で、対症療法の薬を出すだけっていう「治療」には結構疑問がある。

もしかしたら、血圧が高くても問題が起こらないかも知れないのに、全体的な「適正値」(年々下がる一方だ)が当てはめられて、個人差が考慮されないのがどうも不満だ。

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