先日、トイレの換気扇を人感センサースイッチにしたら、意外に便利なのに気を良くし、ダメ元で玄関にある廊下の照明のスイッチもそれにしてみた。

元々、旧居で使って居たのだが、ここでは2つのスイッチのうち片方が居間にあって、人感センサーが効かない(おそらく、いつも点灯するだろう)ために使って居なかった。代わりに単体の人感センサーランプを2つ(玄関と廊下)付けていたのだが、それがイマイチ(例: 下に人が居ても切れる、洗面所で動くたびに点く: 感度などの調整はできない)で不満だった。それで、玄関側だけでも(以前のセンサースイッチで)まともにon/offされればイライラが減ると思ったのだ。

試しに付けてみたら予想以上に良くて、なんと、居間から玄関に向かう廊下に出るだけで人体が検知されて照明がonになることが多かった。結構離れているし、センサーは廊下に並行で検知しにくいのに、赤外線はちゃんと伝わるようだ。ただ、やはり条件が悪いために、検知されないこともあるのが惜しかった。

そこで、科学的(かつ安価)な解決策を考えた。赤外線は光の一種なので光と同様に反射すると考え、アルミ箔の反射板※をセンサースイッチの受光部の後ろ側(居間の反対側)に貼り付けて、なるべく多くの赤外線がセンサーに届くようにしてみた。

※別件(異臭対応)で買ったけど使えなかった、100円ショップのレンジフードを切って作った。長さ約2.5cm: ガンダムのスペースコロニーの反射鏡に似ているかもw

すると、角度の調整が微妙だったものの、60°くらいにしたら(今のところ)完璧で、廊下へのドアを開けて(この時点では検知されない)、僕が廊下に出る時に照明がonになるようになった。

ちょっと気になっているのは、今はうまく行っても、夏は気温が高くて検知状況が変わって効かなくなってしまうかも知れないことだ。まあ、試しようがないので、駄目だった時に考えよう。

あと、細かいことを書くと、アルミ箔の断面は鋭くて危険なので一応端を折り曲げたが、子どもなどが居る場合はもっとちゃんとする必要があるだろう(柔らかい物で作る?)。うちは僕だけなので そういう配慮は要らないが、何かの作業で来た人が、知らずに身体をぶつけて角度が変わったり破損する可能性はある。まあ、その時は直せばいい。

 

それから、ついでに、トイレの換気扇のセンサースイッチが効きすぎる(僕が横を通ったりするだけでonになる)ので、感度を下げようと思った。玄関とは逆に、アルミ箔の遮光板を廊下側に付け、センサーの半分くらいを覆った。こちらもそれなりに効いている感じで、概ね、トイレのドアを開ける時だけ検知されるようになった。

 

思ったとおりに動いて、なかなか気分がいい。科学バンザイ!w

 

PS. 書いたあとで思い付いた。: 赤外線は光ファイバも通るから、旧居の時に使っていたフレッツ光用のが使えるだろうか?: いやいや、仮にできるとしたらおもしろいけど、やらない(爆)

きっと、人体から出る赤外線は弱過ぎてファイバでは減衰してしまって駄目な気がする。あと、ファイバに適する波長も合うかどうか。そこらを計算して推測するのはおもしろそうだ。

でも、ファイバは人感センサスイッチを「リモコン」するのには使えそうだ。普通のリモコンとかでも、光は充分に人体からより強いから、テキトーに出せば良さそうだ。ほう! (具体的に使うあてはないが、CO2などの濃度が高くなったら換気扇を回すとかには使えそうだ。やらないがw)

それから・そもそも、人感センサスイッチを働かせるなら、人感センサの前で赤外線の出るLED(リモコンのでいい)を光らせた方が直接的で確実だ。電気のコードのほうがファイバよりずっと強いし細いし安いし、光軸ズレの問題もない。ふむ。

(1/13 6:21, 7:43) その後、リモコンで試してみた(光ファイバは なし)のだが、なぜか反応しなかった。3種類で試してどれも駄目だし、至近距離でも駄目だった。波長やパワーが人間と違うせいだろうか? リモコンの光はパルスなので駄目なのか? 誤動作防止のためにうまくカットしているのか? 例えば、時間的なローパスフィルタを入れていて、リモコンのパルスはカットされるのだろうか?

調べるのは なかなかおもしろそうだけど、有意義かと言われるとそうでもないし、面倒だw

(1/13 7:43) と言いつつ、ライターの炎はどうかと思って調べたかったが、うちにライターなどという極悪な物はなかったw さすがにカセットコンロは危険だ。

そして、なぜか電気ストーブ(300, 600W)も駄目だった。床に置いたせいだろうか? (1/13 7:51)

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