僕もそうだけどPCも なかなかの年代物(>10年)で、普段遣いには全く問題はないものの、部品などが劣化して たまに問題が起こる。今回は、(先月くらいから)どういう訳か、バックアップ用のUSB3接続のHDDケース(複数台を入れて大容量にしている)に大きいファイル(例: VirtualBoxの仮想ディスク, 数GB)の書き込み中に接続が切れて、バックアップが失敗するようになった。
試行錯誤してみたら、HDDケースに対する転送速度を制限すると問題が起こりにくいようだ。再発するたびに上限を下げているのだが、昨日も起こったので、約50MB/sまで下げたら大丈夫になった。が、これではUSB2(480Mbps≒ 60MB/s)より遅くてUSB3の意味がない。それでHDDケースはUSB2で繋ぐことにした。
どこが劣化したのかは分からないが、以下のいずれかまたは全部だろう。
- マザーボード(ASUS P8H67-V)のUSB3ホストコントローラチップ (ASMedia 1042)
- HDDケース(Century 裸族のインテリジェントビル5Bay)のコントローラ
- HDDケースに入っているHDDのいずれか
以前からマザーボードのUSB3は挙動がおかしい(例: USB3のデバイスを接続しても認識しないことがある)ので、きっと、コントローラがおかしいのだろうとは思うが、だったら最初から駄目な気もする。ということは、HDDケースも劣化してていて微妙なタイミングがズレるとかかも知れない。
そういえば、マザーボードの他のコントローラもイマイチなのを思い出した。: IDEコントローラが載っているが(レガシーだけど当時はIDE(ATA)のHDDか光ドライブを持っていたので、それで選んだ)、買った直後から うまく動かなかったのでSATAだけにした。そうだ、PS/2(キーボード・マウス)も今一つだったので、諦めてUSBにした気がする。
結局、時代的にレガシーなインタフェースをサポートしていたけど、無理があったのかも知れない。逆に、USB3は新し過ぎて未熟だったのか・・・
HDDケースの問題としては、電源が弱い(壊れる)と読んだことがあるので、それかも知れない(確かに、たまに起動しない)。連続して高速転送をすると電圧が変動・低下するのか? まあ、もう10年以上使っているから壊れても仕方ない。逆に、完全に動かなくなれば手を出す気になるが、微妙に動くから始末が悪い。
あと、マザーボードのUSB3が駄目な場合に備えて、USB3インタフェースカードを買おうかと思ったのだが、いかんせん、古い機種の人にしか需要がないせいか、安くてマトモなものがない。低価格のものは、どの機種の口コミを見ても、「認識しない」、「相性が悪い」とか僕と同じ問題(転送中に接続が切れる)が起こるとか書いてあって、気軽に買う気にならない。
まあ、USB2でのバックアップが実用にならない場合に買えばいいと思っているが、気長に待てばいいだけだから大丈夫だろう。問題になるのは、フルバックアップ・リストアのように、ものすごく大量のデータを読み書きする場合だ。
いずれにしても、(以前にも書いたが、)そのうち「ドカっ」と壊れて再起不能になるような気がしてならない。が、ちゃんとスペアは あるので、(頑張れば)臨時復旧できるはずだ。
「その日」と、前回も書いたARMベースのLinuxデスクトップPC(今はMacが有望)が「ちゃんと使える」ようになるのと どちらが先かは重要な問題であるが、考えても分からないので、状況をしっかり注視しつつ、丁寧に善後策を検討しているw
(8/8 6:11 わずかに修正, 8:43 わずかに追加)
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