疲れつつも次期アンプの製作は鋭意進んでいるが、作ったり問題が起こったり、作る前や問題解決方法を探るために調査やシミュレートなどをしているとアイデアが浮かんで来て、試しては失敗・成功したりの繰り返し(更に、その失敗についての調査やシミュレートすると、別の案も出て来る)で、なかなか進まない。

近頃は、使おうとしているスピーカー保護IC μPC1237(以下、1237)がかなりイケてなく、その欠点に対応するのに苦労するのが馬鹿らしいと感じて来た。例えば、以下のような問題がある。

  • オフセット検出は左右合算なので、オフセットが逆相の場合には正しく働かない。
  • 電源on時のミュートなど、使わない機能を無効にできない。
  • オフセット入力端子(ピン2)のしきい値の変更が困難かつ正負の設定電圧が非対称かつ(設定のための抵抗値が)LPFの特性にも関係する。

同時に、近頃はトランジスタの使い方(といっても、まさに序の口でしかない)を覚えてしまって、昨夜、ちゃぶ台返し的なアイデアが浮かんだ。

1237なんて使わなくてもできるじゃん!

偶然もあるのだが、1237のオーバーロード端子(ピン1)でオフセット検出・ミュートを行うために作った絶対値回路に1.2V(電池)を入れた時の出力が大体0.6-0.7Vで、1237のしきい値(約0.67V)にうまく合うのだが、同時に、この電圧はトランジスタがonになるベース-エミッタ電圧(約0.7V)に近いことに気付いた。

少し前にトランジスタでリレーを駆動するのに成功しているから、1237なんてすっ飛ばして絶対値回路をトランジスタに繋げばリレーが動かせるはずだ。

と考えてちょっと試したら、確かにできてしまった。絶対値回路に電池を繋いでオフセットが出ている状態にしたら、リレーが動いた。

 

まあ、実際に使うにはいろいろ解決すべきことはあるのだが(例えば、左右チャネルの絶対値をどうやって合算するか: ただし、オペアンプは増やしたくない)、しょうもないICを使って手間や部品を増やすよりは、ダイレクトな回路でスカッと行きたい気がして、作業が停滞しつつあるwww

 

PS. さっき合算する回路を考えて、シミュレータではまあまあ動いたのたが、何とも破天荒な感じで、自分でも「これ、いいのか?」と不安を覚えている。オペアンプでリレーを駆動するのは ちょっと(気が引ける)なあ・・・

2チャネルの絶対値を加算して(差動で)トランジスタに入れ、リレーを駆動するアイデア。

僕はアナログ回路をちゃんと勉強してないので、常識的な作り方の知識が乏しく、ソフト屋的な、「論理的に(あるいはカットアンドトライで)できれば動く(だろう)」みたいな感覚で作るから、妙な回路ができるのだろうと思う。そういう点では、回路シミュレータはすごく便利だ。爆発も発火も火傷もせず、部品も減らずに何度でも「安全に」試せるw ただ、それで余計なアイデアが浮かんで、却って時間が掛かってしまうかも知れない。

シミュレータの次の段階用にブレッドボードや「ミノムシ」もすごく便利なのだが、欠点も多いのが残念だ。

PS2. 上の回路を検証したら、オペアンプの電流が過大になる場合があることが分かって、さすがにそれはないので、トランジスタを2個に増やして いくらか真っ当にしてみた。ダイオードや抵抗を使って加算すると振幅が小さくなってトランジスタがonできないので、ハードではアナログよりは得意な論理回路のOR回路がひらめいて、参考にした。

2チャネルの絶対値を元に、トランジスタのOR回路でリレーを駆動するアイデア。

それにしても不思議なのは、検索すると出て来る、片チャネル当たりトランジスタ2個を使って入力の振幅がしきい値(約0.7V)より大きいかの判定をする回路が、負電圧の場合にはシミュレータでも実際も動かないことだ。ただ、その回路の製品もあるので、僕が何かヘマをしているのは確かだが、謎は多い・・・

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