気付くと、いくつかのことをばっさりと捨てていた。例えば・・・

  • 映像(TV・映画など)
  • 本(文学など)

その他に、速い車、自炊、自転車、プリンタ、手帳、紙の写真、賀状、見栄を張る・格好つけること、(無理のある・無意味な)人付き合いなど、書き出すと随分いろいろあるが、ここは文化・芸術的なことに絞る。そういうものではピアノを手放したが、諦めたからで、なくてもいいから捨てた訳ではない(ものすごい余裕があれば、大きなグランドピアノ(フルコンとは言わないが、(サイズとして)C7くらいは欲しいな)を眺めて暮らしたいw でも、見るだけじゃ詰まらないな。まあ、ご飯は進みそうだがw)。

映像は全く観ない訳ではないが、なくてもいい。そもそもTVもビデオプレーヤーもない。好きな映画はあるが、あらすじやシーンなどを思い浮かべたり、検索してちょっと見る程度でいい(おそらく、後述の脳内演奏同様、記号化されて頭の中に格納されているのではないか)。映像に近いものとして、劇は捨てたつもりはなく、機会があれば観たいが、「(手配とか面倒だし、大体分かったので)まあいいか」って感じだ。

それらの代わりに音楽があればいい。ただ、オペラは(僕には)要らない(やっぱり面倒だ)。聴くだけでいい。「脳内演奏」(演奏しなくても、「パブロフの犬」とかレモンや梅干しのような場合もある)でもいい※。更に無音があればいい。

※そういう意味では、以前やりたいと書いた「脳内演奏」はできている。脳内で完璧に演奏しなくても良くて(その必要はなく)、自分の好きな曲を見付け、その自分好み(本当は「作曲者の意図どおり」であるべきなのだろうが)の演奏を見付ければ、あとはOKだ。それ以上CD(演奏の記録)を買う必要も、コンサートに行く必要もない。だから僕にはSpotifyのようなサービスがとても合っている。今朝、散歩中にそういう結論になった(今はね)。

本は意図的に捨てたのではなく、「読めない身体(頭)」になってしまった。数行とか一ページくらいで、「じゃあまたあとで・・・」になってしまう。本の価値を否定する訳ではなく、読めれば読みたいけどやっぱり読めないし、(自分としては)それまでに随分読んだから、読まなくても「まあいいか」って気はある。

それについて大変思い上がったことを書くと、映像作品も文学作品もいろいろなパターンを知ってしまって、それ以上にすごいとか新奇とかおもしろいものがあるとは思えないのだ。音楽にも同様の感はあるし、それどころか、日々の生活ですらそうだ。いや、実際には新しいものはあるとは思う。僕の興味とか頭の硬化の問題だと思う。

そして、今のところ、絶対に捨てられないのはPCだろう(「スマフォでは駄目なんです。キリッ」w)。以前も書いたが、そのことが非常時には結構なリスクになる気がする。とはいえ、PC一式をかついで避難することはできない(ノートPCも余り好きじゃないし、そもそも通信回線がない)ので、どうにもならない。

 

PS. そういう訳で、手持ちの映像作品のDVDなどは、ここ数年全く観ていないから処分したい気もするが、一応好きで買って思い入れもあったので、どうにも決断できない。その時は、ここ数年全く触ったことのないCDも一緒に、一気に処分したい。更に、心理的抵抗は岩のように大きいが、(プレーヤーすら持っていない)レコードも処分したい。そうしたら結構物が減るだろうな。

PS2. グランドピアノの価格を調べたら、意外に安かった。ヤマハのC7Xは350万円と、ちょっとしたいい車より安い。調律は要るが(弾かなければ不要だが)、ガソリンもオイル交換も不要だし、税金も保険も車検もないから、維持費も安そうだ(いやいや、実際には空調の効いた頑丈な部屋が要るけど)からお買い得だ。だけど、やっぱり、一台持つとしたら、兎にも角にもスタインウェイだろうwww (すると、値段はきっと一桁上になるんだろうな・・・)

ちなみに、重さも車よりずっと軽くて、C7クラスだと400kgくらいしかない。軽より軽いじゃないか(爆)

 

(結構前に書き出したが、発展させるのが面倒になったのと、他のネタが熟成中なので、主に脳内演奏について加筆して公開した。)

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2件のコメント

  1. naoki:

    グランドピアノを軽自動車と比較しないで下さい。特に重量w

    僕も今日までの4日間、連休となりまして部屋の片付けをしてます。

    正直、家族が居なければテレビも処分しちゃうんですけどね。

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  2. れんと:

    ●ははは。比べるとなかなか楽しいですw 部品点数は、きっと断然自動車が多いんでしょうね。そういう点では軽は安いですねw

    なおきさんも連休になっちゃいましたか・・・ いつもなら書き入れ時だったのかも知れませんね。

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