先日から測っていた、ウォシュレットの消費電力の結果が出た。基本的には、予想通り、僕の物の方が部屋に付いていた物よりずっと低消費電力(約1/4)だったのだが、測定に使用した機材に起因する思わぬ誤算があった。以下に、それぞれの測定結果とそれらより導いた結果と使用した計算式などを書く。

なお、前回も書いたように、消費電力の測定に使用したエコチェッカー(ET30D)は5W未満の電力を無視するため、機器の待機電力が5W未満の場合には正確な平均消費電力が求められない(下のP1やPm)。そこで、測定されない待機電力を一定値(同Pw)と想定・仮定して平均消費電力を推定した(同Pc)。

部屋に付いていた物 (INAX, 貯湯式)

  • 測定期間: 2020/2/21-2020/5/16
    • → 実際の使用時間(Ta): 2040 時間 (85日)
  • エコチェッカーに表示された値
    • 消費電力量(Cm): 29.74 kWh
    • 使用時間(Tm): 573:06 → 571.2 時間
  • 測定されない待機電力を無視した場合の平均消費電力(P1): 52.1 W
    • P1= Cm/Tm
  • 見掛けの平均消費電力(Pm): 14.6 W
    • Pm= Cm/Ta
  • エコチェッカーに測定されない待機電力(Pw)を2.5Wとした場合の平均消費電力(Pc): 16.4 W
    • Pc= (Cm + Pw*(Ta - Tm))/Ta
  • 推定の年間の消費電力量と電気料: 143.5 kWh/年, 約2870円/年
    • 概算の電気料の単価: 20円/kWh

僕の物 (TOTO, 瞬間湯沸し式)

  • 測定期間: 2020/5/18-2020/6/18
    • → 実際の使用時間(Ta): 744.9 時間 (31日)
  • エコチェッカーに表示された値
    • 消費電力量(Cm): 1.63 kWh
    • 使用時間(Tm): 155:08 → 155.1 時間
  • 測定されない待機電力を無視した場合の平均消費電力(P1): 10.51 W
  • 見掛けの平均消費電力(Pm): 2.19 W
  • エコチェッカーに測定されない待機電力(Pw)を2.5 Wとした場合の平均消費電力(Pc): 4.17 W
  • 推定の年間の消費電力量と電気料: 36.5 kWh/年, 約730円/年

僕の物に交換した場合に年間で節約できる電力量・電気料

  • 消費電力量: 約107 kWh
  • 電気料: 約2100円

結果として、僕のウォシュレットは部屋のものより電気代が1/4で済むことが分かった。のだが、そもそも、部屋の物もそれほど電気を食わないため、節約できる電気代は事前の試算(約4600円)よりもずっと低くなってしまった。これでは交換の手間やリスクにペイしない(「割に合わない」)が、使用感はずっといいし、自分のを死蔵していつか使えなくなってしまうよりはいいので良しとした。

一般的なことを想像して書くと、おそらく、家族が多くて頻繁に使用する場合は、全体的な電気料が増えるので、瞬間湯沸し式での節約額は大きくなるはずだ。また、貯湯式だと使用後、あるいは、お湯を使い切った場合にはしばらくは水が出るから結構不便だが、瞬間湯沸し式はいつでもちゃんとお湯が出るのもいい(が、機種が少ないのを見ると、そこにこだわる人がどれだけ居るかは疑問ではあるw)。

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