ブログはもうオワコンなので、RSSリーダーもなかなかいいものがない。今はRSSOwlというのを使っているのだが、いかんせん古く(最新(最終)版は2013年)、Javaで動くのだが対応するJava(JRE)は8までと古い。以前Java 9を入れたら動かなくなって参ったので、Javaの更新はしないでいた。
しかし一方で、僕が愛用しているエディタjEditもJavaで動くのだが、今度の版からJava 9以上でないと動かなくなってしまった・・・
それで、双方を比べればjEditの方が重要だし、古いJavaを使い続けるのも良くなさそうなので、Linuxで使える最も新しいもの(Java 11)に更新しようとしたら、僕のLinuxが古くて容易ではなかった。いろいろ調べて、Zulu Communityという版をインストールできた。
幸い、ZuluのJavaと既存のJavaは共存できたので、なんとかしてRSSOwlを動かそうとした。普通のJavaのプログラムは、環境変数JAVA_HOMEにトップディレクトリを設定すれば、使うjavaを変えられるようなのだが、RSSOwlではそれが効かない。本体はJavaで書かれておらず、そこから呼ばれるモジュールがJavaを使っているようで、調べてもどこからjavaインタプリタを起動しているか分からなかった。ただ、javaを起動していることは確かなので、RSSOwlを騙すことにした。とても簡単にできた。以下のようなスクリプトでRSSOwlを起動したら、問題なく動いた。デフォルトのZuluのJavaを見つける前に、古いJava(/usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/bin/java)を使わせるのだ。
export PATH="/usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/bin:$PATH"
exec RSSOwl
とりあえずこれで充分だが、本当はどこでjavaを呼び出すか突き止めてちゃんとしたい。でも、どうでもいいことだ。
それよりも問題なのは、古過ぎるプログラムだからセキュリティがどうなっているか全く不明なことだ。内蔵のブラウザでページを表示させるから、これをターゲットにしたマルウェアがあってもおかしくない・・・ (が、他にいいものがないので、うやむやにしそうだw)
なお、幸い、他のJavaで動くプログラム(例: REW, tinyMediaManager)はJava 11で問題なく動いた。 ← 訂正: 現在のREWはJava 8にしか対応していない。勝手に8を探して使っていた。 なお、tinyMediaManagerはJava 14でも動いた。 (9/24 13:31)
(9/24 13:31追記) Linux Mintを20に更新したら表示がおかしくなったので、RSSOwlを使うのは止めてQuiteRSSに乗り換えた。
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