昨日、部屋のスピーカーの特性を定期チェックしたら、なぜか左チャネルの特性が少し変わっていた。主に700-800Hz付近の山の形や頂点の周波数が変わっていた。具体的には、前回までは690Hzが高かったのが780Hzが高くなった。昨日はその辺りのイコライザのフィルタを調整して しのいだが、やっぱり原因が気になった。

約半年の間に700-800Hz辺りの特性が変わった。: L: 青: 前回(2021/6), 紫: 今回(2022/1)

なお、変化は悪いことばかりではなく、上のグラフを見ると分かるが、160-200, 370-400, 500Hz, 1k, 2.6kHz辺りの多くの山が なぜか低くなっているのは いいことだ。

新たに頂点になった周波数(780Hz)の波長を計算してみると、大体44cmだった。それで、そのくらい、あるいはその整数倍の隙間や音の経路差で音が強まっているのではないかと推測した。それで、前回のチェック(去年の6月)からスピーカー周辺で位置を変えたり追加したものはあるか考えたが、特になかった。何も変えていないのに特性が変わるのは不思議だが、可能性を考えた。

まず、メインディスプレイと壁の間隔が44cmくらいで、そこで共鳴しているかと考えたが、元からそうだし、右チャンネルには影響がないし、変えようがないので却下した。

ただ、何か変えようがあるかも知れないので、あとで試したい。

次に気になったのは、初冬に窓に張ったシートである。シートはガラスより手前にあるから、それで反射するなら、その分経路が短くなって周波数が高くなるだろう。ただ、計算してみたら合わなかった。そもそも、シートよりガラスのほうが反射が強そうだ。

それから、気温が下がった影響かと考えたが、温度が下がると音速が下がって、同じ波長(経路差や隙間の間隔に関係する)の周波数は低くなるから今回とは逆である。

更に、床での反射を考えた。前述のとおり、置いてある物や位置は変わっていないから反射の仕方も変わっていないはずだが、調べてみると、スピーカーとマイクの距離と、スピーカー-床-マイクの距離差は90-94cmで、780Hz辺りの波長44-49cmの約2倍となるから強まりそうである。

それで、床への入射を抑制しようと試行錯誤したが、なかなかうまく行かなかった。一番抑えられたのは、机の脇(スピーカー側)に平らにした段ボール箱(= 段ボール板)を立てた場合だった。ただし、机から20cm近く上まで伸ばさないと効果がなかった。これより、どうやら、机の天板での反射も効いていそうなことが分かった。

ただ、そのように遮蔽板を設置すると高音が遮られてしまうので、実施はできない。諦めようと思っていた時に、思い出した。今年のカレンダーのために、それまでスピーカーの直近に置いていたペン立てや猫の置物を反対側に移動していたことを。そんな小さい物は関係ないとは思ったが、ダメ元で元の場所に置いたら、なぜか効果があった。

実際には、前回測定後に作った光・温度センサが元の位置にあって少し位置が違うせいか、完全に同じ特性にはならなかったが、結構良くなった(グラフ1(L, イコライザなし): 調整(ペン立てなどの移動)により、紫だったのが水色となり、前回の青に近付いた。また、イコライザでの補正もれが少なくなった。 → グラフ2(L), グラフ3(LR, 全域))。

なんでそうなるのかは新たな謎だが※、ペン立て(マグカップ)の表面で音が乱反射や屈折し、あるいはカップの凹みで共鳴して、うまい具合にその辺りの音が弱まるのだろうか。

だとしたら、逆に音に悪そうだが、ひとまず山が下がったので、今のところは良しとする。

※あと、これに気付くまでペン立てなどを移していた右側の特性が変わらない理由も謎だ。

 

(1/8 14:52) その後、更に原因を調べたが分からず、しかも、ペン立て(マグカップ)を置いても改善できなくなってしまったので、迷宮入りだ。大きな問題はないので保留としたが、今までのところ、以下(単独でなく、組み合わせ)が原因の可能性があると考えている。

  • 机の天板での反射: 天板(スピーカー側)にマットを敷いたら改善できた。
  • 床での反射: 上述のとおり。
  • メインディスプレイのケースの共振: 叩くと800Hzに近い音が出るが、ゴムテープを貼っても改善できなかった。ゴムテープは軽くて無意味なのか、中の空間が鳴って居るのかも知れない。
  • メインディスプレイの背面と壁の間での共振: 斜めにしても変わらなかったので、関係ない?
  • 工事の騒音: 関係ない可能性が高い。

(1/8 20:45) 原因を知りたかったので、主にメインディスプレイでの共振関連を試したが、関係なかった。更に他の可能性を調べたところ、なんと、左スピーカーの脇に置いたカレンダーが悪かったことが分かった。あんなに小さくても結構な影響があることに驚いた。板なので800Hz付近の音を反射して強めるのだろうか?

そして、(妙だとは思っていたが)マグカップ(ペン立て)には音を改善する効果は ないことが分かった。マグカップを置いて特性が改善されたのでなく、カレンダーを置かないことで変な特性でなくなったのである。それで、今は再びカレンダーを本棚に置いて、元の特性に近くなった。

完全に分かった訳ではないが、ひとまずは片付いたので「ヨシ」。

 

PS. カレンダーのいい置き場所がないのだが、とりあえずは本棚に置いている。ちょっと遠いけど、普段は使わないので良しとするw

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