春になり、近くで鳩の鳴き声が聞こえるようになった。きっと、飽きもせずに巣を作っているのだろう。それにしても、コウモリもそうだが、冬の間は見なかったが、彼らはどこに居るのだろうか?
さっき、食事中にベランダに張った網の外に鳥の影を見て、「鳩が入れずに諦めたか。学習できない馬鹿な奴め」とほくそ笑んでいたら、少ししてからもまた姿が見えたので、何かおかしい気がした。良く見たら、鳩より小さ目の灰色の鳥(ムクドリ?)が、なんと、網の中に居て、出ようとしてパニクっていた。
その姿を写真に撮ってもおもしろそうだったが、早く出したい気分だったので、撮っていない。
網の上方の張りが緩めのところから入ったのだろうか、そこは内側に折り返しているので、入ったら出られない。他からも無理だ。面倒だけど、そのままにしていたら、声や物音がうるさいし、(パニックのせいか)糞を撒き散らすし、そのうち死んでしまって厄介なので、面倒だが、煙草臭対策のために塞いでいる窓の詰物を外して開けて、掴んで出してあげた。出すのは、網の下を少し持ち上げればいいので容易だった。
まさか、僕が自分の手で生きて居る鳥を掴む・掴めるなんて、思っても居なかった。
ムクドリの身体は意外に あたたかく柔らかく、妙にいい(悪くない)感じだった。なるほど、ダウンが暖かいのもこういうことだろう。しばらく触って居ないが、猫にも近い気がする。
なお、再び入られないように対策をしたいが、今はアンプ作りで疲れ果ててパワーがなくてできないので、もう一度入って来たらすることにした。※ 上部の網の折り返しを外に出せばいいのかと思うが、新たな問題があるかも知れないので、そう簡単ではなさそうだ。
※ただ、たまたま僕が部屋に居ない時に入って来たら ひどことになるが、その時は仕方ない。
PS. 題でちょっと触れた本(川上弘美 「蛇を踏む」(1996))は、当時読んだ気がするのだが、手持ちにはなかった。読んだけど手放してしまったか、読まずに見送ったのか。今、あらすじや口コミ(理解不能みたいなのが多いw)を見ると、なかなかおもしろそうで読みたくなったが、やっぱり最初の1ページで停まってしまいそうなので止める。
そうか、気付いたら、台所に「ムクドリです」とか言って女性が立っているかも知れないな。鶴の恩返しにも似ているがwww
naoki: 2021-04-04 21:42
「(助けて頂いた)ムクドリです」ですが、網を張ったのも れんとさんですねw
れんと: 2021-04-04 21:47
●やっぱり お見通しでしたかwww