(宛てもなく?w)アンプを改造している話。

DCカットコンデンサ(カップリングコンデンサとも言う)にTDKのフィルムコンデンサ(EPCOS)を使って、原因不明ながらも見事に失敗したのだが、懲りずに今度はPARC Audio(以下、PA)のフィルムコンデンサを試してみた。

TDKのフィルムの材質がポリエステルだったのに対してPAはポリプロピレンで、調べるとコンデンサの特性としてはいいらしい(音がいいとは限らない)。更に、雑誌の評価もいいらしい(かと言って、僕のアンプでもいいとは限らない)。

また駄目だったら(買う前から、多分駄目だと思っては居た)嫌なので随分迷ったのだが、材質が違うので「物は試し」と注文した。2個で800円だった。

同じような値段でカナダ(またはフランス)のFastCapというのもあって迷ったのだが、海外製は現地価格の2倍くらいになっていて、その分レベルの低い物だと想像して(、実際には国産(かどうかも不明だが)でもいろいろなマージンはあるだろうが)、こっちにした。どちらも諸特性は明記されておらず、その点で僕の嫌いな「いかにも」な製品ではあった。

到着して、まずは単体でCRハイパスフィルタとして歪みを測ってみた。すると、TDKと同様に超低域での歪みが多かったので、試す前からがっかりした。

実は、あとで、単体での特性とアンプに付けての特性が違うことが分かった。この原因は分からない。アンプの場合、単体と前後の回路が違うせいだろうか。

がっかりはしつつも、折角買ったのでアンプに付けて特性を測ると、(いつものように、どうしてか、)コンデンサの前に抵抗(1kΩ)を入れると内部コンデンサ(元々のもの)と同様にフラットな歪みになった。落ち着いて試し、かつ、手軽に他と比較できるようにするために、(半田付けしなくても)しっかり接続できるコードを作り、かなり大きい(約3x2cm, 大き目のキャラメル2個分くらい)ので置ける場所は ほとんどないのだが、何とかケース内に置き場所を見付けて仮設置した(ものすごいありさまだが、これが良ければ基板の下辺りに置くつもりでは居た)。

聴いてみると、(僕の印象では)「なんか嫌」だったTDKよりはずっと良かったが、内部コンデンサよりいいとは言えなかった。

最初は低域が少し「ぼわん」とする感じだった。ただ、なぜか全然駄目な訳ではなく、低音がリアルに聞こえる場合もある。それから、今までは普通に(どちらかと言えば元気に)聞こえていた低音が弱くなったり軽目に聞こえることもあった。更に、ベースとバスドラが潰れたような、変な感じになることもあった。

高音も同様で、シンバルなどが若干弱く聞こえるものがある一方、クリアさとともに奥行きや広がりが出たように感じるものもあった。

そういうところを見ると、演奏(ジャンル、アーティスト、楽器)や音源(音質、音作り)を選ぶ(= オールマイティではない)のかも知れない。自分で測った限りでは特性(振幅、位相、歪み、雑音)に有意な差がないので、何がそういう差を生むのかは全く分からないが・・・

そして、今朝からは軽いながらも耳閉感や圧迫感が出た。疲れや耳の調子が悪いのが主な原因だとは思うが、内部コンデンサに戻すと治るか軽くなるので、何かが違うようだ。

結局、PARC Audioのコンデンサは(僕には)「挙動不審」(、「不思議ちゃん」?)で、少なくとも僕や僕のアンプとの相性は良くないことは分かったので、内部コンデンサに戻した。それにしても、内部コンデンサ(推定: パナ ECPU)は なかなか優秀(聴いて驚くということはないが、「卒がない」って感じ)で感心する。

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5件のコメント

  1. あき:

    初めまして!
    パーツの中には、使い始めに不快な音を出すものがあるので、お気持ちをお察しします(笑
    100時間くらいならしこみするといい方向に変わってたかもしれませんね〜
    私はどのコンデンサにするか調べているところで、こちらのページにたどり着きました。
    他のページにも寄らせていただきます!

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  2. れんと:

    ●はじめまして。お読み下さって ありがとうございます。

    その後、このアンプに代わるアンプを作っていて気付いたのですが、この時はコンデンサに繋ぐコードが長く、また、接続が今ひとつ確実でなかった可能性があり、その影響でも音が悪くなっていたかも知れません。

    この時は「試し」だったのでそうしたのですが、やっぱり接続はなるべく短く、しっかりすべきでした。

    それから、おっしゃるとおり、エージングもあるかも知れませんね。

    あと、この頃は耳の調子も今ひとつだったので、その影響もあったと思います。

    なかなか簡単ではないですね^^

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  3. れんと:

    ●思い出しました。

    コンデンサは音に影響しますので、なるべく使わないほうがいいです。特に、この投稿に書いたカップリングコンデンサは、使わないに越したことはないです。

    それで、前のコメントに書きました今使っているアンプでは、カップリングコンデンサは使っておりません。

    ただ、スピーカーのネットワークなど、どうようもないところはありますね。

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  4. あき:

    どうもこんにちは。
    コンデンサの接続線が長いのは、あまりよくなかった経験がありました。
    こちらのサイトさんによると、parc audioの音は一番無い音だと酷評されてますね〜
    https://neiroya.info/audio/capacitor-hikaku

    なので私はmonacorのコンデンサー(スピーカー)を試してみるつもりです。
    アンプの場合はコンデンサを使わないよいにすることは大変参考になりました!
    コンデンサを使わないとなると、代わりにどのような部品構成にするのでしょうか?

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  5. れんと:

    ●ページのご紹介、ありがとうございました。やっぱり、PARCは駄目だったんですかねえ・・・ 「いい」と書いてあるページもあったのですが。

    アンプの信号経路にコンデンサを使わないようにするには、DC構成にします。では簡単過ぎますので^^、僕が分かっている範囲、かつ、僕が作ったアンプ(と言ってもキットです)を例に説明します。

    アンプにコンデンサを入れるのは、基本的には直流がスピーカーに出て破損させないためです(あと、直流を増幅すると効率が悪くなるかも知れません)。そこで、例えば、コンデンサをアンプの入力に入れれば、そこで直流がカットされて増幅されなくなるので、出力に直流が出る可能性が下がります。

    (ただ、ここでコンデンサの特性で音が変わってしまいます。)

    ただ、アンプ自体にオフセット(誤差のようなものです)がありますので、それが増幅されてスピーカーに出ます。いいアンプなら充分小さい(数十-100mV程度)ですが、大きいものもあります。

    そして、前の機器から直流が入力された場合や故障時などに出力に直流が出てスピーカーを破損させないため、市販のアンプには、スピーカー出力の前に、直流が出たら出力を切る保護回路が付いています。

    そして、上記の直流カット用コンデンサをなくすには、アンプのオフセットを充分小さくし、更に、例えば、DCサーボという、アンプから直流が出たらそれを差し引くような回路を付けます。

    それでも、何らかのトラブルで直流が出る可能性があるので、上記の保護回路は必要です。

    なお、真空管アンプは基本的に出力にトランスを使っているために直流は出ませんので、こういう仕組みは不要です。とは言え、直流を増幅すると効率が下がりそうなので、入力にはコンデンサが入っているかも知れません。

    なお、部品構成(とまで細かくないですが)としては、シンプルに、

    入力-(ボリューム)→増幅回路→保護回路-出力
            |←DCサーボ←|

    となります。

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