気が向いたので、ちょっとKopia(クラウドストレージ対応のバックアッププログラム)を いじってみた。(「いじった」程度なので今後変わる可能性はあるが、)結構気に入った。今使っているduplicacyより ずっと使いやすい印象だ。

まず、ドキュメントが しっかりしていて分かりやすいし、GUIは気軽・手軽に使えるし(ちょっと試すのに充分良い)、CLIはduplicacyと違って「すっ」と(自然・普通に)使える。もちろん、その出力も分かりやすい。

duplicacyは ほとんど真逆で、ドキュメントは貧弱かつ分散している(いつも探す羽目になる)、(GUIは有料なので使ったことがない、)CLIは何度使っても分かりにくく、引数の指定も すぐには分からず、間違いやすいから神経を遣うし、出力だって分かりやすいとは言えない。。。

なお、現在のKopiaのGUIは(僕を含む多く?の人が大嫌いな)Electronベースだが、Goで作る計画もあるようだ。ただ、今でも、web版(サーバーモードで動かす)なら(大食らいの)Electronを使わずに済む。

事前に調べて気になって居た、ストレージの認証情報(キー、パスワード)が設定ファイルに平文で書き込まれるためにセキュリティ上の不安がある件は、それらを環境変数からも取れそうなので 何とかなりそうだ。

バックアップ対象(基本的に除外)の設定はgit(gitgnore)と同様とのことで、(duplicacyより)機能は少ないものの、設定(想定)どおりに動く印象だ。設定ルールはサイトには詳しく書いてないが、gitgnoreのドキュメントを見れば分かりそうだ。そもそも、gitgnoreは いつも使っているからとっつきやすく、単純明快なのがいい。

duplicacyはバックアップ対象指定の機能は多い(対象/除外それぞれにワイルドカード/正規表現での指定が可能)ものの、そのせいで設定がグチャグチャになり、そのうえ謎が多くて、どう設定すれば思ったように動くのか分からず(対象と除外の順序関係が難しい)、いつも試行錯誤している。

そんなことになるのなら、Kopiaのように既存のものを使って、作る手間も使う手間も省くほうがずっと賢い。

バックアップ対象設定の動作確認も、duplicacyより ずっと やりやすい。duplicacyはdry-run+デバッグモード(上記のように設定が謎なので、「どうしてそうなった?」を出す必要がある)で起動して、長くて見にくい出力をチェックしなくてはいけないが、Kopia(コマンド: kopia snapshot estimate --show-files)は出力が簡潔なので、見ればすぐに分かる。もちろん、バックアップ対象のファイルが多い場合は出力も長くなるが、duplicacyよりは ずっと分かりやすそうだ。

という訳で、試す価値は充分ありそうなので、更にいろいろやってみたい。

なお、Kopiaは まだV0.11なので、正式に使うのには適さないと思うが(とは言え、ちゃんと使っているユーザーは多そうだ)、まあ、その分ゆっくり試せるとも言える。

 

PS. Kopiaはduplicacyより ずっと使いやすいものの、どちらも使ったことがない場合は、最初に これらの動作(バックアップ方法)の概念や概要や用語を理解する必要がある。これらは普通のファイル単位のバックアッププログラムと違う(対象をブロック化し、重複排除し、変更履歴を保存して格納する)ので、そこがハードルになるかも知れない。が、一旦分かれば、どちらも基本的には同様である。

PS2. わがままなので、まだちゃんと使ってもいないのに、「実はKopiaよりもっと いいものがあるのではないか?」などと思ったりもするが、まあ、それも おいおい調べてみたい。とは言え、最高のものでなくても、duplicacyより使いやすければ それで充分という気は大いにする。

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