小中学校の頃、「環境委員」とかいう係があった。面倒そうだからやったことはない気がするし、何をやるのかは忘れてしまった(もちろん、北欧のあの憎可愛いらしい子のように「脱炭素」や「プラ削減」などを叫んで居た訳ではなかったw)が、近頃は家で「一人環境委員」的なことをしていた。(改善はしたものの未解決の異臭問題を除いて)なかなか効果があった。異臭問題についても大分発見があり、「そろそろかな」的な気がしている。
細かいものばかりだが、以下に列挙する。
光編: レースのカーテンを二重にして、昼間に机横の厚いカーテンを開けられるようにした。 → 結構効いた。
- 机の脇の窓は常に眩しくて、ずっとカーテンが開けられなかった(写真のように、窓に明るさを合わせると室内が暗く見えるほど明るい)。
- また、冬になってから日の射す角度が小さくなって、朝は机から離れた窓も眩しくなった。
- → 旧居で使っていた小さい(短い)レースのカーテンを安全ピンで上下に繋げて、元のレースのカーテンの内側に付けてみた(取り付け用フックで引っ掛けた)。
- → 机横はまだ眩しいが、我慢できるレベルになった。
- 明るいと気分が良くなるので、厚いカーテンを締め切っていた時よりも精神的にいい感じがする。
- 晴れていれば、昼間の照明が不要になった。
- 外が暗い時は手前側を開ける。
- 見栄えは少々難ありだが、タダなので良しとするw
- レースのカーテンを二重にした。
- 外が暗目の時は、手前側だけ開ける。
空気・肌編: アンプラグド加湿器(「手拭い加湿器」)wを作って加湿してみた。 → 意外に結構効いた。
- この建物は乾燥するようで(後述の常時換気も関係していた)、暖房していると湿度がほとんどいつも20%未満("LL")になり、そのせいか、手荒れやあかぎれがひどかった。
- ただ、加湿器を使って壁などに結露してカビるのが嫌なので、使わずに居た。それにしても手荒れが厳しいので、弱い加湿をしてみることにした。
- → 駄目元で「手拭い加湿器」(V1, V2)を作ってみた。
- 風呂桶に水を入れ、それに布を浸して持ち上げて、水を蒸発させるようにした。
- あと(V2)で水入れを(使っていない)食品洗い用のボウルに変えた。また、倒れないようにボウルを箱の中に入れた。
- 本当は、布の表面積を稼ぐために平らなバットみたいなのが良かったが、適当な物がなかった。
- 発泡スチロールとストローの簡易な水位計も付けた。
- 布の湿る部分の面積を大きく、通風を良くして水が発散しやすくなるようにするため、アルミ板(元レンジカバー)とストローと割り箸と発泡スチロールの骨組みで布をアーチ状にした。
- 使う布は、今のところ、スズキのディーラーにもらった手拭いがベストだ。
- アーチの上部まで乾くことがないので、吸水力が高そうだ。
- 最初は不織布が良さそうだと思って試したが、吸水せず全然駄目だった。発散はしやすいのだろうが、水は吸わないようだ。ポリエステルも同様だった。
- また、タオルは厚過ぎるようだったし、ハンカチは薄すぎるようだ。
- 布を選ぶ時に「布 吸水性」で検索したら、小中学生の自由研究だろうか、熱心・丁寧で感心するレポート(PDF)があった。
- 残念なことに、今開こうとしたら親ページ(筑波大の「科学の芽」という賞のもの)に飛んだ。検索にも出なくなってしまった。近頃直リンを禁止したのだろうか?
- 手書きで、今にしては珍しかった。
- 書いた生徒の名前も出ていたので、大丈夫かと思って居た。
- 日付が書いてないのが惜しい。(応募する時に用紙には書いたのだろうが、本文にも書いて欲しかった。受理した時にでも記入するとか、webで公開する時に追加すべきだと思う。)
- ただ、今検索すると、このテーマは自由研究にはポピュラーなようで、他にも小中学生の結果が出て来た。
- 残念なことに、今開こうとしたら親ページ(筑波大の「科学の芽」という賞のもの)に飛んだ。検索にも出なくなってしまった。近頃直リンを禁止したのだろうか?
