年中行事となりつつある、オーディオ関連機器・家具の配置換えw 実は4月末※から十日くらい前まで格闘していて、ようやくOKな感じになった。

※今調べたら、前回投稿した直後(4/28)に始めたようだ・・・

切っ掛け

今回やり出しちゃった理由とか切っ掛けは、「音の経路の障害を減らしたい」ということだった。前回は、スピーカーが机に隠れ気味で音の経路の障害になっていたけど、それなりにちゃんと聞こえるから良しとしたのだが、気持ち的には満足できなかった(その後、測定したり聴いて比べたら、やっぱり、障害がない方が特性も音(聞こえ方)も良かった)。

ピンボールと空中庭園?

最初に目を付けたのは、(前回は諦めた)古い小さい机(以下、小机)だった。これならスピーカーと机の間隔が広く取れるので、経路の障害にならないと考えた。ただ、前回試して諦めたように、せ・ま・過ぎるという問題があった。それを何とかしようといろいろ考え、小机の横にサブディスプレイの台を(他とか調達して)置き、狭さを緩和しようとした。更に、小机と新しい大きな机(以下、大机)の奥行きと小机の幅が同じなので、大机を縦に置いても良さそうなことに気付いた。ピンボール台のようだったが、大机の面目も立つので許したw

試してみたら(写真では分からないが、ディスプレイの後ろにも机の半分が伸びている)、経路の障害が減ったため、目論見通り高域が若干(2dB程度)改善できた(他の特性は変わらなかった)。とりあえずはそれで聴いてみようと思ったのだが、思わぬ問題に気付いた。置くスペースの都合でPCを机の左側に置いたのだが、僕は飲み物を机の左側に置くので、例によって手などでコップを引っ掛けて倒したら、飲み物がPCを直撃して大惨事になるのだ。

いくら注意してもやる時はやるので、とりあえずPCを机から離してみたのだが、やっぱり根本的に解決したくなった。それで、サブディスプレイを机とスピーカーの間に渡した板に載せて台を撤去してスペースを確保して、PCを机の右側に置いた。まるで空中庭園だと思って居たが、どうにも危険な感じはしていた。が、PCに比べれば、サブディスプレイはスペアもあるからいいかと思った。それに、この配置が良ければ、モニターアームを買ってちゃんと取り付けようと考えていた。

当初は、この配置で確定したと思って「ピンボールと空中庭園?」という題で投稿しようとしていた。

いくつかの謎、問題

試して居たら、高域(6kHz前後)に謎の山があることが分かり、高くはないのだが、耳閉感に関係しているのかと思った。その後、スピーカーを高くしたらこの山はなくなったので、経路の障害に関係していると思っている。想像では、経路障害で高域が落ちているのだが、なぜかこの辺りだけ落ちないために山になっているのではないか。

更に、この配置では、軽いが耳閉感が起こりやすいことが分かった。前回同様、イコライザのフィルタ数が左右共に7個ずつと多い(= 特性が素直でない= 配置がイマイチ)のにも原因がある気がした。今考えると、それもあるが、別の謎にも原因があったように思う。

その謎とは、時々、超低域(50Hz以下)のレベルが5-8dBほど小さく測定されることだ。どういう切っ掛けや原因なのかは分かっていないが、測る時によって変わることがあるようだ。レベルが低く測定された時にイコライザを調整すると、超低域が大き目になって耳閉感が生じるようだ。

スピーカーを少し高くした。

耳閉感が起こりやすいので、この配置は諦めて、再び、(耳閉感が起こっていなかった、)大机の横置きで経路の障害を何とかすることにした。その障害はスピーカーが机の天板より低いから生じるので、スピーカーを高くしてみることにした。ただし、高くし過ぎると共振が起こるので、障害が軽減される必要最小限の高さにしようと考えた。

それで、まずは、手持ちの薬箱に載せて試してみた(約12cm高くなった)。すると、期待通り高域の低下が減り、なかなかいい感じになった。試しに調整したイコライザのフィルタ数も左:5, 右:4個に減ったので、素性は良さそうだった。薬箱はフニャフニャなプラスティックなので、振動(または吸収)や共振で音が悪くなるかと思ったが、不思議なことに、特性は悪くなく、聴いた感じも分からなかった。ただ、さすがに弱くて不安定なので、台を買うことにした。

