市からの葉書が届いていて、国保の額の通知かと思ったら、意外にも例のお金の振り込み通知だった。申し込み後、マイナンバーの「ぴったりサービス」とかいう「そんなのあったの?」的なものから受領通知が来たのが5/4なので、約2週間で受け取れた訳だ(実際の振り込みはまだだが)。「まだか」とは思いつつも※、一か月くらいは余裕で掛かりそうな気がしていたので、意外に速かった。市は頑張っていると思った。

※急いでいた訳ではなくて、いろいろトラブルが多いと読んだので、「ひょっとして、今更間違いがあったら面倒だな」という気持ちのほうが大きかった。

それにしても、(自治体の)役所の人は大変だ。国が勝手に決めた仕事の実務を押し付けられた訳だ。マイナンバーのポータルから申し込んで受領通知はメールで来たんだから、支払い通知だって、自治体の人がボタンを押せば「ぴったり−」から送られるようなサービスを作っていた訳では全くなく、自治体に丸投げだったのだ。申請内容のチェックはそうだとニュースで読んだが、葉書を送るにしたって、文面を作るとか印刷とか発送とかあるだろうし(もし間違えようものなら、とんでもないことになってしまう)、お金も掛かるだろうに、しかも、年度初めはいろいろ本来の仕事があるだろうに、まったく可哀想になる・・・ でもまあ、そういう仕事だから、仕方ないね。

さて、何に使うか?w でもまあ、生活費だ。車の税金で半分なくなるから、一瞬だ・・・

 

PS. ある市長が給付金の処理について書いたとのことなので、(原典でなく)記事を読んでみた。なかなか面倒だ。マイナポータルでの申請を印刷し、確認を目視で行うのがひどい。確認の手間を最小にするため、世帯単位での申請でなく個人にし、入力を最小限に(例えば振り込み先口座だけ入力する)すれば、マイナンバーは自治体のシステムにも入っているだろうから、マイナンバーが一致しているかどうかで名前と住所の確認ができて、ちょっとは楽になりそうだが、数字では見間違えるとか、紙での申請と同じ形式でないと駄目という意識もあるだろうが、ここはシステムでのチェックにしたい。数字なら比較は容易だ。

あと、振り込み先口座だって、金融機関にマイナンバーを登録済みの口座に制限すれば、本人確認は不要な気がするので(自治体では確認できないという問題や、本人が登録済みか分からないかも知れない問題はある)、キャッシュカードなどの画像も不要だ。

そもそも、現状の手順で申請を確認するにしたって、マイナポータルでの申請データを市の給付金処理システムに入力し、自動でチェック、あるいは並べて表示できればいいと思うのだが、そういうシステムは作ってないか 作る時間もお金もないのか。

あとは、自治体で申請を処理するから面倒になるのだ。個人での申請という前提で、大部分をマイナポータルで処理するなら、名前と住所の確認は不要だ(マイナンバーがあるなら、国内在住の「国民」であることは確かと思われるので)。マイナポータルで申請内容がOKだったら、国から金融機関に振り込めばいいが、そういう手間は掛けたくないのだろう。あと、紙ベースでの申請と統合するなら自治体に送る必要があるので、申請者のマイナンバーと「申請チェックOK」という情報を、マイナンバーから割り出した自治体に送れば※、自治体での印刷・チェックは不要になり、振り込むだけで済みそうだ。申請情報を市のシステムに入力する必要はありそうだが。

※引っ越した時が厄介だ(引っ越してもマイナンバーの情報が更新されているとは限らないので)。やはり、国で処理するのがいい。結局、マイナンバーは何のために作ったのだろうか。自治体のためではなさそうなことは分かる。そもそも、給付金は国が国民全員に配布するのだから国が処理すべきなのに、そうしないところがおかしく、役割が異なるうえに自治体では扱いが不便なマイナンバーで申請できるようにしたこともおかしい。

まあ、現場を知らない役人が、いかにも「こうすればちょっとは楽になるだろう」的に偉そうに考えて丸投げするのが一番ひどい。 (5/20 1:53)

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