数日前に女優が亡くなった。僕はその人の名前や顔しか知らないから、好きでも嫌いでもなく、今まで全く関心がなかったのだが、記事を目にしたら、なぜか悲しみの塊に覆われたような気分になった(今でも、こうして書いていると悲しくなってしまう)。僕は、知らない有名人のそういうことには無関心なのだが(実際、近頃こういうことが多いが、この女優以前の方たちの時には何も感じなかった)、なぜ、その人にはこうなるのか分からない。
これに近い例がもう一つあって、以前、ある事業所の従業員が業務中に非業の死を遂げてしまったあとでその近くに行ったら、なんか悲しくなってしまった。その人にも面識がないのだが、その時のその人の思いを感じてしまうような気がする。だから、そのことがあってからそこには行かないことにしている。行ったら重い気分になりそうだからだ。
何だか分からないが、強い感情は伝わったり残留したりするのかも知れない。ただ、実際には、女優に関しては記事を見るまではそういう気分にならなかったから、思い込みとか自分の神経が過敏とか弱くなっているせいの可能性が高い。もし本当に感情が伝播するなら、何かあったら即座に感じるはずだからだ。従業員の場合も同様だ。
僕は霊感はないが、ある人は こういう感じが強いのかも知れない。それから、良く、「あそこは*があったから気味悪い(から行かない)」とか言われることがあるが、その少し違う発現形態がこれなのかも知れない。
なんか、「その」や「それ」などが多くて ぼやっとしてしまったが、そもそもそういう話なので仕方ない・・・
PS. この稿は、最初は後半の従業員の話だった。その人が従事していた事業所の行動が、どうにも従業員の死を丁重に扱っていないように思えたので、「それはないだろう」ということを書きたかったのだが、書き方が難しくてしばらく進まなかった。そこに行かないことにした理由にはそれもある。
PS2. この不思議な「塊」から脱したいので、いつものように書いて忘れたい。ただ、女優については余りにも記事が多くて困る。
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