「米NASA探査機、小惑星で採取のサンプルが大量流出」を見て笑ってしまった。いかにもUSらしくていい。
60g採る予定がドバっと400g(!)も採れた(でも、そんなに持ち帰れたのかね? あ、採れたってことはそれだけの容量・余裕があったってことで、1kgくらいは想定内なのかも知れない。すごいよ・・・)けど、想定外のことが起こってドバドバ流出してしまったという、彼ららしいオチまであって、(何でもありがたがるつもりはないが)さすがUSだw
かたや日本はμgオーダー(このくらいだと衛星の動きにはほとんど影響がないだろうから、「採った物を持ち帰る」ということに関しては衛星の動きに特別の配慮は不要だったはずだ)ではなかったか? 志やスケールが全然違う。
奇しくも十年前に、僕は「スケールが小さいなあ」と題してこう書いた(5年以上経っているので非公開になっていたが、復活させた)。
探査機が小惑星のホコリを持って帰って来たのは世界初の快挙だと喜んでいるが、スケールが小さい。日本的だ。そんな物を見て、本当に何か分かるのだろうか。やっぱり、少なくとも直径数センチの石でなければダメだと思う。アメリカよ、頑張ってくれ。
USが十年(実質はもっと短いかも知れないし、長いかも知れない)がかりで頑張ったのかも知れないな。そして、次は おそロシアに期待したい。小惑星を丸ごと持って来そうだ(爆)
PS. どうやって試料の流出を食い止めるのか、興味ある。重力はないだろうから、地球上でのように姿勢を変えても無駄だろうから、本体を動かさないようにするのだろうか。いつも回転させているのなら、ちょっと面倒な気がする。
あ、でも、重力がないのにどうして流出したのだろうか? やっぱり回転しているからか。あとは動きに伴う加速度だろうか。おもしろそうだ(でも、余り突き詰める気はないw)。
(-17:35 いろいろ加筆・修正)
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