以前、湿度センサが壊れたと思った温湿度計(シチズン(「小」, 8RD203))を数か月シベリア送りに(玄関に放置)していたら、なぜか復活していた。代わりに、その代わりに買ったタニタの(TT-585)が狂っていた・・・ 今度は湿度が10%近く高い。
加湿するようにした関係で寝室(特にクローゼット)に湿気が溜まらないか気になっていて、タニタを置いて見ていたら どうも高い気がしたので、他と比べたら分かった。
- シチズン(小, 手前左)の湿度計は復活し、タニタ(手前右)のは狂っていた。
- タニタはいかにも通風が悪い感じ。センサは写真右の青い三角(温度)とその下の白い四角(湿度)。
- 参考: シチズン(大)の通気口 (赤い物は寝かせて設置するために付けた脚)
壊れたと思って居たものが自然に直るとは、まったく不思議だ。低温とか乾燥したところに置いておくと、劣化した湿度センサが回復するのだろうか? センサの中に湿気(正確には、センサの出力(湿度)が上がるようになる物質)が減ったり溜まったりするのだろうか?
それ以外に、タニタはケースの通風がイマイチなせいか応答が遅い(室温の変化に追従するのに30分以上掛かる)ので、通気口を広げ・増やして改良してみた。効果はあるような気がするが、実際にはないのかも知れない。構造(センサがケースに近い)や熱容量の問題(ケース内に溜まる空気が多い)か、測定方式が元々遅い(値が安定するまでの時間が長い)のかも知れない。あと、センサが電池に近いのも気になる。電池が熱を持ったら影響がありそうだ(実際には、全然電流が流れないから、熱を持つことはないと思う)。
- タニタの温・湿度追従性を高めるため、開口を増やした。センサの下部、電池室の上に穴を開けた。
- タニタの開口を増やした。
そして、シチズン(小)をタニタの代わりに寝室に置き、タニタはシベリア(玄関)送りにした。これも数か月したら更生(自主較正?w)するのだろうか? (そして、シチズン(小)がまたグレる??)
もう一つ不思議なのは、昔から使っていて、「うちの標準」として机上に置いているシチズン(「大」, 8RD200, 写真奥)の湿度は問題ないことだ。もちろん真の値は分からないから、実は狂っている(他が正しい)のかも知れない。そうでなかったら、若干いいもの(仕様上の精度は高目)なので狂いにくいのか、センサが「当たり」だったのか。
まあ、いずれにしても、「次はタニタの温湿度計は ないな」というのが僕の中で確定した。あんな造りはない。それに、表示も(余白ばかり大きくて)文字が小さくて読みにくい。更に、引っ掛ける穴や金具(自分で作った)がなくて不便だ。やっぱり体重計の会社なのではないか?
コメントを書く