スピーカーの台を買った。

今回は昔と違って台の高さは50cmくらいでいいので(逆に、高いと共振が起こって良くない)、選択肢は多かった。が、ちゃんとしたものは高かった。それで、(前にちょっと書いた)IKEAのODDVARが有力だったのだが、非正規の店なので割高になるのが気に入らなかった。それで、ホームセンターで探したら、AISのオープンラックシステムOPR-5030というのが良さそうだった。ただ、これを立てて置いた場合、構造の関係で強度に不安があった。メーカーに耐荷重を聞いたら、立てた場合の強度は測定していないが10kgくらいではとのことで、スピーカーは約7kgだから大丈夫そうだと考え、これにしようと思った。

買いに行く日、オープンラックシステムを見た店が遠かったので、念のため近場の店を見てみたら、買おうとした物はなかったのだが、別の物が目に留まった。その店のブランドのミニサイドテーブルという物だった。サイズ、特に高さが50cmと丁度良かった。脚が細くて弱そうだったが、耐荷重は15kgと、スピーカーの2倍以上あったので、問題なさそうだと考えて買った。一台約1500円と、ODDVARをAmazonで買った場合の半額、OPR-5030の約6割で済んだ。それから、設置位置をずれにくくしたかったのと、ついでに少しでも振動を減らせればと考え、ハネナイトという防震材を一緒に買った。これが意外に高く、約600円もした。そして、やっぱり いろいろ落とし穴があったw

早速組み立ててみたら、一台が不良品だった。最初は気付かなかったのだが、脚の底にキャップがなくて、出来上がりを眺め・撮影するために回したら床に傷を付けてしまった(それで気付いた)。これは電話して交換してもらった。

関係ないかも知れないが、不良だった台の箱を開けたら煙草の臭いがして、ちょっと嫌な予感がしたら、当たった。もう一台はそういうことがなかったので、それぞれ作業員が違っていて、性格が出たのだろうか?

もう一台を作って試してみたが、こっちは大丈夫だった。色は予想以上にスピーカーにマッチしていて、まるでオプション品のようだったのだが(まあ、スピーカーの表面が安っぽいプリントのビニルのためだとも言えるがw)、スピーカーを載せてみたら、予想通り、手で押すとぐらついた・・・ 耐荷重は「壊れない・潰れない」(絶対最大定格)値であって、普通に使える(typical)値ではなかったようだ。がっかりして返品したかったが、もう作ってしまったし自分勝手なので、何とかすることにした(駄目だったら別のを買えばいいと考えた)。

台の脚の固定で試行錯誤

心配は、スピーカーが出す音の振動で台がぐらついて音が劣化することだったので、それまで使っていた木箱(中にCDのリーフレットが詰まっていて重い)に脚をくくりりつけることにした。丁度、木箱を立てた時に蓋が開かないようにしていたマジックテープが使えた。微妙に木箱と台のサイズが合わないので、木箱は台と直角に置き、前側二本の脚だけを固定したら大分しっかりした。

また、台の脚の底にハネナイトを貼ったのだが、長期間置いた場合、床にくっついて表面の印刷を剥がしそうな気がしたので止めた。代わりに、脚には余っていた普通のフェルトを貼り、ハネナイトは気休めにインシュレーターの底に貼った。ここでも想定外のことがあった。ハネナイトには粘着剤が付いてなかったので、自分で両面テープで貼った。

設置し特性を測り、イコライザ補正した。耳閉感の主な原因と考えられる超低域(30Hz辺り)は、可能な限り減らした。なぜか右の超高域が低下しているが、サブディスプレイが少し掛かったのか、机上の小物が影響したのかも知れない。この辺りは僕には聞こえないので問題ないだろう。 ← (5/13 6:36) グラフの形に見覚えがあったので調べたら、以前(旧居の時)から右の超高域が低下することが多かった。旧居でも右のスピーカーの前にサブディスプレイがあったし、机の右端に小物を置いていたから(後述)、それらのせいかも知れない。

その後、試しに、後側の脚も段ボールを巻いた棒(「(反)魂柱」と呼んでいた)を脚と木箱の間に挟んで固定して、特性や台の振動(らしきもの)を比較したのだが、ほとんど違いがなかった。がっかりしたことに、固定しなくてもほとんど同じだった。台が振動しても共振しなければ大きな問題はなく、その他には、特に低音の振動を吸収して音が減ることを気にしていたが、どちらもないようだ。