- 扇風機の近くに置くと通風のために加湿度(蒸発速度)が加速するようで、水の減りが速くなった(→ 湿度が高目になった)。 (→ 参照)
- 500mlの水が2日くらいで蒸発する(1日で1cmくらい減る)。
- 風呂桶に水を入れ、それに布を浸して持ち上げて、水を蒸発させるようにした。
- → 湿度は少なくとも20%以上がキープされ、30%を超えることもあるようになった。
- 手荒れが随分緩和され、あかぎれも起こりにくくなった。
- また、同じ室温でも暖かく感じるようになった。それまでより1-2℃低目の設定温度でいいようになった。
- それでも、冷え性なので、足は寒い。
- この程度なら、窓ガラスは結露するものの、壁や玄関のドアは問題ないので、カビの心配はなさそうだ。
- 手拭い加湿器 プロトタイプ
- 手拭い加湿器 V1
- 手拭い加湿器 V2
- 手拭い加湿器V2の骨組みを補強した。
- 手拭い加湿器 V2 (補強版)
水編: 流しの水切りトレイを旧居の時のように、90°回転させて横に置いた。
- トレイの後ろ側を流しの奥の高くなった部分に載せ、手前側が水を入れた大きいペットボトルに載せた。
- また、旧居で使っていた樋を復活させ、水が流しに流れるようにした。
- トレイの脚を滑り止めシートなどで固定したため不安定ではないが、大地震ではどうなるか不明。
- → 流しが広くなって作業しやすいし、気分がいい。
- 水が流れるのを眺めるのが楽しいw
- 流しの水切りトレイを横に置いた。
- 奥は高くなった部分に載せた。
空気・臭い編: 換気扇で常時換気するのを止め、手持ちのPCのファンで弱く常時換気するようにした。 → 「それなりに」効いている。 (詳細は追って別の稿に)
- 常時換気のために本物の換気扇を回しっぱなしにするのは、強力過ぎて良くないことが分かった。
- 暖房の効きが悪くなって寒い。
- 部屋が乾燥し過ぎる。
- 負圧によって、外(特に、臭いがひどい南側)の空気が隙間などから漏れて来やすいため、臭うことがある。
- 最初は、タイマーなどで本物の換気扇を間欠動作させようと思ったが、お金が掛かるので、手持ちの物で試そうと思い、洗面所の吸気口(風呂の換気扇からのダクトに繋がっているようだ)にPCのファンを付けてみた。
- → 暖房の効きの向上と過乾燥防止には効果があるようだ。外の臭いは、今のところはほとんどしないが、まだ分からない。
- 換気能力・効果を調べるため、CO2の濃度を観察しているが、大きく減りはしないものの大きく増加もしないので、全く効果がない訳ではなさそうだ(定常状態が保たれるようだ)。
- ファンを回さない場合、僕の呼気のためにCO2は約16ppm/h増加するが、回すと増加率が約2ppm/hくらいに減る(ただし、変動が大きい)。
- なお、本物の換気扇の減少速度は約470ppm/hと、かなり強力だった。 → やはり、間欠運転するといい。
- ダクトが長いのと合流のため(風呂場からも弱く風が出る)、排気効率は悪いようだ。
- ファンの特性も関係していると思う。「静圧」とかいう値が高い物がいいのかも知れない。
- 天気や風の影響なのか、日によってCO2の定常値が変わる。また、昼はCO2濃度が低くなる。
- 換気能力・効果を調べるため、CO2の濃度を観察しているが、大きく減りはしないものの大きく増加もしないので、全く効果がない訳ではなさそうだ(定常状態が保たれるようだ)。
- → 更に、トイレの換気扇を消し忘れて外気が入り過ぎるのを防ぐため、試しに、旧居で使っていた人感センサスイッチで遅延offするようにして、消し忘れて外気が入り過ぎて臭ったりするのを防ぐようにした。
