先日、大腸カメラをした。ガンは問題ないとのことだったが、直腸に不明な炎症がいくつかあったので、組織検査となった。検査中に医師が看護師さんに組織を採取するらしきことを言っているのが聞こえて、しかも、採ったのは一個じゃないから、「ひょっとして・・・ (歳だし近頃はテキトーな食事だからな)」と結構心配になったが、結局、(今のところは)炎症らしいので、ちょっと安心した。でもまあ、「何だっていいよ(粛々と対応するから)」って気もある。
その医師は外部の人で、無愛想で、検査中には説明してくれなかった。真剣な顔(でも、お笑いの板尾や長井秀和に似ていた)だったし腕はいいと思うが、コミュニケーションでは残念だった。
検査はファイバーを通すのがちょっとキツい箇所もあったものの(忘れていたが、前回もそうだった気がする) つつがなく終わったのだが、その準備で思わぬボケをかましてしまった。
当日の朝に下剤を飲むのだが、その希釈率を間違えて、指定より約1.3倍濃い液を作ってしまったのだ。その下剤は薄めて2lにするとのことで、希釈用のボトルもある(別売り)とのことだったが、買うのは馬鹿らしいので、添付のカップで毎回薄めて飲むことにした。が、どうも面倒になったので、手持ちの2lの空きペットボトルで薄めようと思った。
なるべく正確にしようと思って、前日の夜に、計量カップで2lを測ってテープでマークしておいた。翌朝、下剤の原液を入れ、水をマークまで入れればOKのはずだった。実際、ちゃんと原液をこぼさずに入れてできた。
が、飲んでいたら、どうも なくなるペースが速い気がした。全部で約12杯とあるのに、3杯くらいで半分近くまで減った気がした。それで、使ったペットボトルが1.5lだったのではという疑念が湧いて来た。前述のように、ちゃんと計量カップで測ったはずなので、どうにも不思議だった。が、その時は詳しい検討や確認をする余裕がなかったので、とりあえず、1.5lだったとして、以降は飲む時に1.5倍くらいに薄めて飲むことにした※。
実際問題として、この下剤は濃度で効くのか量で効くのか分からないが、量かと想定(希望)した。そもそも、最初に濃いのを飲んだのは良くないから、もう、仕方ない。
※誤った倍率は約1.3倍だったが、その時は寝ぼけていたのか思い違いをして、3/2= 1.5倍と考えた。
それで、事前の予想通り、標準の2時間を大幅に越えて約3時間でようやく飲み終わり(それを想定して、指定より早目に飲み始めた)※、無事検査に臨めた。
※なお、飲む回数は規定どおり12杯になったので、トータルでは辻褄が合ったと安心した。
が、その後、どうして容量を誤ったのかどうにも気になったので、ペットボトルを調べてみた。大きさからして2lの気がしたが、目の錯覚で1.5lだったんだろうと思った(いつも1lのしか買わないので、勘がない)。しかし、それでも気になって、水を入れて重さを測ってみたら、約1.8kgだった。。。
うむ。微妙だ。空き容器の重さが数百gあるのかと思い掛けたが、検索したら数十gのようなので、やっぱり2lの容器で、どうも、最初に計量カップで測る時に、テキトーにやったせいで結構こぼしていて、それで、2lより少なく(約1.8l)目盛りを付けてしまったのが真相のようだ。
だから、最初の数杯は確かに濃かったが、1.1倍程度なので、大きな問題ではなかったようだ。
我ながら呆れた。
今回の最大の敗因は、事前の2lの計測時に漏斗を用意しなかったために、水が漏れたことだろう。いや、その前に、容器のサイズを確認しなかったのが悪い。それから、あとで気付いたが、薄める時に下剤の容器(500ml)に目盛りを付けておいて、それで水を測れば良かったのだ。それなら漏れたとしても回数が少ないので、漏れる量が少なくなって、誤差も減る。回数が少なければ、数え間違いも起こりにくい。
と、計測好きな僕は考えたw
でもまあ、「正確な測定・計測はすべての始まりだ」と、聞かれても居ないのに思う。
PS. いわゆる「宿便」※が気になる人は大腸カメラをやればいいと思う。もう、大腸がまっさらになって、ツルピカになるよ(自分でも見られる)。ついでに病気も分かる。でも、僕は余りしたくない。というのは、今日気付いたが、おそらく、腸内の細菌も全部流されてしまうので、しばらくは腸の調子が普通でなくなるからだ。ところで、この細菌はちゃんと元に戻るのだろうか? 最初からやり直し?? (買ったが近頃出番のない、強力わかもと でも飲んでおくか)
※そもそも、腸壁は頻繁に入れ替わるので便がずっと溜まっていることはないらしく、多少は溜まるかも知れないが、よく「何年も溜まっていた」とか書かれているのはありえないようだ。
(18:33 誤った倍率を修正、補足)
noir: 2020-06-28 18:19
私も8月に初大腸カメラやります。下剤を2リットルも飲むのですね!ちょっとびっくりです。そんな量の水を飲めるものでしょうか。ビールなら楽勝ですけど…。
希釈の分量間違えないよう気をつけます(笑
れんと: 2020-06-28 18:27
●noirさんもでしたか。
そう、病院によって違いますが、僕は3回中2回は2lでした。最初はごくごく飲めて楽勝だと思ってたんですがw(逆に、「最初は特にゆっくり」と指示されています)、段々飽きてきてペースが落ちます。なので、今回は3時間掛かりました。
病院で飲む場合もあって、その時は看護師さんが状態を見ながら飲むように指示します。そっちは家でなくて することがなくて、退屈でした^^
naoki: 2020-06-29 11:59
下剤、2リットルという数値からするとニフレックでしょうか。
あれは不味くて、全然時間通りに飲めなくて、クリニックに泣きの電話を入れました。
「下剤を持って来院を」というので行ったら、結局残りの下剤を全て飲まされました。
ただその時、苦い緑茶を出してくれて、それが助けになってペースが上がりました。
れんと: 2020-06-29 12:10
●いえ、ムーベンとかいう、人を馬鹿にしてそうな名前の薬でしたw これは それほどまずくなかったのですが(最初はゴクゴク行けた)、飽きてペースが落ちました。
途中でクリニックに行くのはかなりリスキー(途中で出ちゃわないか)だと思うのですが、良く大丈夫でしたね^^
naoki: 2020-07-03 03:53
車では来るなと言われたので歩いて行きました。途中でヤバかったです。最後は小走りでした。
れんと: 2020-07-03 05:42
●ははは。僕は最初の時がそうでしたwww