振動対策の疑問

想像だが、僕が聴く音量では(例の重低音ドゥンドゥンの車と違ってw)台が揺れるほど大きくスピーカーが振動しないうえに、インシュレーターとハネナイトがスピーカーの振動を吸収しているのではないか。あとは、脚が細いため、固定している箇所までの部分で振動していることも考えられる。それから、固定に使ったマジックテープや(反)魂柱はナイロンや紙で強度(剛性?)がなくて、振動対策としては余り意味がなさそうな気もする。つまり、手で揺らしてみると、確かに ない時よりはずっとしっかりしているのだが、音の振動の周波数は通さずに(正確には無関係で)振動し放題なのではないか。だから、仮に、ステンレスのベルトと硬い金属棒を使い、更に、台の天板の直下で金属や石の塊に固定すれば少しは違いが出るかも知れない。が、それでは買った台の意味がなくなるw

更に分からないのは、インシュレーターやハネナイトは振動を吸収するのだろうが、もし理想的に吸収できたとしたら低音が減ることにならないか? それで点支持のインシュレーター(と言えるかは疑問)があるのかも知れない。であれば、点でなくても重りなどで強力に固定するほうがいい気もする。

この辺りは僕が苦手で知識もない機械とか構造の話なので、想像しかできない。そもそも、振動対策にしたって想像から始めたことだから、本当に必要かどうかも不明だ※。ただ、スピーカーの接続端子は結構緩むので、スピーカー本体は振動していると思う。

※音とは関係ないけど、車でも、そういう素人考えの余り意味のないチューニングをしている人が結構居ると思う。

それから、振動や共振での音質劣化を減らしたいなら、机のスピーカーの直前に小物を置いている時点でアウトなので、まあ、「これ(趣味)はこれ(ほどほど)でいい」のだろう。

謎の超高域の乱れ、低音不足感

それから、この配置では右の超高域(15kHz辺り)に低い山ができた(全体のグラフではベージュの線)。原因は、なんと、机の右端に置いたスマフォやリモコンだった。特定の領域に表面が硬い物を置くと、それで反射して強くなってしまうようだ。また、その物に起因する回折のために山の周辺では音量が低下し、上記の補正後の特性では超高域が下がって見えたのではないか。これが耳閉感に関係していたのかは確定していないが、特性が乱れるので、そこは「安全地帯」(または"danger zone")にして反射しやすい物を置かないようにした。

今グラフを見たら、左にも山があった。だから、机の天板自体も関係していそうだ。

その後、特性を見ても想像できるのだが、(前の配置でもそうだったが、)低音が不足して聞こえることがあった(例: The Beatles: "The fool on the hill": 1'20"辺りからの間奏の低音が少ない)ので、耳閉感が起こらない範囲で増やそうとしたのだが、無理だった。少しでも増やすと耳閉感が起こったので、諦めた。ただ、どうも低音の聞こえ方は曲の音作りや慣れも関係しているようで、今は普通の曲では不足には感じない。それに、この特性ならELTなどの音圧が高い曲(「海苔」)も楽に聴けるというメリットがあるのでw、悪いことだけではない。

それから、この配置にした時に、超低域を減らしてなるべく耳閉感を起こりにくくするためにバスレフポートを完全に塞いだのだが、それにも関わらず低域を増やそうとするのは矛盾しているので駄目だ。どちらかにしなければいけない。

という訳で、

どうやら、今のところはこの配置が最適ということになった。十日くらい試しているが、めでたく(元の普通の状態に戻っただけだが)耳閉感が起こらなくなった(ただし、耳や身体が疲れている時や元の音が悪い時は起こる)。音の経路の障害物がほとんどなくなっただけあって、高音がクリア・ストレートな感じになり、今まで聞こえていなかった音が聞こえることがある(何回書いたことやら・・・)。

最後に、この配置での音質について感じたことを少し書く。(リンクは参考のため)

  • 薬師丸ひろ子: 「ステキな恋の忘れ方」の打楽器の高音がクリア。
  • Paul McCartney & Wings: "Back To The Egg"の音がリアル(アルバム全体的に)。
  • 篠原涼子: 「恋しさと せつなさと 心強さと」やコスミック・インベンション: 「コンピューターおばあちゃん (Live)」で耳閉感が起こりそうな感じ。これらはひどいMP3(128kbps)なので、音源の質にも関係しているようだ。
    • → その後、Spotifyで「恋しさと−」を聴いたら耳閉感は起こらなかったので、やはり、「ひどいMP3」は原因の一つのようだ。そして、そういうMP3では超低音はそれほど強くなさそうなので、やはり、耳閉感の原因は低音だけではないようだ。 (5/14 9:38)
  • なぜか、小泉今日子: "Today's girl"の音(特に高音)が今までより良く聞こえる。(→ 「ヤマトナデシコ七変化」)
    • ちなみに、この音源はレコードをダビングしたカセットを更にVHS Hi-FiにダビングしたものをPCに取り込んだものなので、お世辞にもいい音ではないはずだ。 (5/14 9:42)
  • 中森明菜: 「DESIRE -情熱- - 30th anniversary mix」: 左にギターの小さいエコーが聞こえる(今までは気付かなかった)。
  • 高音がストレートなために、気を抜けず(聞き流せず)、疲れることもある(以前と同様。「デチューンモード」があるといい)。ただ、耳閉感は起こらない。

