数日前から、PCから時々異音(古い軽自動車のファンベルトから良く出る「キュルキュル」に似た音。ただ、音量は小さい)が出るようになった。調べたら、どうやら電源のファンから出ているようだった。それで、電源が壊れかけているのかと、参考のためにMunin(PCの状態記録・表示ソフト)で電圧の状況を調べたら、去年の秋頃からCPUの電圧(Vcore)が乱高下しているのが気になった。

2020年の秋頃からCPU(Sandy bridge)のVcoreの変動が激しい。

通常は1V程度なのに、時々3V以上になることがある。以前から目にしていたが、(のん気にも)負荷が高い時にブーストするのだろうと思っていた(ただ、実際には負荷が軽い時に高くなっているようだったので何とも腑に落ちなかったが、「まあ、時間差があるんだろう」と気楽に構えて居たw)。しかし、絶対最大定格を調べたら、僕の使っているSandy bridgeでは公表されていないようだが、オーバクロッカーのページによれば1.4V程度らしい。。。

へ?

最大定格の2倍以上の電圧が掛かって即死しないのが不思議だったが、至急電源を交換することにした。それから、交換するまでのしのぎとして、洗面所で常時換気していたファンを補助として電源の外側(排気口)に付けた。※

※実は、少し前にそろそろ電源の寿命が危ないかもと思い、温度を下げれば少しは寿命を伸ばせるかと思ってそういうふうに付けていたのを、「まあ、気休めだよな」と気が変わって洗面所に移したのだが、早くも戻って来てしまったw 電源が怒った??

ただ、良くグラフを見ていたら、Vcoreが出ずにAVCCが一番上になって元のVcoreの色で表示されている場合があることに気付いた。つまり、Vcoreに関しては、電源でなくMuninの電圧表示だけがおかしそうなことが分かった。何らかの原因でVcoreが抜けてグラフがずれてその次のAVCCが一番上になり、復活したあとでそれがVcoreだったとみなされて高くなっていたようになるのだろう。

Vcoreが出ておらず、AVCCが最初になっている。

それで、とりあえず、Muninが電圧などの値の取得に使っているコマンド(sensors)の出力を見ていたら、時々Vcoreが1V未満になって、mV単位で出ることが分かった。それをMuninがおかしいと思って無視している※と推測して、(正式な修正方法はあるのだろうが、)とりあえず、mV単位の時はV単位に変換してMuninに出力するようにしたら、Vcoreの変動が直った。だから、電源本体は正常で、ファンだけが寿命になったと思われる。

※Vcoreがおかしくなり出した秋と言えば、確かLinux Mintを更新した頃なので、その時にMuninかsensorsの仕様が変わって誤動作するようになったのだろうと推測する。それ以上追っても無益なのでしないw

Muninが使っているsensorsのmVをVに変換したら、Vcoreが変動しなくなった。 (中央から右側)

それでも、異音が出だすと結構耳障りだし、電源本体は10年くらい使っていていつ壊れるか分からないので、やっぱり交換することにした。

ファンだけを交換することも考えたが、失敗する可能性や、修理中はPCが使えなくなることや、何度も試行錯誤するのは大変なことや、そのうち電源本体も壊れる可能性があることから、電源を交換することにした。 (まあ、そのうちPC本体が壊れる可能性はあるが、その時も新しい電源は使い回したい・・・)

探すと(以前と同様、)なかなかいいものがなかった。今使っているもの(ENERMAX EES500AWT II)と同等のものがない。「まあ許せる」範囲では、以下が候補となった。ERB500AWT TRを除き、どれも7千円程度である。

  • ENERMAX ECB500AWT: 騒音が不明、ファンの回転数が高目(850?-1600?rpm)。
  • ENERMAX ERB500AWT TR: 高い(1万円)が、今のに一番近い。今の電源と同様なファン、最高回転数が低い(700?-1250?rpm)。ただし、騒音は不明。
    • ファンに埃を溜めない仕組みとして起動直後にファンが逆回転するが、埃がPC内部(僕の場合、CPUクーラー)に落ちて却って良くないと思った。
    • おまけ(というか、ちゃんとした付属品)にファンが3つも付いてくるのは、結構魅力的だったw
  • ENERMAX ERD500AWL-F: 騒音の値は静か(12-20.9dB)。ただ、「うるさい」という情報もあった。
  • Silver Stone ST50F-ESB: 古い(2014)。低負荷では静か(18-32dBA)。
  • サイズ SPGT4-500P: 3.3+5Vが弱目(ただし、それぞれの最大は大きい)、奥行きが短か目、騒音が明記されている(19.1~26dBA)。ファンの最高回転数が低い(約670~1500 rpm)。

決めるのはなかなか難しかったが、レビューなども参考に、SPGT4-500Pを注文した。決め手は騒音の値が明記されていて、最大値でもうるさくなさそうなこと(ただし体感的なうるささやコイル鳴きについては分からない: どちらも使ってみないと分からない)と、他よりファンの回転数が低目なことだった。なお、次点はECB500AWTだった。

僕の一番の感心は静かさなので(もちろん、安定性や信頼性やサポートも重要)、その点を重点的に調べたのだが、「静音」と書いているのに騒音の値を出さないのは自信がないのか実はうるさい(指摘されると個人差の問題にする?)のか、どうにも理解できない。今のはちゃんと値を出していたのに、同じメーカーが出さなくなったのは、そこに感心がなくなったのだろうか。当時は日本代理店が独自に測定していたが、「そんな細けえこと止めとけ」とか予算を減らされてしまったのだろうか。

あと、レビューでは良くあることだが、いい評価(5★)が多いのに、「火を吹いた」とか「(別の部品の)チップが破裂・溶解」したとかいうのが少数あるものがあって、製品自体が原因なのか分からないが、そういう情報がある製品・メーカーは当たり外れが激しそうな気がするので避けた。他の部品ならいいが、電源の場合は全体を壊す可能性があるし、火災を引き起こす可能性すらあるので無視できない。

今のENERMAXは随分長持ちしたので、メーカーには信頼感があるのに残念ではあるが、今回は、騒音の値が明記されている日本の(もちろん、物は外国のOEM)にした。

 

それにしても電源の交換はなかなか大変で(電気的には何でもないが、PC内部が込み入っているため、着脱やコードの引き回しが なかなか辛い)、今から気が重い。せめてCPUクーラーを外さなくて済めばいいが・・・

(と考えただけで何もしてはいないが、サボり先輩同様に一休み、なんなら今日はもうお仕舞い、にしているwww)

 

PS. 洗面所のファンは結構効いていたようで、外したら途端にCO2の増加速度が上がった。意外に、代わりにトイレの換気扇をたまに回すのではなかなか追い付かない。とりあえず、早く戻したい。

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