鳩よけのワイヤーの上に、あるいはワイヤーを無視して手すりに止まる、いまいましい鳩。それどころか、ついに抜け穴を見付けて室外機の上に入り、まるで猫がゴロゴロするように安心した体で鳴くようになりやがった。

前面のガードはばっちりだったのだが、横の上部のワイヤーが一本と手薄だったので、そこの隙間から入ったようだ。ただ、巣作りの材料の木の枝をくわえている場合は入れないのが、せめてもの救いだった。良く分からないのだが、巣作りをする鳩とこの入り込む鳩は、別なのだろうか?

もう、完全に舐められた気分で怒り心頭だったのだが、さすがに結構疲れてしまって(これは結構精神に来る・・・)、すぐには対処する気になれなかった。これ以外にも、巣作りのためにほとんどひっきりなしにうちのベランダに飛来し、駄目だと分かってから(おそらく隣に)移動するので、気が休まらない。いい加減学習して欲しいのだが、鳥頭と言われるだあって、そこまで頭が良くないのか。旧居では下のガキなどの足音・奇声・物音に悩まされたが、「今度は鳩か!」という気分だった。

が、少し放置して休んでいたら気力が出たので、昨日補強した。先日買ったステンレスのワイヤーで室外機の側面上側にガードを追加し、手すりのワイヤーもステンレスに張り替え、支柱を更に曲げてワイヤーがなるべく手すりの中央を通るようにし、鳩が乗ってもたるんで手すりにつかないように張力を高めた。更に、戦争映画の鉄条網のように、ワイヤーの回りに緩いワイヤーを巻きつけ、フェイントにしようとした※。いろいろやったので、3時間近く掛かった。

※最初はワイヤーにトゲを付けたかったのだが、固定が難しいので止めた。そして、鉄条網で思い付いたのだが、もしこれでも駄目だったら、有刺鉄線を買って来て、本当に鉄条網のようにしたい。でも、作業できるのだろうか?w まあ、冗談だけど、そのくらいの気分だ。

あと、ワイヤーを買った時は見た目で(約0.6mmでは)太いかなと思ったのだが、実際には細いくらいだった。もう一段細いのと迷ったが、それだと強さが心配だっただろう。そして、作業し出した時は、細くて鋭いのを意識しなかったために指に刺してしまい、なかなか痛かった。あと、細いから こんがらがりやすくて、難儀した。

そして今日、効果を見たくて楽しみにしていたのだが、不思議なことに鳩は来なかった(まさか、鳩でも日曜日は休むのか?? あるいは、コロナ対策で外出を自粛している?w でも、こういう時はどこに居るんだろうか。巣がないから必死で作っているんだろうに。謎だ)。天気が悪いせいなのか、ステンレスが光っていて寄り付かなくなったのか分からないが、おそらく少し経ったら来るだろう。その時に効果が分かる。

ちなみに、手すりのワイヤーを鳩が乗ってもたるまないように強目に張ったので、例の雀以上鳩未満のムクドリらしい鳥は、たやすく止まっていたw さすがにちょっとがっかりしたが、まあ、先日の方針どおり、彼らはまだ悪事をしていないので許す。

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