 

(なお、長髪のオッサンが嫌いなので、題で触れたドラマは一回も観たことないですw)

(5/13 6:19, 6:53 見出しを追加、加筆・修正、わずかに構成を変更; 10:15 曲の参考リンクを追加など; 5/13 17:57 わずかに修正; 5/14 9:42 加筆)

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9件のコメント

  1. naoki:

    篠原涼子の、その歌は好きで僕もよく聞きました。でも、れんとさんが聴かれるのは意外な感じです。

    ウチにその歌のシングルCDがありました。2曲めにお決まりのカラオケバージョンがあるんですが、コーラスの小室哲哉の声がよく聞こえました。

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  2. れんと:

    ●そういえばそうです。その頃(1995年辺り)は、やっぱりドラマなどは観ませんでしたが、近くの人の影響で、意外に流行りの歌を聴いていました。森高やELTなどもその流れです。

    その後PCで音楽を聴くようになってから、懐かしくなって当時聴いていたのを集めました。それで「ひどいMP3」な訳ですw

    それから、コーラスの小室哲哉の声は全然意識してませんでした。覚えてたら聴いてみます。

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  3. れんと:

    ●カラオケバージョンがSpotifyにあったので、聴いてみました。小室哲哉の声って初めて意識して聴いた気がしますが、なんか妙な声ですねw 曲に合わせて、エフェクトを掛けたのかそういう声にしたのか分かりませんが。

    あと、細かいですが、中盤とかで少し左から聞こえるピアノの弾き方がどうも投げやりで、気になりましたw

    それから、さすがにSpotifyは音が良くて、耳閉感は大丈夫でした^^

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  4. naoki:

    おお、カラオケバージョンがありましたか!

    小室哲哉の声、癖がありますよね〜!

    ファンの僕でさえ、初めはちょっと退きました。なので、彼のソロアルバムは1枚だけだったような気が(←持ってます)。

    とても「癖のある」歌い方なんですが、とても「癖になる」というか、年に数回、彼のソロの歌を聞いてしまうんです。そして格好いいと感じてしまう。これは我ながら中毒だと思いますw

    それとピアノの弾き方の件ですが、何度も聞いて確認しちゃいました(中毒)。

    この曲については特にデジタル的(デジタル楽器向き)な小室の弾き方が強調されてる気がします(タイとかスラー無し)。

    弾き方の他にも、このピアノの音はシンセで加工されていて、アタックが強調されてますね。普通のピアノの音じゃない気がします。

    もっとも、「打ち込み」していて実際には弾いてないかも知れませんw

    これ以上書くとコアなファンに刺される気がするのでこれくらいにします。今度飲んだ時にでもお話ししますw

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  5. naoki:

    そう言えばタイトル、ウケましたw

    なるほど。キリの悪い数字ですね。

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  6. れんと:

    ●おお、ファンだったんですか。結構意外です^^

    そうか、彼はああいう歌い方・声だったんですね。知らなかったです。好きな方が聴きたくなるのは、問題ないと思います^^ 僕で言えば、戸川純とかフレディーでしょうかw

    なるほど、ピアノはそんな感じですね。やっぱり彼が弾いてましたか。打ち込みかも知れませんね。ただ、打ち込みであれだと、狙ったのか手を抜(おっと、誰か来たようだw)

    今度話したいですね。

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  7. れんと:

    ●題の数字は ちょっと意味がありまして、101はドラマの題からですが、101を16進数として読むと257なんですよー(2^8+1= 257)。

    裏話ですが、最初は普通に16ビットの最大値から1多い65537にしようかと思ったのですが、「やっぱり8ビットかな」と、これにしました。

    マニアの与太話で失礼しましたwww

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  8. naoki:

    おっと、単に100+1、256+1 くらいに考えてました。なるほど。

    そして、フレディーと「誰かが来たようだ」は僕も書こうと思ってましたw

    フレディーと通じるものがあるかもと思いましたが、否定されるのが怖くて書かなかっただけでした。

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  9. れんと:

    ●いつもながら、なかなか発想が同期していておもしろいですね^^

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