- 結果的に、換気扇を疑似間欠動作にできた。: 僕がトイレを使う時(部屋に居る限り、ほぼ定期的に使う)に回り、少し経ってから停まる。
- 今は、約5分で停まるようにして試している。
- これで良ければ、ちゃんとした物(タイマー: 例)にして本当の間欠運転にするか、綺麗にしてそのまま使うかする。
- 洗面所の吸気口のカバーにPCのファンを付けて、常時換気を試す。
- PCのファンで常時換気 (プロトタイプ)
- 排気効率を上げるため、ファンを吸気口に直接付けた。
- PCのファンで常時換気 V1 (効果確認中)
「換気扇の回しっぱなし」は良かれと思ってしていた(最初は、湿気やCO2や臭いを溜めないためにしていた)が、却って問題を生んで居たことが分かった。なかなか難しい。ただ、南側の空気が臭くなることがあるのは確かなので、今までにした壁の吸気口や窓や台所の換気扇を塞ぐのは意味があるし、それらを気軽に開けることはできないのは確かだ。
臭いは今は緩和されているが、休み中で喫煙する人が居ないために、そもそも臭いがない可能性があるので、「これでOK」と油断はできない(今まで何度もそうだった)。こっちの苦闘は、来年ももう少し続きそうだ。
例によって、今回も全部タダで済ませた(以前買って仕舞っていた物を使った)。最初の会社で、他の部署の人が廃棄した物(大から小まで)を再利用できる制度※があり、たまに使って遊んでいたが、そういうのは なかなかおもしろい。
※これ、税法上はどうだったんだろうか? 別にうるさいことは言わないが、一旦廃棄処理した物の登録を復活させるのか、それとも、廃品引き取り業者から無料で購入したことにしたのか。あるいは、その展示が終わるまでは廃棄手続きを延期していたのか。
今年はコロナの関係と風邪気味で帰省しないので、まだ次に投稿するかも分かりませんが、来年もよろしくお願いします。
皆様、良いお年を。
naoki: 2020-12-31 11:39
加湿器、結構良いですね。僕も乾燥を感じるのですが、湿度計を見ると47%くらいあります。机上に、水の入った小瓶に植木を挿してあるんですが、それが効いているのか……。いや結局、僕の場合は老化による手の乾燥なのでしょうw
トイレの換気扇遅延OFFとか(いや全ての装置がそうなのですが)、れんとさんのお部屋が徐々にドク化してますねw
しかし、こうしてみると環境整備って面白い気がします。
来年も宜しくお願いします。
れんと: 2020-12-31 20:53
●そう、ちょっとした加湿器ですが、意外に良かったです^^
47%だと かなりいいですね。ただ、小瓶は面積が小さいので、効かない気がします。あ、植木が水を吸って発散しているのかも知れません。生きてますからね。水の減りで分かります。
あと、湿度計が狂っている可能性もありますが、それでも30-50%くらいはありそうです。
ドク化、いいですね^^ 確かに、暇さえあれば(いつもですがw)「次はどうしようか」とか考えてたりしてますw
こちらこそ、よろしくです。
naoki: 2021-01-01 08:55
頂いたリプライで気づきましたが、この小瓶は開口部がΦ50mm、高さ70mm、容積はせいぜい100ccくらいの本当に小さなものです。(ちなみに開口部の下20mmくらいのところからΦ70mmほどの球形)
その水位が約1週間(←1日ではない)で10~20mmほど減る程度なので、加湿には焼け石に水です。
気づかせていただいてありがとうございます。湿度計を浴室等に置いて動作を見てみます。
れんと: 2021-01-01 16:50
●なるほど。あと、外(乾燥しているので)でも測ると何か分かるかも知れません。寒いですが・・・